あらすじ
戦争が始まった。
兵士はすべて女。戦うのも、傷つくのも、死ぬのも女だ。
男は戦わない。
戦地で待つ彼らの役目はただひとつ――
戦場から戻った女たちの身体を、“反応”で受け止めること。
鼻で汗を吸い込み、舌で肉を舐め、
睾丸と
乳首で快楽を刻まれる日々。
リクは慰安夫として前線処理基地へ送られ、
風呂に入れない、血と泥と汗にまみれた女兵士たちの本能を一身に浴び続ける。
最初は屈辱だった。
においがきつくて、毛が濃くて、声が荒くて――怖かった。
でも彼女たちは、本当に戦っていた。
仲間を失い、命を削り、
「せめてここだけは気持ちよくなりたい」と言って、
リクの上に跨がりに来る。
リクは彼女たちに奉仕することで、
“必要とされる意味”を知ってしまった。
鼻で吸う。
舌で舐める。
“その人のために出す”――それが、生きる意味になった。
けれど、戦争はそんな感情すらも、あっけなく奪っていく。
爆撃、崩壊、撤退。
仲間は壊れ、リクは捕まる。
敵軍の制度では、男は生きた性器として保管される。
心も記憶も名前もいらない。
「出せば、それでいい」。
そしてリクは、再び“反応するだけ”の男に戻っていく。
ただ、最後の最後まで――
あの人たちのにおいだけは、忘れられなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 08:48:10
13390文字
会話率:16%
【オメガバース(独自設定あり)/嫌われからの愛され/年下アルファ×年上オメガ/只今不定期更新中】
「嫌だ嫌だ」と、番を拒絶する素振りを見せる年上オメガ(※ただし、理性が飛べばアルファに甘えっ子)を、年下アルファが理性も本能も総動員して口
説き落とし、2人が正式なパートナーとなって子作りをするまでのお話……の予定。
※ ※ ※
新岡壱哉は、実家の会社がファンドの乗っ取りを受けた。ファンドから派遣されてきた社長は、一般には能力が低いと見做されているオメガである、立花燈。当初からアルファである壱哉を煽るように振舞う立花に、壱哉は反発の感情を持っていた。
共に参加した接待の際、立花が飲まされた媚薬と酒の影響から、2人は本能のままに体を重ねる。互いに不本意な交わり故、2人はなかった事にしようと約束する——が、この件を切欠にして、壱哉は「10年以上前に、自分が立花の頸を噛んでいた」と知ってしまう。しかし、いつどこで立花と知り合っていたのか……それすら、壱哉には記憶がなかった。
「私を噛んだ事を覚えてもらう必要も、思い出してもらう必要だってない——私の頸を噛め。キミの番になどしなくてもらわなくて結構、噛んでそのまま縁を切れ」
本来であれば番であるはずの、壱哉を拒絶する立花。対して、己が立花に惹かれていることを自覚した壱哉の方は、立花を番として、人生のパートナーとして口説き落とそうとする。
※見切り発車です。説明文は適宜書き換えます。
※※オメガバースは独自設定を含みます(女性アルファがいない、ヒートが2種類ある等)。詳しくは本文内で説明いたします。
※※※Pixivにもアップする予定です(最新更新は、このムーンライトノベルズです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 05:43:21
224401文字
会話率:46%
【プロスポーツ選手同士/強引なフォワード×感情表現の苦手なポイントガード】
「同い年の鹿原選手が現役引退を表明しました。その事についてどう思いますか?」
バスケット選手・柳川圭史は、インタビューでそう質問を受ける。
『消えた天才』と言われ
る柳川とは違い、最後まで海外で活躍し続けた鹿原。
——忘れようとしても、忘れさせてくれない。
果たして、そう思っているのはどちらだろうか?
【断り書き】
この話はフィクションです。実際の団体等には関係ありません。バスケットについては、現実のプロと実業団、協会との関係性とは異なります。また、この作品のプロットを切ったのは、男子バスケットボールリーグが2リーグだった頃です(現在は1リーグに統一されています)。
そして、書いている人はバスケはちょっと試合を見に行く程度。バスケの記述は所々おかしいと思います。
※この作品は、過去に同一HNでこのムーンライトノベルズ様や自ブログで掲載していたものと同一です。ただし、タイトルのみ変更しています。
※※Pixivにも投稿し始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 05:38:03
244945文字
会話率:38%
王都の片隅、かつて「記録管理所」と呼ばれていた地下室で、ひとりの女が静かに暮らしている。
名前はアリエル。元記録官。
誰にも触れられず、誰にも必要とされず、ただ穏やかに朽ちていくだけの時間。
そんな彼女の“壊れた部屋”に、ある日突然、見知
らぬ少女が落ちてきた。
言葉を選びすぎる女と、沈黙に耐えすぎた少女。
ふたりの生活は、やがて呼吸のように重なっていく。
愛と呼ぶには未熟で、共依存と呼ぶにはあまりに静かな、
ひとつの“関係”の記録。
「優しさは、わたしにとって暴力だった」──
名前を呼び合うだけの関係が、世界のすべてになったとしても。
誰にも記録されず、誰にも理解されなくても。
わたしたちは、それでも同じ場所にいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 10:53:49
13973文字
会話率:26%
「小説家になろう」で連載中のBL作品!
冷徹で理性的な青年、エリシアス。彼の平穏な日常は、ある日出会った青年、ルーによって崩される。最初は無関心を装っていたエリシアスだが、ルーの存在が次第に心に深く染み込んでいく。
二人は最初、お互いに
心の壁を作り、距離を保ちながらも、その間に芽生える感情に引き寄せられていく。しかし、どこか不安定なルーの心に隠された秘密が、次第に明らかになる。冷静で理性的なエリシアスもまた、欲望を抑えきれなくなり、禁断の一歩を踏み出すことに。
その夜、二人は心も体も交わり合い、さらに深く結びついていく。最初の恐れと戸惑いが消え、強烈な情熱に引き寄せられながらも、エリシアスはルーとの関係に迷いを抱え続ける。ルーに対する想いと欲望が交錯し、エリシアスは自分の心に正直になる決意を固める。
その後も二人は幾度となく欲望と愛情を交わしながら、お互いに対する感情を深め、成長していく。しかし、心の中にはまだ消せない不安が残る――。
果たして、二人はその不安を乗り越え、どんな未来を選ぶのか?
「小説家になろう」連載中のBL物語が、さらに深みを増していきます!
⸻
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 22:08:21
5875文字
会話率:27%
わたしはずっと、彼女の手に触れるのが怖かった。
声にならない感情が、熱となって、
ふたりの距離を、すこしずつ、溶かしていく。
小さな部屋と、白い肌と、指先の沈黙。
それは愛か、赦しか、それとも、孤独の分け合いだったのか。
これは、名も
なき恋が音を持つまでの、透明な日々の記録。
百合/再生/情緒/官能
そっと触れて、ゆっくり読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 07:31:34
12873文字
会話率:18%
女子校生ぽい制服の美少女が目をさましたのは、少し薄暗い、ほとんど物のない部屋。
ぽつんと置かれたベッドに、美少女はいた。
入ってきた謎の女集団が、あなたがかわいいから、ついさらってしまった、という。
だからかわいがってあげる、痛いことはしな
い、ただ…気持ちよくしてあげるだけ…
ただ…筆で優しく、あなたをたっぷりとさわさわしてあげるだけ…
そう言って、美少女をベッドに大の字に拘束し…
どんどん筆が増えていって、ひたすら筆責めされる話です。
女性しか出てきません。
今書いてるやつとか、ひたすら長いことかかって、中々終わりそうにないので(苦笑)、その反省から。
(書き出した当時、前作2つを執筆中だった。)
いろいろと書きたいものがあるのですが、中々手掛けられない、手掛けてもすごく時間(日々)がかかったり、中々書ききれないかも、て思ったので、これで自身の1つの野望を達成しようと思って。
筆責めしまくる話を書くという野望。
自分的には本来ならば、もっとじっくりじわじわといって、としたかったのですが、それだとかなりかかりそうなので、自分もいろいろとわけありなもんで(意味深)、なるべくぱっぱっと書いて、ここに「自分しか知らないような、(ネット上の)自分の墓標の1つ」(笑)を置いておこうかな、て思って。(他のもそうだけど。でも多くの方に読んでいただいて感謝)
なので、できるだけ駆け足で、少しでも短めに、できるだけさっと読めるやつを目指します。
できれば1万字以内。
他のが思ったより長くなったので。
…無理でした。
登場人物の名前、つけようか少し迷いましたが、未定で(笑)
筆責めされるコは美少女と表記しますが、読んでる方が自分の中で、好きな名前つけて脳内変換してください…!
簡易プロット駆け足版とタイトルつけましたが、最初の考えとは違い、簡易なプロットにならず、思ったより駆け足にならなかった…
短編でいこうかと思いましたが、連載の形にします…
情緒的なやつとか深い感情的なもののない、なんか即仏的なものになったような気もしますが、かわいい女の子が拘束されて、全身筆責めされて感じまくる話を書きたかったので、欲望の赴くまま、今回は突き進みます…!
追記。簡易プロット駆け足ではなくなったので、タイトルかえます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:42:03
27455文字
会話率:11%
子供を幸せにするのが人生の目標の父親と、そんな親に育成され順当にファザコン極まった娘が、諸々のきっかけで恋愛感情も肥大させてムーン案件らしく添い遂げるところまで行き着く話。
※本格的にそういう関係になるのは5章からです。
このネタは、別サ
イト(http://ameblo.jp/xxphile/)から投稿先をこちらへ移行したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 22:00:00
407390文字
会話率:30%
社会人になった私は学生時代にプレイしていた乙女ゲームがリメイクをされ、新作ゲームとして年齢制限のあるゲームも発売されることを知り楽しみにしている。
私は当時、ライリー王子に一目惚れをして初めての乙女ゲームを初見プレイで攻略も見ずにプレイをし
た。
ラストの卒業前にライバルである悪役令嬢に最推しのライリーを奪われてしまい、当時は茫然自失になる。
ゲームが発売する前日の会社からの帰り道。私は階段から足を滑らし、転落してそのまま亡くなってしまった。
気づいたらあの乙女ゲームの世界に入り込んでいた。
乙女ゲームの主人公を見下ろしているのは悪役令嬢である私だった。
私はあの悪役令嬢、フレヤに転生してしまった。
転生して一ヶ月。
主人公のエマは学園で寝てばかりいて攻略対象と仲を深めようとしない。
これでは悪役令嬢の出番がない。エマに付きまとって最推しであるライリーと仲良くするように吹き込む。仲良くするよう吹き込むのは卒業前にエマからライリーを奪うためである。
学園主催のダンスパーティーの日。フレアはライリーに襲われてしまうが、フレアはすでにライリーに惚れているので事なきを得る。
フレアの努力の甲斐があり、エマから無事にライリーを奪うことに成功する。フレアとライリーは恋人同士になり、エマはフレアと親友エンドを迎えた。
学園を卒業して半年。
恋人同士になった悪役令嬢のフレアとライリー王子。卒業してから音信不通だった。
再会してからは王子として公務をこなしているライリー、王立図書館で仕事をしているフレアはライリーの秘書という名目で恋人として仲を深めていく。
いつも高慢な態度のフレアは自分の気持ちが素直に言えずにいる。
フレアはライリーと一緒に行った祭りの日、身体を重ねた時に好き?と聞かれ素直に好きと答えればよかったかと悩んでいる。
その悩みをエマに打ち明けると、エマはライリーと学園時からずっと付き合っていたとフレアに告白をする。
エマからの告白で自暴自棄になり、階段から足を踏み外そうとする。フレアは瞬間的に死を覚悟したが、ライリーが助けてくれた。
感情が入り乱れているエマは初めてライリーに好きと伝える。
エマの話は全て嘘とライリーが教えてくれた。エマは嫌われる覚悟で親友として苦しんでいるフレアを助けたかった。
フレアとライリーは結婚し、エマは二人を親友として温かく見守っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:57:31
2218文字
会話率:10%
幼い頃に虐げられて育った獣人のタロの家に、自称魔王が血だらけになって勇者から逃げているから匿って欲しいと言ってきた。
その不審な男を世話する内に特別な感情がタロに芽生え始める。
R18には※をつけています。
睡眠姦あり
最終更新:2025-03-29 19:45:01
20572文字
会話率:36%
湖に落ちた十六歳の少年文斗は異世界にやって来てしまった。
国王と愛し合うようになった筈なのに、王は突然妃を迎え、文斗は愛人として扱われるようになり、さらには騎士と結婚して子供を産めと強要されてしまう。
王を愛する気持ちを捨てられないまま、文
斗は騎士との結婚生活を送るのだが、騎士への感情の変化に戸惑うようになる。
アルファポリス掲載あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 19:23:42
28621文字
会話率:39%
スラリスは生前社畜でパワハラで死んだ。誰も助けてくれない偽善者達を憎みながら。
勇者はまさにそいつらと同じである。
新しい世界で、スラリスは魔王に求婚されるが、何故か勇者や兄にまで求婚されて混乱する。
だが、スラリスの望みは、魔王と共に、世
界を支配する事だ!
スラリス
金髪青目。
小国ヴェドレシュの第ニ王子。19歳。
前世では社畜な三十代でパワハラで自殺。偽善者にかこまれ、誰も助けてくれなかった悲しみと絶望に苦しみ、今生では好き放題生きると決めた。
魔法の才能があると自覚し、強大な魔法使いに。
魔王
巨体。角。
長い赤髪、緑目。
ライマンド・マグナ
スラリスを気に入り、勇者を排除し世界を支配すると決意。
少しへたれ。
勇者
茶髪に黒目。
ユアディ・ハンナス
正義感の強い性格だが、思い込みがはげしく知らず誰かを不幸にしている。
感情の制御が苦手で無自覚なナルシスト。
スラリスの兄。21歳。
金髪青目。
ランドール
正義感は強いが肝心な所で逃げる。
アルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 22:22:35
5902文字
会話率:36%
湖に落ちた十六歳の少年文斗は異世界にやって来てしまった。
国王と愛し合うようになった筈なのに、王は突然妃を迎え、文斗は愛人として扱われるようになり、さらには騎士と結婚して子供を産めと強要されてしまう。
王を愛する気持ちを捨てられないまま、文
斗は騎士との結婚生活を送るのだが、騎士への感情の変化に戸惑うようになる。
*アルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 21:35:06
28642文字
会話率:39%
こんなはずじゃなかった。
そんな出来事が起きたその日に、突然今までいた場所から姿を消したリーリア。
それまで長く暮らしていた魔法学院も退学届けだけを残し、誰にも姿を見せないまま一人、これから暮らす場所を探し旅に出た。
そして辿り着いた場所
で期限付きの暮らしをするはずだった。
けれどタイムリミットはいつしか消え去り、予定と異なる暮らしをする中で、こんな生活も良いのかもしれないと思い今を受け入れていた。
そんな彼女の前に、あの日…旅立つ決意をした日の心残りが姿を現した。
何故かリーリアが消えた三年間、ずっと彼女を探していた彼。
彼はいつの間にか魔法騎士となっていて、彼だけじゃなくリーリアを探す人が他にも居るという謎の事態となっているとリーリアは知る。
それでも戻る気はないリーリアに、無理強いするでもないが諦めて帰る気もない昔馴染みの魔法騎士は、勝手に我が家に居着き始めてしまう。
彼に対して様々な感情を持て余すリーリアと、彼女に対して重いほどの気持ちを持て余す口下手騎士。
ちょっと勘違いの多い二人。
───どうして彼女は消えたのか。
何故彼や、他の人はリーリアを探しているのか。
ただ甘いだけじゃない、リーリアとその周りの人々の辛くて苦しくて切ない気持ちも混ざり合う話。
『あの学院に入る前から、私のタイムリミットは決まっていたの』
その言葉の意味とは…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 15:02:02
67628文字
会話率:21%
――初めの記憶は、鉄格子越しに見上げた大きな月だった。
魔獣の血を引く少女は、長年貴族の屋敷で魔力の供給源として飼われていた。
ある新月の夜、王国騎士団長アルベルトに引き取られた彼女は、ユーフォリアという名を与えられて、彼の屋敷で新たな生
活を始めることになる。
生まれて初めて人間らしい暮らしを送り、愛情を与えられる中で、やがてユーフォリアはアルベルトと同じ騎士を志すことを決意する。
それは、人間らしい感情や理念を知らない混血の狼少女が、愛を知る物語。
【注意】
※ 流血や死に関する表現が登場します。
※ ヒロインが人を殺める表現があります。
※ 人身売買や虐待に関する表現があります。
※ 年齢制限表現を含みます。
こちらのサイトでは初投稿となります。
アルファポリス、Pixivに掲載しています。(Pixivでは『宵狼は騎士の剣を執る』と改題しています)
全28話。1日1話更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 22:36:17
138828文字
会話率:35%
久々に戻ってきた生まれ故郷の町。そこで入学した不良校には、
主人公にクソデカ感情を持つ不良たちが集っていた。
これは主人公を最強の不良と勘違いする攻めたちと送る、ハートフル(?)青春ストーリー。
過去にも現在進行形でもやらかす主人公は、
果たして不良チームのトップから降りることが出来るのか
Pixivにて別作品も連載中。
https://www.pixiv.net/novel/series/13612068
※攻側がシリアスしたり情緒が乱れたり性癖壊される
※主人公が絡まないカプ要素はなし
※メイン以外にも複数の相手と絡む
※主人公はさほど傷ついてませんが無理矢理描写が入る可能性
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 21:21:21
41100文字
会話率:50%
「マリッサ、聖女にはあるまじき淫らな表情してる……。
そんなに気持ち良い?」
「やだ……見ないで……っ!」
私、どんな恥ずかしい顔をしていたの……!?
顔から火が出そうになる。
自分の手で顔を隠すと、ノエル様に両腕を掴まれ、彼と
目が合った。
「見せて。聖女のマリッサの淫らな顔が見れるのは、僕だけの特権だからね。
他の男にみせたりしたら、ダメだよ」
そう言ったノエル様に私の蕾を尚も舌で刺激され、それこそ聖女とは思えないあられもない声を上げてしまう私。
ノエル様が、私の蜜壺に水音を立てながら指をゆっくりを挿入してきた。
「ア……」
「マリッサの中、もういやらしい蜜で一杯だよ
何を期待しているの?」
そう言って私を見下ろすノエル様の指の動きが早められ、私の下腹部から快感が押し上げられる。
「あっ、アッ、アッ、ダメ……!」
「何がダメなの? こんなに気持ちが良さそうに喘いでいるのに……」
「ノエ、ル、様……あァッ……!」
***********
国の隠された第二皇子ノエルのお世話係となった聖女マリッサ。
ノエルが住まう城の外れにある東の塔には、ノエルとマリッサしか存在しない。ノエルは城の者には怖れられ、避けられてるからだ。
そんな二人での暮らしを楽しく思うノエル。
実はノエルは、小さい頃にマリッサと出会っており、母から貰った指輪をマリッサへ送っていた。けれどマリッサは小さい頃のノエルの事を思い出していないらしい。ずっとマリッサが好きだったノエル。再会してから、マリッサも次第にノエルに惹かれてゆく。
そんな中、ノエルのお披露目式典で、マリッサが自分以外の男性とダンスを踊ろうとした事に、ノエルは城の者たちから避けられている元凶、感情の爆発により、煤の竜巻を起こし、式典を壊してしまう。その煤の竜巻を止めたのは、マリッサだった。
「ノエル様、煤の竜巻を止めるには、どうしたらいいですか?」
「……マリッサ、僕の言うとおりにしてくれる?」
「はい! 何でもおっしゃってください!」
「……昨日の夜みたいに、マリッサを抱きたい」
ノエル様が、恥じらいながら言った。
……え、ここで?
ノエルの能力の凄まじさを目の当たりにした王から、ノエルは隣国との戦争へ行き、勝利を治めろと命を受けーーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 17:56:29
100636文字
会話率:43%
特殊能力持ち主人公が転生者だった従者から乙女ゲームの情報を入手して
王太子(とヒロイン)の未来のために婚約者の座を埋めておこうと悪役令嬢になる。
転生者だった性悪ヒロインに愕然としつつ、何とかヒロインを矯正して王太子とくっつけようとするも失
敗。
いつの間にか(重めに)溺愛されていたのは主人公だった。
特殊能力により人の感情の機微に鋭いようで鈍い、若干人間不信気味主人公と
感情のコントロールが得意なはずが色々と拗らせて暴走しちゃった王太子の
バッドエンドルートに行きかけたハッピーエンド。
※一時的な性転換要素が出てきますがまだ性転換はしていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 03:07:52
5377文字
会話率:44%
大学で昆虫学を専攻する佐々木加奈子は、周囲からは真面目な学生として知られていた。しかし、誰にも明かせない秘密がある。幼い頃から昆虫に特別な感情を抱き、それが次第に性的な方向へと歪んでいったのだ。
ある夏の夜、研究室でチャバネゴキブリと
交わったことをきっかけに、彼女の中で昆虫との禁断の関係が加速していく。――彼女と昆虫たちとの倒錯的な交わりに、加奈子は背徳感と快楽の狭間で溺れていく。
表向きは真面目な昆虫研究学生としての顔を持ちながら、誰にも言えない異常な性癖に溺れる二重生活。小さな生き物たちとの交流に安らぎと快楽を見出していく。
そして加奈子は、もう後戻りできない昆虫愛の深みへと沈んでいく……。
※虫姦・グロ表現あり。閲覧注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 08:34:20
27272文字
会話率:37%
魔力は血筋によって発現するという考えが廃れた現在。
能力を持つ者は数は少ないが、過去の魔法使いたちに比べて大きい力を手にしていた。
長年の研究結果の末、魔力を溜めるには、男なら精巣、女なら卵巣と子宮ということがわかったからだ。
その代償は
、生殖機能の喪失と有り余る性欲。
魔法使い、賢者、魔女。
様々な名で呼ばれる彼らは、今日も性行為に励んでいた。
その中の一人、紅蓮の魔女の二つ名を持っている魔法使いリィナ。
魔法使いの中では有名な彼女はある事件をきっかけに辺境のユートリアに左遷されていた。
そんな中、今日も魔力を安定させるべく、男を連れ込んで行為をしていた現場を、弟子のタリスに見られたリィナは彼に襲われてしまう。
魔力を持った者との行為を禁じられていたリィナは、6年ぶりに所属している魔法協会に呼び出され、査問にかけられることになったのだが⋯⋯。
久しぶりに訪れた魔法協会には様々な問題が山積みだったのだ。
クセ強の師匠、ヴォルティスの手のひらで転がされるリィナは、タリスへ向ける自分の感情が師匠としてだけではないことに気付いていくのだった。
基本アホエロです。
行為がある話には★をつけていますが、基本的にはどの話も当たり前のように隠語は出てきますのでご注意ください。
また、ヒーロー以外にも若干肉体的な絡みはありますので苦手な方はお気をつけください。
毎日20時に更新する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 20:00:00
128183文字
会話率:29%
いわゆるR18乙女ゲーの世界に転生していたシャロン(28)。聖女が持ち込む素材で彼女を魅力アップのサポートする凄腕魔法使い。
ある日、魔法薬を作っている時に事故が起こり、白い子猫に変身してしまう。工房ごと吹っ飛んだため、公園で項垂れていると
、メルキオール(31)に拾われた。
理論的で理屈っぽい(よく言えば冷静沈着)メルキオールとは魔法学校在学中の頃から犬猿の仲の先輩後輩。
子猫にシャロンの愛称の「シェリー」と名付けて優しくしてくれ、シャロンの話をする。
その夜に一緒に寝ていると変身が解け(全裸)、夢のなかだと思っているメルキオールに愛をささやかやかれて流れでいたしてしまう。
昼閒は白い子猫、夜は彼に情熱的に抱かれる。意外な一面ばかり見せてくる、冷静沈着男。
こんな甘やかされた暮らしもいいんじゃない? いや、よくない。仕事がある!
それにメルキオールは聖女さまの攻略対象。
好きになっちゃいけない──
◇
理論派理屈冷静沈着男子×感覚派で情に脆い女子
◇
シャロン(28)
魔法使い。聖女の魅力アップをする衣装や化粧品などを作るのが仕事。シェリーは学生時代の愛称。
ゲーム内では名前が出てこず、ミニキャラで〈魔女〉とだけ。
メルキオール(31)
魔法使い。風の加護を受けて聖女とともに戦う任務を負った。理論的で理屈的。感情を表に出すのが苦手なだけで欠落しているわけではないが、親密度が低いうちは超塩対応である。パラメーターが上がりにくいが、下がらないのも特徴。
まあ、シャロンは聖女ではないのでパラメーターが見えないのだけど。
◇
※誤字などは適宜修正をします。
※誤字報告、すごく助かっています。ありがとうございます!
※一応、手元では完結しています。予約更新で2025年3月末には完結の予定です。
いいな、おもしろかったな、よかったな、などありましたら、ブクマや★、イイネなどで応援していただけると、めっちゃ嬉しいです!よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 22:10:00
136006文字
会話率:42%
御堂春馬は大学に入ってからも弟の秋彦を可愛い
と思う。
弟だからという感情からなのか、それとも別の感
情があるのかはわからない。
ただ、大事な家族、大事な弟と思っていた。
部屋も、いまだに一緒に寝ている。
両親も忙しい人達で、兄弟が仲
がいいことに何も
言われる事なく育ってきた。
昔から近所だった並木夏海ちゃんが家に良く来る
ようになっていた。
そしてある日帰った時に部屋で二人のキスしてい
るのをみてしまう。
ショックで家を飛び出し、帰った時には秋彦から
一緒の部屋だったのを別にして欲しいと言われて
しまう。どうしていいか分からず承諾してしまう。
次第に秋彦を遠ざけるようになって、家を出る決
意をするのだった。
しかし、遠ざければ遠ざけるほど辛くなっていく
のを自分ではどうしようもなかった。
大学の側にある寮に入る事になると、やっと忘れ
るように努めるのだった。
そんな折、弟の秋彦が訪ねてきて………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 06:10:00
80644文字
会話率:35%
亡き姉の婚約者と同居することになった千歳祐樹。彼女を失ってから2年、祐樹は姉の元婚約者である外科医・立花一狼に対して抱いた禁断の感情を封印すべく、オーストラリアへ留学していた。
「俺は彼女だけを愛し続ける」—そう誓った一狼は、今も指輪を外
さない。孤高のアルファとして医師の道を歩む彼の家に、一時的に居候することになった祐樹は、罪悪感と憧れの間で揺れ動く。
「姉さんじゃない…僕は僕だ…」
「俺たちも似ているのかもな。葵の影に囚われて、前に進めない」
未亡人医師×自責系学生 オメガバース。
二人の葛藤と成長を描いた、切なくも温かい愛の物語。番を亡くした医師と、彼の元婚約者の弟の、禁断の恋の行方とは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 21:08:55
26601文字
会話率:29%
映研サークルに所属する大学生・阿瀬《あぜ》黎於《くろお》は、金銭的な理由から先輩・白河の家に居候している。家事を担いながら、彼の自由奔放な生活に適応していたが、ある日、白河の部屋を掃除している最中にディルドを発見し、戸惑う。
そこへ突然、
白河が帰宅。玩具を手にしていた黎於をからかいながらも、彼は驚くべき提案を持ちかける。戸惑いながらも、白河の導きに従ううちに、黎於は自分の中に眠っていた新たな欲望を目覚めさせていく。
白河の艶やかで危うい魅力に翻弄されながら、黎於は自らの感情と向き合い、二人の関係は次第に歪な形へと変化していく——。
ワンコ攻め×誘い受けです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 00:22:34
8968文字
会話率:44%
「赤目は忌み子。産まれたすぐに首折られる子」。
国の法により、産まれ落ちるのと同時に殺される赤目の子。しかし赤目のオリヴィア・リーディガー侯爵令嬢は、家族から苛烈な虐待を受けながらも、なぜか生きながらえていた。
そんな折、屋敷が火事に見
舞われる。未来に希望のないオリヴィアはこのまま死んでしまおうと決意する。だがその矢先、自分と同じ赤目の男が現れて……?
「君に対する感情が、好きだとか愛だとかで収まるものであれば良かったな」
復讐を囁いた男が、愛を囁くようになるまでの話です。
一部グロテスクな表現が入ります。
ヒーロー、ヒロイン含め性格の良いキャラクターは一人もいません。出てくるキャラクター全員どこかしら病んでいる面があります。
虐待の一環として、ヒーローが男に犯され、ヒロイン以外の女も抱いています(克明な描写はありませんが、要素の一環として出てきます)。そういった設定が無理な方はブラウザバックでお願いします。
Rシーンは※がつきます。
例によってゆるふわ設定、ご都合主義です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 22:00:00
112900文字
会話率:53%