1999年8月13日(金曜日)午前3時、日本全域を一斉に“ある地震”が襲った。
震度にして僅か1。
このささやかな一揺れを契機に、日本を取り囲む気流海流は魔的な変化を起こした。
一夜にして訪れたのは、実質的鎖国状態である。
しかし思いがけな
い事に、この島国を真に混乱に陥れたのは世界からの孤立ではなかった。
神聖・魔性・怪異なるものたち。
語り継がれる神話や都市伝説の中にのみ存在していたはずのそれらが、現実の肉体をもって世界に現れ始めたのだ。
神聖・魔性の入り乱れる現代日本。
海神教会を布教する美貌の修道女フラウドリンはその教義を体現するかのように、陸と海との融和を図る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 20:30:01
13549文字
会話率:19%
朝起きたら、お気に入りだったフルダイブ型MMORPGのアバター姿に!?自らの拘りと性癖、そしておっぱいを盛りに盛った金髪爆乳エルフ、セレナの身体となってしまった男子大学生の「森山(もりやま) 碧(みどり)」。
彼、もとい彼女は同じ境遇で女騎
士ロゼッタとなった友人(元男)と共に、現代に出現したダンジョンを踏破する!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 21:57:09
23692文字
会話率:41%
「自分以外の何者かになりたい」
そんな悩みを抱えた高校生、須藤 彰(すどう あきら)は女神に選ばれた。
そして異世界転移特典として手渡されたのは…密かに好意を寄せていたクラスのマドンナ的存在、白崎 彩菜(しらさき あやな)の『皮』であった
…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 21:00:46
87303文字
会話率:35%
人間の王子を愛した人魚と、人魚を愛した海神の話。
最終更新:2024-01-13 00:21:37
12030文字
会話率:27%
緋炎Ⅰは全四章構成のお話です
序章が「天龍の章」、本編が「水龍の章」「黒龍の章」、そして終章が「神龍の章」です
基本ベースが古代中国なのですが 色々、時代が混ざってます
♢♢♢**♢♢♢**♢♢♢
時は、殷より遥か昔――――まだ大陸が「
支那(しな)」と呼ばれていた時代
天界には神仙が住み、数多の神々が行き来していた
その中に、東西南北の四海を支配する四海龍王が存在した
東海を統べるは、東海青龍王・敖廣(ごうこう)
西海を統べるは、西海白龍王・敖閏(ごうじゅん)
南海を統べるは、南海紅龍王・敖紹(ごうしょう)
北海を統べるは、北海黒龍王・敖炎(ごうえん)
そして――――彼らの頂点に君臨するは、龍族の王 四海神龍王・敖秦(ごうしん)と言った
東海青龍王の分系にあたる水龍王の娘であり、仙界一の踊り子とうたわれる・竜音(りんね)はある日、禁忌を犯した
その身に宿した命は、誰もが望まないものだった――――否、宿ってはいけないものだった
しかし、彼女はその宿った命を捨てる事は出来なかった
そして――――三百年の月日が流れた
大陸一の踊り子とうたわれた燐(りん)は、その身を賭して守り抜いてきたものがあった
しかし、――――それらを守る為に、その命を落とす
7年後、その忘れ形見の宇魅(うみ)と琉嘩(りゅうか)は、追ってから逃れる様に 歌舞団‟炎舞”に身を寄せていた
そして、いつしか宇魅は燐と同じく‟大陸一の踊り子”として名をはせるようになっていた
だが――――それも長くは続かなかった
そんな彼女達の元へ、7年前 母・燐を死に追いやった男・玲(れい)が寸分なき姿で現れる
執拗に追ってくる玲
そして、宇魅までもが……
それから、6年後 ――――
16歳になった琉嘩は‟詠”の国に身を置いていた
彼女の前に現れる謎の男・魁
彼の目的は一体――――……
全ての歯車が噛み合わないまま 再び回り始めようとしていた
幾千もの紡がれる歴史と、神々をも巻き込む壮大な物語
その歴史は、‟彼女”の魂と、囚われの身体 ――――
そして――――……
あの日――――‟蒼の刑”に処された 彼女 と、彼女の愛した ひと――――
そして全てを知る、‟彼”は―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 03:55:25
2858文字
会話率:29%
「強情だね。でも残念・・・嫌いじゃないんだ。」
彼の顎を上げ、ボクはその薄く艶やかな唇に口づけを落とした。
東洋系ファンタジーの切ないラブストーリーです。(※挿し絵はアルファポリスにて掲載中)
海へ物見遊山に来た蒼(妖鬼)と、自分
たちの領域を守護するため、彼に刃をつきつけた海神(神妖)。
出逢ったばかりの2人は、互いに魅せられ、本心を隠したまま後戻りできないほどに惹かれ合います。
ある事件をきっかけに、二人は遥か昔の因縁に引きずり込まれていき・・・・・。
すれ違い続けていた二人が、時を越えてたどり着く先は・・・・。
導入はかなり軽めですが、中盤以降やや重めの物語です。
2人の心の動きや関係性を、できるだけ丁寧に描いていきたいと考えているので、現在流行中のラノベのようなスピード感が全く出せなくてすみません。
濡れ場の描写は直接的になりすぎないよう、心がけています。
(いきなり隣の人に除かれても即座には気づかれないように(笑))
お付き合いいただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。
単独作品としてもお読みいただけますが、彼呼迷軌の番外編で描き始めた作品になります。
別サイトに投稿しているため、本編と重複する部分かなりありますm(__)m
https://ncode.syosetu.com/n2270he/
「刹那の出逢い」から話が本編と絡んでしっかり本筋として展開します。(注)激甘です。
他サイトでお叱りを受け、公開中止されてしまったので、こちらへお引越ししてきました。
拙い文章ですが、お楽しみいただけますと幸いです。
ブックマーク、ご感想等いただき、すごく嬉しいです。
本当に励みになります。
お読みいただいている全ての皆様、本当に心の底から感謝しています。
ありがとうございます。
アルファポリスに同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 09:32:37
361564文字
会話率:28%
珊瑚は祖母の葬式の夜、美しい男と出会う。
男は海の神様だった。なんでも望みを叶えると言われた珊瑚の願いは――なにもない。そんな彼女に神様は「おまえと契りたい」と蛇の姿になって――。
毎日投稿。全8話。改稿は誤字等の修正です。
※注)★…蛇
との性行為の場面です(3話、7話)。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 00:10:47
15046文字
会話率:50%
美術部の健太は海岸でコンクールの絵を描くために足しげく通っていた。
そこは大学ライフセービング部の練習場でもあった。
ふとしたきっかけで知り合いになったマッチョな海堂とその部員たちと交流がはじまり…
最終更新:2022-12-27 13:57:18
12165文字
会話率:25%
公爵令嬢エインリズは盗人の濡れ衣で王子からの婚約破棄を受けている最中に、自分が乙女ゲームに転生していると理解した。
薄幸で痛いエンドしかない正規ルートにはとっとと見切りをつけ、奇跡のバランスで神ゲー化してると聞いたことがあるバグだらけの『俺
様王子』ルートに入る。
至高の幸福エンドと言われたエンドに向け、海神の生贄になる選択肢を経て、王国から排斥されていた俺様王子アークロッドと出会を果たす。
「ずっと堪えてた。……お前を、得たいという気持ちを持っていた。もう運命だろ、そのムッチムチのエロい体、俺に開け……俺に女にされて喘ぐお前が見たい」
エインリズに固執していたアークロッドはその日の夜にもエインリズを口説き落としてきた!
/バグに苦笑いしつつ顔の良い王子とよろしくするだけのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 12:31:00
15541文字
会話率:27%
航海士のアルテミシアは、港で出会った風変わりな女王に剣の腕と語学力を見込まれ、通詞として雇われる。船を下りた彼女の下宿先として選ばれたのは、精悍な海神を思わせるサゲン・バルカ将軍の屋敷だった。
自由気儘な新参通詞のアルテミシアと、堅物の
海軍司令官サゲン。正反対の二人は互いに反発し合い、信頼関係もままならない。
ある日、そんな二人に海賊討伐の任務が課せられる。
言葉の通じぬ海賊との交渉役と司令官として合同作戦に出た二人は、危うい緊張感と戸惑いの中で次第に惹かれ合っていく。
そんな折、ある海賊を捕らえたことで思いもよらぬ事実が発覚し、周辺の国々をも巻き込む大事件に発展する。
そしてそれは、アルテミシアの過去に起きた悲劇と深く関わっていた。
気儘な航海士と堅物将軍。波乱に満ちたふたりの航海の行き着く先は。――
ヒストリカルロマンス・マルス大陸物語〈アルテミシアとサゲン篇〉
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【作者註】
※一部戦闘場面に於いて暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※性暴力に関する描写があります。
※猟奇犯罪に関する描写があります。
※〖エブリスタ〗〖アルファポリス〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 09:00:00
762559文字
会話率:47%
「僕、海神くんのことが好きなんだ」
吊り橋を渡る不安で逸る鼓動を勘違いして、一緒に渡り切った安心感を勘違いして、相手との連帯感を強める。自分はこの人のことが好きなのだ、という錯覚に繋がる。今俺の目の前には、それを利用して告白してきた友人がい
る。
──
お盆の時期に真夏のホラーBL。受けは事故で攻めを殺してしまうし攻めは死んでも死に切れなくて戻って来ます。
救いはないけど幸せなつもりです。
・受けが攻めの性的指向に対し差別発言をしている描写があります
・軽度の描写ですがろくでもない親と虫とカニバと死体に注意
※前半4000字ほどをTwitter(プロフリンク先とは別のアカウント)に掲載している他、全文を他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 18:52:05
9700文字
会話率:44%
姉の元恋人からの強引な求婚を受け、追い詰められた子爵令嬢レオノーラは、その求婚から逃れる為祖父母の助けを得て、王都へ行くことを決める。祖母の依頼で彼女を迎えに来たのは、五年前、姉を海難事故で失った場で知り合った海軍将校の青年、オズワルドだっ
た。
堅物で愛想はないが、実直で誠実なオズワルドに信頼を寄せていくレオノーラ。しかし彼女が王都での生活に慣れた頃、彼女の実父に関わる思わぬ事実を知り、その事実を確かめるために自ら旅立ちを選ぶ。威勢は良いがどこか危なっかしい……そんな彼女の後を追うのは……アクションありの冒険ものっぽいような、堅物軍人の苦悩話のような、旅の間は偽装夫婦ね、だけどお前ら偽装には見えないぞ、みたいなそんなお話……のはず。多分。
「折れぬ翼で」に登場した、マティアスの兄オズワルドをヒーローとしたスピンオフ作品。単独でもご覧頂けます。シリアスはありますが前作ほどドシリアスではない……きっと。
本編完結しました。現在番外編を不定期更新中。
2017.4.1、メリッサ様よりタイトルを「乙女は至宝の愛を知る〜海神の花嫁〜」に改題し、書籍にしていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 12:53:53
1107411文字
会話率:28%
海の神らしきものに祈った妻と小分けに帰ってくる夫の話。
7月4日、本編9話どうにか完結。キーワードに苦手なものがある方はご注意ください。
*アルファポリス様にも掲載。
最終更新:2018-07-04 01:48:43
28820文字
会話率:23%
幼い頃から海神の花嫁として育てられてきた。ルミナ。
ルミナは16歳になり海神に嫁ぐため海に沈められる。
海神はルミナの事を知っていて、ルミナが成長するのを待っていた。
ようやくルミナに会えたのに彼女は海神の事を覚えていなかった。
*アル
ファポリスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 20:31:31
16224文字
会話率:37%
龍神と燕の神の子、アカリが恋をしたのは、人と海神の血を引く半分だけの神だった。
人でも神でもない中途半端な存在に恋をした、少年の土地神のお話。
※異種族の恋愛です。
※時々、ダイレクトに燕や龍神のことがあります。
※多少の残酷な表現を含み
ます。
「届けたい歌」(http://novel18.syosetu.com/n7355dg/)の子ども世代のお話です。
第9部分までが、アカリを中心としたお話です。
第10部分から、弟のコハルを中心としたお話になります。
pixiv内で掲載していたものをまとめたものです。
「半神」(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6754334)
「名無しの子」(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6838190)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-09 03:10:00
139460文字
会話率:44%
なろうで連載中の「女大公カイエン」の外伝というか後の世の話。これはカイエンの死から百年余りの後の時代。それは大公が海の街ハーマポスタールを支配する時代。時の大公女サルヴァドーラは海神祭の闘技場で、一人の剣闘士を競り落とす。その名はファウス
ト。奇妙な出会いの二人の出会いは荒唐無稽な物語への始まりだった。
吟遊詩人アル・アアシャーの遺作となった「白鳥の歌」とはどんな物語か!?
「なろう」連載中の「女大公カイエン」の百年余りのちの時代の恋物語。しかし……仕上げは全然、御ろうじろじゃないです……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 23:58:57
16506文字
会話率:15%
愛する精霊を失った海神アオタツミは、生贄として捧げられた人間の娘アザニノを愛してしまう。取り戻そうとアザニノの恋人・サシナは魔の力を借りて何度も生まれ変わり追いかけた。
ようやく二人は巡り逢うが、記憶を奪われているアザニノは、サシナがわ
からない。それどころか二人を引き裂いた張本人であるアオタツミを慕っていたのだった。
寿命という時間が迫る中、真実を知ったアザニノはどちらを選ぶのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 07:00:00
41528文字
会話率:25%
舜海との束の間の別れによる寂しさを紛らわせるように忙しく立ち働く千珠の元に、ある日奇妙な相談事が寄せられる。瀬戸内の海に、夜な夜な巨大な龍が現れるというのだ。調べが進む内、その騒乱の中心に安芸国・厳島神社が深く関わっていることが明らかになる
。厳島の社に住まう美貌の少年覡(かんなぎ)・緋凪が、国々の思惑に操られ海神を召喚していたのだ。この一件、千珠はいかにして解決に導くのか……。
*本編にはほとんど濡れ場はありませんが、番外編に塗れ場あり。ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-31 08:00:00
69633文字
会話率:44%