鼓夜空(つづみよぞら)はある願いと寂しさを抱えている青年。彼は小さな頃に読んだ本に挟み込まれていた「愛の魔法」を、何も起こるはずがない、と分かっていながらも寂しい時につい唱えてしまっていた。しかし、その日、呪文を口にした直後、彼は魔法界に転
移してしまった。
そこで出会ったのは、魔法使いのヴァート。彼が夜空を魔法界へと呼び寄せたのだ。その目的は「魔法界に人間を呼び寄せ、25日目に魔力を注ぎ、満月の夜に殺すことによって多くの魔力を得る」という迷信に近い魔術を使うため。ヴァートは、その魔法で魔力を得て、ヴァートに手ひどい扱いをしてきた者達に「復讐」をしようとしていたのだ。満月の夜は30日後。30日後にヴァートに殺される運命を背負ってしまった夜空。しかし、夜空の口から出た言葉は意外なもので……
不器用で孤独な美形×寂しさを抱える美人が少しずつ近づいていく話です(アルファポリスさんでも掲載中です)
〇要素
・後半の方にR18描写が入ります(☆印を記載しています)
・ざまぁ・スカッと的な要素はございません
・家庭環境に問題のある描写がございます。
・強い恐怖感の描写はそこまでございませんが監禁・軟禁のような要素がございます。
・直接的な表現はございませんがややグロテスクに見える表現がございます。
・受けのモブとの行為を暗喩するシーン・援助交際を仄めかす描写がございます
・受けの嘔吐シーンがございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 17:08:58
105064文字
会話率:45%
※旧題『うっかり恋に落ちたライバル魔術士』
魔術学園に通うソラは成績優秀、容姿端麗で皆の憧れの存在。
そんなソラを勝手にライバル視する同級生のプラド。
プラドは事あるごとにソラに突っかかり、何かと張り合おうとしてくる。
ある日
ソラはプラドから料理対決を持ちかけられるが、対決を終えたその日からプラドの態度が変わってきて……
「あれ?こいつこんなに可愛かったっけ??」となりそわそわしだす攻めと、最近絡んでこなくなった攻めに寂しくなる受け。
誤解が誤解を生んでお互いをブンブン振り回す、そんなラブコメです。
【プライド高めで受けをライバル視する攻め✕何をさせても優秀だけど生活能力はポンコツな素直美人受け】
感想や評価、レビューもらえるととても喜びます!匿名ご希望の方はTwitterのマシュマロ、または拍手へどうぞ!(拍手のコメントには返信しませんが大切に読ませていただきます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 18:58:41
132690文字
会話率:37%
フリーターで配信者のチハヤは、幽霊動画を撮りに古い洋館へと向かった。ところが、地元の葦船町の洋館は異世界『ライツ・ギア』への入口だった。異世界で迷い人として保護されたチハヤは、優しい騎士レオナルドに惹かれていく。葦船町に戻された後も、どうし
ても彼のことが忘れられなくて……。
*美形騎士×平凡フリーター配信者の異世界BLです。
*1/13に番外編―千早の決断―を追加しました。
*2/20に番外編ーレオナルドの幸福ーを追加しました。完結済みです。
*12/26ネクタリス×ミナトの『異世界に迷い込んだカフェ店員の俺が、炎の魔術師に溺愛される話』を公開しました【←ユーザー企画『コネクタ捕獲大作戦』はこちらの作品です♪】
*公式企画ブルームーンカクテル参加作品です。前編は『あなたのことを教えてください』、後編は『ルターニヤの神事』、番外編は『あなたはどの世界で 誰とともに生きるのか』『ブルームーン(ひとときの奇跡)に乾杯を』をテーマに書きました。
*小説コード:N5680JL 猫宮乾先生の素敵な小説『一生童貞でいてくれないかと言われた。』のキャラを前編の脇役(葦船町の同級生)に使用させていただいております。ありがとうございます!
*小説コード:N0580JM 間宮先生の素敵な小説『神様に嫁入りするつもりはございません【注:NLです】』の設定(送別会、団長の奥様)を番外編で使用させていただいております。ありがとうございます!
* #BMC_使ってもいいのよ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 18:40:50
32323文字
会話率:60%
異世界の魔術師ネクタリスと恋人になったミナト。初めて結ばれた後に高熱を出したミナトを、ネクタリスは2ヶ月たっても抱こうとしない。
(2回目っていつするのかな……?)
悩むミナトにネクタリスがあるお土産を持ち帰り……。
*『異世界に迷い込んだ
カフェ店員の俺が、炎の魔術師に溺愛される話』ネクタリス×ミナトの新年のお話です。短編だけでも読めます。
*お互いに2回目エッチをしたい2人がもだもだするラブコメです♪
*精霊はネクタリスにしか見えてません。ミナトには声も聞こえていません。
*攻め受け両視点あり。
*姫初め企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 18:38:41
7558文字
会話率:60%
カフェ店員のミナトは、職場での騒動に巻き込まれて孤立していた。天国の祖父に会いたくて幽霊が出る洋館に行くが、そこは異世界『ライツ・ギア』の入口だった。魔術師ネクタリスに保護され一緒に暮らす内に、ミナトはずっと異世界にいたいと願うようになる。
しかし、半年後、日本からの追っ手が現れて……。
*炎の魔術師×カフェ店員の異世界BLです。前後編で完結済みです。後編の前半のみ攻め視点。
【1/3に姫初め企画として短編も公開中】
*『異世界に迷い込んだ平凡フリーターの俺が、優しい騎士に恋をした話』に出てくるネクタリス×ミナトのお話です。それぞれ単体で読めます♪
*公式企画ブルームーンカクテルの参加作品です。後編は、ユーザー企画『コネクタ捕獲大作戦』にも参加してます。この話のみで独立してますが、興味がある方は他走者の方の作品もどうぞ♪
* #BMC_使ってもいいのよ
………………興味がある方へ……………………
(ユーザー企画の詳細について)
*ブルームーンカクテルの公式企画に『異世界をつなげた犯人(コネクタ)を捕まえよう!』というお題があります。そのユーザー企画として始動した『コネクタを捕まえようとする各作品のキャラクターのセリフを通じて、作品同士も繋げよう(コネクト)!』という楽しい遊びに、走者として参加させていただきました♪
*同じ世界の中の、違う作者様が作られたキャラクターのセリフをお借りして、リレー形式で小説の中に入れております。私は下記の通りツキナル→ネクタリス→イシマルの順にセリフをつなげました。後編の最後には、全部の参加者様を記載しています。
*第8走者:間宮様:N0580JM「神様に嫁入りするつもりはございません【NL】」N6452JV「一晩だけのつもりだったのに異世界に攫われました【NL】」:ツキナル(月成)→第9走者:ありす:このお話:ネクタリス→第10走者:遊雛彩様:N0649JN「キラキラネームのお兄さん、ちょっとお時間いいっすか!?【BL】」:イシマル(石丸慎也)
*それぞれの小説のエピソードタイトル『コネクタ捕獲大作戦:第○走者』を読むと、セリフが繋がるようになっています。【NL】と【BL】は混ざってますので、ご注意ください。
*Special Thanks! 企画立案まとめ:茜部るた様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 06:13:24
16289文字
会話率:63%
新宿。退廃と電脳、そして高層ビルを覆う拡張現実が既に当たり前になった街。この街では脳神経に直結した演算補助装置・生体電脳(ニューラルトロン)を持つ"魔術師"たちが絶対的な力を持つ。天才的な"電脳魔術師"
;・佐伯シオンは、自らの高校の学費を稼ぐため、「電脳探偵」としてご近所の猫探しから浮気調査まで幅広く活動していた。そんなシオンに、かつて倒した魔術師と、彼女に邪な想いを抱く教師による、危険な罠が迫っていた。生体電脳をクラッキングされ、違法プログラムと電子ドラッグによって性奴隷へと調教されるシオンの運命は.......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 11:51:53
38597文字
会話率:47%
ヘタレな師匠は、愛弟子を溺愛している。
師匠に可愛がられながら、毎日平凡に過ごす自分が知らないうちに師匠の子を孕んでいたなんて。
魔術の師匠×その弟子のお話です。
最終更新:2025-02-20 00:00:00
16203文字
会話率:31%
リオルは王立魔術師団の一介の平魔術師。今日も今日とて対立関係にある魔術師団は王立騎士団は眼前で言い争いを繰り広げている。しかし、その中で騎士団副団長のランスは何故か優しく接してくる。リオル自身は対立や権力争いに興味がないので、立場の違いに困
惑しつつもランスとの交流を続けていく。そんな中魔法師団団長のシルからランスと交流を続け騎士団の弱みを握れと言われ、罪悪感を持ちながらランスと接触を増やしていくが…。
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始めての投稿になります。ふわふわ設定なので、ゆるく見守っていただけますと嬉しいです。20話程度で完結予定。Rシーンは後半になります。主人公は自分の対外的な評価に対して疎いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 08:21:12
35556文字
会話率:40%
千年前、勇者と称えられる者に魔力を封じられてしまった魔王は長い眠りの中から救ってくれた青年に恋をする。
魔王の私物として囚われの身となった青年は、勇者への想いを抱き締めながらいつか勇者が迎えに来てくれる事を願った。
大好きな兄への想いを募ら
せる少女は旅人と出逢い、その歌声に惹かれ、いつしか兄の面影を重ねていた。
仲間を人質に取られてしまった勇者一行は悩みながらも故郷へと帰還する――。
出来損ない達のデカダンス。
BL要素満載のファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 20:37:52
88960文字
会話率:69%
「俺と、結婚してください」
魔王に国を滅ぼされ、亡国の王子となったウィルビウス。王族でただ一人生き残った彼は、瀕死になっていたところを隣国の魔術師の少年アバスに救われ、その場でプロポーズされる。
初対面だったものの、恋愛結婚に憧れていた
ウィルビウスは結婚を承諾。しかし、待っていたのは夫から無視され続ける寂しい結婚生活だった。
そして結婚から六年。ついに夫との関係改善を諦めたウィルビウスのもとに、隣国の姫がアバスにアプローチしているという噂が届く。夫は姫に託して、自分は去ろう。そう決意したウィルビウスは、失敗すれば死ぬ魔術を携えて魔王城に乗り込むことにした。
______________
※最後はちゃんと生きてハッピーエンドになります。安心してお楽しみください。
※基本的にバカップルなので、悲壮感はあまりありません。
※エロ要素は薄めです(最後に、ちょこっとだけスケベなシーンが出てくる程度の薄さです)。
誤字脱字報告、ありがとうございます!
【ブルームーンノベルズ様より、2025年2月14日発売予定です】
https://www.j-publishing.co.jp/bluemoon_novels/book-30792/
※詳細は作品ページ下部からもご覧いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 06:30:00
70123文字
会話率:30%
【クールな孤高の天才魔術師 × マイペース女装男子使い魔】
桑山萌(メグム)は、ジェンダーレスメイドカフェで女装して働く男子。
かぁいい(かわいい)ものが大好きでありながら、男としての自分も捨てきれず、悩みながら生きてきた。
ところが、あ
る時……異世界に『使い魔』として召喚されてしまった!?
ふわふわの猫耳と尻尾、ちょっと童顔で中性的な容姿。
元の世界と似た顔の、けれどぐっと愛らしい雰囲気の姿になったメグムは、この世界でかわいい服を纏って『自分らしく』生きることを決意する。
メグムのご主人様である魔術師『アッシュ』は、クールで真面目な天才肌。メグムを召喚して『使い魔』にしておきながら、態度はそっけないし、仕事も全然任せてくれない。
そんなご主人様の気持ちを、使い魔の仕事の一つである『魔力調整』を通じて理解できたはいいけれど……。
なんかこのご主人様、使い魔に対してちょっと過保護じゃないですか!?
その割に、ちっとも他人に頼ろうとしないし!
ゆるゆる主従の交流と日常が幕を開ける――!
※こちらはアルファポリス様に掲載済みの作品です。
※本編は全年齢、番外編のみR18となっています。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 19:00:00
113172文字
会話率:38%
どうして私は殺されたの?聖女として王子と結ばれ、これから共に国を支える寸前に、毒により自害させられた聖女マリ。異世界より新たなる聖女を召喚した王子は吐き捨てる「お前はもう用なしだ、穢れた魔女め」死の寸前に私を蘇らせたのは王宮魔術師のカイト。
貴方なの?異世界の召喚をしたのは?聖女の私を穢したのは?記憶を失った私はカイトと共に暮らし始める。過去を忘れカイトこそ最愛の人だと記憶を塗りかえられていく。穏やかに過ぎていく偽りの日々。けれど私は記憶を取り戻す。カイトの元から逃亡した私が見たものは最愛の人だった人と異世界の聖女の哀れな結末。そして聖女でなくなった私とカイトが選んだエンディング。★メリバです、ご注意下さい。救われる人が少ないです。★誤字脱字いつもありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:00:00
45368文字
会話率:27%
短編「旅立つ前夜の師匠と私」の続編となります。
魔術師のベルニーは弟子のマベリアを一人立ちさせた。そして、自身も以前のように放浪魔術師として旅をする事にしたのだった。
最終更新:2025-02-11 14:46:13
14178文字
会話率:49%
田舎町の治療院で働いていた治療魔術師のサラは王宮の治療室に配属される事になった。
田舎町の治療院との違いに戸惑いながらも働くサラは何かとサラを助けてくれる副団長の事が気になり始める。
最終更新:2023-12-04 19:33:10
99798文字
会話率:47%
ジーナはブラッザン国の王、モルガンの妻であった。しかし、彼女は魔物に襲われて記憶を失い、ここ1年程の記憶しかない。何か違和感を抱きながらも日々を過ごすジーナには大事な役目がある。国で一番強い魔力を持つモルガンが魔物を退治して消費した魔力を回
復させるのは、妻であり対(つい)の相手でもあるジーナの役目であった。
※ハッピーエンドではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 21:00:00
22341文字
会話率:40%
Sランク冒険者、ジル。
ある日、幼なじみで親友の召喚士、ユージーンに騙され、召喚獣を呼ぶための生贄にされて、彼は左腕を失ってしまう。
召喚されたのは美しい水晶のような銀色の聖獣、レンだった。
「騙して覚悟のないものの血肉を私に食わせ、自らは
一滴の血も流さずに契約しろ、だと?…何とも舐められたものだな」
ユージーン自身が自分の血肉を捧げず、卑怯にも何も知らないジルを生贄にされたことを侮辱と受け取ったレンはユージーンを殺そうとするが、ジルはそれを必死に止める。
「お前と契約しよう。ただし、次にこの者ーユージーンがお前を害するなら、私はお前が何を言おうと必ず殺す」
ジルの懇願を聞き入れて、しぶしぶレンは条件付きでジルと契約を結ぶ。
不器用な冒険者は、遠くにありながら、時にひとらしい一面を見せる、高潔すぎる聖獣に惹かれていく。
そしてまた、聖獣もまた、情の厚すぎる冒険者に振り回されながら、新しい感情を知っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 22:23:23
35141文字
会話率:34%
『俺は魔女の使いだ』
そういってシグマの前に現れたのは金色の人狼、グライだった。
魔術師の名家に生まれたシグマは、先天的な魔力異常のために屋敷に閉じ込められて育てられた。
彼が外に出られなかったのは、病弱だからという理由だけではなかった。
魔術師の名門の一族として、魔力を扱えないものの存在が表ざたになることが許されなかったからだ。
その窮屈さに耐えかねた彼はある日主治医に不満をぶちまけ、発作を起こしてしまう。
『静かな土地があるから、療養してくるといい』
これまで外に出てはならないと言い続けてきたシグマの父の手のひらを返したような返事にシグマは疑いを抱きつつも、外の世界へと出ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 19:50:01
19904文字
会話率:25%
砂の国、シルヴェリス。
そこは『人』こそを最大の資源とし、『家畜』と呼ぶ奴隷の輸出入で栄える国だった。
その国の地下スラムは、その中でも最も罪深いものが奴隷として落とされる、最後の場所。
その砂のスラムで名をはせる男娼専門の調教師シグマは、
次の調教をする奴隷を探して奴隷市場をさまよっていた。
友人である闘技場の剣闘士専門のグライに案内された店で、名無しの珍しいインキュバスと人間のハーフに出会い、彼に「イゾラ」と名前をつけて買って帰る。
彼の愛玩奴隷にされたイゾラ。
理不尽な仕打ちをされつつも、狂った調教師に彼は惹かれ逆に襲ってしまう。
一方で、シグマのことがひそかに好きだったグライは、大事に調教はしても必ず奴隷を売っていた彼が愛玩物を持ったことに打ちひしがれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 02:44:48
47926文字
会話率:37%
リーゼロッテは、持って生まれた瞳の色のせいで、王家に認められていない王女だ。私室に監禁され、その存在を消されてきたが、ある日から窓の外に男性が現れるようになる。シルヴェストルと名乗った彼は、ほぼ毎日会いに来た。
「貴方が、私を連れ出してく
ださるのね?」
「はい、お約束いたします」
「どうやって?」
「僕と、結婚してください、リーゼロッテ様」
☆
『とあるオッドアイ魔術師と魔の紋章を持つ少女の、定められた運命(N3897JA)』と世界観共通、遠い異国のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 18:00:00
17422文字
会話率:61%
『とあるオッドアイ魔術師と魔の紋章を持つ少女の、定められた運命(N3897JA)』の番外編です。
本編主人公の子ども世代の短編をいくつか置いておきます。
最終更新:2025-01-13 18:00:00
60331文字
会話率:61%
魔術師であることを隠し騎士として働くルークは、王命の特別任務で滞在した屋敷の中で、自身と同じように顔半分が前髪で覆われた少女を見かけた。執事の慌て方で、彼女を外部の人間に晒したくなかったのは明らかで、この少女が特別任務に関わっていることも
察した。
直接姿を確認した彼女を探すために、ルークは自身に変身魔術を掛けた。子犬の姿になると、強烈な甘い匂いを感じ戸惑うが、むしろルークの好きな香りだった。
その少女についてルークが出した結論は、番だった。魔術師は番がいれば、魔力増強ができるようになる。魔術の元となる魔力が増え、より強力になれる。ルークの感覚と思考が正しければ、彼女も魔力を持つはずだ。それだけが隠されている理由とするなら、腑に落ちない。他に何か、人目に晒されると都合の悪いことがあるに違いない。
子犬姿のルークが彼女の膝の上で見たものは、前髪で隠された漆黒の片目と、顔の半分を覆う魔の紋章だった。彼女から魔力の気配は感じられず、伝説級の珍しさで、ルークは文献調査のために一度王都に戻ることを決める。魔術師の師匠ジョンから、次の特別任務が魔の紋章の解放になる予想や、性交渉をもって紋章を解放するという、今まで友人すらいなかったルークには最高難度とも言える特別任務を聞かされ…?
☆
騎士兼魔術師のルークと、ルークが任務で出会った魔の紋章を持つ少女のお話。
あらすじで触れているのは第二章の終わりまでです。その後の物語には無理矢理の性交渉などありますので、ご注意ください。
こちらは【改稿版】です。旧版『魔の紋章を持つ少女』は検索除外にしてあります。
アルファポリスにも同内容を掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:00:00
288233文字
会話率:49%
ヌーブ侯爵令嬢オレリアは、デルヴァンクール帝国の皇太子の婚約者であった。
元はただの男爵令嬢であったが、実父の死後母の再婚によって侯爵令嬢となる。それは、亡き父が力のある魔術師で、その血を色濃く受け継ぐオレリアの魔力をあてにしての政略的な関
係であった。
しかし、結婚間近の十七の歳に義父の敵国との密通が明るみに出たことで、侯爵家は取り潰しの上両親は死罪。皇太子との婚約は白紙に戻され、オレリアは身分剥奪の上囚われの身となり、その膨大な魔力を一生国に捧げて罪を償いながら生きていくはずであった。その後嫁いできた皇太子妃によって殺害されるまでは……。
しかし気が付けば、オレリアは十歳の実父の葬儀の日の朝に戻っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 19:00:00
107786文字
会話率:47%
前回2024年夏にクラリス編のみ投稿していた作品の【改稿版】です!
2025年2月8日ヒーロー視点、魔術師視点を加えて完結しました。
今回クラリス編も時系列や言い回しなど少しだけ改稿しましたので一緒に投稿することとしました。
前回お読みい
ただいた読者様はクラリス編はスキップしてもある程度内容は掴んでいただけるかと思います。
ーーあらすじーー
王と魔術師長しかその存在を知らない『時戻し』の秘書が存在する国の王宮執着ラブストーリーです♡
侯爵令嬢であるクラリス(自称悪役令嬢)は俺様気質の第二王子ルシアン(後の国王)の婚約者候補として幼少期を過ごすが十五歳になったある日、他の令嬢と唇を重ねるルシアンを目撃してしまう。
ショックから熱を出したクラリスは『巣魂病』といわれる古から王室の女性が患うことが禁忌とされた病に罹ってしまう。
このことを重く受け止めた両親はすぐに婚約者候補を辞退してクラリスは田舎で療養を続けることになった。
ルシアンを想いながらも、やがて忘れ去られた身となってしまったクラリスは、公爵家の令息であるマーキスと知り合い、同じ失恋という傷を持ち続ける二人は互いを思い遣る間柄になり、やがて家庭の事情から結婚を決める。
しかしマーキスは股間を気にしながら何かを隠しているようでやがてクラリスに『白い結婚』を提案してきて……
⭐︎R18としていますが性描写というより性行為に至ったことが分かるようなシーンがありますが、どちらかといえば下ネタ要素が主になります。
アルファポリス様でも、別作者名にて類似作品を掲載させていただいておりますが同じ作者の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 08:49:15
92774文字
会話率:33%
王と魔術師長しかその存在を知らない『時戻し』の秘書が存在する国の王宮執着ラブストーリーです♡
侯爵令嬢であるクラリス(自称悪役令嬢)は俺様気質の第二王子ルシアン(後の国王)の婚約者候補として幼少期を過ごすが十五歳になったある日、他の
令嬢と唇を重ねるルシアンを目撃してしまう。
ショックから熱を出したクラリスは『巣魂病』といわれる古から王室の女性が患うことが禁忌とされた病に罹ってしまう。
このことを重く受け止めた両親はすぐに婚約者候補を辞退してクラリスは田舎で療養を続けることになった。
ルシアンを想いながらも、やがて忘れ去られた身となってしまったクラリスは、公爵家の令息であるマーキスと知り合い、同じ失恋という傷を持ち続ける二人は互いを思い遣る間柄になり、やがて家庭の事情から結婚を決める。
しかしマーキスは股間を気にしながら何かを隠しているようでやがてクラリスに『白い結婚』を提案してきて……
⭐︎今回R18は保険です。
どちらかといえば下ネタ要素が主になりますので、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 21:47:03
52934文字
会話率:38%
目が覚めたら異世界の森にいた。訳も分からず野盗の男たちに襲われている所を、魔王を討伐した帰りだという騎士たちに助けられる。この世界では誰もが持っているはずの魔力を、私は持っていないらしい。魔力のにおいがしない代わりに、おかしな甘いにおいがす
るらしく、高位の魔物に狙われてしまう。危険だからと隊長の騎士から魔力を貰うことになるけれど、それは本来、家族や恋人どうしですることらしく。
※異世界で出会った二人が色々あって一緒になるまでの話。主人公が魔物とか悪いやつに無理やり襲われたりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 05:19:22
246290文字
会話率:48%
自身より圧倒的に劣り、汚らしくて、低俗で、下らない──
そんな男にめちゃくちゃに犯されたいという歪んだ性癖を持つ女魔術師のお話。
最終更新:2025-02-06 17:44:07
183190文字
会話率:25%
❇︎ミッドナイトノベルズにも掲載
世界には魔力《ルネラ》と精霊力《ファタミラ》の2種類がある。その力は人により強さは違うけど10才になると必ず覚醒する。
コーネリア国のフィオーリ公爵家の末娘アルバニア・フィオーリは7才ころから眠ると不
思議な声が聞こえていた。その声は年を重ねる毎にだんだんはっきりしてきて、さらに夢に白い狼が現れる。そして、10才の誕生日に父と母、兄、姉、アルバニアを祝いに来ていた幼馴染、招待客達をまきこみ魔力が暴走してしまう。
その時、髪は白くなり瞳の色までかわってしまう。
魔力暴走により怪我をした人やその身内から恐れられ多数の人が騎士駐在所へアルバニアは危険だと訴えられてしまいコーネリア国王の命令で捕まる。
公には危険人物として牢獄入になったと伝わるけどそれは表向きで、魔力を制御できるようになり将来は国に仕える魔術騎士になることを条件ニーヴァと名乗り別人として王城内の兵舎で訓練を受け生活することになる。
そこで出会う運命の人カーティスと逃れられない宿命に立ち向かって行く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 01:13:40
245325文字
会話率:34%
❇︎ムーンライトノベルズにも掲載
世界には魔力《ルネラ》と精霊力《ファタミラ》の2種類があるその力は人により強さは違うけど10才になると必ず覚醒する。
コーネリア国のフィオーリ公爵家の末娘アルバニア・フィオーリは7才ころから眠ると不思
議な声が聞こえていた。その声は年を重ねる毎にだんだんはっきりしてきて、さらに夢に白い狼が現れる。そして、10才の誕生日に父と母、兄、姉、アルバニアを祝いに来ていた幼馴染、招待客達をまきこみ魔力が暴走してしまう。
その時、髪は白くなり瞳の色までかわってしまう。
魔力暴走により怪我をした人やその身内から恐れられ多数の人が騎士駐在所へアルバニアは危険だと訴えられてしまいコーネリア国王の命令で捕まる。
公には危険人物として牢獄入になったと伝わるけどそれは表向きで、魔力を制御できるようになり将来は国に仕える魔術騎士になることを条件ニーヴァと名乗り別人として王城内の兵舎で訓練を受け生活することになる。
そこで出会う運命の人カーティスと逃れられない宿命に立ち向かって行く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 01:23:41
311713文字
会話率:35%
❇︎ミッドナイトノベルズにも掲載
世界には魔力《ルネラ》と精霊力《ファタミラ》の2種類があるその力は人により強さは違うけど10才になると必ず覚醒する。
コーネリア国のフィオーリ公爵家の末娘フィオーリ・アルバニアは7才ころから眠ると不思
議な声が聞こえていた。その声は年を重ねる毎にだんだんはっきりしてきて、さらに夢に白い狼が現れる。そして、10才の誕生日に父と母、兄、姉、アルバニアを祝いに来ていた幼馴染、招待客達をまきこみ魔力が暴走してしまう。
その時、髪は白くなり瞳の色までかわってしまう。
魔力暴走により怪我をした人やその身内から恐れられ多数の人が騎士駐在所へアルバニアは危険だと訴えられてしまいコーネリア国王の命令で捕まる。
公には危険人物として牢獄入になったと伝わるけどそれは表向きで、魔力を制御できるようになり将来は国に仕える魔術騎士になることを条件ニーヴァと名乗り別人として王城内の兵舎で訓練を受け生活することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 15:15:14
40708文字
会話率:31%
魔術が存在し、異なる歴史をたどった現代の日本には、魔術師を養成する学校があった。田舎で普通の家に生まれた立山猛は、魔術適性を見出されて魔術学院に入学する。
ところが、現実は厳しかった。魔術の才能は遺伝によるところが大きい上に、ほとんどの
同級生たちは名門出身のエリートで幼少期から英才教育を受けていたのである。一般家庭出身の立山は、初級試験の合格すら危うい状態にあった。
初級試験前日、立山は幼馴染の女の子と、流れでナニな行為をしてしまうが、そこで彼は目覚めたのである……「性」属性魔術に。以後、彼はおおっぴらにはできない魔術をこっそり使いつつ、学院生活で地味に活躍していくのであった。
※この話はダブルヒロインもので、1人目は第2話、2人目は第12話から登場します。最初のノクターン的展開は第4話からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 21:10:00
169293文字
会話率:53%
アステールの血を引く者は魔術に優れる事甚だしく、特にハイン・セラ・アステールはアステール史上もっとも強大な魔力を誇る麒麟児であった。
"本来の歴史" では彼は傲慢で邪悪な典型的悪役貴族であったのだが、並行世界では一味違
う。
いや、二味違う。
一味目は、彼が極度のマザコンだという点だ。
平行世界のハインもまた本来の歴史のハインと同様に邪悪なのだが、母への愛が魔と邪を覆い隠す。
勇者も聖女も元婚約者も、彼にとってはどうでもいいことだ。
ハインはただ母と静かに安らかに暮らしたいだけで、それを邪魔する者全てが彼の敵である。
では二味目はといえば、それは彼が本来の歴史のハインよりも遙かに強大な魔力を有し、遙かに強大な魔術を操るという点だ。
愛する母に格好いい姿を見せたいがために努力を重ねた天才──ハインに不可能はない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 13:51:50
156388文字
会話率:20%
勇者フィルスと言えば剣と魔術を極めた偉人として語られている。
剣を振れば海を引き裂き、魔術を放てば星を墜とす。
そんな勇者には、生涯にわたって傍に置いた仲間が居たという。
勇者の剣と魔術の師でもあるその者無くして魔王討伐はなしえなかっただろ
う。
──この物語は、そんな勇者とその師の魔王討伐行を書き記したものである
と言えば聞こえが良いが、それはあくまでも表の物語。
裏、つまり本質はTS自在の奇跡を神から与えられた勇者が、色々大変な目にあってしまう物語に他ならない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:45:39
69820文字
会話率:29%
勇者フィルスと言えば剣と魔術を極めた偉人として語られている。
剣を振れば海を引き裂き、魔術を放てば星を墜とす。
そんな勇者には、生涯にわたって傍に置いた仲間が居たという。
勇者の剣と魔術の師でもあるその者無くして魔王討伐はなしえなかっただろ
う。
──この物語は、そんな勇者とその師の魔王討伐行を書き記したものである
と言えば聞こえが良いが、それはあくまでも表の物語。
裏、つまり本質はTS自在の奇跡を神から与えられた勇者が、自認♂から徐々に雌堕ちしていく性倒錯冒険行に他ならない。
※クソみたいなタイトルですが、どちらかと言えばストーリー重視のエロ有りハイファンです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:23:53
90244文字
会話率:29%