スティアード王国はある時、資源を目的としてブルート帝国より宣戦布告を受けた。版図拡大の勢い凄まじい帝国は軍事も強大であるが故、弱小国であるスティアード王国は建国より300年の歴史に幕を下ろすかの節目に立たされていた。
そんな中で、建国
以来最年少で国家魔術師に任命された神童、ガルアス・フォン・ブルームが立ち上がった。
生まれ育った祖国を守るため。彼は現代においては失われた力である魔導を、家宝である【漆黒聖典】を読み解くことでその身に手に入れることに成功する。
そうして迎えた戦争において、ガルアスは大活躍を見せ、まさかまさかの圧勝劇にて戦争に幕を閉じた。
一時は、国を救ったヒーローとして称えられるガルアス。
しかし、その強大すぎる力は国王をはじめとした貴族たちに恐怖を植え付けていた。
「国家魔術師ガルアス! 貴様を国家反逆罪に処す! 衛兵ッ、ガルアスを捕らえよ! 地下牢にぶち込んでおけ!」
そんな折、等々国王が行動に出る。
なんと、国家を救った英雄たるガルアスを、疑心から国家反逆罪に処したのである。
「この俺を裏切ったこの国には、俺自ら鉄槌を下してやる。簡単には殺しはしない。じっくりと、ゆっくりと。そして凄惨に、貴様らを殺してやるッ⁉」
憎悪に燃えるガルアスは、そんな言葉を吐き捨てて。
漆黒の炎を身に宿しながら、国外へと逃亡するのであった――
※本作はエロシーンを挿入予定はございますが、エロ重視というよりもシナリオ重視となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 22:10:23
7099文字
会話率:35%
昭和浪漫。
カリスマ気取りの写真家の大仰な惨劇的自虐妄想。
自尊心の強い染矢(そめや)は、自分を崇拝する清楚な情人から失望されるのが恐ろしく、冷静沈着を装っておるが、その内心に貯め込んだあらぬ嫉妬と猜疑心がついにこらえきれず、暴力的な情欲
を爆発させるが……。
仰々しい恋愛文芸を装いながら、つまるところはラブコメです。
~ほのぼのハピエン。
2011年春・執筆、2021年6月晩春・再掲折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 12:49:49
33145文字
会話率:21%
魔女裁判が激しさを増した時代、人々は疑心暗鬼になり恐怖に狩られて魔女を告発し私刑を与えていた。両親を失い兄弟と慎ましく生きていたエマにも、その魔の手が忍び寄っていた。村人達から逃れるように、村を去るエマだったが不慮の事故から見知らぬ世界へと
招かれてしまう。隻眼の美しき戦神ヴィズル。そして彼に使える双子の執事。知識と魔力に長けるが、傲慢で女好きのヴィズルに反発しながらも歌姫として溺愛される。
双子の執事の淫らな奉仕と、戦神に愛される事になるのだが……。
※陵辱表現も有りますのでご注意ください。
※複数人も有ります。
※シーンにより流血表現、残酷な表現がある場合があります(性描写ではありません
※性描写は濃い目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 10:35:48
135469文字
会話率:41%
ごく平凡なOLの森栖七海は、夢から醒めた時、魑魅魍魎ひしめく迷宮にいた。
傍で護ってくれる冷静沈着な魔法遣いは、強く、美しく、親切で優しい…けれども理由が判らない。言葉も通じない。
猜疑心を抱きながら惹かれていく。狂気の迷宮で二人、ただ一つ
の出口を探し求める幻想怪奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 08:51:50
140379文字
会話率:26%
これはアメリカの出来事かもしれない。作者は
飽きぽくっ集中力が持続しないのはたいした
問題ではない。
これは『タッカーとデイル』から着想を得た
疑心暗鬼と狂気の物語、である気がする。
未完になったら申し訳ない。
最終更新:2021-01-03 11:50:30
1163文字
会話率:13%
202x年。世界は平穏とは程遠い疑心暗鬼という化物が蔓延していた。
犯罪防止の名の元に罪は厳格化され、町中から更衣室に至るまで監視カメラだらけになっていた。
それはあまりに息苦しく、監視社会以外何物でもなかったが、それでも国民の反発は少
なかった。
安全と治安のための多少の犠牲を厭わない。そんな風潮があまりに強すぎた。
もちろん、いくら国民が黙認しても副作用は多く発生した。
この高度な監視システムは昔なら見つからないような些細な罪も問答無能で暴いてしまうからだ。
その結果、愛する夫や妻が突然逮捕される悲劇が少なからず発生した。
国が国民を監視し、国民が逮捕された人物を監視する。
これはそんな狂った監視社会で起きたほんの小さな些細な事件のお話。
※こちらの作品は、『羞恥の空』様の作品『監視社会で生きる人々』の二次創作となっています。
二次創作の制作を快く承諾していただいた『羞恥の空』管理人のFOR様に感謝いたします。
この小説を読む前に原作の『監視社会で生きる人々』を読むことをお勧めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 17:00:00
11675文字
会話率:24%
例えば、真夏の夜に怪談談議のイベントに参加した自分を想像して欲しい
独りきりの家に帰る途中、誰も居ない夜道を歩くと、こんな風に思う筈だ、「いつもと違う、あの道の影にはきっと誰か居るっ」
そんな時はきっと警戒心がMAXになる筈だ
例え
ばストーカー被害に悩まされ、毎日毎日、玄関のポストに呪いの手紙のようなものがはみ出るくらい入っていたら、恐怖で心が病んでしまう
そんな時は警戒心どころか、猜疑心までMAXになる筈だ
そんな中で人を見つければ誰だって心臓の鼓動は早くなるし不安になるに決まってる、
だがこの主人公はそんな中でさえ…警戒される事はない
これはいつ如何なる時も、どんな相手にも、【100%警戒して貰えない】
ちょっと変わった変な話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 12:00:00
98803文字
会話率:62%
人族の栄えるウルナ大陸の隅、神聖な結界に守られた人の入れぬ領域に、エルフの末裔が暮らす小さな村があった。
村の住民は、十人の姉妹だけ。
十姉妹は和気あいあいと仲良く暮らしていたが……その六女であるロクノはある朝、結界が赤く染まっているのに気
づく。
これは……天敵である人族が結界内に侵入したというサインだ。
すぐさま姉妹たちの家を訪ね、その安否を確認するロクノ。
……しかしその結果分かったのは、衝撃的な事実だった。
【自分たちの中に、人族を手引きした裏切り者がいる】
【そしてその人族は魔法を使って、自分たち十姉妹の中に紛れ込んでいる】
異常な状況に、お互いを信じられず疑心暗鬼になる十姉妹。
しかしそんな中で、ロクノはなんとか自分たちの中にいる『人族陣営』を排除するべく、行動を開始するのだった。
人族に襲撃され”淫紋”を刻まれてしまえば、性奴隷に。
仲間の信頼を得られず『懲罰室』に入れられてしまえば、仮死状態に。
そして姉妹たちに与えられた武器は、エルダート神による”占い師”、”霊能者”、”狩人”の三種の加護。
……己の貞操と村の存亡を賭け、ロクノと姉妹、そして淫紋術士たちの頭脳戦が、今、始まる。
※※※ この小説にはアンケートフォームが設置されており、その投票結果によって展開が変わります。あなたの考察と投票で、村をハッピーエンドまで導いてください! ※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 21:00:00
112375文字
会話率:19%
初恋の相手と親友の浮気を期に心が変わってしまった主人公「橘 結羽」。
愛に疑心暗鬼となり相手を信じられなくなった
彼女は本当の愛を求めて禁じられた方法で永遠の愛を探してゆく。
「これなら終わらないね」
そう言って笑う彼女の目には、
もはや愛した人の姿は写ってなかったのである。
それは時として男性だったり女性だったり……
多くの犠牲を出した彼女がたどり着く結末は、
果たして幸せな終わり方なのだろうか。
エピソード事に変わる愛の形と、
変化していく結羽の精神を描いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 04:04:07
423文字
会話率:5%
前世を思い出した黒瀬舞は、
自分が「さよなら理想郷 おはよう地獄」という、
夏休み最後の一日、クラスメイトを校舎に閉じ込め疑心暗鬼の殺し合いを引き起こす黒幕、
黒瀬誠(くろせまこと)の義妹、黒瀬舞(くろせまい)として生まれたことを知る。
品
行方正、文武両道の完璧で人気者な兄が大量殺人鬼にならないよう、
黒幕だった兄が抱えていた「全て自分の思い通りになるからつまらない」という考えを壊すべく奔走するが……
※小スカ・おもらし・拘束具・鏡描写あり(順不同)
※なろうで掲載していた、
「デスゲーム漫画のクラスメイト全員を死に導く黒幕殺人鬼の妹に転生して失敗した」
の続編であり番外編です。
※性描写は第二部の繰り返される惨劇の一夜の二話からです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 13:57:07
94139文字
会話率:23%
兄を好きになることの何が悪いのだろうか。
血の繋がりがあるかないかの些細な違いに惑わされて彼女の愛を貶す。
次第に自分の愛さえ猜疑心に満たされ、遂に兄に告白するも無惨に散り心には空虚が生まれた。
そうして、増し続ける飢えは形を成して兄に降り
かかるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-15 18:07:25
124064文字
会話率:22%
人々から聖女と崇められるアステーゼは、裏では意に沿わぬ性行為を強いられる生活を送っていた。終わりの見えない彼女の灰色の日々に飛び込んできたのは、『世界一の盗賊』を名乗る、ちょっと(頭の)おかしな仮面の人物だった。
※GL注意
最終更新:2018-10-27 08:00:00
39033文字
会話率:36%
[記憶のかけら]そのあとのお話。
戦国時代に
車ごとタイムスリップした上杉真由美49歳
独身生活をエンジョイしてた過去に、
報われなかった今までの生活に、
おさらばです。
久しぶりの恋にときめきながら、
知恵と度胸で日常を切り開いていく
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 10:00:00
52807文字
会話率:7%
SSSランク冒険者であり剣の達人でもあったエスラは、魔王討伐のための勇者パーティに入っていた。だが、勇者が手柄を横取りされるのではと疑心暗鬼になり、強力な魔物の前に置き去りにされてしまう。こんなものに負けないとどうにか一人で倒そうとした彼の
前に現れたのは、敵であった魔王ハロルだった。そしてエスラはとある理湯により魔王に気に入られてしまう。そしてその後知ることとなる魔王側と勇者側の事情とは? 最後はハッピーエンドです。
世界は「パーティを五回も追い出されたSSS冒険者の僕が、幼馴染(公爵令息)にベッドに引きずり込まれるまでの出来事」とつながっていますが、単体でも楽しめます。
短編予定だったのですが、長編形式に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 21:00:00
29763文字
会話率:38%
かつて大陸を支配した王も、元を正せば大陸南部を拠点とした小国の君主であった。
軍馬に跨り、戦場を駆ける君主に常に付き従う者が二人いた。
一人は後に君主の妻となる女剣士。
もう一人は軍師として仕える青年。
幼い頃より共に笑い
、泣き、苦楽を共に過ごした親友達であった。
やがて君主は大陸を平定し、強大な帝国を築く。
女剣士を正妻として迎え、軍師として仕えた青年も妻を迎えた。
帝国は益々栄えるはずだった。
しかし、君主は全ての頂点に立つ者として
『大陸に平穏を保たねばならない、再び戦乱の世に戻してはならない』
という思いがあった。
いつの頃からか、君主は人の心を疑うようになった。
今、この座を奪われては、再び大陸は戦乱の世に戻ってしまう、と人の心を疑う思いが日に日に強くなっていった。
そして王の心が闇に閉ざされるきっかけを作ったのは皮肉にも、王の世継ぎが誕生した日だった。
側室を持たなかった王には待望の世継ぎであったが、生まれたのは元気な女の子であった。
さらに王妃の産後の容態が悪く、そのまま帰らぬ人となってしまった。
赤ん坊を前に王は、一つの結論に辿り着く。
――――疑わしき者は全て消さなければならない――――
そしてその日を境に謀反を疑われた者は全て処刑された。
その中には無実の罪を問われた者の少なくはなかった。
あまりに度が過ぎた粛清に対して、かつて軍師は君主に諫言した。
しかし、もはや疑心暗鬼の塊と化していた君主はその軍師を筆頭にその一族郎党を全て処刑してしまった。
王は自ら親友を処刑した事で自責の念に駆られたのか、ようやく冷静さを取り戻したが既に時は遅く
王は臣下、万民から『魔王』と呼ばれ、恐怖の対象となると共に多くの怨恨を背負った。
時は流れ、剣と魔法がやや翳りを見せ始め、新たに鉄・火薬・蒸気が新しい文明を築き始めた時代
長年にわたる帝国の圧政と強引な併合政策に耐えかねた辺境の諸国や少数民族が各地で反発、そして帝国内部にも王に反する者達がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-08 17:20:57
17717文字
会話率:48%
わたしは死に場所を探しに母方の祖国であるアーティナ国に辿り着いた。
数百年以上の大戦でどこの国も疲弊し、敗戦国となってしまった中、スゥィテランド連合国のある男から壮大な計画を持ち掛けられ、どうやって死んでも同じだと思ったわたしは頷いた。
気
が付けば持ち上げられていく生活の中、わたしはようやく手にした温かみとその脆さ、出生国とは違う人の感情を知る――。
ある猜疑心の強い女性が王妃になり、得てしまった温かさを上手く受け取られない中で周囲の人々と国を再興していく日常系に近い物語です。
拙作『リオン』に登場する同タイトルの真実の物語です。
時々に、人によっては残酷描写があると思われますのでタグに指定しています。
不定期更新になります。
予告なく性描写も入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 00:00:00
35899文字
会話率:34%
時は先の大陸統一戦争から、200年ほど経った時代。
アルサーム王国の第11代目の国王、エルド11世は、国号をアルサーム帝国と改め、その初代皇帝となるが、なんと王妃のサトによって、殺害されてしまう。
そのあとを継いで皇帝となったのが、元は東京
都内の学校に通っていた、冴えない中高生、玲音晴人(れおん・はると)として過ごし、こちらの世界に転生してきた、レオンハルト将軍だった。
やがて、レオンハルト1世として即位したわけだが、ある戦いで遠征先にいる間に、アルサーム帝国の王都が、ゲオルギア帝国によって、乗っ取られてしまうのだった…。
レオンハルト1世はその後、王都を奪還するため、また、ゲオルギア帝国を倒すための戦いを始めることになるのだった…。
この物語はフィクションであり、実在の個人、団体などとは関係ありません。
また、作中には、セクハラやわいせつ、女性蔑視(べっし)とも受け取れるような表現などもあり、作中の登場人物たちがそのようなセリフを発することもありますが、全てこの小説の中だけのフィクションの話です。
それでも苦手だという方にはオススメできかねますので、あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 00:11:02
108499文字
会話率:27%
「俺は一夜、その男に買われたのさ」
哲郎は、草介が放った言葉の意味を測りかね、表情を窺った。 うねりの強いクセ毛を肩に垂らした大男の、何処か胡散臭い髭面をじっと見つめた。──そして、露骨に眉を顰めた。
「男、にか」
諭利に恋する
、とある貴族のお話です。
※ 【BL】・【残酷な描写あり】と表示していますが、それを期待して読むとガッカリするような内容です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 15:23:31
150302文字
会話率:15%
人生で初めての痴漢にあった俺は、
東京という町に底知れない不信感を抱いてしまった。
周りが全て敵に見えてしまう…。
疑心暗鬼に陥った俺はサキュバスを召喚し、
手当たりしだいに搾精を始めるのだった…。
最終更新:2017-08-05 22:43:01
732文字
会話率:33%
望月 蓮は製品管理業務を請け負う会社に勤務するサラリーマン。そんな彼にはイケメンで商社勤務の工藤壮登という伴侶がいる。蓮はΩ、そして壮登は稀少種であるαだ。国の少子化対策によってΩの地位が保護されている中で、蓮は大きな悩みを抱えていた。そ
れは結婚して半年が経つというのに妊娠出来ないこと。Ωの妊娠率はほぼ100%と言われているが、未だに妊娠の兆候はない。病院で検査しても異常はないという。では、その原因は……。壮登の気になる行動、疑心暗鬼の日々……。精神的プレッシャーが蓮を圧し潰していく。
運命の出会いを果たした二人は無事、子を成すことが出来るのか?不妊症に悩むオメガバース!
※不妊症、妊娠等の表現、それに関する医療行為、薬物に関してはすべてフィクションです。
※この作品はフジョッシー、アルファポリスにも掲載しております。
※挿絵イラスト:紅さん
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 16:00:00
15443文字
会話率:35%