プロローグ
山間にある小さな国ヴィーガンド。
そこに住む少女エリスティアは先日16歳になったばかりだ。
ミルクティー色の髪を腰までたらし、大きな栗色の目はキラキラと輝いている。
それもそのはず、もうすぐ幼馴染のガイと結婚するからだ。
ガイはエリスティアの1つ年上で、小さい頃からずっと一緒に育ってきた。エリスティアにとっては、ずっと兄のような存在だった。
だが先日の誕生日に彼から「結婚してほしい」と言われ、そっと口づけをされた。
心ときめくような情熱はないけれど、ガイのことは昔から知っているし、彼とならきっと穏やかで幸せな家庭が築けると思う。
来月には、20年前に母も着ていたという真っ白なウエディングドレスを私も着ることになるだろう。古風だが繊細なレースで子供の頃から憧れていたものだ。
あのドレスを着て美しい花嫁になるのかと思うと、おのずと笑顔がこぼれる。
そんな結婚を控えたエリスティアのもとに一通の便りが送られてきた。
ヴィーガンド三世の結婚式のお知らせだった。
お相手の名前を見るとエリスティアの名前が載っている。
それはこの国の王子と、自分が結婚する知らせだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 08:41:11
27781文字
会話率:31%
「……するか? 偽装結婚」
若き医者であり将来有望の遊牧の民アーディル。そして元の世界に戻りたい異邦人、橋田梨奈。
結婚したくない二人が選んだ、偽りの契約。偽りの生活。
キスするのも、抱きしめるのも、パフォーマンスとして?
今更愛してるなん
てもう言えない。不器用な二人の歪な関係が始まった。
(羞恥系、ジレジレS系です。苦手な方ご注意!)
※以前上げていた[遊牧の花嫁]の改稿版です。
基本内容は同じですが、アーディル目線大幅追加&恋愛指数も3割増し。全50話ほどで毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 20:00:00
143968文字
会話率:27%
日ノ国〈ヒノクニ〉の皇子が成人の儀を迎える今年、皇子の花嫁候補として、身分に関わらず国中から、年頃の美しい乙女たちが都へ呼び寄せられることとなった。
皇子の使者に花嫁候補として選ばれた17歳の沙耶〈サヤ〉は、都へ向かう道中の夜道で、妖〈アヤ
カシ〉の一団に攫われてしまう。
「花嫁の身で、皇子以外の男に肌を許したら…沙耶はもう、清らかな乙女ではいられないね?」
皇子に生涯を捧げる覚悟を決めていた沙耶の前に、運命的に現れた青年、千羽矢〈チハヤ〉。嵐のように沙耶の心を掻き乱し、支配する彼に、沙耶は次第に惹かれていってしまう…。
(ストーリーの流れ上R18描写の演出に至るまで話が少し長いですが、お付き合いいただける方のみお入りください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-12 14:51:38
116362文字
会話率:28%
海に囲まれた美しい島国は、一人の天子によって治められ、二人の占術師『星読』と『数読』がそれを支えている。リュリシュは当代の『星読』である。
一途に彼を想うユエは、彼が不在の間に強い悪意によって地下牢に閉じ込めれてしまう。リュリシュは彼女を救
うために、ユエを花嫁として迎える。けれどリュリシュは、決してユエを抱こうとはしない。ユエはそれを、彼が自分を女性として愛していないからだと思い込むが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-11 01:07:24
1730文字
会話率:26%
ジルベニア王国の王女マルガリーテは、王となった隣国の初恋の王子と政略結婚で結ばれ幸せの絶頂だった。彼に複数の愛妾がいると知るまでは。
マルガリーテを王妃として尊重しているつもりの夫、力のないかつての敵国から嫁いだ女と軽んじる宮廷、我が物顔で
振る舞う愛妾。
その中で孤立を深めるマルガリーテを守ったのは一人の騎士だった。
一人の王妃と、王と騎士の愛憎の物語―――。3P有り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 16:54:34
141195文字
会話率:39%
1000年の繁栄を誇るゴアドア王国。周囲に広がる暗黒の森が城を守り、他国の侵略を阻んできたという。魔物を手懐け、美女をさらっては妻にする不死の青年ラルフ――若く美しく、氷のように冷酷な彼こそが、国の守り人であり、森の番人だった。ある日、彼の
前に一人の娘が現れる。貧相なその姿に眉をひそめるが、彼女が持つ石に魅了され、魔物に喰わせるのを思いとどまる。番人ラルフと、謎の娘。琥珀をめぐる二人の運命を染めるのは、暗黒の闇か、それとも……
※個人サイトに掲載していた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-10 10:37:33
91154文字
会話率:40%
とある山の中に建設された特殊な学園へ入学した五人の「花嫁」たちは、望むと望まざるとにかかわらず調教される日々を送る。
2012年から自ブログにアップしている作品を誤字チェックだけしてまとめなおしております。
元タイトルは「太陽の花嫁」でした
が付けた意味を忘れてしまったので変更してます。
・花嫁クラス編と、書きたいところだけ書く奴隷クラス編に分かれています。
・奴隷クラス編には全く愛情はありません。
*おそらくクリ責めばかりになります。
奴隷クラス編更新は、もう少々手直しをお待ち下さい。
・全体的に痛め
・基本的に女の子はあまり気持ちよさそうじゃない
・鞭プレイほぼなし
・レズプレイほぼなし
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 10:45:43
28082文字
会話率:45%
祖父が昔お世話になった天狗の悠。悠は花嫁を探していた。祖父は、助けてくれたお礼にもし孫で女子が生まれたら嫁にやると約束した。
16歳になった原田由香の前に悠は現れ、由香を住処へ連れ帰った。
*アルファポリスでも掲載しています。
最終更新:2017-07-31 12:32:02
40999文字
会話率:40%
正龍国の若き王は異世界へ行き花嫁を探し、連れてくる習わしがある。
結婚適齢期になった優也は異世界へ行き、気に入った娘を攫って来た。
その娘は奴隷として扱われていた娘だった。娘ははじめ怯えていたが徐々に優也に懐いてくる。
*アルファポリスでも
掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 20:20:58
41419文字
会話率:47%
失恋した傷心の白蛇日吉は新しい花嫁候補を探しに行く。
しかし、受け入れてくれる人間はなかなか見つからないだろうと思っていた。
そんな日吉は山の中で遭難している少女を見つける。
助ける代わりに花嫁になるように迫るが・・・。
*アルファポリス
でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 17:19:26
22166文字
会話率:48%
サンスペリア国、国お抱えの最高位の魔術師長ゼクトール・クリチャードはその強大な能力故、婚期が過ぎても中々妻を娶る事が出来ずにいた。そんな中で同じく国お抱えの水晶占いの権威であり、未来を読む力を持つ老婆マルガレザーから呼び出された。お前の花嫁
が見つかったと……。しかし、その花嫁と言うのは、ゼクトールの想像範囲はるかに超える、とんでもない人物だった。(また、この作品は長髪男性、碧眼女性、遠距離のお題をtwitterの診断メーカーさまの「ハピエン書いて」より頂きました)
ととりとわ様の主催、『悶えるおっさん企画』への参加作品です。また企画参加中、時間の関係でカットしてしまったエピソードを入れ込みました。(7/11日8話9話部分として入れ込み終了)
※本編は終了しておりますが、現在その後のエピソードを詰め込んだ続編の連載を開始しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-31 02:00:00
117764文字
会話率:43%
賢者の塔のアースは就職先について悩んでいた。そんな時、教育係をしている姫から呼び出される。姫の部屋に行ったアースに命じられたのは、求婚に来る皇帝に対し姫の身代わりをしろという難題だった!
本編、後日談完結しました。
*表示のあるページは苦
手な方はお避けください。R18表現を含みます。
(以前自サイト掲載作品を改作、長編として連載作品に変更)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 22:00:00
613413文字
会話率:42%
「貴方が『本の勇者』様」でしょうか――。夏の日差しが降り注ぐ中、澄んだ声が響き渡った。こんな街外れのあばら家にやって来るやつなんて魔物か怪異の類くらいだと俺は思っていた。だけど、屋根から差し込む光の向こうに立っていたのはエルフの美少女だった
! 話を聞けばどうやら俺と『子づくり』がしたいらしい。よろしい、ならばセックスだ。数々の秘密錬金道具を使って、この純粋無垢なエルフっ娘にエロいことをしまくってやるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-21 19:19:08
112082文字
会話率:36%
ーその恋は許されないのですか?ー
王国の城下町に住む平凡な青年には恋人がいた。
とても優しく青年を大切に愛してくれた芸術品のような美しさを持つ幼馴染みの青年。
しかし彼には重大な秘密があった。
そんな時、姉の身代わりで王に嫁ぐ事になっ
た青年。
何故、愛しているのに戦わなければならないのだろう…何故…
敵国の帝国で騎士団長をする龍族の生き残り×王に嫁いでも一途に愛し続ける青年
※攻めは普段は人の姿ですが変身して龍の獣人に変化をします。
龍族と主人公はひたすらラブイチャしています。
シリアスですが最終的にハッピーエンドです。
性描写には※でお知らせします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-16 00:25:02
2207文字
会話率:15%
人質同然で嫁いだ敗戦国の元王妃と、そんな妻の可愛らしさにらぶらぶきゅんきゅんする戦勝国の将軍のお話。
小説家になろうさんで連載している『悪魔将軍の花嫁~俺の妻が死ぬほど可愛い~』で、R15としてぼかして書いていた夫婦の閨話などを書いており
ます。
本編を読んでいないと意味が分からないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 10:30:09
2182文字
会話率:28%
帝は、庶民の生活を見る為に都に行く事に
した。そんな中、歩いている途中にある
女性が重い荷物を持っていたので、自分
が持とうと声をかける。その一目で帝はその
女性が欲しくなってしまう。
変な部分も出てくると思いますが
温かい目で見て下さい
。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 23:29:21
2236文字
会話率:40%
主人公の西条美咲は魔界がある事を信じてはいなかった。しかし、同級生で魔王の又吉海人に見初められてしまう。果たしてどうなる?
少し、意味の分からない部分もあると思いますが
暖かく見守って下さい。よろしくお願いします。
最終更新:2017-06-15 07:51:14
879文字
会話率:45%
サヘル王国の敵軍に捕まった美央は、サヘル王国の王ミカエルの妃となる。最初は抵抗するが、徐々に快楽に溺れていく・・・王道の物語です。
最終更新:2017-05-16 07:25:01
4508文字
会話率:48%
「さあ、花嫁様。とても恥ずかしく、穢らわしい時間を過ごしましょう……」
王国は、魔族と100年の不可侵条約を結ぶ為、王族の血を引く者の中から、処女の娘を魔王コルウスの嫁に捧げなければならなかった。
そこで見いだされたのが、かろうじて王族
の血を引いている、エギリ家の長女、ラモーナを差し出すこととなったのだが……。
なんの手違いか、魔王の側近、ロトスと結婚してしまった!
しかも、彼は淫魔という種族のようで……
果たして、ヘタレのラモーナは変態淫魔に耐えられるのか。
「この人……綺麗なモブおじさんだ……」
「気持ち悪い、と言いたいのですね?」
そんなちょっとメタっぽいギャグが混じるラブコメになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 21:13:33
857文字
会話率:32%
美鈴は長年付き合っていた男が浮気をして相手の女性との間に子供が出来る、そして別れを切り出された美鈴は「分かった」と頷き別れた。そして都会には似つかわしくないひっそりと佇む古寂れた神社へ、良く悩んだり傷付いた時などお参りに行く事が日課であった
。晴天の昼下がりぱらぱらと小雨が降り『狐の嫁入り』だろうかと天を仰ぐ。そこで不思議で奇妙な体験をした美鈴は、危ない所を美しい九尾の狐に助けて貰う。そして出会った瞬間に「我が花嫁」と言い優しい声で手を差し伸べて来たのだ。結局何がなんだか分からない奇妙な生活を送る事になり、沢山の物の怪に愛されて九尾の狐に深く深く溺愛されてー…美鈴はどうなってしまうのか?と言う基本甘く、ほのぼのな感じのエロです。攻め、受け両方ありますのでご了承下さいませ。まだまだR18は遠そうです。それではどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 02:51:35
10369文字
会話率:76%
星呂康泰はやんちゃ盛りの男子高校生である。
ある日、謎の男が「勧誘」に訪れ、逡巡の末、康泰は男に答えを告げた。
*性描写、残酷描写があるかは未定ですが、R18指定にしております。
ご了承ください。
最終更新:2017-06-25 12:48:02
29664文字
会話率:47%
ある村には、豊かな水をもたらすため十数年に一度、神に贄を捧げるという風習があった。
その贄に選ばれた紗也は、儀式の前の晩、ずっと好きだった幼馴染の朔太郎を呼び出す。
贄に選ばれた娘は、清い身体でなくてはならないはずなのだが、熱く燃え上がった
ふたりは、一線を超えてしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-16 21:29:43
6778文字
会話率:34%
堅物生真面目軍人上がり監察官×マイペース男娼。
高級娼婦の夜の接待を断り続けてたら、男色家だと思われて高級男娼をあてがわれてしまった可哀想な生真面目さんが食われちゃう話(ミも蓋もない言い方)。エロ描写はぬるめです……
最終更新:2017-06-15 23:40:56
11624文字
会話率:55%
高校生の拓海は、普段と変わらない生活を送っていたが、父の会社が倒産寸前だった所を王手会社に助けられた。しかし、助ける条件は拓海を差し出す事だった。
果たして、拓海の運命は?
多分、残酷な描写も入れると思います。
未熟ですが、読んでもらえる
と嬉しい
です。
感想も、良ければ送って下さい。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-03 14:49:45
1302文字
会話率:31%