禮子(れいこ)は巷の人気カフェーで働く女給だった。ひょんなことから、三つ年下の海軍中尉、郷田遙(ごうだはるか)の妾となり、住まいを与えられてひっそりと暮らしている。お腹に宿るのは彼の子供。だが彼からは子供が男だったら本邸で引き取ると言われて
いて…。ー子供なんてくれてやるという気持ちと、どこか寂しく思う気持ち。婚約者のいる彼を思えば思うほど、禮子の心は揺れ動くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 20:06:22
23167文字
会話率:37%
御転婆な男爵令嬢、瀬戸潔子は兄に無理矢理やらされた野球の試合で公爵令息の伊能隆行という男に気に入られてしまう。強引だが知的で優しい隆行に惹かれていく潔子だったが、隆行にはとんでもない秘密があった。秘密を知ってしまった潔子は彼から逃げようと
するが…。超執着×超純愛でお送りします。
兄とその悪友たちに振り回され続ける潔子。
身分差×純愛の行き着く先とは…?
2夜連続投稿で完結します。
日本の大正〜昭和初期ぐらいのやんわりとした雰囲気設定で書いています。陵辱シーンはありませんが、主人公が躾のため痛めつけられるシーンがあります。
タイトル変更しました。旧タイトル・自由に好きと言えたなら~お転婆男爵令嬢と嘘つき公爵令息の愛~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 20:18:09
26834文字
会話率:44%
声が聞こえた。
この声は一体誰の声だろう。
とても暖かくて優しい声だった。
まって。まってよ。
ぼくはここにいるよ。
おねがい。もうすこしだけまっててよ。
だれかは わからないけれど
かならずあいにいくから。
だから..........!
※こちらの小説はブラウザゲーム大和まほろばこれくしょん「魂これ」の二次創作小説です。主な登場人物は丹波・備後の二人です。X内ではイラストなども書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 06:12:51
11212文字
会話率:50%
時は大正。
江戸幕府が倒れて明治の世を迎え、二度の大きな戦争も終えた新たな時代である。
もはや文明開化の言葉も古臭くなるほどに近代化を成し遂げた日本ではあるが、それでもなお、妖怪や悪霊、鬼と呼ばれるような非科学的な、しかし、実在するならば人
々にとって抗いようのない脅威となる存在が実在していた。
妖怪は人を誑かして破滅させ、悪霊は人に取り憑き魂を奪い、鬼は人を貪ることで食い物とするのだ。
これら魑魅魍魎に対抗する退魔の神聖なる戦士たちが、日本には古来より存在していた。
その戦士たちを、時の権力者たちは『神刀巫女(シントウノミコ)』と、呼んだ。
最強の巫女、守護に長けた巫女、巫女とは異なる退魔の巫女。
これは本来は世界を守るための戦士である少女たちが、一匹の鬼のチンポにあっけなく魅了され、悪に堕ちる話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 00:00:00
75216文字
会話率:25%
没落への道を緩やかに辿る華両院家。
庭師見習いの光太郎は、初めて小夜子を目にした時、その壮絶な美しさに心奪われる。
鬼女と言われる苛烈な小夜子には、哀しい現実が迫っていた。金持ちの後妻となるまで一ヶ月。絶望し、諦めかけた小夜子に、光太郎は救
いとなれるのか。
お嬢様と庭師の身分差ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 12:09:59
31061文字
会話率:26%
時は、大正X年。
「職業婦人になりたい」と願っている白川瑞希 19歳。
「とある事情」で結婚を避けたい彼女は、女子商学校を
卒業後、タイピストの専門学校に通った。
しかしなかなか就職出来ずに、ある日、兄から兄の友人で小説家の
久我 蓮
の口述筆記家として働かないか、との申し出を受ける
向かってみると、蓮の家はあばら屋で、
仕事も小説の口述筆記ではなく、なんと「身の上相談」!!
内容は結構赤裸々!?
そうして蓮の助手として働きながら
使用人である暁に料理指南をしたり
蓮がいないときにだけ(?)やってくる猫と過ごしたりする話。
================
✭「愛が強いヒーローを書きたい」
と、書き始めました
私のヒーローなのでちょっとわかりにくいかも知れませんが
ヒーロー⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒ヒロインです
矢印多くてヒロイン溺れる あ、それが溺愛……
✭大正時代をモチーフに書いてみたい!と思い、初挑戦。
封建的な世界で、ヒロインはちょっとだけ
雁字搦めになっているかもしれない。
優しく見守ってやって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 07:00:00
63649文字
会話率:42%
もうすぐ新年になる。
一年で一番大変な日がやって来る。
元日はいい。
酒を飲み、馳走を食い、ただだらだらと過ごすだけだ。
問題は一月二日だ。
我が家はこの辺り一帯を治めるいわゆる大地主で、
父親が早逝したのでオレが今の当主だ。
父親、そして祖父が早死した理由もおそらく一月二日のせいだ。
我が家の男子はいつの時代も短命だ。
姫初めという風習を知っているだろうか?
年が明けて最初に男女が契るというアレだ。
ここいら一帯には我が家を中心にして4つの村が点在している。
東花村
南鳥村
西風村
北月村
毎年一月二日、各村から若い女が我が家にやってくる。
姫初めのために。
我が家から精を貰い受け、その娘が懐妊することが村の繁栄につながるらしい。
そんな言い伝えがまことしやかに受け継がれている。まさに因習である。
一月二日、姫初めのために各村から若い女が我が家にやってくるが、
年が明けて最初に契るのが姫初めであるならば、最初の村の女以外は姫初めでも何でもない。
ただの夜伽だ、いや、夜でもないから、ただの男女の営みだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 23:04:26
8392文字
会話率:23%
性格の歪んだ攻め × 健気受け 明治時代の「伝統」を巡る愛憎のお話。 ※ 前作「緑の袱紗が鳴るとき」の攻め視点です。これ単体でも読めますが、前作を読んだ方が時系列が分かりやすいと思います。ちなみに誰もHAPPYにはなりません。
最終更新:2024-12-23 07:48:44
12105文字
会話率:32%
性格の悪い攻め × 健気受け
伝統の織物「藍川織」は西洋の織物の打撃を受けて苦境に立たされていた。兄様は必死に販路を開拓しようとしたが上手くいかない。そんな折、当主の命令で分家の俺たちは、茶道家元での華族の珠さんの屋敷へと奉公することに。
その屋敷で茶会に呼ばれたはずが、どこか兄様の様子がおかしい——。※歴史 / 茶道 / 織物の知識が曖昧です。温かい目でご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 22:17:18
10701文字
会話率:43%
「……私のこと、そういう風にしか扱ってくれないの?」
「だって、奈央は僕の性処理メイドでしょ」
「許嫁って、言ってくれないの?」
「許嫁だったのは進学前までだよ。君の家が没落して、僕は君を買い取ったんだから」
※R-18の挿絵があります。
※別エンドのバージョンを、Fanboxに掲載しています。沙里奈の調教も少しだけ加筆しています。なお、心中エンドとなりますので予めご了承ください。
https://www.fanbox.cc/@yuzugosyou/posts/9230557折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:00:00
15456文字
会話率:61%
俺は違う世界の日本に転移した鬼怒沼 平一。
俺は転移の影響で鬼になってしまった。
転移先は鬼がいて襲ってきた。
居候先の小学生、中学生姉妹は俺が襲った。
ロリコンだから。
母親にも中出しを決めた。
熟女が好きだ。
俺は鬼と闘う鬼とな
る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 06:28:02
238572文字
会話率:60%
<あらすじ>
オメガ男性である千晴は弟の千洋を養うため、ときどき春をひさいで生活していた。
アルファ男性の孝臣は家名のため、オメガとの婚姻を望んでいる最中、千晴と出逢う。
運命に縛られ、望まぬ婚姻をする二人の歪な生活、そこに隠された秘密とは
。
<主な登場人物>
千晴(ちはる)……24歳。母親譲りの美人。弟が自分の命より大事でいい暮らしをさせてやりたい。
孝臣(たかおみ)…27歳。母親同士の番いから生まれた名家の次男。家名のために運命と番いになりたい。
千洋(ちひろ)……9歳。千晴の弟。口は悪いが兄想いの子。兄を幸せにしたい。
<舞台>
架空の大正時代。
東洋ではオメガ男性は希少価値が高く、封建社会、家父長制度、男尊女卑といった伝統的文化精神から、オメガ男性を神格化している。運命と番えること自体が珍しいため、番に出逢うことは社会的にも名誉なこととされ、中でもオメガ男性と番になることはあらゆる権力を掌握し、威光を得るに等しいとされる。
※連載中に性描写、暴力・虐待・薬物描写が含まれる場合があります。(タイトルに※印のあるものが対象です。)
※同じ作品をfujossy様にも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 22:00:00
10580文字
会話率:36%
明治後期とある使用人と館の主人の物語
最終更新:2024-09-30 14:00:00
6573文字
会話率:0%
ある日突然、交通事故で両親を亡くした、美大生の山田樹。
葬儀を終えて日常生活を送り始めるが、うつ状態になっていた樹は、葬儀後初めての登校時に接触事故で線路に落下する。
頭を強く打ち付けて視界が暗転し、目覚めると、見知らぬ部屋の布団の中に横た
わっていた。
樹が夢でも見ている心地でいると、女中の花が現れて、樹のことを「早乙女さん」と呼んだ。
頭がぼうっとして何も考えられず、強い睡魔に襲われ、眠りに落ちようとしていた樹の前に、国防色の軍服を身にまとった偉丈夫――花ヶ前梗一郎(はながさきこういちろう)が現れた。
樹の名を切なそうに呼びながら近づいてきた梗一郎。驚いた樹は抵抗することもできず、梗一郎に抱き締められる。すると突然、想像を絶する頭痛に襲われた樹は、絶叫したのちに意識を失ってしまう。
そして気がつけば、重力が存在しない、真っ白な空間に浮かんでいた。そこで樹は、自分によく似た容姿の少年に出会う。
少年の正体は、早乙女樹の肉体を借りた、死を司る神――タナトスだった。そしてもう一柱、タナトスよりも小柄な少女、生を司る神――ビオスが現れる。
ビオスが言うには、樹は『異世界転生』をしたのだという。そして転生後の肉体の記憶は、特定の条件下で徐々に蘇ると告げられ、樹は再び異世界で目を覚ます。
樹が目覚めると、梗一郎が涙を流していた。
「樹が生きていて、本当によかった……!」
そう言って、梗一郎が樹の額に口付けた瞬間、樹の脳内に早乙女樹の幼少期と思われる映像が流れ、眠るように意識を失う。
『特定の条件下』とは、梗一郎との愛ある接触のことだった。
無事にひとつ目の記憶を取り戻した樹は、公家華族・花ヶ前伯爵家お抱えの書生(画家見習い)・『早乙女樹』を演じながら、花ヶ前家で生活を送る。
スペイン風邪による後遺症で『記憶喪失』になってしまった樹を心配して見舞いに来たのは、楚々とした容貌の美少女――梗一郎の妹である、花ヶ前椿子だった。
樹は驚愕に目を見開いた。
目の前に立つ少女は、樹が描いた人物画。
『大正乙女』そのままの姿形だったのである。
なんと樹は、自分が描いた油画の世界に異世界転生していたのだ。
梗一郎と恋仲であった早乙女樹として転生してしまった樹(ノンケ)は、男と恋愛なんて出来るはずがないと、記憶喪失を理由に梗一郎と距離を置くが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 20:34:13
65398文字
会話率:41%
初恋こじらせ成金×薄幸未亡人。
「あいつの、おさんどんしてやってよ」
一つ屋根の下で、不器用同士がくっつくまで。
●同性婚が珍しくない世界のお話。
最終更新:2024-09-19 18:00:29
28703文字
会話率:51%
大正10年
親を亡くして掏摸の集団に属していた捨介は、ふとしたことで白子(しろこ)の雪という青年と知り合い、雪が招いた自宅で暮らすことになる。
そこで、元の自分の名前「芳崎馨」と名乗り始め、雪の家のご主人とその友人たちに囲まれて馨が成長して
ゆく物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 12:00:00
79582文字
会話率:38%
男には、不出来な許婚がいた。
婚礼を目前にして相手の家が傾いたため縁組は白紙になったが、情に篤い男は妾として面倒を見ることを決め、自分の従者を付けて新居へと送り出した。
しかし、信頼していた従者は女を攫って姿を消してしまう。
女を取り返しに
潜伏先へ向かった男が目にしたものは――。
※なとみ様主催『NTR企画2024夏』参加作品です(タグは遅刻用)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 20:30:00
14603文字
会話率:28%
夏に女の子が男の幽霊(?)に犯される話。
ストーリーはあまりなく、えっちメイン。
ホラー要素なし、♡喘ぎありです。
最終更新:2024-09-06 03:19:37
3375文字
会話率:26%
少女歌劇に傾倒する成金男に、禁断の誘惑が忍び寄る。
貴族の令嬢のみが通う学園で、生徒たちが春をひさぐ。あってはならぬ背徳は、殿上人の戯れか、或いは……
戦火凪ぐ時、花の帝都で、繚乱の地獄が開帳する。
最終更新:2024-08-14 23:29:33
25254文字
会話率:34%
華族の令息・藤堂景清は、許嫁の沖津葉子には相手にされず、使用人の男・入江を殴ったり時には犯したりする生活を送っていた。そんなある日、家が没落し、景清は元使用人となった入江のもとに強引に居候を始める。新たな生活を始める中、景清は偶然葉子と再会
するが、手酷く罵倒されて逆上したことで、投獄されてしまうーーーーーーー。
「お分かりでしょう、看守を誘惑したのです」
「おまえは俺に抱かれるのが、一番好きだろう」
《傲慢暴力クズ攻め×健気一途美人受け、ハッピーエンドです》
※受けが攻め以外とも関係を持つ記述があります
※攻めによる無理矢理描写があります
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 22:39:55
17835文字
会話率:53%
総理経験などをした後、寿命で没した俺は、次に気づいた時、明治維新の頃の自分に転生していた。しかしなにかがおかしい。まず記憶上にある者達の顔と、その人々の名前は一致しないし、なにより世界に女性という存在がいなくなっていた。どういうことだこれ
は? だが、あの時ああすればよかったという後悔は多い。そうだ! 俺の手で、思うとおりに開国後の国の舵を取ろう!※なんちゃって明治/大正政府風の政治家BLです。歴史上の人物をモデルにしている部分もありますが、創作ですのでご容赦下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 14:21:22
5738文字
会話率:47%
巫女である緋色は町に危険が及ばないようにするため、自らの身を鬼に捧げることに決めた。
処女で男との経験もない緋色は怯えながらも勇華という鬼の家へ行く。
端正な顔立ちに岩のように盛り上がった筋肉と人間の男ではありえないほどのサイズの陰茎に緋色
は度肝を抜かれてしまう。
媚薬入りの酒を飲まされ、緋色は勇華に鬼の男根の味と女としての快楽を教え込まれていく。
ただ肉欲に溺れていく2人だったが、徐々に互いの気持ちに寄り添っていき……
百戦錬磨の鬼と処女の巫女が互いの体に沈んでいく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 21:09:46
17380文字
会話率:45%