ヴォイクッカ聖教国、聖都ミュラッカの魔法監察局で監察官補佐を務めているノバラ・モネット。上司が退職し、代わりに赴任してくる新しい監察官をもう一人の補佐官と共に待っていた。やがて現れたその監察官は、ノバラの元執事にして元婚約者、そして一方的に
婚約を破棄したあげく、行方不明になっていたロスカ・シュレーヤだった。
驚くノバラにロスカは無表情で「はじめまして」と言う。ノバラはロスカに密かな負い目があった。彼は自分ごと過去を捨てる事にしたのだろう、とノバラも一部下として接する事を誓う。
だが監察支部全体で開かれた食事会のあと、珍しく酔っぱらってしまったノバラはロスカに保護される。懐かしい腕の感触と香りに、ノバラは夢と現の狭間でロスカに甘えそのまま体を重ねてしまう。しかし翌日ノバラは一切その事を覚えていなかった。
そんなある日、監察局に教皇の飼う予言獣『姫魚』が発した予言の調査をするように、という命が下った。そこからノバラとロスカの運命は再び大きく動き始める。
明るく素直で一途な女の子と、重たい愛を隠し持っていた不器用で面倒くさい男のお話。
※不定期更新です(更新時間は12時か18時)
※Rシーンまで少し時間かかります(サブタイ横に※つきます)
※架空の世界観です。国家の在り方など現実とは異なります
※苦手だと思われましたら自衛をお願いいたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 12:00:00
105276文字
会話率:46%
王都に暮らす音楽一家の娘、ミュレ・オベルジーヌは『響鳴奏士』という資格を持っている。
響鳴奏士はさまざまな楽器を用いて奏でる旋律に魔法を乗せる音響魔法使いの事を指す。
高い魔力が必須の職業なのだがミュレはその中でも特に高い魔力と希少な『銀
魔力』を持っていた。ミュレの使用楽器はピアノ。現代の魔法使いでは不可能な“傷を完全に癒す”事すら可能にするミュレは『銀音の聖女』と呼ばれていた。
王太子と公爵令嬢の婚約祝いの席で、ミュレは「魅了」を音魔法に乗せ王太子を惑わせたという濡れ衣を着せられ、辺境の地ディアーブルへと追放されてしまう。
追放と言っても、危険な場所にわざと放置するという実質死罪にほど近い処罰だった。
偶然救って貰う事が出来たものの、愛していた婚約者にも信じて貰えなかったという心の傷は深く、息を殺しながらただ生きるだけの日々。
そんな中、軽々しい言動を繰り返す隣国の軍人ナハト・リューグナーに夜の相手を誘われ、自らを傷つけたいという思いに駆られたミュレは、その誘いを受けてしまう。
それから度々体を重ねるようになった二人だが、心を一切開かないミュレの“とある一言”と放っておけない危うさに、ナハトはいつしか惹かれ始め──。
諦念に塗れた元聖女と、軽薄さの中に熱い想いを秘めた青年が繰り広げる恋のお話。
※架空の世界観です。国家の在り方は実際と異なります
※不定期更新です
※合わない時は、不快感を募らせる前に自衛お願いします
★一迅社メリッサ様より書籍化していただきました
★コミカライズ進行中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 08:00:00
127742文字
会話率:49%
職業としての『魔術師』はいなくなり、魔法を使う者の事を『魔法使い』と呼ぶ世界。
魔法使い達は様々な魔装具を持ち、色々な職業についている。
『魔装具修復師』の資格を持つカナレイカは、叔父と二人で小さな修復店を営んでいた。
ある日、依頼主不明
のまま稀少魔装具『魔導人形』の修復を請け負う事になったが肝心の材料が足りない。依頼主は貴族令嬢に違いない、と焦るカナレイカだったが、持ち主は意外な人物だった。
そこから事態は、思わぬ方向へと動いて行く。
一生懸命だけどどこかのんびりしている女の子が「腹黒」なくせに「臆病」で「長年の想いを病的に拗らせた」男に溺愛されるお話。
※R18回には『※』がついています。
※ヒーローのヒロイン以外との行為描写あり(過去)
※苦手だなと思ったら不快感を募らせる前に撤退を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 08:01:00
137793文字
会話率:53%
強大な魔力を持ち、王太子の婚約者第一候補だったエラは、聖女の出現によりその座を奪われる。しかも 聖女に対し悪逆非道な行いをしたとして、投獄された。さらに嫉妬と憎悪で魔力を暴走させ、王都を危険に陥れる。悪女は王太子の剣に貫かれて滅びた•••。
ところが、エラが目覚めると、過去に戻っていた。 膨大な魔力はほとんど無くなり、息をするのがやっとの状態。魔力を補給してもらわないと生きていけないが、エラに魔力を与えられるのはなぜか婚約者になっている王太子だけで!?•••ってそんなやり方で魔力を与えられたら身体がもちませんけど!?どうやら貴方なしでは生きられないようです。
悪役令嬢ものを書きたくて書きはじめました。
Rシーンにはタイトルに☆印を入れています。
週末の金、土に更新予定。
ブログhttp://yumitime.site/で現在執筆中のところまで読めます(Rシーンなし)。
ノベルピアにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 19:00:00
223873文字
会話率:43%
権力こそ全て、贅(ぜい)屠(ほふ)るこそ全て、そんな横暴がまかり通るどこかの独裁王国があった。その貴族社会で世間を知らぬまま大切に育てられた令嬢、クラウディア・アリア・ダルチエンは、親の野心のため言われるがままなすがまま生きて来て、ようや
く第一王子のタクローシュ・グルタ・ザン・ダマエライトの婚約者へと収まることが出来た。
しかし何かの策略か誰かの計略かによってその地位を剥奪、元第一王子であるアルベルトが事実上幽閉されている闇の森へと追放されてしまう。ほどなくして両親は謀反を企てたとして処刑され家は取り潰し、自身の地位も奴隷へとなり果てる。
なんの苦労もなかった貴族から、優雅な王族となるはずだったクラウディアは、闇の森で生き地獄を味わい精神を崩壊したままただ生きているだけと言う日々を送る。しかしアルベルトの子を授かったことが転機となり彼女の生活は少しずつ変わって行くのだった。
この物語は、愛憎、色欲、怨恨、金満等々、魔物のような様々な感情うごめく王国で起こった出来事を綴ったものです。
※過激な凌辱、残虐シーンが含まれます
苦手な方は閲覧をお控えくださいますようお願いいたします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 18:00:00
154913文字
会話率:30%
公爵令嬢のアリゼは王太子の婚約者。でも、幼なじみの第三王子フランジェルが義理の母の王妃のおもちゃにされているのを知って、なんとか助け出したいと思う。
過激派のアリゼは王妃の失脚を企み………。
最終更新:2023-06-23 17:00:00
77904文字
会話率:32%
マールは伯爵令嬢。幼なじみの騎士団長のラディアンのことが好き。10歳上の彼はマールのことをかわいがってはくれるけど、異性とは考えてないようで、マールはいつまでも子ども扱い。
あれこれ誘惑してみるものの、笑ってかわされる。
ある日、マールに縁
談が来て……。
歳の差、体格差、身分差を書いてみたかったのです。王道のつもりです。
※アルファポリス様に転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 20:36:47
13591文字
会話率:32%
男爵令嬢のアイリは昔からやたらと男の人に狙われるので、犬獣人のカイルが四六時中護衛をしている。
18歳になったとき、なんとアイリは浄化能力を持つ聖女だと判明した。
その教育のため、王立学校に編入すると、王太子や側近まで寄ってきて、大迷惑。
「私はカイルがいればいいのに!」
でも、その原因がアイリの魅了魔法のせいだとわかった頃から、事態はきな臭い方向へ。
疫病は流行るし、側近に監視されるし、王太子と婚約するかも? どうしたらいいの〜?
※Rは最後の方です。
※Berry's cafeにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 10:00:37
81721文字
会話率:30%
「カトラリー王国第一王子、アドルフ・カトラリーの名において、宣言する!本日をもって、サミュエル・ディッシュウェア公爵令息との婚約を破棄する。そして、リリアン・シュガーポット男爵令嬢と婚約する!」卒業夜会で金髪の王子はピンクブロンドの令嬢を腕
にまとわりつかせながらそう叫んだ。舞台の下には銀髪の美青年。なぜ卒業夜会で婚約破棄を!そしてなぜ! その日、会場の皆の心は一つになった/連載中の頭休めに書いた軽い読み物です。なんとエロに至りませんでした/残酷な描写ありは保険です/男性も妊娠出産できる前提ですが、作中に描写はありません/誤字報告ありがとうございます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 12:16:49
8892文字
会話率:43%
ブランシャール公爵令息エティエンヌは三男坊の気楽さから、領地で植物の品種改良をして生きるつもりだった。しかし、第二王子パトリックに気に入られて婚約者候補になってしまう。側近候補と一緒にそれなりに仲良く学院に通っていたが、ある日聖女候補の男爵
令嬢アンヌが転入してきて……/王子×公爵令息/異世界転生タグをつけましたが、話の中では明らかになりません/エロは最終話/絡みはありませんが女性が沢山出てきますのでご注意を/誤字報告ありがとうございます。/アルファポリスさまに加筆・改稿したものを投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 20:00:00
17429文字
会話率:30%
魔法国家に生まれながらも国で唯一魔法の使えないシェリーティアは一人でこっそりと魔法の修行をしている時に出会った、名前も素性も知らない青年と恋に落ちた。
実は彼がこの国の王太子であること、隣国の王女と近々結婚することを知り、自ら身を引くもの
の、想いを捨てることができずに王女への嫉妬から魔力を暴走させて彼を殺してしまう。
そうして次に目が覚めた時、彼と出会う二か月前に時が巻き戻っていると気がつくのだった。
――今度こそ幸せになって欲しい。だからどうか、あなたを殺めた私を見つけないで下さい。
彼に憎まれていると思って今度こそ身を引こうとする伯爵令嬢と、彼女に避けられていると思って今度こそ捕まえたい王太子の、すれ違いの恋の話。
4月5日に本編が完結しました。
6月11日から後日談の公開を新しくはじめています(6月20日追記 3話目に大幅な書き足しをしました)
第30回フランス書院文庫官能大賞様にてe-ノワール部門賞を受賞しました。
2023年6月23日より電子書籍が配信されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 22:00:00
150310文字
会話率:30%
タイトルの補足をすると、婚約者の浮気現場を見てしまった令嬢が空き部屋に連れ込まれ、誰とも知れない相手に目隠しをされて胸を弄られ、素股をされるうちに快楽に流されて最後までしてしまう話です。
婚約者がいるのを知っていながら横恋慕するヒーロー×
婚約者がいながら見ず知らずの相手に絆された挙句に身体を許すヒロインの話なので、設定と、貴族令嬢の貞操観念はかなり緩いです。
その辺りが気になる方はご注意下さい。
アルファポリス様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 22:00:00
20599文字
会話率:28%
「二人だけの秘密だよ」
伯爵家令嬢フィオレンツィアは、二歳年上の婚約者である王太子アドルフォードを子供の頃から「お兄様」と呼んで慕っている。
大人たちには秘密で口づけを交わし、素肌を曝し、身も心も離れられなくなって行く。
だけどせっかく社
交界へのデビューを果たしたのに、アドルフォードはフィオレンツィアが夜会に出ることにあまり良い顔をしない。
そうして、従姉妹の振りをして一人こっそりと列席した夜会で、他の令嬢と親しそうに接するアドルフォードを見てしまい――。
☆エピソード完結型の連載として公開している作品を一つの話に再構築したものです。
完全に独立した別の話になっていますので、こちらだけでもお楽しみいただけると思います。
サブタイトルの後に「☆」マークがついている話にはR18描写が含まれますが、挿入シーン自体は最後の方にしかありません。
また、サブタイトルの後に「★」マークがついている話はヒーロー視点です。
若干の加筆修正をした同タイトルのものをアルファポリス様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 22:00:00
87510文字
会話率:27%
家出をした貴族令嬢クローディアは、女人禁制の王立騎士団へ性別を偽り、名をロディと変えて入団した。女だとバレたくないのに、剣の才を発揮して面倒くさそうな男ウィルバートに目をつけられてしまう。しかし、ライバルとして競い合うその内に、ウィルバート
に恋をしてしまったロディ。 友人として慕ってくる彼に、一方的な恋が叶うはずがないと考えたロディは逃げるように退団した。 実家に帰って数年後、縁談の話を勝手に進められ、仕方ないと縁談を受けると、結婚相手はなんとウィルバート本人だった。彼と思わぬ再開をするものの、ロディだと気付いてないのか本人は甘い言葉をささやいてきて……
※アルファポリスにも同時掲載しています
※18禁回には※をつけています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 19:06:24
64539文字
会話率:34%
王太子より贈られたドレスに袖を通してうっとりし、迎えの馬車を待っていた時、ヒロインであるローゼリンデは思い出した。
ここは、ヒロインが悪役令嬢にざまぁされる小説の中の世界だと。
そしてこれから自分が連れて行かれる卒業記念パーティーで、断
罪されるのは悪役令嬢ではなく自分なのだと。
連れて行かれたら牢屋行きだとわかっていたが、腹痛を訴えても馬車に乗せられてしまう。会場のトイレで籠っていた時たまたま悪役令嬢に見つかってしまう。
「ごめんなさい、助けてください! そんなつもりじゃなかったんです!」
悪役令嬢はそんなヒロインににっこりとほほ笑んだ。
異世界転生したのはヒロインだけではないんですよ?
魔法の存在するある王国の物語。悪役令嬢(?)×不憫ヒロイン。百合じゃないよ! 安定のハッピーエンドです。
eロマンスロイヤル大賞に参加しています。
アルファポリスからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 12:05:51
134745文字
会話率:53%
【2016/12/25 番外編アップしました】「結婚しよう」18歳の誕生日に現れてそう言った婚約者は、幼なじみで初恋の男性だった。10歳以降姿も見せないで女性たちと浮名を流していた彼が何故彼女に求婚するのか。カモフラージュで結婚するなんて絶
対嫌! 大好きな相手を信じられない意地っ張り令嬢と、その色気とテクで令嬢を自分の虜にしようとする別名『歩く猥褻物』と呼ばれた次期伯爵の攻防戦ここに開幕! 甘甘溺愛物語です。 ※前置きが非常に長いですがその後はらぶえっちだらけ(のつもり) 主人公カップル以外の性描写もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 10:26:20
385970文字
会話率:36%
もうどれぐらい経ったのかもわからない―結婚を控えていた侯爵家の令嬢は攫われ、ずっと見知らぬ男たちに抱かれ続けている。彼女に助けはあるのだろうか?―セレスト王国に処女信仰があった頃の話
※以前どこぞでこっそり載せていた物を手直ししています。
完結済。
※他の物語とは雰囲気が違うのと、書いてからすでにかなり経っていますので感想欄は閉じます。読んでいただきありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-31 21:50:50
13545文字
会話率:45%
七歳にしてプライドが高すぎると噂されている公爵令嬢アルメルに挨拶をすることになった男爵家の三男坊のジルはうっかりアルメルを転ばせてしまい、その拍子にアルメルは前世で遊んでいた乙女ゲームに出てくる悪役令嬢アルメルに転生してしまったことを知る。
悪役令嬢である現実に叫び倒すせいで怖がられ続けるアルメルとそんなアルメルに惹かれるジルの10年越しの初恋の行方は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 23:10:17
10324文字
会話率:41%
身分違いの駆け落ち結婚の末生まれたリリシアは、両親が亡くなり遠縁の伯爵家に養女に迎えられる。だがそこに彼女の居場所はなく、幼い頃からなにかと冷たくされてきた。そんな彼女にある日突然婚礼の話が舞い降りる。
求婚したのは、とてつもない美青年
だが変人と噂のセヴィリス・デインハルト卿だという。
リリシアは緊張しながらも、妻としての役割を果たすため彼の元へ嫁ぐ。ほんの少しの秘密を抱えて。
嫁ぎ先の館でリリシアは花嫁として大歓迎される。だが、新郎はなんと、「君と夫婦生活を送るつもりはないから安心して!」と微笑んだ。夫には大切な役目があるのだという。戸惑いの新生活は驚きの連続だし、夫には「その気」はない……。
純情聖騎士と、のけもの令嬢。
初心な二人の、あんまりすれ違わない剣と魔法のファンタジー新婚生活が始まりますー!
Rには※を入れます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 17:22:38
85705文字
会話率:46%
辺境伯令嬢のリーナは、失踪中の幼なじみ、アルフレッド王子から婚約破棄を告げる手紙を受け取ってしまった。
あまりの仕打ちに「アル様の元に参ります!」と大好きなアルを追いかけたリーナだったが、そこで目にしたのは魔獣の呪いを受け狼の姿に成り果てた
想い人だった。アルに拒否され失意のリーナ。リーナに想いをよせる同じ幼なじみのルーファス王子は彼女にせまる。
大好きな元婚約者のためにがんばりたい令嬢と呪われた王子。互いの幸せを願う二人の、切なめ恋愛ファンタジーです。
R回は後半になります。※印を入れます。
以前姉妹サイトにて全年齢にて冒頭を投稿していたものを全面改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 16:12:42
34020文字
会話率:51%
【受賞・書籍発売中】【本編完結しました】男爵令嬢だったシェリア・クラセントは家が没落してしまい、半年前にただの街娘になってしまった。婚約者にもあっさりと婚約破棄され、今は街の仕立て屋で一生懸命働く日々だ。だが、ある夜、街の酒場で元婚約者と遭
遇する。彼はさっさと結婚したというのに、シェリアのことを強引に誘ってきた。
「君だって僕とヤりたかったんだろ?」
酔った勢いで彼を思いっきりひっぱたいてしまったシェリア。大泣きしながら馬車に逃げ込む。そこにいたのは、以前に仕立て屋で面倒ごとを起こした異国の獣人騎士、ラグノス・ユハートだった。
べろべろに酔って馬車を間違えたあげく、彼に介抱までされてしまうという醜態を晒したシェリア。ラグノスは黙っていてやるという代わりに、彼女に繕い物の頼み事をしてきて……。
しぶしぶ従うことになったシェリアは、仕立て屋の倉庫で怪我をしている虹色の鱗と翼を持つ小さな生きものに出会う。不思議な生き物になぜか懐かれてしまい、家に連れて帰ることに。同じころ、王都ではヴェルタ国の聖獣を巡る陰謀が起きていて……。
モフモフイケメン獣騎士と、少し世間知らずだけど一生懸命な令嬢のじれじれ冒険ファンタジーです!
R回には※を入れます。
【2023eロマンスロイヤル大賞ピーチ賞受賞いたしました!ありがとうございました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:18:42
123463文字
会話率:47%
男が口説くのか、女が仕掛けるのか………所詮は男女の関係とはいえ、そこにどんな駆け引きがあるのか、それでも全ての女性が輝く原石なのには変わりはしない………物語の主演女優なんだと誰かが言っていた………「燭涙」「諸涙」「紅涙」「感涙」「悲涙」「暗
涙」と、数々の感情で流すモノがあろうとも、刹那な出逢いが恍惚で運命だった………混沌とする世の中で、姉弟愛に奔走する………一人目となる女の恋物語。。。。。一年ほど前に投稿した【敵国の花嫁候補になりました・罪深き男爵令嬢の選択】の改変版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 22:00:00
184013文字
会話率:25%
大陸間での拡大した戦争で、争っていた敵国だった国々が、停戦協議という一つの方法で和解する事に合意する、その中で他国間での王族貴族の婚姻関係が結ばれていき、その1人に選ばれたのが、その発端となった小国エレノア王国の貧乏男爵の令嬢だったが、受け
入れ側の公爵が花嫁候補として招き入れる………その娘が罪だと知りながらも抗っていく人生の1ページを描いた物語です。。。良かったら、読んでみて下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 23:00:00
169657文字
会話率:30%
公爵令嬢フランシスカは、聖女マリーのことが大好き。いつも一緒にいたいけど彼女はフランシスカには興味がなかった。マリーが好きなのはフランシスカの兄、ウィリーだ。
どうしてもマリーに愛されたいフランシスカは騎士のガリオンと協力して、もっと魅力的
な女の子になるように秘密のレッスンを始める。ゼルギウスという婚約者がいながら、愛される訓練をやめられなかった。
しかしある日、ガリオンに騙されているのではないかと疑念を持ち始め、フランシスカの日常は次第に移り変わっていく。
NTR要素/ガールズラブ(弱め)/メリバ気味
性行為は男性ひとりのみです/アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 17:00:00
91460文字
会話率:49%
貧乏子爵令嬢アンウェンは近衛女騎士団所属。ぶっ飛び後輩の尻拭いの為、王国軍第2部隊隊長のヴィクターの元へ。
「お前のクビだけで済むと思っているのか?」
「だったら私ができる事ならなんでもする!!」
で、流されてペロリと処女を奪われる話。
※外国風のファンタジーです。この世界では爵位とかあれやこれやと細かいことはそういうルールなのだと思って読んでいただけたら幸いです。誤字・脱字報告ありがとうございます(*´◒`*)わざとその様に表現しているところ以外は随時訂正いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 14:31:17
18293文字
会話率:37%
エレナは元伯爵令嬢で今は孤児院出の雇われ侍女。新しく仕えることになった主人はかつてエレナがペット扱いしていた貧乏子爵の三男クラウスだった。いまや完全に立場が逆転してしまった二人の関係は…。
なんちゃってヨーロッパ風な世界が舞台の主人×侍女
の話です。書けた分だけupしていく不定期更新なのでゆるく気長にお付き合いしていただければ嬉しいです。
誤字脱字は気づき次第修正します。※誤字報告ありがたいです。その他、最後まで書ききってないので、途中サイレント修正することもありますが話の大筋は変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 19:18:39
37762文字
会話率:27%
寡黙な騎士エルヴィンは自身が仕えている伯爵家の娘レオノーラを秘かに慕っていた。
しかしそれを告げることは無く、彼女に護衛騎士として忠誠を誓い続ける。
アーサー伯爵と結婚したレオノーラが出産で亡くなった後、彼女の命と引き換えるように生まれたの
はリオンという男児だった。
妻の命を奪ったと息子の存在を無視し続けるアーサーに代わりエルヴィンはリオンを慈しみ育てる。
レオノーラと瓜二つの外見になったリオンは親の愛を知らないとは思えない程快活な少年になっていた。
彼の十八歳の誕生日、レオノーラの墓参りから帰ったエルヴィンはリオンの姿が見えないことを不審がる。
使用人から彼が父親に連れていかれたと聞いた騎士は忌まわしい記憶と共に当主の寝室へ向かった。
アルファポリスなどにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 02:37:43
4241文字
会話率:16%
アルバート・ユング男爵令息には二歳年下の婚約者がいる。
エミリー・アドミア。男爵家の次女で今年十六歳になる御令嬢だ。
父親同士の意向で幼い頃から婚約させられていた二人。しかしエミリーはとても嫉妬深い少女だった。
アルバートに近づく女性は彼の
母以外許さず、焼き餅を焼いて頬を膨らませる。
そんな彼女はアルバートの幼馴染である美青年従者フロイドも気に入らない様子だったが、最近態度が軟化してきたという。
そのことをフロイドに指摘されたアルバートは理由を考え始めたが……。
前編が男爵令息視点の勘違い婚約破棄ギャグ。
後編が従者視点のネタばらしです。BLとシリアス要素は後編が強め。
腐女子キャラの登場及び児童虐待を思わせる表現があります。
前編のみ小説家になろうに掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 15:50:03
6247文字
会話率:21%
転生したのは生前プレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢だった。
なんとか断罪ルートを逃れ、追放先でひっそりと錬金術師として暮らし始めたソフィアだが、突如開花したらしい「催淫効果付与」のスキルが思わぬ弊害を生み──
「自分で開いて、ほら。
欲しいんでしょう? これが」
なにやら胡散臭いナゾの商人まで巻き込んで、『媚薬』の効果をわからせられてしまうお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 21:10:31
11512文字
会話率:37%
18歳の誕生日の夜、目覚めたら“わたし”は『悪役令嬢フェリーチェ』だった。
しかもどうやら報われない人生を何度もやり直してきた××回めの転生らしい。
なのにこれまでの記憶もこれからの記憶も失くしてしまっていて、あるのはあやしい日記だけ。
記憶の抜け落ちたやり直しはハンデがありすぎる!
せめて前世の記憶、破滅フラグの情報が欲しい!
その為にはどうやら対象キャラたちとの『えっちなイベント』が必要のようで…?
そういえばこのゲーム、18禁乙女ゲームだった!
“えっちすれば望む情報が得られる”その仕様……どうやらわたしにも有効です……?!
「いける! だって“フェリーチェ”はビッチの設定だったし…!」(前世のわたしは処女だけど)
たった一度、情報を得る為の偽りの逢瀬。
サブキャラたちとなら物語には大きく影響なく、欲しい情報を得られるはず……なのに。
もう会わないと思っていた、そのはずだったのに……?!
「なんで向こうから会いに来るの……?!」
***
繰り返す運命の意味を問う、
悪役令嬢フェリーチェと“わたし”の物語。
----------------------------------------------
※逆ハ要素アリ。複数のキャラとそれぞれいたします。
※えっちな描写を含む話には*をつけてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 19:00:00
51202文字
会話率:20%
「キアラ、今夜も始めようか」の言葉と共に第一王子ユーリによる魔力搾取が今日も行われる。これはキアラの膨大な魔力が魔王に悪用されない為の十日毎の儀式。キアラは魔王討伐までと自分に言い聞かせ耐えていた。けれど自由の無い日々に希望を徐々に失い、ユ
ーリへ返事もしなくなってきていた。そんなキアラにユーリは「声を、聞かせて欲しいんだ」と執拗に責めてくる。
転生した先は悪役令嬢キアラ。
破滅回避の為に大人しく、周りの人に意地悪をしない、嫌われない、聖女が現れても邪魔をしないようにしようと決めて生きてきたはずなのに。
そんなある日、ユーリはキアラへひとつの希望を与えてくれたのだった。
作中に多少の流血表現が出てくる事があります。苦手な方はご注意ください。
【本編は終了】
~~~~~~~~~~~
(2023/03/08追記)
2023/02/20 アマゾナイトノベルズ様より電子書籍化していただきました
誤字脱字報告もありがとうございます
みなさまのおかげで本当に助かっております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 19:50:23
55891文字
会話率:49%
伯爵令嬢ティアは、回復と毒消し魔法が得意の治癒師。
子供の頃は仲の良かったこの国の第二王子ハルトの婚約者候補。ティアは子供の頃に暴漢に襲われてから、それがトラウマになり婚約者候補から外れたいと思うようになる。けれどハルトからは「私はね、ティ
アを外さないよ、絶対に」と言われてしまうのだった。
候補から外れたいティアとそれを絶対に認めないハルトとの二人きりの任務が始まった。
主人公に多少のトラウマ表現があります。苦手な方はお気をつけください。
見出し横の★マークはRシーンです。
追記 誤字脱字報告ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 20:44:03
30931文字
会話率:43%
血統はいいけれど、政治的に毒にも薬にもならない中堅伯爵令嬢のファンニには激推しの王子様がいる。見た目良し性格良し、かつ有能という完全無欠な人だ。が!彼はあくまでも観賞用。彼の背景はあまりに面倒臭すぎる。前世6回の経験で、何度となく王子様――
――アレクシスの婚約者として非業の最期を遂げたファンニ。彼女は、異世界転生1回、タイムリープ7回目。その結果、いくらアレクシスが魅力的でも、YESアレクシスNOタッチを肝に銘じて今世を生きていた。
そんなファンニだったが、遠く眺めていたアレクシスの異変にやむなく関わるハメに陥ってしまった!?
媚薬を盛られてしまいハアハアな王子様を助けるべきか、それともあくまでも無関係を貫き放置するべきか。
長生きしたいのに、死亡トラップのわんこ王子様の押せ押せ愛にタジタジするファンニの明日はどっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 18:42:51
172643文字
会話率:37%
子爵令嬢のディアーヌは、辺境伯家に臣籍降下した王子のジュリアンに見初められ、異例のスピード婚をした。
美貌、地位、能力と三拍子揃い、かつては社交界でも名うての女誑しとして浮名を流していた男性からの突然の求婚。
立場的にディアーヌには断
ることのできない結婚だったが、ジュリアンにとっても、ほとんど利益のない縁談で、それでも王家のゴリ圧し同然での成就だったから、彼個人の希望で間違いないはずなのに、恋されている、愛されているという実感がディアーヌには湧かずにいた。
ディアーヌの実家もそれなりに裕福で、彼女自身の容貌も、ジュリアンにとってそれなりに気に入る程度ではあったようだが、絶世の美女というほどではなく。
それでもそれなりに大切にされ、将来的にはともかく、新婚の間は、これまでの女性関係を清算して女遊びを控えてくれるらしい夫に絆され、いずれは愛することもできるだろうと思っていた。
しかし、ジュリアンとディアーヌとの結婚には、彼女の従兄弟であるオーベリュヌ伯爵家の跡取りユリウスとジュリアンの因縁が関わっていることが!?
挫折を知らなかったヒーローが唯一挫折を味合わせた因縁のライバルに、斜め上の方向で勝とうとして、ライバルが好きな女の子を横取りしたあげく、素直になれずに思春期の男の子みたいに意地を張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 23:40:05
139193文字
会話率:27%
成り上がり大貴族の令嬢ロザリア。3度の結婚のたびに夫を亡くし、周囲から‘魔性の未亡人’と言われ、彼女と結婚した男は3年を待たずして死ぬ運命にあると忌避されてしまっていた。
しかし、そんな彼女のもとへ、遠縁の親族から縁談を持ち込まれ、嫁ぐこと
に。
近隣の大帝国の大公爵家の嫡男。
ロザリアよりも一回り以上年上のその男性―――レオンは、かつて勇猛な軍人で、ロザリアの親戚である前妻を首り殺したという噂のある人物だった。
暴力的だった前夫と同じ軍人。
それも悪い噂がある人物。
内心では恐れを抱き、しかし、野心的な父や兄の命令には逆らえない。
逆らえば、修道院で終世を終える未来が待つだけ。
しかし、噂とはまるで違い優しく紳士的なレオンは、ロザリアの根源的な男性への恐怖を少しづつ取り除いてゆくが、レオン自身、亡き妻の亡霊から逃れられないでいた。
好きになってしまったのに、決定的なところでは受け入れてくれないレオン。
周囲からの勧めで断れずにロザリアを一旦は受け入れたように振舞っていたが、レオンは亡き妻への贖罪から二度と女性を愛さないことを心に誓っていたのだった。
2017/12/06~連載開始
~2017/12/13完結。
※すみません、応募のコンテストの期限の関係で、執筆時間が足りずR18指定しましたがR18はありません。また、誤字脱字のチェックすらしていないので、コンテストの審査終了後、推敲……はやらないかもしれませんが、誤字脱字くらいはチェックします。
また、いつか気が向けば、続編?としてラブラブデートや新婚初夜を描くかも。
が、次々新作執筆してるので、もはやこの場の与太かもしれませんが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 23:56:35
103915文字
会話率:35%
ヨーロッパのとある国の貴族令嬢であるリズ。彼女は小さなころから市井に出たことがほとんどない深窓の令嬢。花嫁修業として女子修道会に入り、シスターとして、彼女の故郷から遠い異国の日本で修業を積んでいた。そんな彼女に目をつけたのが冴えない中年サラ
リーマンの鮫島。彼はリズが性知識に疎いことをいいことに、その身体を劣情で染め上げようと画策していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 20:53:43
15067文字
会話率:54%
元シスターが悪役令嬢になりたくてお願いしたら転生できちゃいます。
美人な公爵令嬢、イケメン執事、イケメン王子が出てきます。
主人公の願いが叶うのか!?
前編 主人公 エリー
後編 主人公 ルイーゼ
の物語です。
(誤字脱字あります、
すみません!少しづつ修正します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 00:17:58
187460文字
会話率:33%
とあるファンタジー小説のサブキャラ、ミレーヌ・イグロード侯爵令嬢に転生した私。
私の知っているミレーヌといえば魔法の天才で、アスタリタ王国の王太子ランスロットの幼馴染かつ婚約者であり、気の強い美女で……主人公の聖女をいじめる悪役令嬢だ。
ランスロットに恋をしてしまった私は悪役令嬢の運命から逃れようと慎ましく生きてきたのに、学園の級友たちは私を過剰に恐れている。せめてランスロットだけでも私を理解してくれれば……そう希望を持っていたけれど……。
学園の最終学年になると原作小説どおりに召喚聖女と王子の出会いが起きてしまう。以来ランスロットは元気で人懐っこい聖女のことを気にかけているよう。
この胸の痛みは、私が彼に恋をしている証拠だ。
私は一世一代の決意をした。
婚約破棄イベントが起きるその前に、ミレーヌの色香と美貌を使って、王子を寝とってやる……聖女の前で!
彼らを傷つけて、せめて一生残る心の傷になってやるのだ。
だって私は、悪役令嬢なんだから! できるできる!
えっちは、堅物Sっけ王子と努力家Sっけ令嬢の攻め対決。ちょっとだけ♡喘ぎあります。
両片思い、純愛風味。
(アルファポリスにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 20:00:00
22551文字
会話率:45%
クラランテ伯爵令嬢アデルは、こっぴどくふられた初恋の相手、異国の青年フェイロンのことをようやく忘れようとしていた。
けれど長雨の降り続くある日、新しい婚約者に会いにいくために外出した先で馬車事故にあったアデルは、偶然にもその場に居合わせた
フェイロンと再会してしまう。
なし崩し的に宿になだれ込んだふたりは、五年前の想いを確かめるように激しくお互いを求め合う。
そうして目覚めたアデルが選んだのは、かつて一夜を共にした彼がしたことと同じ……別れ、だった。
未練がましいツンお嬢様と、性格に難ありな身分を隠した皇子様のすれ違い執着愛。
愛はあるけどえっちがハードめ注意。中編、ハピエン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:00:00
37551文字
会話率:41%