タニア国の王女ナキアはその生まれから戦士として戦場に出ていたが、ある日、野営地を強襲され攫われてしまう。連れて行かれたのは砂漠の王国マジャ。彼女は戦利品としてエスラーダ王の後宮へ入れられる。祖国からは見放され、たった一人でマジャの中で地位を
確立しようと奮闘する彼女はやがて願うようになる。王として君臨するエスラーダの隣に立ち、守られる者ではなく手を取り合える相手でありたいと。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-14 22:18:58
36762文字
会話率:37%
十一歳のリヤーナは、初めて参加した王宮の宴で、十三歳の王子ファイザルに淡い恋心を抱く。
たった一度のこの出会いで、二度と会えなくなってしまった王子に。
女性が魔術を使うことが違法となった砂漠の王国。
国王は迷信深く、占星術師の言う事
で政治を左右してしまう。
ある日開かれた宴の席で、国王と正妃の間の息子、ファイザル王子が何者かによって襲撃されてしまう。
死を待つだけの王子を救ったのは、仲良くなった少女リヤーナの母だった。
しかしこの国で魔術を女が使うのはご法度。
死にかけの王子すら魔術を使うことを止める中、リヤーナの母は彼を救い、そして捕らえられた。
むごたらしい拷問と処刑を回避するため、夫は奔走し妻を助ける。
しかし用意していた毒杯をリヤーナと共に煽ると、妖精ーージンの炎によって一家心中を計り、断絶してしまった。
しかし、リヤーナは生きていた。
厳しい砂漠はかつて妖精の女王が人の王へと分け与えたもの。民と土地を守り、魔物からジンを守れば命を育むに欠かせない豊富な水を与えると。
この約束を破りつつあるファラディーンの国王に危機感を抱いたジンが、密かに死ぬはずだったリヤーナを助け匿ったのだ。
彼女はジンと共に育つと、男装魔術師となって王都に戻る。
全ては家族と、あの聡明で美しい王子、ファイザルの仇を討つために。
そう、王子もまた、彼女と同じ道を辿り死んでしまった。
母である正妃が、宮中で魔術を使ってしまったために。
むごたらしい拷問と処刑を受けるくらいならと、崖から身を投げて。
砂漠よりも熱い復讐劇が、今、始まる。
※重めのお話しです。
※ヒーローとヒロインのRシーンはありますが、イチャラブではありません。
※ヒロイン以外のRシーンでやや濃いめなシーンを含みます。
※アラビア「風」です。アラビアンナイト「的」な世界感です。
※完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:15:59
134150文字
会話率:37%
国王マルスが、異母兄アトラスに政権を奪われて数年。イシュラヴァール王国は混迷を極めていた。
そんな中、遊牧民のユーリと結ばれたファーリアもまた、戦火に巻き込まれていく――。
砂漠の王国イシュラヴァールを舞台に繰り広げられる、エキゾチック・フ
ァンタジー。
「イシュラヴァール放浪記」の続編です。
前作同様、残酷描写、陵辱、拷問など、ハードめの描写があります。苦手な方はご注意ください。
【いつも誤字報告ありがとうございます!】
感想・評価・ブックマークなどいただけましたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
【Twitterはじめました!】
ご興味ある方は道化の桃で検索ください。R18周りを呟いていく所存です。
※アルファポリスでも追っかけで掲載を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 19:50:00
161504文字
会話率:45%
長編|クール年上×健気・溺愛年下×健気|三角関係|
北国の血を引く銀髪の騎士と砂漠の王国で籠の鳥として暮らす寵童――雨の戦場が二人の運命を大きく変えてしまった。武官として地位を与えられた寵童は王家に愛されながらも、遠い騎士の面影を忘れられず
に暮らす。
※角川ルビー文庫様より書籍化
※ムーンライトノベルズとエブリスタに同内容を投稿しています。
▼アンブローズ大陸史(全三作)
vol.01「鉛の太陽錫の沈黙」完結済
https://novel18.syosetu.com/n2089hj/
vol.02「国境を遠く離れて」完結済
https://novel18.syosetu.com/n2095hj/
vol.03「凍てつく繭の罪咎」準備中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 00:00:00
183876文字
会話率:52%
新聞記者のエフィは先輩記者の代打で、競馬の国際レースに初めて愛馬を出走させるパダーン首長国のカーミル王子を取材することになった。派手な言動とは裏腹に、祖国思いの誠実な一面を知ったエフィは、意を決して王子に個人的な頼みごとをする。中東での医療
活動中に行方不明になった父について、何か情報があったら教えてほしいと。心を動かされたカーミルは、帰国後の調査を約束するのだった。ところが取材記事が新聞に掲載されると、思わぬ事態に陥る。「カーミルではなく、自分が真の王位継承者だ」。謎の男から連絡を受けたエフィはすぐにカーミルに連絡し、第三国で密会することに。それが、運命に導かれた〈真実の愛〉の始まりとも知らずに――。
マーシャ・グリーン(Marsha Green)作、全23話。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています
※この作品の漫画版が以下のタイトルで刊行されました
『愛と真実の砂漠』宮本果林
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776739933/saranbo22-22折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 00:00:00
86722文字
会話率:41%
セシリアは子爵令嬢ながら、自転車ロードレースチームのメカニック見習いとして、〈ツール・ド・フランス〉出場という夢を追いかけていた。次のレースが行われるのは、砂漠の王国ナビール。セシリアは皇太子バドゥルと出会い、強引だが頼もしいその姿に惹かれ
ていく。ところがレース中、エースの兄ジャスティンが砂漠で行方不明になってしまい……。全19話。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています
※この作品は以下のタイトルで漫画化されました
『砂漠の風になって』一ノ瀬かおる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776751585/saranbo22-22折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 00:00:00
71337文字
会話率:38%
女装をさせられた青年がアラブ系王子様に攫われる話。
※マクランジナーフ及びムハージルはアラブの辺りにあると仮定される架空の国です。
※801はファンタジー。細かいことが気になる人はリターン推奨。気がついたらその都度自分で直すので誤字報告
は不要です。
※この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 00:14:26
122854文字
会話率:16%
【甘いだけではない、大人のファンタジー】
呪術に守られた樹海の奥底に、いにしえに失われた王国と、秘宝があるという。秘宝を手にいれた者は、世界の覇者にもなれるという。
樹海の少年リリアスには秘密があった。
彼は、将来男にも女にもなれる、両性未
分化(プロトタイプ)であり、空、風、火、水、土の精霊の加護と神の愛を受けた、希なる者だった。
残虐表現があります。
20190326に全文誤って削除しました。その再投稿になります。
きまぐれ、あとがき付き折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 20:00:00
310107文字
会話率:19%
呪術に守られた樹海の奥底に、いにしえに失われた王国と、秘宝があるという。
秘宝を手にいれた者は、世界の覇者にもなれるという。
樹海の少年リリアスには秘密があった。
彼は、将来男にも女にもなれる、両性未分化(プロトタイプ)であり、空、風、火
、水、土の精霊の加護と神の愛を受けた、希なる者だった。
少年に惹かれていく若者たちの愛と成長の壮大な物語。第三部まであります。
※災害があります。
※主人公がアレなので、完全なBLではありません。
※各部などに、気まぐれあとがき付き。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 14:16:46
314681文字
会話率:19%
粛正権──咎人の身柄を引き取り、生かすも殺すも自由にする権限。主に金持ちが娯楽の為に買う事が多いと言われてる。
砂漠の王国カスディールでは窃盗・暴行は死罪に値する。その罪を背負った咎人、女盗賊「蟷螂」ことライラは、現在劣悪な収容所で処刑を待
つ日々を送っていた。
収容から数日目。そんな彼女の”粛正権”を買いたいと申し出た者が現れた。
それは、両目を覆い隠す程の長い前髪、スラリと長身の骨張った体つき黒装束の男──国でも恐れられた黒の呪術師「蛭」だった。
身柄を引き取られたものの、この男……全く殺す気が見えず。
そうして根暗な呪術師と粗暴な盗賊の二人暮らしが始まるが……?
根暗陰キャ呪術師×荒くれ女盗賊。アラビアンちっくロマンス(物理)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 16:13:36
126196文字
会話率:24%
砂漠の王は気まぐれに星の民を捕らえた。星の民は素顔を見せない謎に満ちた流浪の民。彼を生かすも殺すも王次第ーー。
母なる大河と共に生きる砂漠の王国の物語。
最終更新:2018-06-23 01:58:47
5209文字
会話率:46%
とある砂漠の王国の副王に飼われている「赤」。
彼は拾ってくれた主人に日々尽くしていたが、国王ジェニスラヴァに見い出され、貢物として献上される。
しだいに明らかになっていく我が身の秘密にうろたえ、飼い主だった人を恋焦がれる「赤」。
そ
んな中。「赤」を気に入った国王は、密命を下す。
某国の王女とともに南王国に輿入れし、南の覇王を暗殺せよと……。
三人の王の妃になった子の、数奇な後宮物語。
(R15~18描写濃い目の回には*印がついています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-13 15:00:00
850859文字
会話率:36%
私は閨《ねや》では石のような女だと言われていた――。
月の神に守られ、広大な湖の恵みを受けた砂漠の王国オドナスは、若い国王の下で繁栄の道を歩み始めていた。その王妃タルーシアは、一度目の結婚で心身ともに傷を負い、新しい夫にも心を開けずにいた
。一方で、彼女は神殿の神官長の穏やかな優しさに癒されて、心を寄せるようになる。しかし封印したはずの過去は再びタルーシアの前に立ち塞がった。その時、彼女は初めて自分の本当の願いを知り、同時に自身の本質を知るのだった。
「小説家になろう」で完結済みの「名残の月へ綺想曲シリーズ」からのスピンオフ。前日譚ですが、この作品単体でもお楽しみ頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-05 17:00:00
51951文字
会話率:30%
私だけが貴方の唯一?不器用な王様の愛は伝わりにくい。だけど最後はお約束のハッピーエンド。砂漠の国カルダーンに水神の御使いとして召喚された紺野亜理紗ことアーシャ様。大丈夫、最後はちゃあんとらぶらぶらいふ♪
最終更新:2014-10-05 11:49:02
6538文字
会話率:32%
今は昔。東と西を結ぶとある国に、天に聳え立つように建てられた楼閣があった。楼閣には巫女姫が住まわり、貴重な天の理を説く教典を護っていた。ある日のこと、遥か西方の砂漠の王国より使者である皇子がおとなった。皇子は教典を授かるため、ひと月の間精進
潔斎して過ごさなくてはならない。その間、決して声を発してはならなかった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-16 17:30:55
3251文字
会話率:0%