鬼ヶ常夜で湯屋を営む鬼族酒呑一門の惣領息子・天との縁談を申し込まれたのは、化け族猫又一門の長、着物問屋を営む大吉の隠し子、三男坊・白玖。
白玖には猫耳と尾はあるものの、その他の形は全て人。化けることすらできない人とあやかしの混血に、敢えて縁
談を申し込んできた良家の鬼は格が高いが、鬼には相手が白玖でなければならない鬼なりの深い事情があるようで…
鬼の天と猫又の白玖が番になるまでの異種婚姻和風BL。
不定期更新
※前に連載してた作品を改稿しています
※5/4 「番台の青⑴」までエブリスタにも掲載してますが、システムエラー多発のため以降はなろうのみ連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 22:00:43
23274文字
会話率:43%
ブラコンな兄に甘やかされて、自尊心高く成長してしまった俺、葛城 旬(13)は、自分が世界一可愛いΩなのだと信じ切っていた初等部1年の時、誕生日でもあるバレンタインデーにとあるαに告白した。
「大きくなったら番って欲しい」と。
…結果は惨敗
。
「フェロモンが好みじゃ無い」と言われ、年寄り臭くて有り得ないとバカにされ、仲間内で笑い者にまでされた俺は、バレンタインも、誕生日も、自分の事も好きじゃ無くなった。
今年もまた嫌いな日がやって来る───黒歴史を思い出して憂鬱な俺がバレンタインデー前日にコンビニで出会ったのは、こんな俺のフェロモンを気に入ったと言う変なα。
俺の事を「世界一甘くて美味いフェロモンを放つΩにしてやる」と言う『小豆さん』に、Ωの俺はただ“歓び”しか感じられなくなってしまって────
***
※バレンタインネタなのに全然間に合ってない上に、タイトルからもお分かりの様に『和モノ』で、チョコレート要素は一切無いです…すみません。
本編3話+オマケ1話の全4話。
忙しくて連日更新が難しいので一気に全話投稿します。
※♡喘ぎだらけです。甘味プレイも(言葉責め的なプレイで、実際に食べ物を使ったプレイでは無いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 21:33:32
30874文字
会話率:40%
戦国時代の日本と似て非なる異世界の島国・和国。
皇祖神を奉じる神宮の社領・伊勢では、圧政に耐えかねた民衆が、天竺より来訪したという龍神の加護を受けて蜂起した。神宮を倒して下克上に成功し、一揆衆による新体制となった伊勢は、幕府や近隣州とに
らみ合いつつも、特産品である医薬の交易を再開した。
「龍神様の霊験あらたかな伊勢の薬はいらんかね。労咳(ろうがい)、疱瘡(ほうそう)、蝮毒(ふくどく)、癌(がん)、治らぬ病などありはせぬ。お代は一服百文也。少々値は張るが、命の代価と思えば安い物。銭がなければ、代わりに赤子一人でも結構だよ」
旅の薬売り兼人買いが主人公の、和風ファンタジーです。
※「小説家になろう」にて連載 http://ncode.syosetu.com/n3327bt/ していましたが、2017年6月23日に運営からの指摘を受けた事により、性描写のある章をこちらに移転しました。一般相当の章(現在、第1章、第4章)は「小説家になろう」側に残置しています。
※第8章以降のレーティングについては、各章開始時点で判断します。
※Arcadia、カクヨムにも併載しています。(併載する各サイトの基準により判断しますので、必ずしもレーティングは「小説家になろう」グループと同一ではありません)
※アンモラルな要素、特に劇中人物が差別を肯定する場面を含む箇所がありますので、苦手な方は御注意下さい。現実の差別を助長する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 23:03:25
461658文字
会話率:47%
立花笑弥(たちばな しょうや)は獣医師志望の19歳。二度目の大学受験に沈んだ帰り道、拾った猫を自宅に連れ帰ると、なんとそれは神様(しかも美少女!)だった。
助けた礼に願いを叶えると言われ、半信半疑で「俺のスケベなおねだり彼女になって」と願
い、神様とイチャラブライフがスタート。
あんなことやこんなこと、そんな恥ずかしいことまでおねだりしちゃうエロすぎ可愛い彼女に笑弥は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-09 21:38:08
30143文字
会話率:60%
「宗くんは優しいね、ありがとう」
目は赤く、目つきは鋭く、二本の角を額に生やした、五つ年上の鬼の少女。いつもからかわれていた彼女を庇っていた時、子どもながらに誇らしさを感じ、この手をずっと離さず守ろうと、一丁前に思っていた。
そして、互い
に成長し、彼女は今も自分の隣にいる。
花嫁装束が似合う、美しい鬼となって――。
互いを守り、互いに守られる、人間の青年と鬼の女性の夫婦の話。
(自サイトでも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 00:00:00
42378文字
会話率:41%
――人の里とあやかしの里から、男女を選出し、夫婦とさせよ。
昔にあった古い掟は、時が過ぎた現在、人とあやかしを引き合わせる習わしとして残った。
その出会いを経て結ばれた新米夫婦に、もう間もなく、今年最後の日がやって来る。ゆえに、彼女はやらか
した失敗を取り戻すべく、決意していた。
「本当の夫婦になる――!」
なんだかんだで仲の良い、人間の娘と黒柴のあやかしの夫婦が迎える、一年の最後と最初の日の話。
(自サイトでも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-04 00:00:00
22916文字
会話率:36%
ある村には、豊かな水をもたらすため十数年に一度、神に贄を捧げるという風習があった。
その贄に選ばれた紗也は、儀式の前の晩、ずっと好きだった幼馴染の朔太郎を呼び出す。
贄に選ばれた娘は、清い身体でなくてはならないはずなのだが、熱く燃え上がった
ふたりは、一線を超えてしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-16 21:29:43
6728文字
会話率:34%