ロザリーは、16歳という「社交界にデビューする年齢」なのに、同い年の従姉妹であるイヴのシャペロン(レディの付き人)として、舞踏会に同行しては、貴婦人に付き添う侍女などと一緒に召使い役をやらされていた。
ロザリーは、従姉妹イヴリーンの母
親であるデリア夫人の妹の娘だったが、早くに両親を亡くしたため、伯母の嫁いだバルタフェット子爵家に引き取られていたのだ。
ある日、イヴに、
「今晩の仮面舞踏会に、急に欠席することになったから、その届けを出してきて」
そう命令され、宛名の相手に直々に届けるように言われて赴く。
令嬢の控え室に案内されたロザリーは、
「イヴの身代わりは、このシャペロンだそうよ!」
突然に丸裸にされ、ベリーダンサーの衣装に着替えさせられて、一人きりで、仮面舞踏会の場に放り出される。
露出の多い仮装のせいで、娼婦と思い込まれてロザリーは、男性たちに追いかけられる。
逃げるロザリーは、人にぶつかってしまう。
その背の高い男性に「助けて」というロザリーに、彼は突然キスをする。
そして、迫りくる男性たちに「私が呼んだ相手だ」と言い、追い払ってくれた。
同行人の婦人(母方の叔母)を呼んで、ロザリーを託した。その男性は、社交界のシーズンが始まってすぐの頃に見た、若い女性の憧れの「素敵なマックス」と、陰で呼ばれている男性であり、ロザリーが秘かに憧れている人だった。
彼の事が忘れられないロザリーに「縁談が有るから、社交界に出す」デリア伯母が突然に言い出す。
自分のシャペロンが、社交界デビューという、同じ立場になるのが許せないイヴは、ロザリーの舞踏会用のドレスづくりに難癖を付ける。
翌日、ドレスメーカーに赴いたロザリーは、仮面舞踏会で助けてくれた、マックスの叔母、アグネスと再会する。
ロザリーの母は、アグネスの学生時代の大親友だったことが分かる。
そして『美貌のシャペロン』と陰で男性に呼ばれているロザリーを、作家であるアグネスは、小説のネタに出来ないかと取材していたのであった。
ロザリーに来た縁談は、ロザリーの母が断った、因縁の相手、その本人だった。
亡き親友の忘れ形見を幸せにしなくては!
アグネスが、ロザリーに選んだ相手は、信頼する甥のマックスだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 22:00:00
135542文字
会話率:39%
神聖アルオン帝国、戒律主義的な帝国を守護するは穢れなき神聖騎士団、その騎士の一人である、ガルアン=マサリーは前世で日本を過ごした記憶を持っていた。
しかし、そんな彼にとってこの世界は苦痛そのもの。悪魔と魔女は確実に実在し、人間社会を分裂さ
せようと企む。
常に憂鬱な気持ちで過ごすガルアンはある時、ある魔女を殺してしまったダークエルフの少年アイロス=メルアと出会う。
彼を庇い、召使として雇うが、ある夜ガルアンはそんなアイロスに手を出してしまい――
果たしてガルアン=マサリーは救われるのだろうか――
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 06:00:00
145845文字
会話率:59%
ワシュリ領国の次期領主イスキアは、旅先で〝乾き死に〟するところをその地の羊飼いの少年、ハルトに助けられる。しかも人生初のときめきの嵐に襲われちゃって。
それから10年後。18歳になったハルトの元を都からの使者が訪れて曰く、
「あなたさまは現
領主のイスキアさまの許婚。ついてはイスキアさまの命を受けてお迎えにあがりました」
「ええー!? おれ、誰とも将来を誓った憶えなんかないってば!」
抵抗虚しくつれていかれた先は湖に囲まれて逃げ場のない領主館。そのうえ当のイスキアは俺様野郎でいけ好かないわ、イスキアの従弟のジリアンがちょっかいを出してくるわ、ヒトを食べるという噂の水妖と遭遇するわ、許婚ライフは波乱に満ちまくりで。
それに、イスキアもジリアンも召使のみんなも、どうして変てこな帽子をかぶっているんだろう?
かたやイスキアはハルトを手元に呼び寄せたまではよかったものの、新たな試練に直面していた。愛情表現は複雑怪奇な構造の迷宮を攻略するより難しいものだったのだ。
長年、夢見てきた通りイチャイチャ三昧の展開へと持っていくどころか、カタブツなのが災いして、気持ちと裏腹な態度をとってばかり。結果、ハルトに疎ましがられる始末。
おまけに一族にまつわる秘密を抱えていて、それがハルトとの心の距離を縮める足枷となり、かくして片恋こじらせ童貞三十路男を卒業する日は遠のく一方なのであった──。
※fujossyにおいて完結済みのものと重複投稿になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 17:59:57
1125文字
会話率:8%
紀元前、ロマーグ帝国。歪んだ性格と性癖で、女を「息をする道具」と見下す第18王子、キルクス。兄妃や召使いを嗜虐的に弄んで時間を潰す日々を送っていた。しかし改革派に持ち上げれた彼は、政治的な理由から、東の皇女を正妃に迎える。
(1週経たずに1
0万アクセス突破し…驚きと感謝と絶望(?) 勿体無い高評価、有難うございます。)
※23/1/28 都合により予告なく取り下げる可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 16:20:46
247560文字
会話率:52%
【ゼロサムオンラインにてコミカライズ連載中(漫画:亜子先生)・毎月第3金曜日更新】
とある商家の下っ端召使いとしてこき使われているナンナは、実は処女を捧げた相手限定で発動する最上級の治療系ギフト(能力)の持ち主だ。
ずっと隠してきたけれ
ど、ある日それが国に見つかり、拉致同然で王城に連れていかれる。
そして、『この国のために、君の処女を捧げてはくれないだろうか』と、なかば無理矢理〈影の英雄〉さまの治癒係に任命されるのであった。
どうやらその〈影の英雄〉さまは、日に日に魔力が減少していく難病に罹患しているらしく――?
一生使うつもりのなかったギフトだし、国のためになるならまあいっかと、開き直って処女を捧げてみたところ、他人への興味ゼロ・コミュニケーション能力皆無な暗殺者みたいな〈影の英雄〉さまに、なぜか懐かれてしまい。
結果、「責任を取らなければ」と前のめりになった彼にがっつり捕獲されてしまうお話。
※2021年9月 年間総合1位ありがとうございます!
2022年
12月1日【単行本2巻】一迅社/メリッサさまより発売
11月30日【コミックス1巻】一迅社/ZERO-SUMコミックスさまより発売
2023年
1月31日【文庫本1巻】一迅社/メリッサ文庫さまより発売
9月28日【コミックス2巻】一迅社/ZERO-SUMコミックスさまより発売
11月30日【文庫本2巻】一迅社/メリッサ文庫さまより発売折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 21:18:12
388435文字
会話率:31%
母を亡くして以来、テレーゼは父から召使い以下の扱いを受けてきた。
継母と姉にも虐げられ、毎日嘲笑われる毎日。
そんな生活を9年も続けてきたある日、金に困った家族に、金持ちの好色家に売られる事になってしまった。
ただその相手を探す間、テレーゼ
を遊ばせておくのも勿体無いと、姉がテレーゼの処女をオークションにかけると言い出す。
そしてテレーゼの処女をオークションで落札したのは………薔薇のように美しい男装の麗人だった⁉︎
※テレーゼが女性と勘違いしているだけで、ガールズラブではありません。
知らないのはテレーゼだけとなっています。
「チワワ令嬢は変態王子の溺愛から逃れたい」
R18 本編完結
「転生悪役令嬢シシリアは断罪ルートを回避しない〜前世最推しを助けるのに忙しいので、革命⭐︎レボリューションはどうぞご勝手に〜」
R15 なろうにて連載中
両話のアナザーストーリーになります。
どちらの話にも出てくるキティのお兄様の初恋拗らせ話です。
裏タイトル「童貞卒業シリーズ第一弾」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 22:22:09
152708文字
会話率:21%
わがままで 意地悪でやりたい放題の放蕩な伯爵夫人を 躾けるお話です
旦那やメイド 召使いを ゴミのように扱っていた 伯爵夫人への 軽い 復讐劇です
最終更新:2022-11-11 06:59:16
4224文字
会話率:82%
【書籍化】ムーンドロップス文庫(竹書房)
第7回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト《最優秀賞》受賞。ムーンドロップスより書籍化していただきました。
応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。書き下ろし番外編もありますので、
お手に取っていただけるとうれしいです!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
子爵家に生まれたものの、両親にかわいがられるのは妹ばかり。継母から憎まれ、下女のように扱われている『召使い令嬢』ソニア。
貴族特有の『魔力』を持っていないため、蔑まれてきたソニアは、ひどい暮らしから抜け出そうと商人と婚約した。けれど、結婚の条件は魔法を使えることだった。
つてをたどって魔法の家庭教師を頼むが、やってきたのはエリート魔術師で、しかも身分の高い侯爵家子息のアルベルト。
「あなたには性教育が必要です」
魔法を使うためには、性的快感が必須? しかも、女嫌いで有名なアルベルトから性教育を受けなきゃいけないなんて!?
ソニアは三か月後の結婚式までに魔法を使えるようになるのか……?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
※R18シーンには★印を付けました。
※2023年2月、大幅に改稿してタイトルを変更しました(旧題:召使い令嬢と呼ばれたわたしが救国の聖女!? 逃げるために魔法を覚えたら、なぜか女嫌いのエリート魔術師に溺愛されました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 19:00:00
109374文字
会話率:45%
女性向けシチュエーションボイスフリー台本です。
読み物としてもどうぞ。
奴隷という階級がある世界。貧しい家庭の子供は生活のために身売りブローカーに引き取られ、金持ちの家に売られた。召使い、家事手伝いの名目で少女たちは性の道具として扱われて
いた。
性奴隷として歪んだ性愛を植え付けられ身売りされたある少女が、御主人様に寵愛を受け、真実の愛を見い出すまでの物語。全5話。
オジ✕ロリ、ショタ✕ロリがテーマ。
*台詞読み等、お好きに使ってください。
*台詞(台本)使用のご連絡は不要です。
*作者名を表記する場合は「泉川 三菜」、表記しない場合はフリー素材であることがわかるように記載して頂けると幸いです。
*単語の言い換え、語尾・一人称や二人称の変更など、軽微な改変OK!アレンジ大歓迎です。
*自作発言・転載は厳禁です。
*pixivにも同じものを投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 22:00:00
12799文字
会話率:0%
紅茶がらみのゆるふわミステリー風ヒストリカルものです。
//三度の食事よりお茶が好きだった、お茶オタクの元子爵令嬢マリベルは、植民地マトラの領事だった父が失脚し、本国リンダレイに帰ったあともメイド働きをしながらわりと楽しく過ごしていた。しか
しあるティーパーティー中、偽造されたお茶『偽茶』を見抜いて邸の夫人を怒らせてしまい、クビになってしまう。
召使いアンシュへの給与の支払いさえ危ういような、爪に火を点すような貧乏生活の中、マリベルが途方にくれていると、貿易会社の男から、ある脱税事件についての捜査協力を持ちかけられる。
ただでさえややこしいのに、忠実な召使いだったはずのアンシュの様子もなんだかおかしくて……。
あやしい外国人召使い×世間知らず能天気お嬢さまのバディもの。濡れ場は後半。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 23:00:00
125337文字
会話率:28%
異世界ミスリルメイズ。
魔物とヒトの戦いが激化して、300年。
この世界では、無理矢理に召喚された異世界人が、まるで使い捨てのように駒として使われている。
30歳になる、御厨斗真(トーマ)は、22歳の頃に異世界へと召喚されたものの、異世界
人が有するはずの特殊な力を一切持っていなかった事から、ローレンス辺境伯の召使として、他の異世界人たちと共に召し抱えられていた。
しかし、ローレンスが寿命で亡くなったことで、長年トーマを狙っていた孫のリードから危害を加えられ、リードから逃げる事を決意。リードの妻の助けもあって、皆で逃げ出すことに成功する。
トーマの唯一の望みは「一度で良いから誰かの一番になってみたい」という事。
天涯孤独であり、過去の恋人にも騙されていただけで本当の愛を知らないトーマにとっては、その愛がたとえ一瞬の過ぎたる望みだったとしても、どうしても欲しかった。
「お前みたいな地味な男、抱けるわけがないだろう」
逃げだした先。初対面でそう言い切った美丈夫は、トーマの容姿をそう落とした。
好きになれるわけがない相手――本当ならそう思ってもおかしくないのに。
トーマはその美丈夫を愛しく思った。
どこかやさぐれた雰囲気の美丈夫の名前は、フリードリヒという。
この出会いが、誰にも愛されなかったトーマの人生を変える事になるとは、この時はまだ知らなかった。
※くっつく前の攻めが、性的な事のクズ(ヤリチン)です。
※受けは背は高いですがそれ以外は素朴な外見です。
(攻めの方が縦にも横にも大きいです)
※ましゅまろ作品の法則で、攻めは受けに意味のない暴力は振るいませんが、話の展開上、やや暴力的な描写と取れる部分があります。
辺境の国の王太子×内気平凡異世界人
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 23:02:49
85066文字
会話率:27%
うさぎ獣人のルゥルゥは、腹違いの姉の身代わりとなって冷酷で恐ろしい獣人王の後宮へ行けと命じらた。領主の娘なのに虐められ、召使として働いていたルゥルゥは、反対することも出来ない。
獣人王、ヤン・イーチェンの行列を見に行くと、遠くにいる彼と
目があった。その瞬間、激しい動悸に襲われてしまう。――どうして、胸が苦しくなるの?
後宮へ上がり、獣人王に再会したルゥルゥは、彼から冷たく突き放されてしまい――……
気が付くと過去の世界に飛ばされ、幼い獣人王に出会う。
健気なうさぎ獣人 × 冷酷な黒狼の獣人王
”運命の番”同士なのに、運命が阻害する。そんな二人の愛の軌跡
*ヒーローがヒロインを酷く扱うシーンがあります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 15:29:18
100909文字
会話率:57%
王国最北端の村には、氷雪姫と呼ばれる娘が預けられていた。氷のような美貌を持つ彼女の名はアシュリー。
強力な氷雪魔法の使い手である彼女は、村人と距離をおいてひっそりと暮らしている。
そんなある日、村で「行き倒れ」が発生する。金髪の若い男は自分
のことを王子だと言い張る。
さらに翌日、王子の召使と名乗る男女までやってきて、村はちょっとした混乱状態に。
王子主従のお世話係としてアシュリーが宛がわれ、王子は心を閉ざしたアシュリーをどうにか一人前のレディにしようと試みるが、悉く失敗する。
氷雪魔法の使い手の令嬢と、炎魔法の使い手の王子、思いが通じるまでに山あり谷あり――の、ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 02:33:45
14129文字
会話率:50%
戦争が起きた。
決して「負けてはならない国」に負けた。
シュンジュ国の姫「クリスチア」は、召使いの「アンリエット」とともに捕虜として囚われの身となってしまう。
敵国の姫として嬲り者にされることは覚悟していた。だが囚われた先では想
像していたものを遥かに凌ぐ恥辱の責め苦が待ち受けていた。
君主「グアヴェス」から毎日受ける「浣腸責め」。内臓がねじりあげられ、搾りあげられ、限界を超えた排泄の我慢を強いられ、その様子も好奇な目でつぶさに観察される。
クリスチアは全身がばらばらになりそうなほどの羞恥に悶絶する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 05:00:00
15543文字
会話率:56%
大学文学部三年生の私は、指導教官であり不倫相手でもある三矢教授の縁で商業演劇の現場に脚本家として参加することになった。そして、そこで演出家の砂藤と知り合うことになる。
これは私と演出家の砂藤が参加した演劇の創作風景。
最終更新:2022-02-08 14:19:22
26261文字
会話率:36%
魔界で育った人間の青年ヨルは、吸血鬼アルベルトの所有する召使い(兼食料)である。
アルベルトの仕事の都合で、ヨルは17歳にして初めて、人間界を訪れた。太陽は眩しいし、人間多過ぎるし、学校に通えとか言われて正直しんどいけど、ご主人様のためなら
…とマジメに頑張る。気の合う友達も出来てなんとかやって行けそうに思ったのも束の間、生来の魔物モテ気質を発揮してトラブルに巻き込まれて行く。
胡散臭い吸血鬼×健気召使い青年がベースですが、まぁ色々あります。
BL、ダークファンタジー、学園モノ(?)、残酷表現あり
魔物、吸血鬼、悪魔、召使い
いちゃいちゃするけど、本番行為の描写はあんま無いっす…悪しからず。
初回のみ3話分、各話を毎晩0時投稿です。
おおよそ30話で1章くらいの感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 00:00:00
104945文字
会話率:48%
魔法使いや獣人が住むベルンダリオン王国。
ここを治めるのは偉大な魔女マチルダだった。
巨大な魔力で国を治めるマチルダ。
マチルダは人には言えない手段でこの国を護っていた。
傍らにいつもいるルイという男。
この男とともにマチルダは国
を護るために自分の身を熱くした。
※PIXIVでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 03:37:09
30107文字
会話率:27%
子爵である自分の家はあまり裕福ではなく、今回の侯爵からの婚約にとても家族は喜んでいた。
たが、あまり友好的に話をすることもなく婚約破棄され、オデッセイは自分のせいだと落ち込んでいた。
けれど、宮殿からの召使いに選抜された。
宮殿での召使いは
、選びに選ばれた貴族の娘しか入れない。
それも、そのはず。
宮殿には国の高級官僚だけでなく、各国の王族、政府官僚、様々な貴族がやってくる。
つまり、宮殿で働く事で、上級貴族との出会いがあり、今度こそ挽回できると意気込み、働きに行くことにする。
そこで偶然聞いた、公爵の婚約破棄の理由。
やり返したいと思います。
王子に、溺愛されますが、そこはのんびりと気づいていくオデッセイです。
1エニー二は1円と考えて下さい
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 08:45:33
55314文字
会話率:37%
【アルファポリスより転載】
ちょっと最近、心身ともに疲れ過ぎてなかなか筆が進みません・・・連載分も滞りがちです。
・・・なので、とりあえず少しだけ自分が「そそる」ものを無理なく短編でまとめ「リハビリ」のつもりで書いてみました。
そ
ういうワケですので、期待せず、突っ込まず、深く考えず・・・の「非書く三原則」でお願いいたします。
侵略戦争を推し進めている聖・グラナティス王国の「特別軍事諜報部」にスパイとして捕まった、王宮の召使いで未亡人のイヴァンヌさんと、林檎売りの少年アンヘル君の受難のお話です。
二人を取り調べる「尋問官」は、肉体的苦痛を伴う拷問を一切使用しないという美学を持つ異端派のトップ尋問官、25歳のヘカテリーナ中尉!
・・・・二人の運命やいかに?
【すぺしゃる♥さんくす】
「HOLY GRAIL」(聖杯)
コスタリカのHMバンド「WINGS OF DESTINY」(ウイングス・オブ・デスティニー)の最新アルバム
「 MEMENTO MORI」より入魂の一曲。
本作は、この曲をエンドレスで聴きながら、なんとか心を奮い立たせて書きました。
折れそうな心に勇気を与えてくれる素晴らしいMETAL曲です!(某You Tube公式で聴けます!是非)
【登場人物】
●イヴァンヌ・マリナ・ペスカルーロ(35歳)
半年前から聖・グラナティス王国の王宮・ラスペリア城で働いている、台所働きの下女。
夫を2年前のカラノア戦線で亡くした戦争未亡人。
身長152センチのポッチャリグラマー。
長い金髪を宮殿の召使いの規定どおりキッチリと編んで、後ろでまとめた髪型がよく似合っている。
●アンヘル・リュング(◯◯歳)
城の近衛兵官舎に出入りする孤児のリンゴ売りの少年。
やや長めの金髪が女のコのようにも見える美少年。
●ヘカテリーナ・フォン・ヴァンデベルグ(25歳)
特別軍事諜報部中尉、25歳の冷酷な女性尋問官。
肉体的苦痛を伴う拷問を一切使用せず、エレガントな尋問を美学とする異端派。
しかし、尋問した容疑者は100%自白させる凄腕の持ち主である。
なお、「愛のブランコ」の元ネタは太古の昔(昭和時代)ラブホにあったという伝説のマシーン「愛のゆりかご」です(おいっ!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 22:06:13
30272文字
会話率:34%
彼女たちに罪が有ったとすれば、隣国との戦争に負けたことであろうか。
王都は陥落し、護るべき王家も滅びた。
王国の領土の端、最後の砦に立て籠もり指揮を執っていた女騎士イレーネは、国王一家処刑の報を聞くと、侍女や召使いなど非戦闘要員を脱出させ、
残った兵士たちにも「砦より立ち去っても一切の罪を問わない」と軍の解散を告げる。自分だけが砦に残り、王国へ最後の忠誠を捧げるつもりなのだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 17:39:44
20399文字
会話率:54%