十六歳を男女我(オメガ)の春と云うべきです。
十二より十四までが花のつぼみ、十五より十八が盛りの花、十九より二十二までを散る花と定めるべきでしょう
「Ωの美しさは期間限定だ」αの父はそう言い捨てて、優人とΩの母を置いて他の女の所へ出てい
った。
優人がまだ六歳の頃の話だ。
Ωのヒートは思春期が始まる十二歳から十六歳のピークを経て徐々に減少し、二十二歳で消失する。ヒートがあるうちは体つきも華奢で、普通の女よりも女らしく美しいΩ。だがヒートが消失した途端、妊娠が不可能になるだけでなくΩの身体は徐々に元来の男のようにたくましくなっていく。そこで大抵のαたちはまるで夢から覚めたように、皆番のΩを捨てて若いΩや女に走るのだ。
そんなものに振り回されてたまるものか――そう思いながら生きてきたΩ俳優の柿沢優人は、今年で二十二歳を迎えようとしていた。
十年間ずっと煩わしかったヒートがもう少しで無くなる。おまけに仕事も絶好調。Ωなのにこの歳まで番を持たない優人の生き方は、今やΩの新しい生き方のロールモデルなんて言われて世間にちやほやされまくっている。
そんなおり、収録終わりに遊びに行った先で女と揉めていた男娼を助けた優人。男娼の名はテオといい、テオは美しい男だったが、その幼稚な話し方や思考で親に虐待されて育った男だとわかる。
テオに自身の境遇を重ね同情した優人は、その晩テオに懇願され渋々自分の家に泊めることを承諾。しかし自分を買ってくれたと勘違いしたテオは、家に着いたとたん優人にのしかかってくる。
すると優人は半年ぶりのヒートに襲われて――
「まてまて、おまえαだったの!?」
「あるふぁ?なぁにそれ知らない。それよりなんだかすごく、いい匂いがするね――」
ヘタレ美形年下ワンコ(男娼→モデル)×α嫌いの元ヤンΩ俳優
※現代ものです
※男性妊娠描写あり
♢初投稿です。どうぞよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:00:00
5058文字
会話率:18%
愛した飼い主と引き換えに自由を得た花吐き奴隷の少女、フォゼット。もうなにもやる気が起きなくなっていたところに、理不尽な借金を強いられている美しい男ドルドアと出会う。気まぐれで彼を助けてみると、どうやら彼は訳あって危機に瀕した孤児院を一人で救
おうと奔走しているらしい。
フォゼットは気まぐれで彼に手を貸してみることにした。しかしその孤児院の子供たちは、ドルドアは、本来は花吐き奴隷を飼って花を食べる高貴な種族たちで──?
※タイトルとあらすじを変更しました。(旧題:花わずらい)
※超不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 23:00:00
95185文字
会話率:45%
勤務医である晴人は奇妙な患者を診察する。
夜道でその患者に襲われた晴人は、美しい男性と出会い、運命が動き出す。
最終更新:2024-04-16 00:46:30
7171文字
会話率:21%
故郷から遠く離れた場所でアエラは1人で暮らしている。母は亡くなり父は出ていってしまった。12歳からアエラは1人森に住んでいた。
孤独にも慣れ日々を過ごしていた頃、アエラは白い髪の美しい男を拾う。男は記憶を失い自分の名前さえ忘れていた。
記憶のない男と孤独に生きていたアエラは次第に愛し合う。
幸せな日々は予期せぬ出来事で突然終わりをつげる。男は隣国の第二王子だった。
運命によって引き裂かれ大きな陰謀に巻き込まれる2人、お互いのために試練へと立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:40:00
40207文字
会話率:30%
タレ目気味の三白眼に、ニタニタ笑いに尖った歯。ねっとりした喋り方に、猫背気味の風体はまさに女として論外。バルリエ商会を引き継いたミシェル・バルリエは、『論外な魔女』としてその名を轟かせていた。独身街道をひた走る彼女だったが、ある日運命の出会
いを果たす。その名はダニエル――有能な秘書として雇われた美しい男、しかしその実態は……バルリエ商会を内側から壊滅させようと目論む、スパイだった!
◆◇◆
これは、三白眼ギザ歯ニタニタ笑いなミシェルと、ハニートラップをしかけてボロボロにするつもりが沼に嵌まったヤンデレ男ダニエルの、いずれ結婚に至る物語である。
※※『悪役商人の掘り出しもの』(https://novel18.syosetu.com/n6798ih/)
『悪役商人の青い恋』(https://novel18.syosetu.com/n3711ii/)
のヒーロー、ダミアンの父母のスピンオフストーリーです。単体でもお楽しみ頂けます!
※本編完結済
※番外編ものんびり更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 15:09:43
109220文字
会話率:43%
「人間の血や、獣の臓物を食べる化け物を好きになる無垢で愚かな女の子が居るのは、おとぎ話の中だけなんだよ、世間知らずのお嬢さん」
村に居場所がなくなったため、決死の覚悟で『人食い城』と呼ばれる古城まで出かけた村娘ニア。血を飲ませてあげる代
わりにここで寝泊まりさせてくれと娘は吸血鬼に頼んだ。断られるかと思ったが、美しい男の姿をした吸血鬼はニアを泊めることにする。
しかし、血を啜る者と寝床を求める者の関係はある日突然、急変し……。
初めてを吸血鬼とした娘が、二度目のセックスを吸血鬼の男性とするだけの掌編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 04:16:51
4598文字
会話率:60%
蒸発した両親の借金をブラック法律事務所の薄給で返済し続けている只野 新は、借金を完済し終えたその夜、走り込んできた電車にはねられる。新が目を開けるとそこは、鳥に変身できる獣人たち「鳥人」が闊歩する異世界・バーランドだった。
新は出会った男た
ちに突然脚の腱を切られる。極寒の中放置され死を覚悟した時、美しい男にキスで傷を治癒される。男はバーランドの国王、ペラジカス・勇仁で、位の高い鳥人の体液は治癒能力があると教えてくれる。両脚の自由を失った新は、勇仁の計らいで彼の城に道化師として連れ帰られる。道中、勇仁が「真白き鳥と番う」という言い伝えを信じ、独り身を貫いていると知る。
自分は無能で代替可能な存在だから、人一倍働かねば生きる意味はないと焦る新に、勇仁は「自分のために生きろ。自分を大事にしろ」と叱責する。生まれて初めて自分のために怒ってくれた勇仁に感激した新は、勇仁が推し進める、王族への累進課税制度(新法)について進言し、法律で勇仁の役に立ちたいと頼む。勇仁は新を重用するようになり、二人の仲は親密に。勇仁は、自分が生まれる際に母が死んだため、父から「母殺し」と憎まれ続けていることを似た境遇の新にだけ打ち明ける。新は父に愛されたいという勇仁の本心を暴き、対話を促し、勇仁を驚かせる。
勇仁は、自己肯定感の低さから自分を大事にできない新に、ともに時間を過ごすことで癒やされていることを告げる。新はその夜、勇仁との淫夢を見、彼を愛していると自覚する。勇仁は貴族たちを招いた宴会で新を王妃として扱い、愛を告白する。
しかし、新の試練はここから始まるのだったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 22:29:01
99338文字
会話率:36%
婚活中のOL、恵菜にはある野望があった。それはウェディングドレスを着て結婚式を挙げること。
だが実家が由緒正しい寺であることから、実家の寺を継いでくれる男と結婚させられそうになってしまう。このままでは結婚式が仏式に……!?
思い悩む恵菜の
目の前に現れたのは、ヨミと名乗る黒装束の美しい男だった。式でウェディングドレスを着せてやるという言葉に乗り婚姻に応じてしまったが、その男はまさかの黄泉の国の王様で!?さらにはヨミとの婚姻を阻む美しい蛇神まで現れ!?
冥界の王に求婚されたり蛇神に取り憑かれたりしつつも、懸命にハッピーウェディングを目指す恵菜。その運命やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 12:00:27
54373文字
会話率:53%
桃田 六花には、見えてはいけないはずのモノたちが見える。
六花の家のそばには、大きな一本の河津桜が咲いている。毎年花が咲くと、その木の枝に美しい男が腰掛けていた。
桜が咲いている間だけの異種交友。しかしそれは、最初から終わりが見え始めていた
。
※桜に宿るあやかしと、見えないモノが見えちゃう女の子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 22:52:22
16559文字
会話率:35%
平凡な会社員・木本紗穂は、花の季節に毎年、高校の時から隣県の神社で行われる「藤まつり」へ行くのを楽しみにしていた。しかし、神社へ訪れてみると、藤の木が荒らされており、今年の藤まつりは中止となっていた。落胆する紗穂は、傷を負った美しい男性と出
会う。彼は蘿月(らげつ)と名乗り、自分をこの藤の木に宿る花神だと言った。彼を助け起こそうと紗穂が触れた瞬間、傷が癒え、藤の花も元気になる。自分に蘿月を救う力がありそうだと思った紗穂は、蘿月の巫女になることを申し出るが、彼の力を完全回復させるにはもっと深い触れ合いが必要で…
藤の木の神様×平凡地味OLの溺愛ストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 21:41:57
3916文字
会話率:49%
『ムーンライトノベルズ』限定。
目の前に現れた無口な化け猫は、死んだ愛猫の生まれ変わりだった。
そんな化け猫「てぶくろちゃん」と飼い主の女性との交尾(セックス)ライフをつづった、ちょっぴり大人向けのラブラブ恋愛小説。
猫好き
必見。
■最新情報
『第480話 明るい笑顔27』
飼い主の女性が触手でイジめられる話です。
https://novel18.syosetu.com/n3758fo/480/
■愛猫「てぶくろちゃん」のことをもっと知りたい方は、コチラをご覧くださいませ。
『【エッセイ】我が家の飼い猫を超イケメン主人公にした、ちょっぴり大人向けの恋愛小説を書いた理由 ~超可愛い子猫時代の写真も載せてるから、よかったら見にきてね!~』
https://ncode.syosetu.com/n6059fx/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 23:03:16
1060004文字
会話率:21%
この物語は、美しい男性の姿をした化け猫と、その飼い主が繰り広げる恋愛ファンタジーである。
最終更新:2019-06-12 21:05:20
1468文字
会話率:11%
額にMの紋様が描かれた美しい男性の姿をした化け猫と、その飼い主が繰り広げる、大人向け恋愛ファンタジーの決定版!
最終更新:2019-06-12 20:05:19
2227文字
会話率:12%
成金男爵家の娘であるエルナは婚約者との面会に向かう際中、事故に遭う。
そして、次に目覚めると見知らぬ部屋にいた。
その部屋の持ち主だというのは、見知らぬ美しい男。彼はバートラムと名乗り、エルナを攫った張本人だと。
「今日からお前の家はここ
だ」
そう言われ混乱するエルナに、バートラムは覆いかぶさってきて……。
「もう二度と、お前を離すつもりはない」
彼が度々呟く、意味の分からない言葉たちと、エルナに近い人物しか知りようのない個人情報。
意味が分からない中、エルナは自身の記憶を掘り起こしていく――。
謎の美しい男(23)×攫われた娘(20)の無理矢理の共同生活から始まる、病みにまみれた謎多いロマンス・ラブ。
▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 17:27:57
5077文字
会話率:31%
サフィアは光竜の紋章が刻まれた聖女だったが、勇者が現れず、一人で闇竜を倒すものだと思っていた。しかし闇竜討伐の旅まであと半年というところで勇者が発見され、教会にやってくる。
勇者のアーサーは強く美しい男だったが、森で草竜に育てられたためか
無表情、無口、無愛想。けれど誰よりも真っ直ぐで、優しくて、「聖女」だったサフィアをただの女の子にしてくれる。
やたらと近くスキンシップの激しいアーサーにどぎまぎしながらも、サフィアは彼に惹かれていく。しかし、勇者と聖女は王族と結婚するという決まりがあり……。
*純愛ながらR18シーンは濃厚に、を目指しました。
*R18描写のあるお話には※がついています。
*改題しました(旧題:竜に育てられた勇者は聖女に一途な愛を誓う)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 22:23:22
101127文字
会話率:49%
アヤナは冒険者として、依頼を請けながら旅をしている。
嫉妬と執着心が人一倍強くて、けれども人形のように美しい男――イチと共に。
街に着いて、依頼を請けようとするが、パートナーであるイチは不機嫌を拗らせていた。
「魔力補給―――えっち、させて
くれたら、許す」
一緒に依頼を請けて欲しいと懇願しては、見返りに性行為を要求されるのだった。
(性行為によって魔力を補給する魔導人形の男が、術士である主人公に激重感情をぶつけてくる話です。
エロは薄めです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 02:01:46
14050文字
会話率:29%
この世界は、魔力が全てである。
王国内でも屈指の魔術師の家系に生まれ、素晴らしい血筋で生誕したのに、エレノアには見事に魔力が備わっていなかった。
家族や周囲から一族の恥と冷遇され、隠されるように生きてきたエレノアは、もう生きていても意味は無
いと諦観し、迷い込んだ森で、アンティーク人形のように美しい男と出会った。
「最後なら、抱かせてくれないか」
甘い言葉で誘ってきた男は、実はインキュバスだった。
(ドアマットが、突然出会った淫魔に孕まセッされる話です。キメセク/子宮姦の描写あり。ジャンルとしてはインスタントエロです…タグを必ずご確認ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 01:40:09
10471文字
会話率:35%
一四歳の時に両親を失ったメレディス・トスカは、父方の妹であるデボネ家の世話になる。けれどもメレディスが社交界デビューした直後、叔父が他界し、デボネ家は没落貴族と成り果てた。しかし、叔母はふたたび華々しい生活に返り咲くことを諦めていなかった
。愛娘二人のうち片方、あるいは両方に爵位を持った大富豪と結婚させようと画策する。そんなだから、よそ者のメレディスはいつだってのけ者扱い。
ある日のこと、叔母の元に一通の招待状が届いた。差出人はブラフマン伯爵家からのものだ。彼の末娘、キャロラインの社交界デビューを開くという。ブラフマン家は社交界で絶大な人気を誇っている貴族で、彼らが手がける事業はことごとく成功していた。そしてブラフマン家の息子二人はとてもハンサムだと貴族たちの中では専ら噂になっている。二人は結婚適齢期を迎え、淑女たちはみな、妻の座を狙っていた。そしてそれは叔母も同様だった。
ブラフマン家に招待された四人は早速会場へと赴く。そこでメレディスが出会ったのは、次男のラファエルだった。
豊かな金髪に緑の瞳、若さ故の引き締まった強靭な肉体と気品を兼ね備えた美しい男性。
――ああ、彼はなんてハンサムなの。
ハンサムなラファエルにひと目で恋に落ちたメレディス。やがてふたりは運命の糸に引き寄せられるかのように再会を繰り返す。けれど、メレディスは知っていた。彼が貴族とは名ばかりのメレディスに近づいた理由を――。なにせ彼は花嫁探しに乗り気ではないのだから。
ラファエルはきっと両親を失ったメレディスと社交界のスキャンダルになって、母親の花嫁探しを諦めてもらうための策略を考えついたに違いないのだ。
……そんなことは、もう知っているわ。
彼は自分を利用しているだけだ。そう言い聞かせるメレディス。けれども彼女の思いとは反対に強い力でラファエルに引き寄せられていく……。果たして彼らの運命は――。
シンデレラストーリーです。
※この作品は、R18指定の設定ではございますが、ストーリー重視ですので要素としてはやや薄いと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
【Berry's cafe】【エブリスタ】さんでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 23:33:11
191460文字
会話率:26%
幼い頃、両親に捨てられ、清人に育ててもらった主人公の比良(ひら)はあまりにも美しい魂という器を持っているため、霊体達に狙われるという特異体質の持ち主だった。
意識を失えば霊体に乗っ取られてしまう。眠ることも死ぬことも許されない比良はある
日、見知らぬ美しい男性、紅(くれない)と出会う。
ひょんなことから紅と同居することになった比良は少しずつ惹かれていって――?
「僕は汚い存在なんだ」
「君は誰よりも何よりも美しい」
シリアス&ホラーありの「迷える小狐に愛の手を゜。*」のスピンオフ。妖狐シリーズ・第二幕。
※この作品は、「fujyossy」「lotus bloom」一部内容を変更して一般部門で「野いちご」「ベリーズカフェ」にて公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 20:01:58
176998文字
会話率:21%
ベイジル・マーロウは身ごもっていた。オメガだというだけで家族に捨てられ、さらには子供の父親だった筈の男にさえも、相手がアルファであれば簡単に身ごもってしまうベイジルに呆れ果て、捨てた。
生きる希望を見いだせず、苦痛の日々を過ごしていたそ
んなある日、ベイジルの前にこの世のものとも思えぬほどの美しい男性が現れた。その男性は思いやりに溢れ、頑ななベイジルの心を少しずつ解かしていく……。
もう二度と人を信用しないと固く誓ったのに、どうして?
優しい彼に惹かれていくベイジル。しかし、その男性には人には言えない秘密があった。
※この作品は【fujossy】、【エブリスタ】にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 14:35:45
91524文字
会話率:12%
この世のどこかにある“桃幻郷”と呼ばれる男娼専門の遊郭には、桃華(とうか)と呼ばれる美しい男娼たちがいた。彼らは水蜜桃のみを食べるからか、馨(かぐわ)しい桃の香りを漂わせる体で客をもてなす。そんな桃幻郷を訪れる神仙や神獣は夢幻の快楽を得られ
るのだという。
[神仙・神獣 × 桃華 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 10:00:00
17445文字
会話率:59%
古い港町では、海から帰ってくる霊たちを迎えるために花火で迎え火を焚く。その後、盆踊りで賑わう漁師たちやおかみさん、それに子どもたち。そんな盆の入りに現れるのは、此岸と彼岸の狭間か死者たちか、それとも――。※改稿版を他サイトに掲載
[ 港町の
男 × 美しい男 / BL / R18 ]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 15:16:19
13142文字
会話率:40%
猛暑日の続くある夏の日、家を覆い尽くすように咲き誇るノウゼンカズラが目に留まる。そこには美しい男の人が住んでいて、何度か見かけるうちに言葉を交わすようになった。そのうち美しい男の人のことが忘れられなくなり……、そんな夏の夜の小噺。
※やや残
酷な表現を含みますので、苦手な方はご注意ください。
[ 美しい男 × ノウゼンカズラの家が気になる男 / BL / R18 ]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-13 10:00:00
5896文字
会話率:39%
何でも許せる方向けです。
【あらすじ】
この世界とは少し違う歴史を辿った東京、現代――。あるとき、育ての親である祖母を亡くした鶴見章介(17)は、高校生にして借金を背負うことになる。借金返済のために向かった先は玉東――東京郊外の山奥にあ
るカジノリゾートの街だった。
和風の楼閣が立ち並ぶその街では、絢爛豪華な花魁衣装の女と男が春をひさいでいる。中でも章介が入った白銀楼は、男の傾城しかいないと有名な女子禁制のハイクラブだった。
美しい男ばかりが集まるその店で、章介は二人の少年と出会う。少女と見まごうような美少年、信と一樹。彼らは、将来を有望視された引っ込み禿だった。
共に苦難を乗り越える中で二人はやがて良き友人となってゆく。だがそんなある日、一樹に異変が起き、三人は避けることのできない運命の奔流に巻き込まれてゆくのだった・・・。
【CP】
美形変態執着攻め→寡黙男前X小動物系大学生
【備考】
※単体で読めます。
※白銀楼シリーズの『オリーブの目の太陽神』及び『碧眼の暗殺者』の過去編、章介視点のお話です。(両方の世界戦共通の過去。改編中の『オリーブ~』の2、3章部分です(削除し再構成予定))
※どの作品からでも読めます。
※無理矢理、拘束、攻めリバあり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 10:31:07
91593文字
会話率:41%
西暦2032年、ロサンゼルス。アメリカでは中国との対立が激化して、NSAの『チャイナ・キラー』作戦によって中国共産党員とその資金が排除されていた。『分断』の傷が癒えない社会では、『ヘイトスピーチ』と『フェイクニュース』が常態化していて、そ
んなある日、日本製のインターネット・ゲーム『スクリーム・オブ・クリチャーズ7』に没頭していた市内の男が変死する。
FBIのパーカー捜査官とグティエレス捜査官が、その事件を捜査する。コンピュータ・オペレーターのクロエが、2人の捜査を補佐している。捜査を進めると、他にもゲームの最中に感電を感じたプレイヤーたちが大勢いて、2名の変死者たちがいることが分かった。どうやら死因は感電死のようだ。
サンタモニカの街中には、日本人のセイゾウ・ムナカタが経営する『ITO(糸)』というスシ・レストランがあった。大学生であるセイゾウの娘のトウコがウエイトレスをして、30半ばのマサミ・マキがセイゾウの弟子として調理人を務めている。
マサミは美しい男だが、少し背が低く、吃音があるためにとても無口である。ある夜、マサミは指名手配されている中国共産党のスパイ、ジャッキー・ヨーに似ているとの疑念をかけられ、吃音が災いして、市警察へと連行される。
トウコが市警察にマサミを引き取りにゆくと、その場で運悪く、高校時代の同級生だった、コロナ禍以降の格差が原因で父親が職を失い、プラウド・ボーイズの一員になったベンジャミンと出会してしまう。数日がして、ベンジャミンはプラウド・ボーイズのリーダーたちに唆され、トウコにしつこく付きまとうようになる。
一方、ゲームのプレイヤーたちの感電死は、FBIの捜査によって、インターネットを介した過電流が原因だと特定される。それには、ネット上で都市伝説化している、1999年のニューヨークで起きた『伝説の事件』の際に、その街に現れた『スピリット』と呼ばれる電磁波の変異種の影響ではないかと、示唆する者たちがいる。マサミも日頃から『スクリーム7』を心に湧き起こる怒りとストレスの捌け口にしていた。
そんなある朝、トウコがプラウド・ボーイズに拉致されてしまった。
これは、「スピリッツ・オブ・アメリカ」に派生する後日譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 07:32:10
231535文字
会話率:8%
前触れもなく異世界転移したトップアイドル、アオイ。
路頭に迷いかけたアオイを拾ったのは娼館のガメツイ女主人で、アオイは半ば強制的に男娼としてデビューすることに。しかし、絶対に抱かれたくないアオイは初めての客である美しい男に交渉する。
「―
―僕を見てほしいんです」
奇跡的に男に気に入られたアオイ。そのうち、アオイに途方もないほどの価値を付けてくれた美しい男にアオイは恋をするが、男は「私は貴方のファンです」と言うばかりだった。それならせめて理想のアイドルでいたい。そう決意するが――。◼️愛されるには理由が必要だと思っているし、理由が無くなれば捨てられて当然だと思っている受けが「それでも愛して欲しい」と手を伸ばせるようになるまでの話です。◼️自分自身にすら無関心な不器用な人外×自分に付けられた値段でしか愛を実感できない不器用な青年
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 20:00:00
119971文字
会話率:59%
写真部の鴫野美紀孝(しぎの みきたか)は一年の時に校内で男同士の情事を目撃して以来、そこで見た美しい男子生徒の姿を探して写真を撮っていた。
そして二年の秋。鴫野のもとにやってきたのは、三年の蓮見洸太郎(はすみ こうたろう)だった。
蓮見はお
前の写真のせいでセフレと別れた。責任を取れと言う。
責任を感じた鴫野は蓮見の相手をしようとするが、蓮見は突然泣き出してしまう。
なんとか宥めて蓮見の相手をした鴫野は、蓮見にセフレになれと言われるが……。
愛情深いダウナー系陰キャ童貞×想い重めな男前純情美人先輩
【キャラクター】
鴫野 美紀孝(しぎの みきたか)
高校二年生、写真部。長身だが地味な文化系男子。一年の時に男同士の情事を目撃して以来、その男子生徒の姿を探している。
蓮見 洸太郎(はすみ こうたろう)
高校三年生、バスケ部。美形で気が強い。セフレに関係解消を言い渡されて腹いせに鴫野に関係を迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 07:00:00
112506文字
会話率:39%