湖初(こは)の短い人生はハードモード。大学生活は一年目でつまづき、自己肯定感は低め、加えて「怒鳴り声恐怖症」。それでもやっぱり素敵な恋愛がしたい。心折れずにバイトに精を出していたら、出会った「ヘッドフォンの王子様」ーー 樹(いつき)は、心理
学博士でメタル好きのラテン男。意味不明で意地悪な王子様だけど、どうしても落としたい。
自分の抱える悲しみを誤魔化しながら生きてきた二人が、お互いに惹かれ合い、少しずつ変わっていく、ちょっと奇妙な恋のお話。二人の心理の交錯と、複雑に絡み合う感情の物語。少女漫画のノリで、たまにRな展開(☆マーク)。
☆直接的で残酷な表現は一切ありませんが、物語の中で事件が起こるので、繊細な方はご注意下さい。☆過去作「影と光の庭で」のキャラクターが登場しますが、独立した別の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 00:09:16
107989文字
会話率:47%
なろうで連載中の「女大公カイエン」の外伝というか後の世の話。これはカイエンの死から百年余りの後の時代。それは大公が海の街ハーマポスタールを支配する時代。時の大公女サルヴァドーラは海神祭の闘技場で、一人の剣闘士を競り落とす。その名はファウス
ト。奇妙な出会いの二人の出会いは荒唐無稽な物語への始まりだった。
吟遊詩人アル・アアシャーの遺作となった「白鳥の歌」とはどんな物語か!?
「なろう」連載中の「女大公カイエン」の百年余りのちの時代の恋物語。しかし……仕上げは全然、御ろうじろじゃないです……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 23:58:57
16506文字
会話率:15%