貴族学校の卒業パーティーは婚約者と行くもの。その通例通りにミュリエルは婚約者であるブライアンの元にどうするのかと聞きに行った。
なのに彼には「太っている女をパートナーにはしない」と馬鹿にされてしまう。しかも、実はブライアンとの婚約は口約束の
みで、正式な婚約ではなかったらしい。そこへミュリエルの友人のクレイが「じゃあ僕のパートナーになって」とミュリエルに申し込んできた。「ミュリエルはこんなにいい身体を持っているのに勿体ない」なんて言い出して…?
おっぱい大好き優男×自分に自信のない令嬢のちょっぴりすれ違いの両片思い短編です
※この作品は他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 20:00:00
23180文字
会話率:53%
2/6(火)にアマゾナイトノベルズ様より電子書籍配信しております!
電子書籍版は、全ての番外編と、書き下ろし番外編3本を含んだ完全版となります。よろしくお願いいたします。
書籍紹介ページhttp://www.amazonitenovels.
com/novels/203.html
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伯爵家のメイドとしてひっそり暮らしていたスィスィアの目標は「安心安全のご長寿生活」だった。
なのに、突然、反乱軍のスパイとして、王太子・ウィルを婚約者になって、たらしこめと命じられてしまう。
戦争なんて絶対にいやだから、王太子が死ねば戦争回避できるのでは?と考えたポンコツなスィスィアはウィルの暗殺を企むものの、ウィルにあっけなく制圧される。もう反乱軍を告発して自分も死ねばいいと思ったのもつかの間、ウィルから「僕の婚約者にならない?」だなんて言われる。
戦争回避のために仮初に結んだ婚約だったのに、スィスィアは優しくしてくれるウィルにどんどん惹かれていってしまい…?
「ねえ、スィスィー。僕のお嫁さんになってよ」
「戦争なんて絶対だめ。だから……婚約者になるわ」
※R18シーンが含まれる回には「※」をつけます。
※「偽りの双子は愛欲に溺れる」のウィルのスピンオフですが、単体で読める構成なので、未読の方も楽しんでいただけたら幸いです。
※この作品は完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 15:00:00
138936文字
会話率:48%
【書籍化決定】
11/15追記
おかげさまで書籍化が決定いたしました。
書籍化にあたり、作品の取り下げをすることになりましたので、12月10日ごろを目途に、ムーンライトノベルズからは引き下げる予定です。
お読みいただいた皆様、感想を頂いた皆
様、ありがとうございました。
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「あなたみたいな人と、婚約したくなかった……!」
婚約者ヴィルヘルミーナにそう言われたルドガー。しかし、ツンツンなヴィルヘルミーナはそれからすぐに事故で記憶を失い、それまでとは打って変わって素直な可愛らしい令嬢に生まれ変わっていたーー。
もともとルドガーとヴィルヘルミーナは、顔を合わせればたびたび口喧嘩をする幼馴染同士だった。
ずっと好きな女などいないと思い込んでいたルドガーは、女性に人気で付き合いも広い。そんな彼は、悪友に指摘されて、ヴィルヘルミーナが好きなのだとやっと気付いた。
想いに気づいたとたんに、何の幸運か、親の意向によりとんとん拍子にヴィルヘルミーナとルドガーの婚約がまとまったものの、女たらしのルドガーに対してヴィルヘルミーナはツンツンだったのだ。
記憶を失ったヴィルヘルミーナには悪いが、今度こそ彼女を口説き落して円満結婚を目指し、ルドガーは彼女にアプローチを始める。しかし、元女誑しの不器用騎士は息を吸うようにステップをすっ飛ばしたアプローチばかりしてしまい…?
元遊び人・今不器用騎士×元ツンデレ・今素直令嬢のラブコメです。
※R18要素のある話には「※」マークをつけます。
※アルファポリスにも掲載予定です。
お読み頂きありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 18:00:00
100307文字
会話率:48%
王子として生まれたのに祝福されないフィル。ずっと病弱な双子の姉の身代わりとして育った。しかし姉が元気になるや否や城を追い出される。追い出された上に殺されようとした所を男に助けられる。男はフィルを気に入ったらしく妻にすると言い出し…。
異
世界ものですが転生や転移ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 19:48:55
411423文字
会話率:55%
どうやら我が家は、途方もなく遠い場所に飛んで来たらしい。
家族と神、貴族と平民、戦争に勇者、多くの人とまぐわって、生きる。
チートとストーカーとぼく小児性愛ちゃう!
家庭内性愛、それはそうかもしれん。
最終更新:2024-12-06 03:26:26
101781文字
会話率:28%
16年前、14歳で主人公は異世界エルラウに渡った。どうやら召喚されたらしかった。レベルが上がると強くなり、行動を起こすことでスキルを得た。生きるために必死で足掻いた。
レベルを上げ、金策をし、知見を広め、交流を深めた。
勇者の遺伝子があるだ
けで、街や都や国が安泰である。そんな噂が広がり、誰もかれもが勇者の夜伽を望んでいた。勇者の精子を欲していた。勇者の息子は凛々しく、剣技や戦技に長けている。勇者の娘は見目麗しく、魔法の才や様々な技の才が開花する。
「そろそろ魔王討伐を!」としびれを切らした王に肩を叩かれた。ぼくはパーティを集め、剣の訓練をし、その頃には30歳になっていた。
魔王に相対し勝負の行方は・・・。どうなったのか。記憶が曖昧だった。
そして、主人公は異世界から戻った。そこは変わらない教室だった。同級生、先生何も変わっていなかった。ただ自分だけが変わっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 04:51:04
109970文字
会話率:35%
今まで普通に人生を歩んできたはずなのに…。
38歳、独身。事務機器メーカーの営業マンとして平々凡々と生きてきた。
8年前、結婚を考えていた彼女の浮気が発覚し破局。要するに二股されていたのだ。わかった時の修羅場といったら、それはもう悲惨だ
った…。
それから8年。彼女も作らず、というか結構なトラウマになってしまったらしく、女性と付き合うことが出来なくなってしまった。
そんな俺がまさかこんな世界に放り込まれるなんて。
俺は目の前で片膝を付いて手を差し出している男の顔をマジマジと見つめる。
どう見たってこれは求愛だろう。
なんで俺が…。
※初投稿です。
※異世界ものですが、その世界観を知ってもらうために、説明に近い文が多いと思います。どうか飽きずに読んで頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 14:22:35
511887文字
会話率:36%
「男の子なのに……おっぱいで感じるんだ?」
派手めなギャル男子、夢来(ゆめき)はある日同級生の瀬名が乳首が弱いことを知ってしまう。
え、男の子なのに? なんで?
……話を聞いてみると、彼が片思いしている司書のおねえさんに思いきって告白した
ら『M男子が好きだから』という理由で断られたので必死に自分で開発しようとしたらしい。
なにそれ、めっちゃかわいいんだけど。
クールな瀬名の意外な一面にときめく夢来。彼は気がついたら言っていた……
「開発、手伝ってあげようか?」
無自覚Sギャル男子×無自覚Mクール眼鏡男子の学園ラブ(+乳首攻め)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 23:44:20
6012文字
会話率:59%
オリジナル設定を入れたケーキバースです
フォークを『ロンド』
ケーキを『ワルツ』という呼び名に変えています
『喰う』には、唾液を舐める、血を吸い上げる、キスなどの行為も含まれています
世界線が共通の連作短編
登場人物は毎回変わります
⚠︎
死別、カニバリズム
エブリスタにも掲載しています
1『獣になれない傍観者』
庶民の主人公はお金持ち男子高で魅力的な同級生と友達になる
でも彼はロンドで、ワルツの先輩を脅迫し、無理やり体を喰う悪人だった
主人公は共犯者にさせられて…?
2『扱いやすい優等生』
大学卒業後、警察学校に入学した主人公は、優秀な高卒採用者のよくない噂を聞く
彼はワルツで、ロンド嫌いだった。体を使って、気に入らないロンドを退職に追いやったらしい
3『性悪な兄は腐りかけ』
弟は、自分の体がないと飢えてしまう
兄である主人公は、ワルツ体質を利用して、弟を言いなりにしていた
「喰いたいなら僕を気持ちよくして?」
「上手くできたら、たくさん喰わせてあげるからね」
4『美味しくなろうね』
学生時代、自分に意地悪をした男に「死ね」と言葉の呪いをかけた主人公は、偶然、彼と再会する。美しかった彼はすっかり変わり果てた姿になっていて…?(レイプ予定)
5『うしろめたい体』最終章
外商員の主人公は、顧客に美味しい肉を提供する。無事に気に入ってもらえたけれど、その肉は顧客の死んだ恋人の肉で…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 00:00:00
143042文字
会話率:45%
ここから逃げ出してしまいたいと思った。消えたいとも思った。
そうして包まれた光の中、目を覚ました私は、見たこともない、真っ白な世界にいた。
“天女”として召喚されたらしい私。まだ何も知らないこの世界で一体どんな未来が待ち受けているのか、何
一つ分からない私に差し出された手は、果たして善なのか、悪なのか。それは本当に、愛なのか。
【注意】触手、小スカ、他精神的描写表現が含まれます。
舞台は魔法とかドラゴンとか天使とかいる独自ファンタジー世界ですが主人公の戦闘シーンはほぼ無いです。守られ愛されながら男達の血みどろの奪い合いに翻弄されてください。
基本的に常時愛されヒロインで四方から愛を擦り付けられてる感じで、人間から虐げられる、所謂陰湿ないじめとかざまぁ系の展開はまず無いです。なので森羅万象から愛されることはお約束します(笑)基本メインヒーローがはっきり決まってない逆ハー展開になってます。現実逃避系の乙女ゲームみたいな感じで楽しんでもらえたらなと。大きなストーリー展開よりも各キャラの心理描写、関係性や心情の変化等といったものを中心に、キャラの心の変化に沿わせてストーリーが進む感じです。(どんな)
ここだけの話、作者が己の為に作った現実逃避の為の世界であり物語なので、同じような場所を求める方に刺さってくれたらなと思いながら書いております。
もとより名前変更系として書いているものです。
なろう投稿初心者なのでお手柔らかにお願いいたします。
※こちらの小説はpixiv、dream-novelにて、すおう又は蘇枋の名前で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 22:00:00
385668文字
会話率:34%
下校中、猫を庇って死んだ。そんな僕を庇って君も死んだ。
「会いに行く」その約束だけを覚えていた僕は、魔物がいるこの世界に生まれ返ったらしい。君に会える日までなんとか生きるよ。
ところでこの街、魔王城近くない?
前世からの恋人が、巡り巡って
幸せを手にするまで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 03:00:00
19387文字
会話率:56%
物語は、24歳の青年・トウカ・メグミが、エーテル・コープスによって倒されたオムニヴォラクスの死体を清掃する仕事をしているところから始まる。彼にとってこの仕事は、崩壊した世界で生き延びるための唯一の手段だった。しかし、その仕事には命を懸ける危
険が伴い、彼の心は常に重く沈んでいた。
ある日、オムニヴォラクスの死体を清掃している最中、突然、死体から激しい蒸気が吹き出す。毒を含んだその蒸気は一瞬で周囲に広がり、トウカは意識を失って倒れてしまう。
無力な体が地面に横たわる中、オムニヴォラクスの体内に隠れていた寄生生物がトウカの血液に侵入し、彼に恐ろしい力を与える。その力は、彼を殺すことなく、逆に超人的な力をもたらした。目を覚ましたトウカは、自分がオムニヴォラクスと同じような力を持つようになったことに気づく。その力は圧倒的で、彼を強くする一方で、憎むべき存在であるオムニヴォラクスにますます近づけていった。
復讐を誓う人間としての願望と、寄生生物が与えた闇の力の間で、トウカは重大な選択を迫られる。新たに得た力を受け入れるべきか、それとも拒絶するべきか。どちらを選んでも、彼の運命は大きく変わり、予想もできない戦いへと導かれることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:52:56
2507文字
会話率:17%
国一番の美人令嬢と名高いティナは、自他共に認める魔性の女だ。誰もが目を惹かれるその美貌で、数えきれないほど多くの男を虜にしてきた。言ってしまえば、ただの遊び人令嬢だった。
しかし、彼女がこうも乱れた生活を送るのには、過去の大きなトラウマ
が影響していた。その傷を隠す様に、ひたすらに男と遊び続けるティナ。
きっと一生こんな生活を送るのね。
そう思っていた矢先、唐突に他国の第三王子の元に嫁がされてしまった。親同士が勝手に決めた結婚だと、初めは拒否していたが、何を隠そうこの結婚相手の男もまた、女ったらしの遊び人だった。
それならば話は早い。
あなたは私のことを好きにはなりそうにもないから、例え結婚してもお互い自由に生きましょう。立場や世間体なんて気にせず、何にも縛られない生き方を選びましょう。
夫のためを思ってそう言っているにも関わらず、どうにも夫は不服そうな顔をする。それどころか、聞いていた話とは違い女遊びもパタリとやめてしまった。
疑問はいくつも浮かんだが、まあ良いかと気にしないでいたら、夫は何故か私のことを気づかってくるじゃないか。まあこれも女ったらしの名残かと思っていたが、どうもそれだけではないように思える。
これは、自らの優れた容姿のせいで性分が捻じ曲がり、お互い変に素直になれなくなった二人が、少しずつ自らのトラウマを乗り越えていくお話。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
毎日更新予定です。
基本的にはヒロイン視点で進んでいきます。
R18シーンには※をタイトルに入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 04:00:00
159674文字
会話率:47%
3年連続で宝くじが当たり30億が手に入ったので会社を辞めて田舎に移住した。
買った家でのんびり生活をしていたが、ある日、私に家に魔界の扉が開いた。
あいつがやってきた。そう、魔王がやって来た。
魔王が言うには、私は前世で妻だったらしい。愛し
い妻を追いかけて世界を渡って来たのだと。
その日から、私は魔王に凌辱され続けることになった。
だが、魔王は魔王。この日本に、世界に禍をもたらす存在である。
私たちの凌辱はこれからだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 23:30:00
873文字
会話率:22%
モテない主人公が八つ当たりで美女を侍らしいい気になっている憎きイケメンマッチョ共を男色へと堕とそうとして、逆にイケメンマッチョに捕まっちゃうお話。
*お話自体は第1話の主人公視点で完結。後は視点を変えたりで、書けたら上げてます。
最終更新:2024-11-16 07:59:09
47341文字
会話率:21%
大陸の人々に恐怖を抱かせた「大魔物グラン・ドグマ」が時の勇者によって討たれ、つかの間の平和が訪れて6年の月日が経った。
そんな世界で冒険者ガレスは、今日も冒険者稼業に勤しんで、稼ぎで酒を飲み女を抱いて英気を養い、また冒険に出かける自由気
ままな暮らしを送っていた。
そこに現れたのは一人の少女。彼女がもたらした言葉が、ガレスに大きな転機を与える…のかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 00:37:26
27448文字
会話率:33%
「お父様……わたくしを……孕ませてくださいまし」
ある日突然俺の部屋にやってきたのは、俺の実の娘を名乗る美少女だった。
俺はその昔勇者召喚された過去があるんだが、どうやらその時に俺を召喚した国の王女様を孕ませてしまっていたらしい。
俺
は無事に勇者の役目を果たして元の世界に帰還したのだが、どうやらまた同じ世界が危機に瀕しているらしい。
しかし、残念ながら一度目の勇者召喚の制約のせいで俺はもう二度と同じ異世界には行けなくなってしまっていた。
俺を頼れないと知って絶望する美少女だったが、そんな彼女に俺は1つの提案をしたんだ。
「世界を救うために……お前が俺の子を宿せ」
異世界を救うために実の愛娘を孕ませろ!
※本作は近親相姦メインの作品となっているので、そういったジャンルが苦手な方はご注意ください。
エロシーンがある話はタイトルの横に※マークが付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 00:00:00
53911文字
会話率:33%
高校からの友人、成島とルームシェアしている上村湊は緩やかに日々を過ごしていた。ある時、小学校の知り合いである木島が同じ大学だということを知り、木島の代わりに合コンに来てくれと頼まれる。仕方なく参加したものの、木島はやはり参加できたらしく、か
えって湊が具合が悪くなり介抱されてしまう。そこでなぜキスをされて__。
三角関係もどきです。
pixivにもあげています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 11:24:21
9658文字
会話率:55%
この国のオメガはツガイを必ず作らなければならない。それは絶対だ。あたらしく婚約者(男しかも同じオメガ)ができたので振られ、第二の性が未熟なおれは強制的に国から指定されたアルファとツガイになることになった。翌日アルファ本人がおれの家にきたが、
そのお相手はおれを振った元恋人のルークだった。結婚するんじゃないかと聞くと婚約はなくなり、おれとツガイになるらしい。晴れて無事にツガイになるが、やっぱり結婚するらしく、相手のお腹には子どももいて……。しかも落盤事故のせいでルークはおれとの記憶もなくしてしまうという災厄。
そして運命の番い、ルーベンスと出会って殺されそうになる。合コンで再会した彼といろいろあってつきあって結婚するおれ。
追ってくるルークに護ると誓うルーベンス。
※気ままに更新です。
※コメディのようなシリアスのような……すみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 20:15:17
318677文字
会話率:44%
十一歳のリヤーナは、初めて参加した王宮の宴で、十三歳の王子ファイザルに淡い恋心を抱く。
たった一度のこの出会いで、二度と会えなくなってしまった王子に。
女性が魔術を使うことが違法となった砂漠の王国。
国王は迷信深く、占星術師の言う事
で政治を左右してしまう。
ある日開かれた宴の席で、国王と正妃の間の息子、ファイザル王子が何者かによって襲撃されてしまう。
死を待つだけの王子を救ったのは、仲良くなった少女リヤーナの母だった。
しかしこの国で魔術を女が使うのはご法度。
死にかけの王子すら魔術を使うことを止める中、リヤーナの母は彼を救い、そして捕らえられた。
むごたらしい拷問と処刑を回避するため、夫は奔走し妻を助ける。
しかし用意していた毒杯をリヤーナと共に煽ると、妖精ーージンの炎によって一家心中を計り、断絶してしまった。
しかし、リヤーナは生きていた。
厳しい砂漠はかつて妖精の女王が人の王へと分け与えたもの。民と土地を守り、魔物からジンを守れば命を育むに欠かせない豊富な水を与えると。
この約束を破りつつあるファラディーンの国王に危機感を抱いたジンが、密かに死ぬはずだったリヤーナを助け匿ったのだ。
彼女はジンと共に育つと、男装魔術師となって王都に戻る。
全ては家族と、あの聡明で美しい王子、ファイザルの仇を討つために。
そう、王子もまた、彼女と同じ道を辿り死んでしまった。
母である正妃が、宮中で魔術を使ってしまったために。
むごたらしい拷問と処刑を受けるくらいならと、崖から身を投げて。
砂漠よりも熱い復讐劇が、今、始まる。
※重めのお話しです。
※ヒーローとヒロインのRシーンはありますが、イチャラブではありません。
※ヒロイン以外のRシーンでやや濃いめなシーンを含みます。
※アラビア「風」です。アラビアンナイト「的」な世界感です。
※完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:15:59
134150文字
会話率:37%
大尊敬する天才歴史学者ルシアンの余命がわずかと聞かされ、衝撃を受ける助手のエナ。ルシアンは東の国で見つかった文書の中に、治療法のヒントを見出したらしい。それが「ガチ恋」。
聞いたことのない単語に戸惑うエナ。しかし憧れの人を助けるには、一縷の
望みに賭けるしかない。
「先生、ガチ恋のやり方を教えてください!」「性交渉をすることです」「分かりました! 性交渉ですね! ……って、えぇぇぇぇ!?」
ガチ恋の意味を盛大に誤訳したヒーロー。そして彼のために頑張りたいヒロイン。ふたりのガチ恋の行方は? そして彼は無事に一命を取り留めるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:02:09
18127文字
会話率:43%
【24.1.26 e-ノワール様から電子書籍化します!】
国の英雄と誉れ高い騎士リクハルドがぎっくり腰で寝込んでいる。しかしプライドの高い彼は、呪いが原因だと嘘をついていた。瀕死(?)の彼を心配した同僚が治療師の少年を寄越す。その名も「添い
寝屋キキィ」。
治療のためと称して遠慮なくベッドに潜り込むキキィを、リクハルドは警戒する。しかしキキィの添い寝に欲情したリクハルドは、呆気なく射精してしまった。
「男の添い寝に興奮するなんて……」とリクハルドは落ち込むが、どうやらキキィの正体は少年ではないようで――?
「この柔らかいものは……」
「騎士さまのエッチ! 変態!! 何すんの!?」
男装の治療師の女の子にムラムラした挙句、添い寝だけでは済まなくなった腰痛持ちの騎士のお話。
※全14話です。
※R回はタイトルの横に「※」があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 20:00:00
51469文字
会話率:33%
悪名高い女子に婚約者が出来たらしく可哀想にと思っていたらその婚約者が自分だった童貞の話。
※旧題:えっち不一致どんたっち カクヨムでも投稿しています
最終更新:2024-11-09 00:00:00
316837文字
会話率:52%
★これまでのストーリー 第二期《光の道しるべ》内★
【荒む心、それでも生きることを選んだ夫婦とその家族の物語。】
最終回から数ヶ月後からスタート。
…
一歳の双子と二歳の年子育児に追われる里美は、これまでの仕事のキャリアなど何も役に立たない
日々に心は少しずつ荒み始めていた。
それでも夫も子ども達の事も愛していていた。
そんなある日、些細な出来事から夫婦喧嘩が始まり、この時から里美の変化が始まっていた。
しかし実際は、もっと以前から心の中で抱えていた思いがあり、修二が外出していることを知りながらも里美は子ども達を家に残し家を出た。
そんな里美の変化を感じ、精神科への受診を勧めたのは修二だった。
里美の過去の事、そして外では見せない心の弱さも修二は知っていた。
そんな時に里美の口から出た言葉は耳を疑うものだった。
里美を襲うパニック発作。
もう何度もその場面には付き添ってきたが、発作の頻度は増しているように感じる。
未熟な身体で誕生し、発達もゆっくりだった子ども達。
中でも長男は身体も小さく、言葉も遅いと指摘を受けていた。
早産で出産したことへの罪悪感をずっと抱いている里美にとって、その現実は既に荒んでいる心を更に抉る。
喉を通らない食事、落ちてゆく体力、日中の里美だけでの育児に限界が近づいていた。
そんなある日、里美は自らの命を絶とうとする行為にでた。
どうにもならない日々に修二の疲労も増していた。
通常の勤務に、帰宅後の育児、特に夜泣きの対応は睡眠不足を招く。
そんな状況下、共倒れしないためにも、修二は家族が離れることを選ぶのだった。
その後、里美は入院した。
治療を受け、少しずつ良い方へ向かっているような気がしたが、一進一退の日々だった。
入院から一ヶ月、里美は発熱していた。
同時に生理も始まったらしく、体調はとことん悪そうだ。
そこに見舞いへやってきた里美の親友利佳子は、目の前で起きた里美の大量出血にも冷静に対処した。
なんと、里美は妊娠しているのだという。
母親の職を継ぐために産科医を目指している利佳子にとって、心身を病み弱っている里美をそのような状況にさせた修二を励ます気にはなれなかった。
里美はこのような状況になっても衰える事のない制欲に、修二も自身に違和感を感じ始めていた。
それでも再び日常が始まると、徐々に改善の兆しが見え始た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 22:50:00
88359文字
会話率:50%
連載小説《光の道しるべ》のサイドストーリー。
単話ではありますが、上記連載と連動しています
※投稿の都合上、R-18ものと通常ストーリーが混在します。
一歳の双子と二歳の年子育児に追われる里美は、これまでの仕事のキャリアなど何も役に立たな
い日々に心は少しずつ荒み初めていた。それでも夫も子ども達の事も愛していていた。
そんなある日、些細な出来事から夫婦喧嘩が始まり、この時から里美の変化が始まっていた。
しかし実際は、もっと以前から心の中で抱えていた思いがあり、修二が外出していることを知りながらも里美は子ども達を家に残し家を出た。
そんな里美の変化を感じ、精神科への受診を勧めたのは修二だった。
里美の過去の事、そして外では見せない心の弱さも修二は知っていた。
あんなに明るく、天真爛漫だった里美の姿を愛おしく思い、愛する女性との子を授かったのにも関わらず、こんな現実に修二もどうすることが正しいのかわからずにいた。
そんな時に里美の口から出た言葉は耳を疑うものだった。
里美を襲うパニック発作。
もう何度もその場面には付き添ってきたが、発作の頻度は増しているように感じる。
未熟な身体で誕生し、発達もゆっくりだった子ども達。
早産で出産したことへの罪悪感をずっと抱いている里美にとって、その現実は既に荒んでいる心を更に抉る。
喉を通らない食事、落ちてゆく体力、日中の里美だけでの育児に限界が近づいていた。
そんなある日、里美は自らの命を絶とうとする行為にでた。
どうにもならない日々に修二の疲労も増していた。
通常の勤務に、帰宅後の育児、特に夜泣きの対応は睡眠不足を招き、共倒れしないためにも修二は家族が離れることを選ぶのだった。
その後、里美は入院した。
治療を受け、少しずつ良い方へ向かっているような気がしたが、一進一退の日々だった。
入院から一ヶ月、里美は発熱し、同時に生理も始まったらしく体調はとことん悪そうだ。
そこに見舞いへやってきた里美の親友利佳子は、目の前で起きた里美の大量出血にも冷静に対処した。
なんと、里美は妊娠しているのだという。
母親の職を継ぐために産科医を目指している利佳子にとって、心身を病み弱っている里美をそのような状況にさせた修二を励ます気にはなれなかった。
里美はこのような状況になっても衰える事のない制欲に、修二も自身に違和感を感じ始めていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 21:42:39
46413文字
会話率:44%