とある砂漠の王国の副王に飼われている「赤」。
彼は拾ってくれた主人に日々尽くしていたが、国王ジェニスラヴァに見い出され、貢物として献上される。
しだいに明らかになっていく我が身の秘密にうろたえ、飼い主だった人を恋焦がれる「赤」。
そ
んな中。「赤」を気に入った国王は、密命を下す。
某国の王女とともに南王国に輿入れし、南の覇王を暗殺せよと……。
三人の王の妃になった子の、数奇な後宮物語。
(R15~18描写濃い目の回には*印がついています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-13 15:00:00
850859文字
会話率:36%
ある宝物庫で剣精霊さんが「美少女」に出会いました。ひとめぼれで懸想(けそう)いたしましたが…全く相手にされる気配なし。
なんとしても「我が主」になってもらわねばと、がんばり?ます。
剣が語る千夜一夜。
(9月4日、本編完結しました)
最終更新:2016-01-05 22:27:23
427669文字
会話率:27%