国立魔法研究所で働く魔法研究員のミユティアとザシヤは顔を合わせれば悪口の応酬が始まる自他ともに認める犬猿の仲である。ある日、彼氏に振られたミユティア(処女)は憂さ晴らしにザシヤと一緒に飲みに行く。そこで「セフレになろう」と提案され、身体の関
係を持っつことになったのだが、なんと彼はとんでもなく前戯がしつこい系のネチネチ鬼畜絶倫だった。
「元彼のことなんて忘れるくらい、君を抱きつぶしてあげるよ」
言葉通り熱い楔で何度も貫かれ、絶頂させられるミユティア。もう無理と音をあげても離してもらえずイカされ続け、快感でいっぱいになり……。
翌日、身体の相性の良さを自覚したミユティアはザシヤとつき合うのもいいかもしれないと思う。が、結局はいつものように言い合いになり、ケンカ別れしてしまったのだった。
ザシヤとの夜は忘れて仕事に生きようと決心するミユティア。しかし、なぜか彼がやたらと構ってくるようになる。職場でのコンペが二カ月後に迫っているミユティアに魔法のアドバイスをしたり、自分の研究個室を使わせたり。人が変わったように優しくされ……。
*注意事項*
・ヒーローがイロイロと拗らせた童貞でかなりの変態です。ゆえにエロがアブノーマル傾向にあります(ソフトSMくらい……かな、たぶん。クリ責め、オモチャを使ったプレイなどがあります)。
・ヒロインの口が悪いです。
・エロは直接的な言葉が使われる場合があります(セックス、クリトリス)。
・諸々苦手な方はご注意くださいませ。
・一日一回投稿します。完結まで予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 04:10:00
68485文字
会話率:37%
ティーンズラブの世界に転生したメアリ伯爵令嬢は前世で同人活動を行なっていた知識を活かしチート現役エロ漫画家として活躍していた。そんな彼女が特待生であるガリ勉秀才のノア(平民)に出会い思った。「この秀才男を(性的に)イジメて鳴かせたい」ノアを
近くでイジメるためにエロ漫画のアシスタントとして雇い、TL世界のアルアル話にツッコミつつ、ノアを囲いこんでいく話。
「ヒーローは絶倫体力スキルが必須装備よ!」
「ヒロインはキスで気絶も可能よ!!」
「オッパイは作れる!!!」
ラブコメで主な要素はギャグです。最初は女主人公攻めですが、最終的には男主人公攻めになってくれるはず(希望)。ヒーローはかっこよくありません。残念ヒーローでヘタレでこじらせている童貞です。大事なことなのでもう一度言います。
ヒーローはかっこよくありません。ヘタレで拗らせている童貞です。
もちろんヒロインも健気な女の子等ではありません。ただの変態です。基本的にはゆるゆる設定のギャグ話なので「なんでもOK!」「どんな展開でも笑って許せるぜ!」的な人のみご覧くださいませ。
注意事項
・女主人公がヲタクな腐女子のためボーイズラブ的な表現がありますが、BLではありません。
・下品な下ネタが多く、アダルトグッズが普通に出てきます。
・18禁に印をつけています。 *微エロ・男性オナニー **エロ
・18禁印はつけていませんが、舞台がTL世界なのでアチコチで男女がセックスしてます。
・途中ヤンデレっぽいエロ(?)がありますが、最終的にはラブエッチなハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 09:09:18
66731文字
会話率:34%
幼い頃、皇族と知らずにカイルに出会い、友となったヘレン。
カイルが皇太子と知ったヘレンは、騎士としてカイルを守ることを心に決める。
カイルは皇太子として、ヘレンは騎士として成長する中で、ヘレンはやがて剣技では右に出る者がいないほどの実力者に
なった。
あるとき、ヘレンは長く続く戦争を終わらせるため、自ら望み帝都から遠く離れた前線の町に向かうことに。
すると、カイルの様子がおかしくなって……。
※のページには、R18の表現が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 00:24:23
76990文字
会話率:36%
ひょんな事から異世界に迷い込んでしまった女子高生(18)が、異世界の孤児院で子供たちに囲まれて、まったりほのぼのスローライフ?
いえいえ、違うんです! 悪しき者の手によって、封印されちゃった神様を助けるべく、世界に散らばる3つ(少なっ!
)の秘宝を求めていざ大冒険へ!
旅先で出会った王子様や、護衛の騎士に、ちやほや溺愛されちゃう異世界トリップあるある要素を余すところなく、詰め込んだ超ベターなお話です。
一章はほぼ恋愛要素なし、二章辺りから少しずつ糖度が増す予定。まったり出直し更新中。
※出直し前はR15作品だったため、四章までR18要素は全く皆無です。なろうで掲載すると削除対象になるであろうと思われるため、ムーンさんで活動していますが、TLのように性描写がメインではありませんし、内容的にもR15以上R18未満の焦らしプレイが多くなるかと思われます。刺激的な描写をお求めの方には、ご満足頂けるような作品ではありませんので、ご了承のほどお願い致します。
(視点について)
美緒→一人称
アレクシオ→基本三人称。一人称になる可能性もあり。
主キャラ以外のキャラが視点の場合は三人称になります。
(ヒロインの呼称について)
ヒロインの名前が漢字表記だったり、カタカナ表記だったりしますが、キャラの書き分けのため、敢えて、キャラ毎に表記を分けてます。
(タイトル前マークについて)
タイトルの前に★マークがついているものは、キス以上の性描写を含むか、もしくは匂わせる内容を含む話となります。
※こちらの作品は別サイトにて掲載していた作品を大幅に加筆修正&書き下ろししたものとなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 23:40:42
478370文字
会話率:33%
異世界転生者のポチタロウは、多少の苦労の末、若干7歳にして仲間達と共に、魔王を打ち倒した。
ポチタロウは、魔王討伐の褒美として、小さな自治区をもらった。自分で都合のいいように法律を作り、ロリっ子な仲間たちと、エッチなことをして余生を過ごす
つもりだった。だが獣人の体ゆえか?童貞をこじらせていたせいか?彼はおちんちんを挿入する前に射精してしまうような早漏だった。
この物語は、ポチタロウが(魔王を倒すよりも)困難な道を乗り超えて、仲間たちに中出しを決めるまでの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:04:51
165984文字
会話率:35%
貧乏子爵令嬢モニカの加護は“透過(ステルス)”。自身の存在感のなさを活用しながら文官として働き、こつこつと実家に仕送りを続けている。
そんな彼女だが、ある日、魔性の侯爵と名高いルクレツィオに求婚された。
彼は冷徹と有名だが、誰もが振り返るよ
うな圧倒的な美貌の持ち主で、強烈な後援会(ファンクラブ)が存在する。彼女たちによって、婚約者候補が挙がるたびに排除され続けてきたらしい。
ゆえに、ステルス持ちのモニカならば、彼女たちの目をかいくぐり、結婚できるのではと思ったのだとか。
しかし、ルクレツィオ自身も妻自体は不要と考える人間だった。だからこれは後継が生まれるまでという期間限定の契約婚。後継ができたら即離縁だ。
それでも支度金と保証金、ついでに成功報酬まで積み上げられ、ふたつ返事で了承したモニカは初夜に挑むが――。
「君を愛することはない。――だから、縛ってでも君から私に乗れ!」
まさかのドM宣言をされたので、乗ってみた結果、卒倒されてしまい――。
え、まずは触れる練習からですか?
勃たないどころか触れることすらできない侯爵様と、モニカは無事に子作りできるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 21:02:15
67001文字
会話率:31%
魔術研究所で働く嫁き遅れの令嬢エルフィナは、ある日突然王宮へ呼び出され、四年ぶりに帰都する。かつての教え子である七歳年下のリオレウス第二王子が、「種絶の呪い(金玉が爆発して死ぬ)」をかけられてしまい、解呪を手伝ってほしいのだという。
昔の素
直さやかわいらしさはどこへやら、とんでもないヤリチンクズ男に成長していたリオレウス。その呪いを解く方法は、「真実の愛で結ばれること」で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 21:14:05
19046文字
会話率:39%
書籍版タイトル「男装騎士になったらこじらせ夢魔の騎士隊長に捕まりました」
2022/07/27 フェアリーキスピンクより発売中です
伯爵令嬢フローリア・マロールは、家庭の事情から性別を偽り男装の騎士・フロランとして生きていた。フローリアが
女として自由に振る舞えるのは、夢の中でだけ。
そんな彼女の夢の中に、他人の夢を自由に行き来出来る夢魔の男・ルティがあらわれる。フローリアの見る美しい夢に惹かれ、彼女を手に入れたいと望むルティ。彼の誘惑により、夢の世界で二人は結ばれるが――。
「現実の世界で必ず君を見つけ出し、手に入れる」と宣言されたフローリア。だがルティの正体は、“フロラン”の上司であり、氷の貴公子と評される騎士隊長・アルトゥールだった!
身近にいた部下♂が、夢の世界で出会った理想の女性その人だったと知りうろたえまくるアルトゥールと、彼に惹かれつつも「アルトゥール=ルティ」だとは気付かないフローリアが、夢の世界で逢瀬を重ねながら現実でも結ばれるまでのおはなし。
※R-18回には★印がついています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 23:33:47
181563文字
会話率:37%
パン屋の看板娘リゼットには秘密がある。
幼い頃から、壁や物を『透視』する能力があったのだ。
そんなリゼットが淡い恋心を寄せるのは、常連客の騎士ヨルグ。
毎日お店で顔を合わせ、ほんの少しおしゃべりをして。それだけで十分満たされている
はずだった。
——そう、彼が向かいの家に引っ越してくるまでは。
「間に合ったみたいね」
リゼットが見つめる先、通りを挟んだ向かいにあるのはきっちりとカーテンの引かれた一室。
その内側で繰り広げられる光景は、本来なら誰も目にすることのない密事。
隙間から漏れる家灯りしか見えないはずの宵闇で、リゼットは今日も禁断の趣味に興じる——。
■ヒーローの自慰が好きな方、寄ってらっしゃい見てらっしゃい(本作は純愛です
■エロは※マーク付き
■週1~2更新
■2023.4.19. 日間連載中ランキング 4位
■アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 02:53:27
127180文字
会話率:35%
ソフィア・ヴェルデは伯爵令嬢。
王太子妃候補になるも、王太子が選んだのは親友のロゼッタだった。
選ばれなかったソフィアは、王太子の従兄弟・レオネル卿の婚約者となる。
人々は「失恋の末に政略結婚」と哀れむけれど、全ては私の計画どおり。
私、
ソフィア・ヴェルデが手に入れたいのは、他でもなく、レオネル・アイゼンシルド、その人だ。
でも、私が彼の心を手に入れることは絶対にない。なぜなら、彼はロゼッタを想っているのだから…。
長年の片想いをこじらせている主人公が、紆余曲折の末想いが通じて、執着・溺愛されていくまでのお話です。
***************
閲覧ありがとうございます。
小説を初めて書くのでクオリティーの低さに加え、完全御都合主義のノンリアリティーなお話になっています。
執着・溺愛大好きなので、R18指定にさせていただいています。
個人の趣味をつめこんだ自己満足な作品です。
※R18エピソードには、タイトルの前に*マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 01:50:14
52754文字
会話率:27%
舞台は何となく2010年頃。包茎チビでコミュ障でセカンド童貞の主人公ワンコが、アダルトSNSで知り合った年上長身剛毛メガネ痴女『ヘア(hare)』さんの犬(♀)になって、露出したり言葉責めされたり女装させられたりする、ゆるめの変態こじらせラ
ブストーリーです。
主人公たちが舐めたり舐めさせられたりするシーンは多いけどセックスはしません。エロ無しの会話回やモノローグ回も多いので、無駄にフェティッシュな割りにジャンル的には微エロかもしれません。
※サブタイトルに『side B:』と付く回は痴女視点で展開します。
※放尿、飲尿、剛毛、男×男(肥満)、女×女(やや肥満)の絡みがありますので、苦手な方は御遠慮ください。
※第百一話で人物および事物紹介を掲載しています。ネタバレを含むので、初見の方は御注意ください。
https://novel18.syosetu.com/n4307gm/101/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 02:02:49
349218文字
会話率:54%
【内容紹介】
空港のロビーに微かに香る、鼻腔を蕩かす魅力的な桜の甘い香り……。
ある秘密から人と打ち明けられず、ひっそりとごく普通の人生を日本で歩んできたシロウは姉の結婚話を機に心機一転、渡米をする。
アメリカで通う予定の研究室に挨拶にい
くと、その帰りに知らないイケメン白人男性 リアムに突然声をかけられて。
「君は俺の……」
人生で関わったこともないような美丈夫に困惑しているうちに、シロウは目の前が真っ暗に…。
目が覚めると、知らない豪華な部屋に寝かされていた。そこで突然、自分は人狼であると告げられる。
「人狼って……」
いきなり見知らぬイケおじに部屋に連れ込まれて、同居?同棲??半軟禁???
困惑するシロウをよそにリアムは着々と準備を整えて、共同生活を送ることに……。
自分に自信のない孤独な日本狼の生き残りの人狼の青年 獅郎とアメリカハイイロオオカミの人狼のスパダリ リアムが運命的に出会い、ひかれあい、とまどいながらも絆を深めていく。
二人の人狼のラブストーリー。
注:本作は18未満の閲覧はご遠慮いただいております
日常系で残酷なシーン等はございませんが性描写がございます
注:本作の受けは半陰陽です
ご理解のある方のみ閲覧をお願いいたします
pivivにも掲載しております。
https://www.pixiv.net/users/15842284
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 06:11:00
219011文字
会話率:23%
美形人気アマチュア作家攻め×根暗執着重めファン受け
更新報告用のX(Twitter)をフォローすると作品更新に早く気づけて便利です
X(旧Twitter): https://twitter.com/piedough_bl
制作秘話ブログ:
https://piedough.fanbox.cc/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 05:45:51
22939文字
会話率:43%
「誘惑しに来たのはそっちでしょ?」
「誘惑。できてる?」
【第一部完結】
無口な魔女ヘザーは、家族同然の青年アルヴィンとふたりで、小さな村を守りながら暮らしている。
アルヴィンは魔女の護衛であると同時に、衣食住すべての管理を支えていた。
食――魔女のごはんは、アルヴィンの精気。魔女になった16歳の時から、ヘザーは弟のように育ったアルヴィンを自ら興奮させることで魔力を維持している。
彼には幸せになってもらいたい。ぼんやりとそう考えるヘザーは、アルヴィンがまさか、自分にずっと想いを寄せていることなど気付きもしていない。
一方、アルヴィンにも一歩踏み出せない理由、過去の悔恨があった。
村人の皆さんが(生)暖かく見守る、すれ違いのもだもだ同居生活。そこに次々と膠着した二人を引っ掻き回す存在が現れて……。
※エロは少なめ、☆をつけています。
※本番は後半。
※外伝の一部を本編に移植中です。第二部準備中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 17:31:25
105019文字
会話率:38%
被虐妄想的性癖をこじらせた玉木陸は没入型仮想体験バー「ノエル」へぶち犯されに行く。
最終更新:2024-04-09 00:12:32
23891文字
会話率:48%
御橋華乃子は財閥の会長の娘で、生粋のお嬢様。幼少期から束縛された生活を送ってきたが故に、性に奔放なビッチに成り下がっていた。
しかし27歳になり、親の都合で銀行頭取の息子と政略結婚をさせられそうになる。見合いを破談にするために本性を打ち明け
た華乃子に、見合い相手の堂島暁人は何故か「好都合だ」と結婚を快諾。
男遊びをやめられない華乃子と、恋愛をする気が全くない暁人の結婚生活がスタートするが……。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 23:01:29
23772文字
会話率:36%
聖女が召喚された。
その報告を受けた公爵令嬢メリューエルは思い出した。
ここが『氷の騎士と常春の聖女』の世界であることを。
それは聖女と騎士の物語。
聖女アカネが騎士ミュチュスカと障害を乗り越え、紆余曲折を経て結ばれる恋物語。
そして、ミュ
チュスカは、メリューエルの婚約者だった。毛嫌いされているが。
どうせ聖女に奪われるなら、最期くらいあなたの記憶に残る死に方をしたい。メリューエルは賭けに出ることにした。
*悪女は前世の記憶を取り戻しても悪女のままです
*R18は激しめ、本編は全79話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 18:00:00
177698文字
会話率:23%
公爵令嬢リーデハルトは見た目こそ儚げで華奢だが、その実かなりのぐーたら娘だった。
社交界での言葉遊びや腹の探り合いに辟易した彼女は、自身を病弱だと偽り、引きこもりの生活を送るようになった。
だけどそんなある日、彼女はひょんなことからこの国の
第一王子であるユーリアスと婚約することになった。ユーリアスはなんちゃって病弱なリーデハルトとは違い、本物の病弱である。
お互いの利害が一致したがための婚姻であったため、てっきり白い結婚になるだろうとリーデハルトは思っていたけれど。
R18→*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 20:36:29
43768文字
会話率:53%
「悪いが、セイシを分けてくれないか? 180ccほどでいい。なるべく新鮮なものを出してくれ」
唐突に、突きつけられたフラスコ。
は? なにを? なにを分けろと?
「いやいやいやいや、ムリッ! ムリですよ、アグネス!」
いくらなんで
もそれはムリ。「精子を出せ」→「はい、わかりました。ちょっと出しますから待っててください」ってヤツじゃないでしょ、精子ってもんは!
「研究所では、アグネスではなく、〝博士〟と呼べ、カトー」
フラスコ片手に胸を反らす博士、アグネス。
大きすぎる丸メガネに、大きすぎる胸のせいではち切れそうな白衣姿。十年前、浜に打ち上げられてた俺を助け、「サイトー」と名付けた人。……密かに、俺の好きな人。
「ホムンクルスを作りたいのだ。だから出せ」
いや、「出せ」って言われても。ってか俺、好きな女に、何を要求されてんだ?
聞けば、最強の武器になる「カワイイ」を研究するため、カワイイの塊である赤子が必要らしく。ここに赤子はいないから、代替でホムンクルスを作ろうと思い立ったのだとか、なんとか。
このトンチキ思考博士め。
ため息と同時に、底意地悪いイタズラを思いつく。
「博士。俺の精子を差し上げることは構いませんが、その代わり、もう少し別の方法を試してみませんか?」
「別の方法?」
「フラスコじゃなく、博士のお腹で醸成させるんです」
ようはただのセックスだけど。
「わかった。ぜひ、やってみよう。ジトー」
……俺の名前、サイトーじゃなかったっけ?
こじらせ片思い助手✕一般常識欠落トンチキ女博士の、順番手順間違い恋愛物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 18:00:00
60377文字
会話率:36%
――好きになるって、どんなかんじなんだ!?
ベルティア王国、王太子殿下付きの教師だったフィリカ・ノイエンハイム。わずか9歳の王太子、キースハルトの質問に軽く戸惑う。
もうすぐ結婚する身。だけど、そこに恋も愛もなくて。決められたままに結
婚する……はずだった。
いつもと同じように目覚めたフィリカの前に、知らない男性。ギュッと握られた手。愛おしそうにこちらを見る瞳。
――目が覚めていきなりそれか。ご挨拶だね、先生。
思わず悲鳴をあげたフィリカに、男性が笑う。
その姿は、幼い教え子、キースハルト殿下にソックリで……。
――15年、先生は眠り続けていたんだ。眠りの呪いによってね。
そんな。今日は昨日の続きじゃないの!? 突然の時間経過に戸惑うフィリカ。
いきなり青年となって現れたキースハルトは、さらにとんでもないことを口にする。
――先生、いや、フィリカ・ノイエンハイム。きみに、僕の妃となってほしい。と。
※R18展開回のみ、タイトルに♡マークをつけさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 21:08:54
44114文字
会話率:32%
新宿でひっそりと同居する純一と健太。ゲイバーで働く健太と、恋愛感情をこじらせたフリーターの純一を中心に、かかわる人たちの悩みや恋愛模様を1話完結でゆるく書いていきます。
最終更新:2024-03-25 09:58:01
7141文字
会話率:39%
科学サークル所属の天才ボクっ娘女子大生(処女)が自分で開発した媚薬を試飲して発情したので、唯一のサークルメンバーである後輩男子(助手くん)が、ひたすら愛し尽くした挙句責任取って一生幸せにすることを誓う話。
※天才なので研究に関しては自信家で
すが、恋愛に関しての自己評価はクソザコです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 11:33:47
32208文字
会話率:35%
人間不信の冷酷王太子の元から『王の証』を盗み、暗殺してくるよう命じられた醜いメイドのディアナ。潜入したはいいが王太子のことを好きになってしまい、結局任務に失敗してしまう。
逃亡したディアナだが、実は自分が「傾国」と呼ばれた隣国の皇妃の娘だっ
たことを知る。
「あの時、眠るあなたと約束したの。もし違う立場でもう一度出会えたら、傷つけたあなたに無償の愛を捧げると」
※ヒーロー拗らせてますがハッピーエンドです
(›´-`‹ )本当だよ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 22:04:27
149816文字
会話率:36%
20✕✕年、日本はかねてより世界有数の人口減小国として危惧されていたが、いよいよ「先進衰退国」として成り下がろうとしていた。
日本人の若者が少なくなり、セックスできる相手が珍しくなったことで「国の生殖能力」は衰退してしまったのである。
これまで人道的な観点で対策に踏み切れなかった政府も、種の保存に問題を抱えた日本人の状況には腰を上げざるを得なかった。そう、「日本人の保存と繁栄」を掲げて立ち上がり、いまや日本を救った法律と言われる「性行為教育による日本人の種の保存に係る法律」、通称「セックス新法」の新設である。
精通、初潮が始まった男女は学校内での数々のプログラムを経てセックスにまつわる実践を提供され、ルールのなかでツガイになり子供を授かれば、それだけで数千万円レベルの優遇が政府から約束されるー。
犯罪を増やすとか、財政の崩壊が叫ばれ多数の反対があったこのセックス新法も、20年がたち新法によって生まれた「第一期生」が生産労働人口として働き日本経済をバリバリと動かしだした頃には、誰も文句をいう人はいなかった。
いまや日本は少子高齢化による衰退を乗り越え、セックス新法を使いこなした新先進国として、これから過去の日本のように人口減少を向かえる国々のモデルケースになっている。小学生であれど、高学年にもなれば自分のツガイになる相手を求め、日夜正しく「種の保存」に励むことが評価される世界になったのだ。
ところで、この世界線でもっとも辛かったのは、新たな評価の物差しについていけなかった一定の子供たちだったのは言うまでもない。
ツガイを得て、期限である15歳までにセックスができなかった子。
第二次性徴が遅れ、年相応に体の機能が伴わなかった子。
学校から与えられた性知識を使うことなく、逸脱したことで正しく生殖できなかった子、、、
これら「セックス実習の落第生」は、高校生に上がることが許されず、ひとまとめにして再教育学校に通わされるというのが日本の新たなルールだった。
落第生たちは、犯罪を起こさぬよう巨大な学校地区のなかで生活し、落第者ならではの様々な性の悩みに向き合い、何とか良質なセックスを実現させるべく一生懸命に生きる。
本編は、あるかもしれない今後の世界観のなかでもがく「セックス実習の落第生」の立場から紡ぐ、せつなくも性癖をこじらせた作者による物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 16:59:29
8993文字
会話率:40%