貴族のギルベルト・フォン・アルテンベルグは、貴族として王族に仕えるという道しかない自分の人生を悲観していた。庭師フルークと密会し、庶民の暮らしにあこがれを抱くようになっていたギルベルトものとに、王子の側近とは名ばかりの不名誉な役職に付くよう
義父から命じられてしまう。初めての反抗を助けてくれたのは他ならぬフルークだったが、兵士相手になすすべもなく殺され……ることはなかった。フルークの正体とギルベルトの未来。二人の人生が交差する。
2020年3月17日~23日19時更新。完結済み。
2016年の作品です。B-PRINCE文庫新人大賞2次選考落選、2016年春庭にて同人誌販売。
在庫処分のため、供養します。
未熟な作品ですが、少しでも楽しんでいただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 19:00:00
73101文字
会話率:42%
十八歳のフェリシアはミレイナ王国の王女でありながら、都の外れにある王家の墓守として、ひっそり暮らしていた。「一の姫が清らかな身で墓を守らなければ、国に災厄が起こる」という呪いが言い伝えられているためだ。
ミレイナは国境の金山を巡り、隣国
のローランドと緊張関係にあったが、反乱軍を討伐するという名目で、『闇王』の異名を持つ国王エドゥアールが突然侵攻してくる。慌てたミレイナ王は第二王女ミュリエルとの婚姻を持ちかけ籠楽しようとした。しかしエドゥアールは墓守姫の噂を聞きつけ、フェリシアに興味を持って会いに行く。
フェリシアには特別な能力があると聞いていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 09:05:53
25937文字
会話率:33%
くすぐり処刑本編の最後の場面から一年後、女王の暴政に堪えかねた民たちと、現状を憂いていた貴族たちが一斉に蜂起した。それと同時に王国の隣に接する帝国(大国)が、貴族たちを支援することを表明する。そして、あっという間に女王は捕らえられ虜囚の身
となる。
それからは、今回蜂起した貴族たちの中心人物であり王族の血を受け継いでいる人物が新たな王となり、徐々に国政を安定させていくことになる。
王女の暴政に手を貸していた貴族たちは、その罪に応じて罰を与えられた。領地を没収された者もいれば、処刑をされた者もいた。そして、罪の追及は貴族の令嬢にも及んだ。
王女の寝室から、ある一体の石像が発見されたのだ。帝国の宮廷魔導士が調査したところ、何とそれは生きた男性だということが判明した。そして、王国より遥かに魔法研究が進んでいる帝国の魔法により衝撃の事実が判明する。
帝国の魔法には「その場で起こったことを数年前まで遡って見ることが出来る」というものがあった。この魔法を使用することにより、その男性は、くすぐられながらの射精を強いられていたことが分かったのだ。さらに王宮中で魔法を使用すると、貴族の令嬢たちもこれに加担していたことが判明した。
最終的に、この男性が国を憂いて王女に進言しようとしたところを婚約者に裏切られ、令嬢たちにも馬鹿にされながら、卑劣な方法により石化させられたというのが明らかになり、それが明らかになった時、あまりの残酷さに国中の貴族と民の怒りが爆発した。
そして捕らえられる令嬢たち…。令嬢たちにも罰が与えられることになる。ただし、他の貴族たちと同じように、罪に相応する罰が与えられることになった。
令嬢たちは、どうなるのだろうか?
この物語は、そんな令嬢や王女たちの、その後を描いた物語である。
今回は、そんな令嬢たちのお話……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 23:20:35
19234文字
会話率:37%
私、橘恵梨は、エリーナ=ヴァイスレットとして、貴族の家に生まれ変わった。
しかし、家は没落寸前。
私は幼い兄妹たちのため、女宮に身を売る事を決めた。
女宮とは、高級娼館みたいな物で、高貴な貴族や王族が女を買っていく。
また、気に入られれば
、夫人になる事も夢ではなかった。
私は、嫌々女宮に入ったので、誰から買われる事も嫌で、客を睨みつけていた。
しかし、そんな私を買おうという、物好きな、5人の高貴な美青年が現れる。
彼らは、毎晩のように心を開かない私を抱き、愛を囁いた。
私が最後に選ぶのは……誰…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-30 17:36:53
43814文字
会話率:27%
公爵家の次男に産まれた俺_ナオト・アイレーンには、弟のように可愛がっていた幼馴染みの“ユーくん”という男の子がいた。ユーくんとの仲はとても良くて、この関係はいつまでも続くんだろうなと、漠然と考えていたんだ…………
最終更新:2020-01-15 21:00:00
16272文字
会話率:71%
この世界は女性が多く、男性が少ない。そんな世界に生まれたのはジルグリフ・フォン・ロード・エイリス。
美少年に生まれ貴族達や民衆達を虜にする。そしてジルグリフの親である王様はある王命を出す、
その王命により、ジルグリフの周りには女性で溢
れかえる。人間、エルフ、獣人、人魚がいる世界でジルグリフは王族であるが自由に生き、ハーレムを作っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 07:45:28
2585文字
会話率:57%
王族や貴族の男性が初夜等で失敗しないよう、練習台としての役目を担っている、閨係のセイ。
お相手である若様との行為を繰り返す内、このままでは役目以上の特別な何かを抱いてしまいそうで怖くなった。
最終更新:2020-01-10 09:00:00
48345文字
会話率:54%
災いの子と呼ばれる皇子、騎士になりたい少女…二人はある晩出会った。
「―――俺は誰かを犠牲にして生きたいなんて思っていない」
「私は…あなたを助けたいんですっ」
健気な少女と心優しい(実はヘタレなだけ?)皇子の甘く、切ない恋物語…
。
『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 19:00:00
106547文字
会話率:45%
無理やり異世界に転移させられ、アルバータ王国のために戦争の駒として駆り出される勇者カツヤ
隷属の首輪に支配されて、残忍な王国の騎士達に死と隣り合わせの訓練を受ける
それでも大きの戦いで死線をくぐり抜けたカツヤは強くなる、隷属の首輪を無効に出
来るほどに
そして、近隣の大国と王国の存亡を賭けた戦いでカツヤは王国を見限り、王国は滅亡する
そして、生き残ったかつやは自分を虐げた王国の王族、貴族への復讐鬼と化す
やがてカツヤの復習が終わる時、カツヤは転移させられる半年前の日本に戻される
そして、日本と異世界を交互に行き来することになる
前回の経験を生かし日本と異世界で幸せになるために
話は、王族、貴族への復讐劇から始まります
導入部を読んで面白いと思ったら、ブクマ、評価をお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 16:06:28
11306文字
会話率:64%
【獅子獣人に転生した元親友α(元ゲイ)×貴族の三男坊Ω(元ノンケ)】
ハロウィンの夜、大学の友人たちとの飲み会中、突っ込んできたトラックによる事故で死亡した主人公・有沢匠海(享年22歳)。
匠海は死後、貴族の三男坊オメガ「アリィ」として異世
界に生まれた。前世の記憶が蘇ったのは、18歳になった年の発情期、見知らぬアルファたちの乱交パーティーの最中だった。
監禁されて虐待されている異常な状況に苦しみ、脱出を試みた匠海だったが――。
あらすじはタイトル通り(笑)受け攻め両方が転生者です。
攻めが出てくるまでが長い&序盤、主人公(受け)が不憫で酷い目に遭いますが、攻め登場以降は甘やかされます。ハッピーエンドです!
※オメガバースの世界観をお借りしております。男性妊娠出産表現があります。
※ふんわりファンタジー世界です。
※リバはありません。
※主人公カップルのR18描写がある話にはサブタイトルに*印をつけています。
※獣人Hの描写もあります。(前書きに注意書きします)
※最後に少しだけα×α、叔父×甥カップルが登場します。地雷の方ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 00:00:00
131837文字
会話率:46%
聖女として召喚された、椿が聖女の役割を全うする物語。
彼女なりの、悲しいハッピーエンド。
アルファポリスで連載している
「R-18」異世界で花の乙女になった少女 ~侯爵夫人への階段を昇る~
https://www.alphapolis
.co.jp/novel/306301457/893294724
で、幕間に搭載した作品です。
本編に興味が有りましたら、読んでみて下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 16:31:58
7260文字
会話率:32%
二十八歳になるまで婚約者すらいなかったゼフィール国のブライアン王子は、項垂れながらため息を吐いて結婚したい願望を呟いてしまった。
それを聞いたグレイアム国のシュルジュ王女が求婚されたと勘違いして…
『間違いで求婚した公爵様は、そのまま結婚す
ることをお望みです』のサイドストーリー。読んでいなくても分かると思いますが、先に読んでからこちらを見ていただけるとより楽しめるかと思います。
いつも通りハッピーエンドです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-06 14:05:22
32810文字
会話率:42%
毎年、雪が降り出した頃にやってきて、雪解けとともに帰っていく彼。毎年彼が来る冬が楽しみで仕方がなかった。
だが、出会いがあれば終わりもあるもので……
最後の年。
『絶対、迎えに来るから待ってて』
そう言い残して、彼は帰って行った。
その言葉
を何の根拠もなく信じていたが――翌年もその翌年も彼は来なかった。
思えば俺は彼の事を何も知らない。
そろそろ諦めればいいのにと思いながらも、ずるずると待つ事を辞められない。
ある年、街に彼そっくりな旅人がやってきて、物語はゆっくり動き出す。
自覚のないまま拗らせた恋の行方とは。
2018.5.11 タイトルを「とけるまえにはやく」から変更しました。
2019.2.5 お礼拍手更新しました。
2019.2.8 1〜5話 改稿いたしました。
2019.11.25サブタイトルを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 00:15:20
24386文字
会話率:51%
衰弱していく森を救うため、森の魔女は人間の力を頂いて利用することにした。すなわち男から精をもらうのだ。折よく騎士団が近くにいたので、ちょうどいい男をかどわかしてみたのだが……。◇無知な魔女が童貞騎士から搾り取って飲んじゃうアホでじれじれな話
。不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 22:00:00
37864文字
会話率:50%
貴族の姫アリシアは、自分勝手な異世界からの迷い人が嫌いだった。今日も婚約者のいる殿方にまとわりつこうとする彼女に嫌がらせをしようと足を伸ばすのだが……。
乙女ゲームのような舞台での内容のないエロ話です。主人公は悪役令嬢的存在で深く考えずに嫌
がらせしようとします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-25 21:00:00
4895文字
会話率:23%
キレイでオトコマエな王子様は好きですか?
* * *
一途な傲岸不遜攻め×超オトコマエ美形受け。
基本は主人公とその周辺のドタバタ恋愛モノです。
ふんわり異世界設定で包んだ「頭からしっぽまで主人公推し」というキャラ小説だと思ってください
。
龍神やら兄弟やら親類縁者やらが絡みます。女の子もふつうに出てきます。
時系列が進むにつれ若干の人外要素も出てきますが、匂わせる程度の軽いものです。
※個人サイトと同時進行しています。
※当分は不定期更新の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 19:42:27
354396文字
会話率:36%
ルミナリエ皇国の貴族で魔術師のシエナは、翡翠の髪、碧い瞳の美しい娘。将来を誓い合う、魔術師の恋人アイシュリンがいた。
しかし、十三歳で出席した夜会の席で、セルジュ皇太子に一方的に見初められてしまう。
シエナは皇太子の婚姻の申し出を断るために
、禁術である魔術の研究を思いつく……。
五年後、セルジュ皇太子による陵辱を皮切りに、悲劇的な事件が連鎖的に起こる。
瀕死のアイシュリンを助けようと、魔力を集める旅に出たシエナ。
旅の中、そんなシエナをつがい認定する獣人に出会う。
その愛を拒むシエナは、ある取引をするが、やがて彼の理性は狂い始め、獣性が爆発するーー。シエナは無事に皇国に帰れるのか?
愛する彼を救えるのか?
★印→R18シーン。
王族、魔術、獣人、竜、魔獣…が跋扈する恋愛ファンタジー小説。
偏執狂で悪魔のような皇太子が鬼畜です。
合意のないシーンがあり、前半はシリアス風味です。話の展開上、先に進むにつれ、合意でも、しつこくねちっこいR18シーンが続くようになるので、苦手な方はご注意下さい★
9/17よりスタートです。
毎日数話、さくさく更新予定です。
10/11近親相姦タグ、追加!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 12:47:14
158244文字
会話率:39%
異世界へと召喚された運命の乙女小谷未菜、と同級生の須賀健人。その王国には王族貴族を主とする人、平民であるミックス、下民層とされる獣人たちのいる世界だった。運命の乙女なのに、世界を救う旅にでる訳でもなく魔王も倒さない。ただ王太子達に優しくされ
る日々であったが、なぜ彼女は召喚されたのであろうか——
たまにシリアス。日常はセクハラコメディ(そんな言葉はありませんが)
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異世界転移、逆ハーレム要素もある長編……になる予定です。
2019/8/8
日間連載中ランキング27位、ありがとうございます!
****
2019/10/5
完結です!お付き合いいただき、ありがとうございました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-05 18:00:00
149914文字
会話率:48%
下級文官として城勤めをしている柳弦は、ある日城の廊下で王族の玲侑とすれ違う。あまりに顔色の悪い玲侑の様子に、柳弦は幼い妹の世話で培った世話焼きの性分を抑えられず、無意識のうちに癒しの力を使ってしまう。◆2019/8/30角川ルビー文庫(ルビ
ーコレクション)様より書籍化していただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 20:00:00
128674文字
会話率:40%
ルディは、ジークの従兄弟であり友人であり、そして婚約者だった。
ここは魔法が生活に欠かせない、魔力至上主義の世界。貴族は魔力量によってその階級が定められており、その一番上に君臨する王族の魔力量は特に優れていた。そして王族は、男女問わず、魔
力量の多さで伴侶を選ぶ必要があった。
第一王子であるジークは類まれなる魔力量を誇っており、彼に釣り合う魔力量を持つ未婚の者はルディしかいなかった。しかし魔力量が釣り合うからという理由があったとしても、子を為せない男同士で婚約を結んでいる事に、ルディはずっと違和感を感じていた。
ある日、平民出身でありながら強大な魔力量を誇る少女のエルフィーが現れる。ついにジークに伴侶となるに相応しい女性が見つかった事で、ルディはジークの婚約者としての自分の意義や、今の自分の気持ちを考えるようになるのだった。
※8/21本編完結済。番外編を不定期連載します。
※9/04第二部連載開始。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-15 13:00:00
92088文字
会話率:47%