大陸西部で急速な発展を遂げた新興のファルナクス帝国。
皇帝サディアスは、「氷炎」の異名を持つ気性苛烈にして果断な君主だった。
そのサディアスの許に、大陸中央のオアシス都市、天蘭国からひとりの使者がやってくる。
東の大国、貴陽によってその存
続を脅かされる小国、天蘭は、ファルナクスの庇護を求めてその人物を遣わした。
黒絹の髪に黒真珠の瞳、白皙の美貌。
だがそれは、本来遣わされるはずだった第一王女ではなく、弟の第二王子だった。
人質同然に宮城の西の離れに留め置かれることとなった異国の王子。
それからほどなく、サディアスの身体は毒に冒されていくこととなる――
陰謀渦巻くヒストリカル・ロマン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 21:02:36
87918文字
会話率:50%
『二粒の真珠姫』と渾名されるファテノーク王国の王女アンリエットと従妹のフェリシエンヌ。
12歳に成る二人は、隣国ヴァレリー帝国のアデリーヌ学園に入学した。
『亜法』と『異層』に渡る力を使い、アンリエットはお魚が大好きな少女です。
そ
んな王女で実際、立場上偉いケド、立身出世な活躍劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 04:00:00
320591文字
会話率:41%
かつて戦争で家族を亡くしたテイル。
ユーズリア帝国最強の軍人、オリバー・ビーストに育てられたテイルは軍人となりかつて義父の所属していた国境守護団へ配属された。
しかしそこで待ち受けていたのは予想もつかないことの連続だった!
最終更新:2020-04-21 05:39:53
7358文字
会話率:27%
20世紀初頭、サラエボの青年が放った一発の銃声は世界を戦争の渦へ巻き込んでいったのです。この戦争は戦争の方法だけでなく世界のあり方までも大きく変えてしまったのです。
21世紀初頭、ドイツ帝国の守護神が一人の人間の人生だけで無く世界のあり方
を大きく変える可能性のある問題行動を起こしました。世界はもはや別の道を歩み始めるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 00:37:42
1984文字
会話率:22%
第1部 氷帝に愛でられた偽りの妾姫
アンジェリカは祖国クリオス国の王である主リオンにかけられた皇帝への謀反の疑いを晴らすため、皇帝領へ直訴に赴いた。
謀反を訴えたのはリオンの叔父である大公。これを阻まねば、大公に国を乗っ取られるからだ。
カルロシア帝国を統べる現皇帝カルストは、暴君と呼ばれた両親を自ら手にかけて即位したため『氷帝』と呼ばれている。そんな恐ろしい皇帝カルストを前にして、死をも厭わずの覚悟であったが、アンジェリカには『主を誘惑している毒婦』という噂があるため、なにを言っても信じてもらえない。
さらには妾姫となって閨を悦ばせられるのならリオンの身辺を調べさせると言われ、甘んじてそれを受け入れる。
ベッドの中で必死に訴えるアンジェリカに、カルストは――
第2部 荊の聖姫は策士を恋に溺れさせる
※改稿作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-16 00:00:00
70184文字
会話率:53%
ヴィリスタ帝国の属州国グラスティス王国は謀反の嫌疑をかけられ、その結果、十六歳の末姫リゼッタを皇帝の側室として差し出すことになった。つまりは人質だ。
リゼッタを主を仰ぐ女騎士のエルダーは、護衛士として付き従うことに。実はエルダー、今や女騎
士として有名だが、実は出生について周囲に隠していることがあった。
リゼッタとともに訪れた帝都。そこでバルカスト王国の大使の次男ジルベールと出会う。この男、貴婦人たちに大人気で、たらしと評判。エルダーは相手にしないが、どうにも絡んできて迷惑極まりない。
「でも……皇太子とも懇意だし、剣術も馬術も一流だし。チャラ男と思っていたのに、この男、いったい――!?」
今夜も期せず二人っきりになってしまって困っていたら、いつもと態度が違う。そして、怪しい男たちの会話が。それはあろうことか皇太子の命を狙う密談の場だった。
エルダーは皇太子暗殺計画を阻むため、冗談ばかりで隙あらば言い寄ってくるこのジルベールと行動をともにすることになったのだけれど――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-29 00:00:00
84908文字
会話率:57%
壮菱帝国にて主事の位についている斎珠東利は、このたび皇帝の命にて属州国である祇嗣国に赴任することになった。
祇嗣国は壮菱帝国だけではなく、周辺諸国含めて初めて女王が治める国である。
庚天河という齢十八の娘に、支配者とはどうあるべきかを説
き、国を整えるための指揮を執るのだが、現れた天河の容姿と迫力に気圧され、さらには女としても磨いてほしいと言われて困惑するのだが――
誇り高い女王という立場の天河と、主に仕えることを是とする策士の東利の、ジレジレ恋愛物語。
※『氷帝は偽りの妾妃にひざまずく』スピンオフ作品
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 00:00:00
73046文字
会話率:51%
ユグド大陸を極東から徐々に侵略し、支配する大帝国・アルメリア。
この国では、戦女神の如き強さを持つ『女帝』が君臨し、支配している。
代々の『女帝』はあらゆる手段で周辺諸国を蹂躙し、略奪し、陵辱して領土広げ、奴隷を増やした。
そして……最強の女帝は力のみで決められる。
帝都に祀られている『神像』の瞳が輝く時、全ての女が絶大な権力を持つ女帝の座を略奪する権利を与えられる。
女であれば参加は自由!
ただし『逃亡』は女の極刑!
絶大な女帝の座を手に入れるか?
それとも女に生まれた事を後悔するか?
今、麗しくも淫らな美女達の戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 16:43:20
6115文字
会話率:23%
十九世紀の終わり、新皇帝の即位とともにロシア帝国はかつてない栄華を極めるが、帝政に不満を釣らせる民衆の間には革命の兆しが。そんな中、社交界を賑わせていたのは筆頭貴族のラキツキー公爵家のとあるスキャンダルだった。筆頭貴族の輝かしい名声とは裏腹
に公爵家の詳しい内情をしるものはいない....そんな公爵家には、一人息子であり嫡男であるイヴァンの他に、隠された落胤がいると噂が....。十九世紀末ロシアの退廃的な上流社会で、運命に翻弄される二人の兄弟の一生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 02:04:35
294文字
会話率:0%
クローディア・アン・ヒューラー
長く真っ直ぐな濡れ羽髪に、長い睫毛に縁取られた大きな黄金の瞳。ドレスでは隠しきれないしなやかに伸びだ四肢は些細な身動き一つで息を呑むほど美しい。
世界一の美しいものをかき集めて、まとめ上げた結果のように洗
礼された美しさを持つ彼女は七年もの間、帝国の女帝として君臨していた。
一見、凛と背筋を伸ばす彼女。実は気まぐれで、気ままで、まるで猫のような人なのは国民達周知の事実だ。けれど、民を愛する気持ちは本物で。そして、民も彼女のことを深く敬愛していた。
弟皇子の成人の日。幕を閉じた彼女の女帝生活。
さて、これから自由気ままに大好きな本に埋もれて生活しよう。と思っていた矢先、彼女の運命を変える一通の手紙が届く―――。
***
今書いているやつがあまりにも暗いので、王道でじれじれもだもだな話が書きたくなってしまった結果です〜
主人公ちゃんは頭はいいけど、超がつく負けず嫌いの恋愛初心者でその方面はダメダメです。そもそも、作者が頭良くないので頭いい風と思って見てください=͟͟͞͞( `◟ 、)
かなりなんちゃって設定なので
お気をつけ下さいませ〜
そして年齢指定は最後の方と番外編にしか
ありません=͟͟͞͞( `◟ 、)
それでもいいよ!な寛大なお心の持ち主のみそのままお進み下さい
こちらは文字数多めに書いているので、ストックある時は三日おきに投稿します〜。後書きに予告するのでよろしくです=͟͟͞͞( `◟ 、)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 20:00:00
35993文字
会話率:51%
とある専制的軍事国家「帝国」……帝国は国家の安全を守るため好戦的な周辺国家との長い戦争を続けていた。そして、膠着した戦局を打開するために様々な新兵器が投入されていた。
軍用牝犬……人体改造技術の応用による一種の生体兵器もその一つである。
軍用牝犬は帝国軍にその身も心も捧げ、自ら人間であることを捨て、生体兵器となった少女たちである……人間ではなく、帝国軍の生体兵器として、備品として、犬として扱われ……人体改造によって耐用年数いっぱいは全く年を取ることがなく、若く美しい少女のままの姿で、鍛え上げられた一糸まとわぬ姿を晒して躍動する軍用牝犬たち。
彼女たちの任務は過酷なものであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 20:00:00
14729文字
会話率:28%
膨大な魔力を持って生まれるも、その魔力を操る能力を一切持たずに生まれてきた王女、ルクレティア。落ちこぼれかと思いきや、『王の選定者』としての定めを持つものであった。『王の選定者』であるルクレティアを腹違いの弟王子ギルバートに娶らせ、その祝福
を受けるため、ルクレティアは公的に死んだものとされ、ルーシーとして亡き母の生家である侯爵家に養子に出される。ギルバート以外に気持ちがいかぬよう、ほぼ軟禁状態の生活を送ってきたルーシー。そんなルーシーと、大帝国の皇子だが、魔力を多く持たない落ちこぼれ三男のレオンが出会い、次第に二人が惹かれあっていくーーー。※ヒーロー以外との絡みがあります。※テスト的にあげるもので、長編設定で話は考えていますが、反響次第で続けるかどうかを考えております。長編の場合、一旦この話は取り下げ、リライトする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 02:04:46
7913文字
会話率:36%
アトラス海の覇権を握るイングリッド帝国。帝国海軍に属する青年将校のトーマは、ある夜、軍船で何者かに襲われて海に落とされる。漂流するトーマを助けたのは、海軍の敵である海賊だった。捕虜として捕らわれたトーマの前に現れたのは、海賊達を率いる船長
のレオニス。
強引で横暴なレオニスに反発しながらも、時折見せる優しさや強さにトーマは惹かれていく。気のいい海賊達と次第に打ち解けていくが、トーマは海軍に戻ることを諦められない。しかしトーマに情報漏洩の容疑がかけられ、海軍から追われる身となってしまう。さらにトーマを狙う者まで現れて――。
粋で剛毅な海賊船長×生真面目で強気な青年将校の物語。
注:R15、R18描写のある話には※を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 23:25:49
176792文字
会話率:35%
かつて戦争を終わらせた13の神器。それらを軍事力に使い世界の頂点に立ったアルバード帝国。
だがそこは女尊男卑、女を辱めおもちゃのように扱う男たち、女にとってはまさに地獄の国だった。
そこに1人の少女が立ち上がる。
「私の手でこの国をぶっ壊
してやる。」
文章力ないです。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 18:32:11
4759文字
会話率:19%
<ここ>ではないどこかで世界にその名を轟かせた、セヴェルハムト帝国は、元は歴史こそ古くかつて存在した大帝国にその起源を持つ国ではあるものの内政も外交も三流以下でありながらプライドだけは天にも届くと言われ<西方諸国のお荷物>とさえ揶揄されるそ
んな歴史に縋ることしかできない落ちぶれた弱小国だった。それが、ある女性の登場によって文字通り生まれ変わり、起源となった大帝国に比肩するほどの隆盛を見せた。
しかしそれは、当時の王を篭絡し実権を握ったその女性による、苛烈とも評される果断な改革によってもたらされたものであり、それによって多くの人間が虐げられる結果となったのも事実だった。
やがてその女性は夫である王さえ追放し、女帝として徹底した独裁を行うにいたった。
それから十年。虐げられた人々の我慢は限界に達し、自分達を苦しめる悪しき女帝を打ち倒すべく蜂起、激しい内戦の果て、遂に女帝<ミカ=ティオニフレウ=ヴァレーリア>を捕らえることに成功した。
この物語は、<歴史上最も忌むべき悪女>とまで称された彼女が、ギロチンによる処刑のために広場へと引き立てられるところからは始まる……
筆者より
カクヨムとアルファポリスでも同時連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 06:00:00
124288文字
会話率:23%
ソーレシア大陸は揺れていた。大陸西部に位置するアントゥシア帝国が覇を唱え小国をいくつも呑み込んでいた。
それに対抗するかのように東部に位置する国々が東ソーレシア連邦を形成し、膠着状態となった。そんな只中で勇国・ベルカ帝国もまたアントゥシ
ア帝国に呑まれる。
ベルカの地を舞台に四人の人物が集まる。一人は隠された過去追い求め、一人はベルカ再興を願い、一人はまだ見ぬモノを追い求め、一人は平穏を探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 21:17:36
1585文字
会話率:61%
帝国の皇女と異国の青年との交流の記録。
最終更新:2020-03-26 23:00:00
235文字
会話率:0%
ゼッカー帝国の若き統治者である第9代皇帝ラザリス・ヴォン・ゼッカー(19歳)は、人々から賢君と称えられる一方で、自身の感情をうまく認識・表出できないという欠点があった。
そんなラザリスはある日の式典で、突如現われた大鷹『ザザ』を介し、少年フ
ィノ(14歳)と出会う。
心優しい彼と知り合い、言葉を交わすうちに、つねに無表情で無感動だったラザリスの心になにかが満ち始める。
「不思議だ。お前といると、世界がこんなにも違って見える」
だが、ある日突然、フィノはラザリスの前から姿を消してしまった。
ざわつく心。焦りと不快感。そして、強い執着心。
「言え! フィノはどこだ!!」
フィノが大鷹とともにいる理由と秘密。
ラザリスの目の前から姿を消さなければならなかった理由とは。
「フィノ、お前の本当の名を教えてくれ。お前の口から聞きたい」
孤高の皇帝の、はじめての恋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 18:08:52
136115文字
会話率:31%
故郷を焼かれたラギスは、十七年後、最強の奴隷剣闘士になった。美しい月狼の王、復讐相手であるシェスラと闘技場で出会い、聖杯に覚醒する。王にとっては悦び、ラギスにとっては地獄の始まりだった。
聖地攻略を懸けて、強大なアルトニア帝国に挑む若き天才
と、共に戦場を駆ける奴隷剣闘士の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 00:13:17
371812文字
会話率:40%
無敵のチート転生男が主に10代ロリにエロい事をしていく物語。知恵とチートを使って色んなパターンのハプニングHやラッキースケベで少女たちの身体をむさぼります。14歳黒髪ショートに魔法を教えるフリして。17歳猫ミミ娘のクエストを手伝う体で。21
歳美人受付嬢の願いを聞く見返りに。12歳女学生の悩みを解決するついでに。その他、18歳女騎士、肉体年齢15歳魔女、13歳サキュッ娘、16歳ハーフエルフ、11歳ウサ耳、10歳神官巫女、など多数出演中。
ちなみに日本仕込みの倫理観を持つ小市民なので、暴力で女の子を従わせることはありません。基本イチャラブです。
↑内容が伝わりづらいと思ったので、あらすじ修正しました。
↓昔のあらすじ。
ごくごく普通のサラリーマンであったトイチ。女神に貰ったチートを使って自分なりの快適な異世界ライフスタイルを模索する日々。
凶悪な帝国と戦う英雄や、魔王と戦うハーレム勇者に憧れもあるけど、根が小市民なので強力なチートはあっても自分からそういう行動を取ることはありません。
自らの手に届く範囲の人々と交流し、可愛い女の子がいたらあわよくば仲良く(エッチ)出来ないかとチートを使ってチャンスを伺う程度の男の物語です。
救いは前世より可愛い子がたくさん近くにいること。スラム街の少女も新人冒険者の猫娘もギルドの受付嬢もさすがの異世界クオリティ!そこに痺れる憧れる、と心の中で叫びながら今日もトイチは小市民的な行動原理で生きてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 18:32:17
408278文字
会話率:45%
大帝国の属国の王女シュエルシカは、滅亡寸前の国を救うため、皇帝の後宮へと入る。
集められた五人の姫の内、皇帝の寵姫となれるのはたった一人。
「──私は役目を必ず果たす。国と、私の願いのために」
すっとぼけ姫君と、腹黒皇帝の物語。
* 不
定期更新の予定です。(ただし、2話は明日月曜更新予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 18:59:29
1890文字
会話率:35%
バルツァー帝国で人質姫として暮らすフィーネは十八歳の美しき姫君。
ある日、人質姫も招待されるパーティーにて、第十皇子のフィリベルトに一目惚れされてしまう。
時に甘く、時に淫らに迫ってくるフィリベルトに心を揺さぶられるフィーネ。いつしかフィリ
ベルトに惹かれていたフィーネだが、フィリベルトは嫉妬深く、ヤンデレ気質な皇子様だった。
*別サイトにてR15版を掲載中の作品です。
*性描写はありますが少なめです。それまでの描写は少々あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 12:17:25
25897文字
会話率:43%
*小説家になろうにて連載中の作品のR18短編集です。
大帝国バルツァー帝国の第十皇子、フィリベルトと小国の姫君、フィーネの日常のらぶえっち短編集。甘々だったり、嫉妬の結果だったり。いくつかのお話をまとめています。
*アルファポリスにも掲
載中(そちらはほかのカップルもまとめています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 18:58:00
5201文字
会話率:56%