魔女の祝福か呪いか。
一切の身体の成長が止まった少年がいる。
少年はラティフと名乗る。
ラティフはさしたる苦労もせず年齢を重ねた。
ラティフの父は裕福で、兄たちも立派に働いている。
しかし、ラティフは幼い。
兄達のようにヒゲは生えなかった。
筋肉もつかなかった。
ラティフにできることは非常に限られている。
そんな彼のもとに「問題のある女性」が妻として嫁いでくる。
男ぶりも無い、少年の姿のラティフは顔もみたことのない妻を迎える話。
あまりにもな妻を捨てるために、旅をする二人の話です。
最後まで、見守ってくださると嬉しいです。
カクヨムで、「智子」名義で更新を始めました。(2024.12.26)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 06:40:02
602737文字
会話率:37%
幼い頃から人間よりもリザードマンに魅せられていたクラニア。
リザードマンの縄張りに入ったら攫われ、人間の領地へ戻ることはできないのを知っていて、美しいリザードマンに一目惚れをして縄張りへ入ってしまう。
言葉は通じない、生活習慣も、身体も、
なにもかもが違うリザードマンの番(つがい)になってしまい……?
番ってことは、一体何をさせられるの……?
※異世界のお話です。
※「生きていても死んでいた」と同じ世界の話ですが、そちらを読まなくても内容としては問題ないです。
※「生きていても死んでいた」に出てきた、緑の兄貴の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 06:00:00
28500文字
会話率:10%
とある事情から、村八分になっている若者アンサス。
身よりもなく、幼い頃から人と関わらずに、ずっと一人、辛い仕事をしながらも生きてきた。
リザードマンの縄張りに足を踏み入れたら食べられてしまう、それはわかっていたのに道に迷ってリザードマンの
巣穴とは気づかずに洞窟で眠り込んでしまう。
目が覚めたときには身体の大きなリザードマンに肩に担がれ運ばれていた。
殺されて餌になってしまう、と怯えるアンサスだったが……?
※異世界のお話です。
――――
Twitterの#一日一花BL企画に参加した作品です。
花の名前:アガパンサス(愛の花)
花言葉「恋の訪れ」「ラブレター」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 21:00:00
80682文字
会話率:12%
2XXX年、性犯罪被害撲滅のため、新法として定められた「置県奴隷法」だった。
メディアに全く取り上げられることなく密かに決まった法律は、各エリア毎に1家族の奴隷を置くことで性犯罪を撲滅し、幸福度を上げるというものだった。
「おかーさーん!
なんか変な手紙来てるよー?」
「何かしら?」
「ん?」
毎朝ポストを確認がルーティンの空が一通の封書を持って来た。
それを聞いて、朝食のパンを食べていた伸宏も空の方を見る。
火を止めて、加那は封書を近くにあった鋏で切る。
「お前学校に呼び出されたんじゃねぇの?」
「違うよ陸ちゃん!」
「あ?」
「なになに、おもしろいのー?」
空と双子の陸がニヤニヤと空を見ながらいい、キャンキャンと吠えるように言う空の兄妹に、幼い海も楽しそうにキラキラと目を輝かせて混ざる。
幸せな一般家族の光景だ。
国奴管理省
「国奴管理省?聞いたことないわね」
「詐欺か?」
差出人は国奴管理省、聞いたこともない省に伸宏と加那は困惑する。
1枚の紙が入っていて、中身を開けた瞬間、2人は固まった。
寺崎 伸宏 32歳 社会奴隷
加那 32歳 社会奴隷(繁殖可)
陸 14歳 学園奴隷
空 14歳 学園奴隷(繁殖可)
海 6歳 少女奴隷(繁殖不可)
2XXXX年XX月XX日XX時を持って第15エリア担当の国所有奴隷とする。
「「「「………は!!?」」」」
テーブルの上に置いた内容を見て全員固まり、声が出た。
「なにー?」
「これ、今日の日付じゃない、」
「あと、5分……っ」
「いや、いやだっいやよ、」
「なにそれ、知らない」
何も知らない海が私も私もと、ぴょんぴょん跳ねながら言う。
理解ができない4人は強張った顔で泣きそうになっている。
ピンポーン
「っ!!」
「ひっ!!」
タイミングよく、インターフォンが鳴る。
全員ビクッと震えて固まり、強張った顔でインターフォンを見る。
誰も動けなかった。
カチャカチャガチャ
「「「「「!?」」」」」
「全員いるな。現時刻を持って、人権剥奪。お前たちを奴隷調教施設へ収監する。」
「ひいいいいいっ!!!」
鍵が勝手に開いたかと思うと、屈強な男たち十数名が土足で上がり込んできた。
そして、私達は連れ去られたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 01:00:00
127186文字
会話率:53%
異世界の住人――アンサディの来訪によって、人間が特殊な力〝アスキル〟に目覚めた世界。人々はそのアスキルを駆使して善と悪に矜持を分けた戦いの日々にその身を置くことになる。そんな世界で幼い頃に目の前で憧れていた正義のヒロイン達が悪に屈服して淫ら
な従僕に堕ちた光景を目の当たりにしながらアスキルに目覚めた少年――石動暁登は、自分の憧憬を裏切ったヒロイン達を一掃して、力無き人々を脅威から守る次世代のヒーローとして活躍を続けていた。しかし、脳裏に焼き付いたヒロイン達の痴態、異世界人達の悪意無き独善的な介入、全ての人が手に入れる訳ではないアスキルがもたらす力の格差。それらが次第に暁登の心を淀ませ捻じ曲げてゆき、ついに暁登は自分が信じる正義に従い、世界を守るために世界を敵に回すの境地に染まり落ちてしまった…………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 00:12:43
715045文字
会話率:56%
古来より日本に巣くい、己の欲望のままにこの世ではない別世界〝俗界〟から現れる妖――疚魔(きゅうま)。その疚魔の脅威から人々を守るために日夜戦う異能の集団――氣練術師。
仰見佳夜(こうみよしや)は、代々続くその術師一族の現当主として日々研鑽を
積み、己の使命に誇りを持って戦っていた。しかしある日、そんな魔の宿命に終止符を打つべく人の世に降り立った一人の疚魔の少女――陽天(ひてん)と出会い、彼の矜持は思わぬ形へと変質していく。
さらに時を同じくして氣練術師に襲い掛かる狡猾な魔の手。幼い頃から共に腕を磨いて来た幼馴染、尊敬し心から慕う師匠、自分に好意を寄せてくれる人。佳夜の敬愛する仲間達は、彼の知らぬ内にその身も心も淫獄の底へと堕ちていく…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 00:20:50
1149275文字
会話率:30%
ゆかりは自分が幼い頃から異常性欲者だと認識していた。それでも人に迷惑をかけなければ何も問題ないと、日々密かに自慰に耽る毎日だった。だが、その自慰はどんどんとエスカレートしていく……
最終更新:2025-07-01 00:10:00
418342文字
会話率:41%
突如現れた人間を捕食し人間に擬態する異生物ヴァギナ。人間はヴァギナの恐怖に怯えながら生活していた。その暗黒の暮らしのなか一筋の光がもたらされる。選ばれた少女の中から、特別な力を持つ少女戦士が誕生する。スクール水着でヴァギナと戦う少女は、いつ
しか「スク水戦士ウテルス」と呼ばれるようになっていった。ヴァギナ対人間だけではなく、人間の中でも闇に堕ちた者も多い。
性器拷問や性器破壊、拷問されて大小便か噴き出す酷い描写や汚物満載の描写があり、また設定上幼い女子が登場し酷い目にあいます。人間が食べられていく残酷描写もありますので、苦手な方は読まないよう注意して下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 00:10:00
327776文字
会話率:47%
テルミナス大陸南端のとある伯爵家に生を受けたヴィクトール・エルツ・アイゼンベルク。
彼は幼少期に前世の記憶を思い出した。
そのせいかどうかは不明だが、平均よりもはるかに強大な魔力を得るに至ったのだ。
けれど、この世界の魔力とは
体内のみに作用するもの。身体能力の強化は出来るが、炎や氷塊を生み出したりする事は出来ないらしい。
また、この世界は男性よりも女性の方が高い魔力を持つ。つまりこの世界では、男よりも女の方が強くなる可能性を秘めているのだ。その上、男性は保有する魔力に反比例するように精力が減衰する。
しかし、どのような理由によってかヴィクトールにその法則は適用されなかった。自分が幼いのを良いことに、お付きのメイドに下心満載の悪戯三昧。
子どもに受け継がれる魔力は、契る男女の魔力の平均に収束するらしい。ならば、ヴィクトールのやるべきことは子作り。
高い魔力を持つ女性を探し、囲い、そして孕ませるのだ。
また、高い魔力は強大な武力を約束してくれる。つまり、戦場での活躍も約束されている。ならば覇道を歩むのも一興。とある出来事を契機として、手始めに隣国の都市国家群を平定しようとヴィクトールは目論む。
この世界ではありえない高い魔力と強い性欲を武器に、戦場とベッドの上で漁色家騎士ヴィクトールの無双が始まる―――。
全29話執筆完了。
毎日0時更新予定。
6/18 一話追加。全30話
6/20 一話追加。全31話(閑話2話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 00:00:00
58642文字
会話率:37%
※作者は『溜めて、溜めて、解放\( 'ω')/』属性です。
10話くらいまでエロ描写ありません。あっても寸止め。寸止めに次ぐ寸止め……解放!でも、その方がエロくない?って方ともに行きましょう……
天野雨歌(あまの うか)、20歳。
人とう
まく関われない特性をかかえ、美術専門学校も休学中。
幼い頃に見知らぬ少女から渡された「願いの種」に水をやり続けて、15年。
種が割れたその日、彼女は異世界《オルドレア》に召喚されてしまう。
そこで魔獣治癒士としての名門に生まれながらも力が顕現しない、人を煽らせたら天下一品、最悪の嗜虐ドS美少年・シンフィルに出会う。
「帰りたいよなぁ?帰れねぇよ、俺が帰さねぇんだもん」
本当は繊細なドSな少年と、不器用な絵描きの、執着と願いの物語。
夢も未来も見えなかった雨歌は、
気づいたら、異世界の少年の“つがい”にされていた。
「アンタの絵、なんでこんなに、俺の胸、ざわつかせるんだ」
煽ってくるくせに、助けてくる。
手が届きそうで、届かない。
でも、なぜか、信じられた。
異世界×恋愛×バトル×執着。
“きみが世界をかえたんだ”
“気持ちわりぃこといってんじゃねぇよ”
「観る」ことで世界をかえる。
噛み合わない2人が、少しずつ「つがい」になっていく、
濃密じれ甘ファンタジー。
ねちっこい言葉責めと、寸止め寸止め寸止め……からの爆発的両片想いが好きな同志いませんか。
#ねち愛(※支配欲と執着が甘さに昇華する異世界ラブ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:45:11
80952文字
会話率:25%
継母と異母妹に虐げられていた幼い王女リオーネ・リンドブロムにとって、唯一の支えだった元護衛騎士ヴィダール・オーガスト。戦争から帰ってきたらリオーネのことを迎えに来ると約束してくれていたのに、英雄扱いされて辺境騎士団長になったヴィダールが迎
えに来てくれることはなかった。
いよいよリオーネが成人を迎えた頃、父王と兄王太子がすこぶる評判の悪い男と政略結婚させようとしている現場を立ち聞きしてしまう。
見知らぬ男と結婚させられるぐらいなら、ヴィダールにもう一度だけ会いたい……。
昼間だけ男の子に見える魔法にかけてもらった上で、男装してリオンと名を偽って女人禁制の騎士団へと入団したリオーネだったが、そっけなかったはずのヴィダールが溺愛してきて――?
ヴィダールは男色家だったから約束を無視していたのか――?
それとも、他に何か理由が――?
初恋の元護衛騎士を追いかけて女人禁制の辺境騎士団へと男装して潜入したリオーネ姫 × ワケありで迎えに行けずにいた寡黙で無愛想な俺様辺境騎士団長ヴィダール、両片思いの2人のじれじれすれ違い&勘違いドタバタラブコメディ。
※軽めのR18には※、がっつりR18には※※、※第8話〜、※※第19話頃~
※毎日投稿21時予定。10〜12万字数完結予定。
※男装モノに初挑戦でちゃんと書けるかドキドキしております。最後まで頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:00:00
87594文字
会話率:40%
昼は騎士団に仕える女騎士、夜は幻惑魔法で顔を偽り娼婦として働く――それがサラ・ロウェルの二重生活。
全ては、幼い兄妹と莫大な借金を抱えた家を支えるため。
だがある夜、客として現れたのは副団長レオニスだった。
気づかれるはずのない仮面の奥の涙
。
「放っておけるはずがないだろう」
彼の言葉が、崩せなかった心の壁を揺らしていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:57:47
33364文字
会話率:21%
公爵令嬢であるケイトは幼い頃から子息たちに混ざって剣術や交流を深めていた為、令嬢らしさをどこかに置いてきてしまった。男性より令嬢にモテてしまい、気づけば嫁ぎ遅れと言われる22歳。
――しかし、家柄よろしく文武両道、一通りの作法もきちんと
身についていた為、王家から第2皇子とのまさかの縁談を申し込まれることとなる。
冷徹騎士様とキスから始める恋の物語。
(少しだけ性的表現が含まれるため18禁で投稿しなおします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:00:00
38315文字
会話率:41%
幼い頃から内気で孤独だった修一の世界に、美しく聡明な五つ年上の従兄・清慈だけが静かに寄り添ってくれた。大学生の清慈との日々は修一にとって光そのものであり、二人だけの世界は喜びに満ち溢れていた。修一の心の中には、清慈といつまでも一緒にいたいと
いう願いが募っていった。
しかし、清慈は大学卒業とともに徐々に距離を置き始め、やがて突然その姿を消してしまう。その時になって初めて修一は、自分にとって清慈がただ頼れる従兄ではなく、胸を焦がすほど大切な存在だったことに気付く。
清慈の不在は修一の心に深い喪失感を刻み込んだ。理由もわからないまま時は流れ、淡い記憶を胸に秘めた修一はやがて大人になっていく。いつか再び巡り合う日が来ることなど、思いもせずに――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:33:27
2955文字
会話率:40%
オメガの航大は、孤独に暮らしていた。幼い頃に離別した両親から出来損ないだと捨てられたトラウマは根深く、一生一人で生きていくと決めていた。しかし高校でアルファに襲われた時、運命の番であるアルファの長谷雄が助けに来てくれた。長谷雄は美しく才能も
あるアルファだが、オメガを憎んでいた。航大は他の男に襲われる位なら長谷雄の番になろうと投げやりに提案するが、長谷雄は航大と本物の恋愛をしたいと断る。いつの日か、長谷雄の献身的な愛に航大は……。
初めてオメガバースを書きました!お題箱で『オメガ嫌いのアルファが、あるオメガに惹かれて、そのまま囲い込む話』のリクエストをいただきました!ありがとうございます!
三田航大 オメガ 卑屈がちな普通の男
加賀屋長谷雄 アルファ 美貌の男 オメガを憎む
今作はpixivと個人サイト、アルファポリスにて掲載中の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 17:56:08
79726文字
会話率:50%
芦屋美波は入社一年目の新入社員。幼い頃から人見知りで人と喋ることが出来ず、いつも一人で居た。
とある日、強制的に参加させられた同僚達とのバーベキューで、同じ会社の三歳年上結城涼介と知り合う。
穏やかで優しい彼に惹かれ、二人で会って
いるうちに体の関係を持ってしまう。
彼は「恋人は作らない」という主義なため自分は体だけの関係なのだと割り切ったつもりでいた。
※書き溜めしてある分は毎日投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:10:12
4851文字
会話率:19%
――すまない! 少し休ませてもらえないか!
今日は、門の前で訪れる男性を待つ日。「婿取りの儀式」
門を開け、招き入れた男性を夫とする。
そんなしきたりに従って、家の裏門で訪れる予定もない相手を待っていたのだけれど。
――すまない。連れの具合
が良くないんだ。
やや強引に、ぐったりした連れの少年を抱えて入ってきた青年。
十のときに母が亡くなり、父が連れてきた義母と異母姉。
実の娘なのに、屋敷の隅に追いやられ、もっぱら縫い物ばかりさせられていた。
その上、幼い頃からの許嫁だった人からも婚約破棄され、彼は異母姉の夫となった。
「こんな男を夫にするのか!」
彼らに出会ったことで、父親から勘当されたリファ。
そんな彼女を助けてくれたのは、今日が婿取りの儀式だと知らず飛び込んできた青年。
――身の振り方が決まるまで。
妻にする気はない。自由にして構わない。
セイランと名乗った青年は、頼る先のないリファに、とりあえずの暮らすところを提供してくれた。
地方から省試を受けるため上京してきたというセイラン。彼の従者で、弟みたいな少年、ハクエイ。
彼らと暮らしながら、少しずつ自立のために縫い物仕事を引き受けたり、彼らのために家事に勤しんだり。
家族に捨てられ、婚約者からも見捨てられ。
悲しみに、絶望しかけていたリファは、彼らと暮らすことで、少しずつその心を癒やしていくけれど。
――自立。
いつかは、彼らと別れて一人で暮らしていかなくては。いつまでも厚情に甘えてばかりいられない。
そう思うのに。
ずっとここで暮らしていたい。ハクエイと、……セイランさんといっしょに。
――彼女の境遇に同情しただけ。助けたのは、ちょっとした義侠心。
自分の運命に、誰かを巻き込みたくない。誰かを愛するなんてことはしない。
そう思うのに。
ずっとここで暮らしていたい。ただの進士として、……彼女といっしょに。
リファとセイラン。
互いに知らず惹かれ合う。相手を知れば知るほど、その想いは深まって――。
門を開けたことで、門をくぐったことで始まる、二人の恋の物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:00:00
107930文字
会話率:33%
――好きになるって、どんなかんじなんだ!?
ベルティア王国、王太子殿下付きの教師だったフィリカ・ノイエンハイム。わずか9歳の王太子、キースハルトの質問に軽く戸惑う。
もうすぐ結婚する身。だけど、そこに恋も愛もなくて。決められたままに結
婚する……はずだった。
いつもと同じように目覚めたフィリカの前に、知らない男性。ギュッと握られた手。愛おしそうにこちらを見る瞳。
――目が覚めていきなりそれか。ご挨拶だね、先生。
思わず悲鳴をあげたフィリカに、男性が笑う。
その姿は、幼い教え子、キースハルト殿下にソックリで……。
――15年、先生は眠り続けていたんだ。眠りの呪いによってね。
そんな。今日は昨日の続きじゃないの!? 突然の時間経過に戸惑うフィリカ。
いきなり青年となって現れたキースハルトは、さらにとんでもないことを口にする。
――先生、いや、フィリカ・ノイエンハイム。きみに、僕の妃となってほしい。と。
※R18展開回のみ、タイトルに♡マークをつけさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 21:08:54
44114文字
会話率:32%
母は何かから逃げていた。
幼い頃からずっと「アレに捕まってはいけない」と言われていた。
母が亡くなった後も身を隠しながら生きていたのに。
抵抗しても、まるで蜘蛛の巣に絡め取られた羽虫のように、その運命は覆らないのかも知れない。
古城に棲
まうアレが、自分を求めている限り。
※男×男、女×女、男×女、複数、全部ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 14:32:48
20123文字
会話率:32%
昔は優しくて必ず隣にいてくれた2歳年上の幼馴染。
家族ぐるみで仲良くしていたのに、大人になるにつれて距離ができ、彼が16歳で4年制の学院に入ってからは疎遠になってしまう。
寂しさを感じながらも。
後を追うように同じ学院に入るが、
彼との
距離が戻るわけではなく。
たまに学院内で見かける彼の隣には、毎回違う綺麗な女性達が居る。
どうすれば前のように。
いつも隣にいる彼女達のようにとは行かなくても
子供の頃みたいな仲の良い関係に戻りたいだけなのに。
目も合わない。
近寄れもしない。
挨拶さえできない。
彼が最終学年になった年。
幼い頃の淡い恋心が、大人の恋心への変化の途中で起こった出来事で。
決定的にすれ違い。
ヒロインの気持ちに決定的な亀裂が入る。
嫌い。嫌い!大嫌い!!
子供だった気持ちがゆっくり少女へと成長し。
けれど、
周りが子供のままで居させてくれない環境のせいで
気持ちが追いつかないまま
少女から女性へと無理やり成長させられたヒロインが
振り回される話。
ヒーローとヒロインの思惑違いで進んでいく日常と、巻き込まれる周囲。
辿り着く物語の行き先は…。
多種多様の種族が暮らしていて
魔法も異世界生物も存在している世界観。
今後の話の流れによっては
残酷な描写あり
も含む可能性有り。
溺愛物ですが…。
前半は全力ですれ違ってます。
甘々は、しばらくお預けになります。ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
326028文字
会話率:28%
井波和幸は幼馴染で三つ年下の酪農場の息子である矢木田慎文のことが嫌いだった。
親同士の仲が良く、幼い頃は可愛い弟のように可愛がっていた彼のことを嫌うようになったのは、十三年程前に奴に無理やりされたキスが原因だった。そんな奴が毎年クリスマス
間近に訪ねてくるようになった。
会うたびに『好き』だと主張してくる奴に翻弄されながらも、滞在中の間だけ恋人になりたいと提案されて渋々受けることになった和幸は、手繋ぎ以外はお触り禁止の条件つきで提案を快諾した。そんなある日、物産展で慎文の恋愛観を歪ませた元凶である櫂理人という男と出会う。
櫂を通して慎文の本心に触れることになり、次第に心が溶かされていった和幸だが慎文の気持ちを受け入ることができず、彼を傷つける行動をとってしまい、慎文は忽然と居なくなった。
慎文の帰宅後、彼のことが気になり実家へ帰省した和幸だが慎文に冷たい態度をとられ、漸く自分の気持ちに気づき始め……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
86555文字
会話率:37%
公園プールの監視員と言う夏休みだけのアルバイトを始めた大学生
子どもは好きだが、そう言う意味の好きでは無く、飽く迄も可愛らしいモノとしてしか見ていなかった彼だが、童貞故の悲しさかそれとも男の性か、幼い少女達のアラレもない姿に魅了され一線を越
えてしまう
そんな一夏の淡い恋と欲棒に負けた悲しい青年の物語
この物語はフィクションであり、実在の地名、事件、団体、個人等には一切関係有りません。
また作中で行われている行為の一部は現実で行うと明確に犯罪となる行為なので、飽く迄もフィクションとして楽しむに留め、実行する様な事の無い様にしましょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 00:00:00
407378文字
会話率:27%
時は流れ、かつて蛇神と人が紡いだ愛の記憶も、風の中に薄れていく。
かつて蛇の神霊のー柱であった瑪瑙は、己が信じた仲間のために、慕っていた「主」柘榴に背き、戦って命を落としかけた。
大神に助けられた後、神社の一角で静かに暮らしていた。
唯
一、瑪瑙には遥か昔から興味を持っていたものがある。
それは音を奏でることーー。
夜には人に顕現し、ギターや琵琶を手に人々へ自分の音を届けていた。
突然、己の香りが目覚めた時、瑪瑙の中で何かが変化していく。
それは同時に、一人の番となる紬を引き合わせる。
紬は幼い頃、祖父からお伽噺のような蛇の話を聞かされていたーー。
ライブ会場にて瑪瑙を見た瞬間から、不思議な香りに惹かれていく紬、同時に彼から浮かぶ、赤い蛇の影を見つける。
時を同じくして、過去の黒い影も目覚め、次第に二人に忍び寄りーー?
「番を得る」ということーーそれがこんなに苦しいものだとは思わなかった……。
番を乞い願い、苦悩する演奏家青年蛇神と、霊感を持つ穏やかOLの香と音で繋がる現代和風ファンタジー。
*人外(蛇)×人間の異種間物語ーー「蛇の香は藤」に次ぐ外伝。もう一つの愛の物語。
年齢制限あるものはタイトル前に※がついております。
他サイトでも同作品を掲載中
25.5/24 連載開始
25.6/29「拾玖話」更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 23:15:30
68220文字
会話率:36%
カリンは幼い頃から医務官になりたいと願い、医務官である幼馴染のテオの両親の手伝いをしながら学校に通っていた。
幼馴染のテオはカリンと婚約に近い約束をして王都の騎士になるために故郷を離れたのだが、騎士団に入団してすぐに、好きな人が出来
て夢中になっているという。
幼馴染の浮気に、ショックを受けて寝込んだカリンは前世の記憶を思い出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 23:12:44
134058文字
会話率:22%
大臣を父にもつすみれは、自身の婚約披露パーティーで
父の秘書 片桐蓮と出会う。
平穏な日々を過ごす中、すみれに脅迫状が届くようになったため
片桐がすみれの送迎と警護をするようになる。
片桐は両親を殺した黒幕であるすみれの父への復讐の機会をう
かがっていた。
そんな中、婚約者の不貞が発覚し、憔悴したすみれを
片桐は自分の故郷の海へと連れていく。
すみれはなにも知らずに片桐に惹かれていき、
片桐もまたすみれへの愛情とすみれの父への憎しみの間で懊悩するようになる。
キャラ
宝来すみれ
父は次期総理と目される大臣
生まれつき心疾患があり、子供の頃は家にこもりがちだったため
内向的な性格。趣味は絵画。
美大卒、デザイン会社に就職するが、父親のコネで仕事を取ったと
会社でやっかまれており、内面には孤独を抱えている。
父の支援者の息子と婚約中。
片桐蓮 28歳
幼い頃弁護士をしていた両親を強盗に惨殺された。
その後、叔父の家に引き取られたが、2年前に
両親の死にすみれの父が関わっていると知り、
大学院を休学して、身分を偽りすみれの父の秘書になる。
すみれの父の罪を暴き正当な裁きを受けさせるために
近づいたものの、すみれに惹かれてしまい苦しむようになる。
他サイトにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:03:11
68587文字
会話率:34%