よみがえった極悪非道な独裁者は異世界で恋も革命もやり直す!
1793年、王の排除を達成して誕生したフランス共和国では
極左の山岳派のリーダー、マクシミリアン・ロベスピエールが
議会での権力闘争に勝利した。ところが国内は内乱続きで対外戦
争にも敗北、
不景気に悩まされた山岳派政権は恐怖政治で反対派を
押さえつけ支配しようと目論む。人々の憎悪が一身に集中し
常に暗殺の脅威にさらされて心が荒んだマクシミリアンは
恋人(男)で殺戮の天使サン・ジュストすら信じられなくなって
ますます過激化したあげく失脚。自ら定めた法律通り逮捕翌日に
愛する天使共々処刑に追い込まれたマクシミリアンは
あの世でなぞの美少女、ギロチーヌに生き返れば愛する彼氏に
再会できるとそそのかされ異世界転生し、スケベでぶっ壊れた
年中発情期の色ボケメガネとなり果てる。
そして前世で彼らに殺された革命家たち(ダントンとデムーラン)の
記憶が戻り、復讐を決意する。果たして自称「最強の童貞」は今度こそ
「徳の共和国」を実現し、処刑を回避できるのか?
そして革命家たちの熱愛の行方やいかに……!?
虐殺魔として悪名高いマクシミリアンだが、政界入りする以前は
死刑制度廃止を訴える人権派弁護士で質素な生活ぶりから
ついたあだ名は清廉の士であった。ペットの小鳥に愛情を注ぎ
モテモテなくせに女嫌いで注意力散漫だったこの童貞は
ある重大な事実を見落としていた。ロリ顔三十路の実妹シャルロットに
遠い未来からやって来た腐女子が憑依していることに……。
12月2日、タイトルの後半部分を変更しました。
旧題:フランス革命妄想奇譚 籠の鳥は見た!
よみがえった最強童貞はギロチンまっしぐらの色ボケメガネ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 15:58:39
182329文字
会話率:29%
ミレイユは植物の栽培が趣味な行き遅れ気味の子爵令嬢。ひょんなことから初恋の人と再会した彼女は、急速に彼と距離を縮めていくことになる。
※マイペースな子爵令嬢と女嫌いな文官が夫婦になるまでのあれこれ。恋愛的な進行はだいぶゆっくりです。
全体
的にふんわり設定/ふんわり世界観なのでゆるい気持ちで読んでいただければ幸いです。残酷な描写タグは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 08:00:00
40497文字
会話率:39%
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われる一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂さ
れ!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
初投稿です!
書き始めてから1年半……ようやく投稿する決意が固まりました٩( 'ω' )و
設定が細かすぎて伝わる気がしないのですが、よくわからないけど面白いと思ってもらえたらうれしいです!
※ 不定期更新中
※ R18はぬるめです。頑張りますが悪しからず (と言いながら、結構頑張りました)
※ 流血は時々、R18はそうそう出てきません(と言いながら、第5章後半から制御不能にR18目白押しとなりました)
※ アルファポリスで外部登録しています
※ エブリスタ・ベリーズカフェでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 21:56:16
1965456文字
会話率:44%
〈第一部完結しました!〉
三年前に突如エインディア王国の都に現れた聖女は偽物だった。彼女は民衆を偽った罪で裁かれ、また都には平穏が戻ったー…。
服役の後、釈放された偽聖女は娼館で働いていたが、客に暴行を受け、ある事件のため調査に訪れた騎
士団に保護される。
その事件を調査する王宮付き文官のリカルドと偽聖女・ユナとの出会いが二人の運命を変えていく―…。
女嫌いヒーロー×訳アリヒロインのじれじれラブストーリーです。
始めの方ヒーローとヒロインがバチバチにやりあってます。くっつくまで時間を要しますが気長にお付き合いください。(ケンカップル以上の罵り合いカップルです)
※ヒーロー以外との絡みがありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 15:33:35
171556文字
会話率:48%
「勃った……!」幼い頃に呪われ勃起不全だったルドヴィークは、お飾りの妻を娶った初夜に初めて昂りを覚える。だが、隣で眠る彼女には「君を愛することはない」と言い放ったばかりだった。
『魅惑の子爵令嬢』として多くの男性を手玉にとっているとの噂を聞
き、彼女であれば勃起不全でも何とかなると思われ結婚を仕組まれた。
淫らな女性であれば、お飾りにして放置すればいいと思っていたのに、まさか本当に勃起するとは思わずルドヴィークは焦りに焦ってしまう。
翌朝、土下座をして発言を撤回し、素直にお願いを口にするけれど……?
冷徹と噂され、女嫌いで有名な辺境伯、ルドヴィーク・バルシュ(29)×魅惑の子爵令嬢(?)のアリーチェ・ベルカ(18)
二人のとんでもない誤解が生みだすハッピ―エンドの強火ラブ・コメディ!
*他サイトでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 06:00:00
110555文字
会話率:52%
婚約して同棲までしていた相手に、グレースはある日突然、出て行けと言われてしまった。
それもそのはず、オメガ令嬢だと偽って彼と婚約していたが、グレースは立派な男オメガであり、その事実を指摘されてしまえば到底、婚約破棄を拒むことは出来
ない。
屋敷を叩きだされて、トランク片手に街へと向かうと、そこには馬車と、グレースの従者だと名乗る使用人がいて、グレースをさっさと馬車へと乗せる。
ついた先には、女嫌いの公爵子息がおり、彼がグレースと結婚することになっていると言いはじめ、奇妙な二人の番生活は幕を開けたのだった。
がっつりエッチな五万文字ぐらいのBLです。ちょっとだけ主人公が不憫かもしれません。サクサク上げていくので、よろしければ読んでってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 21:18:16
54401文字
会話率:41%
病弱な妹の治療のためどうしても大金が必要なリリに、女神が手を差し伸べた。豊穣の祭りで女神に捧げる歌を歌う巫女に大抜擢されたのだ。
リリの歌声は会場中の男を魅了し、貴族の男を落とし大金を巻き上げるつもりだったリリが見事に釣り上げたのは、誰もが
憧れる領主の息子エリクだった。しかし柔和な態度で近付いてきたエリクは、ふたりきりになると態度を一変させる。病的な女嫌いを告白した彼は、唯一体に触れることができた女であるリリに、大金と引き換えに「俺の子を産んでくれ」と取引を持ちかけてきたのだった。
・ゆっくり更新です
・エロには※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 01:59:26
45085文字
会話率:37%
アデラインは二度目の人生を好きに生きると決めていた。一度目の死の光景を、数え切れないほどに悪夢として見続けきた。それは、アデラインが同じ過ちを繰り返さない為の警告だろう。
アデラインは警告に従い、聖女に選ばれた義妹をかわいがり、義妹を狙う
攻略対象者を義妹にふさわしい人間か見極め、不合格になった攻略対象者は徹底的に鍛え上げた。そうして、アデラインは一度目の享年を超えることができたのだ。
――そこまでは順風満帆だった。
十八歳の時、アデラインは、両親と王族の許可を得て、男装をすることを条件に騎士となった。そして、二十一歳になったアデラインは、女嫌いで有名な騎士団長の補佐役に抜擢されることになった。
それは名誉なことであり、順風満帆だったアデラインの騎士生活を脅かすものでもあった。
女嫌いで有名な騎士団長 × 男装の転生悪役令嬢
すれ違いの末に溺愛されることに――。
※Rシーンは「※」の目印がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 16:45:08
102943文字
会話率:28%
高宮桜は華やかで社交的な双子の姉、椿ばかり可愛がる家庭で育つ。家族への情は一切ないが、両親の関心を一心に集めている癖に勉強が出来る桜を疎む椿によって根も葉もない噂を流され、軽い女だと信じた男に言い寄られる日々を送っている。当の桜はしつこい椿
を面倒に感じつつも、実害がないからと放置していた。
ある日サークルの部室に向かうと先輩且つ椿が言い寄っている相手、黛聡介と2人きりに。容姿端麗ながら女嫌いと噂される彼は色目を使わない女子には優しい。顔を合わせれば話す程度の間柄の黛と2人きりになるのは初めて。そんな黛は突然桜にキスをしてきて…。
無自覚に愛に飢えている女子大生×むっつり一途な美形の先輩
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 21:47:39
97891文字
会話率:52%
マイペースで仕事以外ポンコツな薬師のリゼット、女嫌いで「氷の騎士」の異名を持つテオドール。歯に衣着せぬリゼットと媚びる女が嫌いなテオドールは1年前から時折言葉を交わす仲に。2人の関係は友人とも、ましては恋人とも言えない。
2人の関係はテオ
ドールが媚薬を盛られた夜に変わる。
予告なくR18描写が入りますので、ご注意ください。
アルファポリスでも掲載してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 20:10:41
75039文字
会話率:53%
レティシア・マークスは、『妖精姫』と呼ばれる社交界随一の美少女だが、実際は亡くなった前妻の子として家族からは虐げられていて、過去に起きたある出来事により男嫌いになってしまっていた。
社交界デビューしたレティシアは、家族から逃げるために条件
にあう男を必死で探していた。
そんな時に目についたのが、女嫌いで有名な『氷血公爵』ことテオドール・エデルマン公爵だった。
レティシアは、自分自身と生まれた時から一緒にいるメイドと護衛を救うため、テオドールに決死の覚悟で取引をもちかける。
R18シーンがある場合、サブタイトルに※がつけてあります。
シェリーLoveノベルズ恋愛小説大賞 一次選考通過しました!
アルファポリスでも公開を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 20:00:00
154790文字
会話率:29%
※こちら、旧題「怠け者サキュバスと堅物神父」の改稿版です。
人の天敵でありながら平穏を愛する変わり者の淫魔(サキュバス)・レルムは、修道院の老神父・ロメオととある契約をし、シスターとして人間に紛れて生活をしていた。
しかしある日、そのロメ
オが異動することになってしまう。新しく赴任してきた若き神父・ジェイドは、優秀な悪魔祓いで女嫌いだと有名な男。レルムは彼を見た瞬間、初めての恋に堕ちてしまった。
だが、ジェイドはすぐにレルムの正体を見破ってしまう。ジェイドによって祓われそうになる中、ロメオの仲裁でなんとか事なきを得たレルムは、自分が人間の害ではないと証明するため、そして彼と共に生きるため、魂の主従契約を申し出ることにする。
※女性が苦手なトラウマ持ちの神父と、恋を知らなかった最強サキュバスが幸せになるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 22:00:00
153232文字
会話率:34%
2023年8月1日に角川ルビー文庫(ルビーコレクション)
様から書籍化いただきました。
ヴァレイン家の執事に内緒の依頼を受け、使用人として潜り込んで勤めていたロバートはひょんなことから女もオメガも嫌いな主人ダリウスの夜の相手も務めていた。
しかしダリウスの命を狙う雑魚暗殺者が口を滑らせて疑われたことをきっかけに屋敷を出て行くことを決める。
一方ダリウスはいなくなってしまったロバートを探し始めるのだが、魔力探知に引っ掛からない上に口に出すと何も特徴のないロバートを探すのに想像以上に難航することになる。
主人公は前向きです。
時々コメディ。ちょっとシリアス。
本編完結済。
女嫌いΩ嫌いのα × 魔力なし発情期匂いなしの平凡Ω
・サブタイトルに◆がついているお話は視点がダリウスとなります。
・オメガバースものですが、勝手解釈設定かもしれません。もういっそのことオメガバース風で読んで貰えたらと思います。
・妊娠出産がお話で出てきます。
・最初はちょっと無理矢理ですがハッピーエンドです。
・色々ふわっとごった煮なので気になる方はそっ閉じをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 22:45:20
175324文字
会話率:53%
実母を亡くし、父と再婚した義母とその連れ子の義妹に虐げられていた伯爵令嬢アリッサ・テュール・ヴェラは、許嫁であるリンカルネ王国の国王ヨアヒム・グラントロ・リンカルネの結婚式の最中、その身に突如として謎の刻印をきざまれてしまう。
人々はそれ
を悪魔とつがった証と糾弾し、アリッサは火あぶりにされることに。
しかしそんなアリッサを救ったのは、魔術師で構成される銀竜騎士団の副団長、シュヴァルツだった。
アリッサの体に刻まれた刻印は、色欲の呪紋と呼ばれるもので、これを解呪するには、その刻印を刻んだ魔術師よりも強い魔力を持つ人物の体液が必要だと言われる。
そしてアリッサの解呪に協力してくれるのは、命の恩人であるシュヴァルツなのだが、彼は女嫌いと言われていて――
※R18シーンには★をつけます
※アルファポリスでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 13:42:12
118508文字
会話率:46%
【書籍化決定しました】
2019年3月30日、KADOKAWA eロマンスロイヤル様より発刊しました。
2022年3月18日、KADOKAWA Pomme Comics Bleu様よりコミカライズ配信開始されました。
老若男女問わず魅了す
る美貌の魔剣騎士オスカー・ガーランドはある理由から極度の女嫌いだった。
肉欲すらを否定してきたオスカーだが、身体が成熟し始めた頃から異変を感じだす。膨大な魔力を有する自身に溜め込んだ陽の気を循環させるには女性との交わりが最善だと教えられたが、オスカーはそれを固辞し最低限の処理で誤魔化し続ける道を選ぶ。
だが、そんな誤魔化しにも限界が来たある日王命が下された。
「女嫌いを治せ!」
対して立花凛29歳は2年前、仕事帰りに突然転移してきた。持ち前の楽天さと処世術で魔剣士団の事務方として働き口を得た凛は何故かある日魔剣士団国境警備団団長バルトフェルドに呼び出され、ある依頼をされる。
トラウマを抱えた美形魔剣士とオスカーが苦手な枯れ気味のアラサー女の距離が一部の交流を経て縮まっていく話。
※本編完結済み、不定期に番外編を更新予定です。
※近親相姦描写や女性軽視の表現が出てくる為、不快に思われる方もいるかもしれませんのでご注意下さい。(近親相姦表現軽微、としていましたが書いてみたら軽微でもなかったので削除しました)
※トラウマに関する表現が出てきますが、医療知識が皆無な為創作の域を超えません。あくまでフィクションとして捉えて頂きたく思います。
※所々暗くなりますが、全体的には明るい話を心掛けています。
※性表現は比較的こってりしています。苦手な方はご注意下さい。
※甘々展開は後半になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 23:16:39
226947文字
会話率:35%
リリーナローズは自分が「物語」で悪女として描かれていた人物だと思い出した。婚約者を貶め、陵辱し、最終的に自死に追いやった人物だ。
だけど彼女は婚約者を救いたかった。このまま廃人になるなんてあんまりだ。
しかしその婚約者に蛇蝎のごとく嫌われて
いるリリーナローズは、ある日突然婚約破棄を叩きつけられた。
しかし、今婚約破棄する訳にもいかないリリーナローズは、彼にある提案をする。
*悪女に転生した主人公が何とか婚約者を救おうとするお話です
*主人公はふわっとした前世の記憶を思い出しただけなので根は「悪女」のままです
※2021/12/16 アマゾナイトノベルズ様より電子書籍化折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 02:19:49
165260文字
会話率:39%
公爵令嬢ティアラは、婚約者のミカエラから「愛せるか分からない」と言われる。
ティアラは驚くと同時に、それでは、私が彼に愛を教えましょう!と決意。もちろん恋の相手はティアラではなく、ほかの女性。ティアラはミカエラの恋のアシストをすることに決め
た。ティアラは訳あってシスターに憧れていたので、円満婚約破棄を狙うことにしたのだ。
*トラウマ持ちのヒロインと感情欠如の美貌のヒーロー(女嫌い)が、愛とは何か?を互いに探すお話
*全60話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 12:00:00
129618文字
会話率:49%
公爵令嬢リーデハルトは見た目こそ儚げで華奢だが、その実かなりのぐーたら娘だった。
社交界での言葉遊びや腹の探り合いに辟易した彼女は、自身を病弱だと偽り、引きこもりの生活を送るようになった。
だけどそんなある日、彼女はひょんなことからこの国の
第一王子であるユーリアスと婚約することになった。ユーリアスはなんちゃって病弱なリーデハルトとは違い、本物の病弱である。
お互いの利害が一致したがための婚姻であったため、てっきり白い結婚になるだろうとリーデハルトは思っていたけれど。
R18→*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 20:36:29
43768文字
会話率:53%
このルメルシェ王国では、宝石のような煌めく瞳を持って生まれた娘は、女神ビジュの愛し子であり、『聖女』とされる。
エメラルドの聖女、ルビーの聖女、サファイアの聖女……、各々その宝石のような美しい色をした瞳を持っていた。
聖女は決して不
思議な力を持っている訳では無かったが、女神に愛された娘を妻に娶れば、その家門は女神の愛し子を手に入れたとして周囲に一目置かれ、繁栄したという。
ある時生まれた聖女の娘は、深い森の中で両親と暮らしていた。
そこで何故か娘を冷遇する両親は、とうとうその少女を身売りしようと画策する。同じ頃、偶然森で出会った少年ラウルと仲良くなった少女は、二人で森を出ると約束した。
けれども少女は聖女を欲する者によって攫われ、ラウルとの約束を守れないまま、塔の上に監禁されてしまう。少女を監禁したのは王弟でもある公爵で、非常に残忍な男だった。
公爵は満月の夜になると、媚薬で酩酊する少女に無理矢理涙を流させようとする。『聖女が満月の褥で流す涙』が希少な宝石に変わると信じていたからだ。
少女にとっては不幸中の幸いというべきか、公爵は女嫌いの不能者であった為に最悪の事態は起こり得なかったものの、毎日を辛い思いで生きる少女。
しかしある時、公爵の屋敷を盗賊の一味が襲う。そして塔の上に囲われているアネットを攫った盗賊の頭領は、何と森で約束を交わしたラウルだったのだ。
けれども公爵の屋敷で過ごすうち、声を失ってしまっていた少女にラウルは気付かない。声だけでなく、少女の瞳が、出会った時と全く違った色味に変わっていたからだ。
実は少女は、光源によって色が変わる不思議な宝石『アレキサンドライト』の聖女だった。
少女の正体に気付かないラウルは、愛人(少女)から公爵の秘密を聞き出そうと寝台の上で脅して来て……?
※無理矢理表現あり
※残酷な描写あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 06:55:46
163169文字
会話率:42%
誰にも会わないだろうと完全に油断していた真夜中のコンビニで、今まで全く相手にされていない好きな人と会ってしまった女の子が、慌てて逃亡を謀ったものの、見事に捕まってしまった夜にあった出来事と、その後の二人。
単なる偶然という棚ぼたで愛しい推し
の心を射止めた女の子が、あまりにモテすぎたために心に闇を抱えてしまった男の子を癒すだけのラブコメ。
※ヒーローがシャレにならないレベルの女嫌いです(ヒロインのみ除く)一方向から見た偏見なども強めなので、苦手な方は気をつけて下さい。
※R描写ありは、★付。
※アルファポリス・カクヨム・エブリスタ・ベリーズカフェ・魔法のiらんどにも掲載しています。(全年齢版もあり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 00:00:00
125479文字
会話率:42%
「では、言い出したお前が犠牲になれ」
「嫌ですぅ!」
惚れ薬の効果上書きで、女嫌いな騎士団長が一時的に好きになる対象になる事になったローラ。
薬の効果が切れるまで一ヶ月だし、すぐだろうと思っていたけれど、久しぶりに会ったルドルフ団長の様子が
どうやらおかしいようで!?
※来栖もよりーぬ先生に「30ぐらいの女性苦手なヒーロー」と誕生日プレゼントリクエストされたので書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 00:00:00
13699文字
会話率:41%
ひょんなことから死んでしまった乙女ゲーム好きな主人公、樹上眞白。
ファンタジーな異世界にマシロ・イリアスとして転生した彼女は前世の記憶を持ちながらも、ギルドハンターとして四人の女嫌いで美形な男たちのグループで平穏?な生活を営んでいた。
しか
しある日、いわゆる『断罪イベ』と思われる、とある令嬢が断罪され処刑される夢を見る。夢の中の令嬢は何度もマシロの夢に現れ、ある日「貴方が必要なの」とマシロに呼びかける。なんとその令嬢は仲間(♂)の前世の姿だった!
その日から仲間に起こり始めた異変に不安を覚えるマシロ。夢の中に現れる、自身をバッドエンドに追い詰めた者達に殺意を持った美しくも悪しき女たち……「転生して自分を殺したやつに復讐をしたい!?私の仲間がそんなこと言うわけない!え?前世が悪女?それはちょっと聞いてないです」チート能力も神の加護もないけど、頭をフル回転させて闇堕ちした前世が悪女な仲間たちを救ってついでに世界も救っちゃいます!
酸いも甘いもぶつけあって、仲間たちに色んな意味で溺愛される話。
最終的には異性愛ですが、作中には同性愛表現(GL、BL)が含まれます。ご注意ください。※付きはR18です。エロ展開まで遅め、ストーリーも遅めです。
初めての小説制作なのでゆっくり更新していきます。あたたかい目で見守ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 20:29:36
449617文字
会話率:48%
どうか、俺と契約結婚して跡継ぎを産んでくれ」――女嫌いと有名な上司は、ある日そんな打診をしてきた。
ローゼはシャハナー王国の貧乏な子爵家レーヴェン家の長女であり、王立騎士団に女騎士として所属している。
五人の弟妹たちのために日々身を粉にし
て働くローゼは、気が付けば結婚適齢期を逃した23歳になっていた。
そんな中、三つ年下の妹エリーに婚約話が持ち上がる。しかし、子爵家に持参金を用意するような財力はない。
エリーは家に迷惑をかけたくないから……と婚約話を断ろうとする。でも、ローゼは彼女には自分のような嫁き遅れになってほしくないと思った。
「姉さんが持参金は何とか用意するから」
そうエリーに告げたものの、あてなどない。
どうしようか……と悩む中、騎士団長である上司イグナーツがローゼの事情を聞きつけてひとつの打診をしてきた。
それこそ――彼と契約結婚をして、跡継ぎを産むということだった。
「跡継ぎが生まれたら、すぐに離縁しても構わない」
そう言われ、ローゼは飛びついた。どうせ嫁き遅れの自分がまともな結婚を出来るとは思えない。ならば、エリーのためにここは一肌脱ごう。
そう決意してイグナーツの元に嫁いだのだが。
「ちょ、ちょっと待ってください!」「いやだ」
彼は何故か契約妻のローゼを甘く溺愛してきて……。
訳あり女嫌いの伯爵さま(28)×貧乏な子爵家の令嬢兼女騎士(23)の契約結婚から始まる、子作りラブ
◆日刊ランキング 最高8位ありがとうございます♡
――
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 21:33:18
102475文字
会話率:38%
超大国の皇帝ジルベスターは大大大の女嫌い。
ある日、たまにお忍びで住んでいる森の家に向かう途中、大きな落とし物を拾った。
良く見るとそれは、求婚したその日に逃げられた想い人で...。
トラウマ持ちの皇帝が小国のド天然の姫に癒されて姫を溺愛す
るお話。
概ねコメディ、時々シリアス、設定フワッフワのハピエンです。
拙作の他の作品に比べてエロ少なめです。
Rシーンにはサブタイトルに☆をつけてあります。
筆者は口が悪いので、所々出てしまいます。
お上品な作品をお好みの方には本作はNG。
悪者は老若男女問わず人間扱いしませんので、これまた心優しい方は回れ右です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 22:48:00
101104文字
会話率:41%