デリヘル嬢をしていた私は、この日も仕事に向かった。
今日の客は半年前から月一で通っているガチ恋客。部屋に入るといつものように結婚を迫られた。
客とは恋愛感情を持てない私は断る。だが、これに逆上した客は私の首に包丁を振り下ろしてきた。
段々真
っ赤になるベッドシーツ、それを見ながら私は意識を失ってしまう。
目を開けるとそこには時代劇のセットのような街並みが広がっている。
手は拘束され、連れて行かれたのは『遊郭』。
売られた先で知ったのは、私は魔力があるが魔法が使えないということ。
そう、遊郭で売買されていたのは『性』では無く、『魔力』だった。
魔力を売ることが命を奪う行為だということを知った。私と同室で生活を共にすることとなった同い年の雪兎と共に『遊郭脱走計画』を企てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 19:00:00
36044文字
会話率:39%
華族の跡取りだった菊之丞は、借金の肩に一年、武家に嫁ぐ事に‥しかも、姫としての条件付き。男と知られれば命が危うい、嫌々で嫁いだ先に待ち受けていたのは
最終更新:2022-09-11 21:07:45
471文字
会話率:57%
【ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞 応募作品】
数千年の逢瀬を経て、織姫は霊玉の力を用いて彦星と地上での転生を願う。伝説によると、成功した者は一人もいないというが…。
織姫はたった一つの愛を信じ抜くことができるか―。
※この作品は「アル
ファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 20:07:19
28512文字
会話率:47%
なんで、なんで俺なんだ…っ!
平凡な軍人である佐倉軍曹は、実は無自覚で妖をメロメロにする極上の精気の持ち主だった。
彼は美しい青年将校、如月中尉とともに、都で起こった妖の事件を極秘調査することになる。
しかし、妖を魅了する軍曹は行く先々
で妖に好かれて、襲われてエッチな目に遭ってしまう。
さらに如月中尉も佐倉軍曹に魅了され、思いを寄せるようになる。
二人は事件を無事に解決することができるのか。
そして如月中尉の思いは果たして届くのだろうか。
美人攻め×平凡受け
人外×人間
軍人×軍人
大正時代ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 09:51:07
20074文字
会話率:24%
大正五年、醜聞まみれの某男爵が人々の失笑を買った夏、明良は婚約者に会いに高原の静養所を訪れた。彼女の復讐を成し遂げたことを伝えるために。
※公式企画「Summer Night time2022」参加作品。
※ざまぁモノ
※主人公たちはハッピ
ーエンド
※微ホラー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 20:00:00
12998文字
会話率:49%
いつもと変わらない日常に飽き飽きしていた俺、早乙女颯。
幼馴染の橘雪斗と登校中に交通事故に巻き込まれる。
目を覚ますとそこは知らない世界、花の街「吉原」だった。
身体は女でもおじさんに抱かれるなんてのは絶対無理!
伝説の花魁になるために
奮闘していく!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 22:53:17
3770文字
会話率:37%
かつて親殺しの疑いをかけられた結ノ助は、通りがかりの探偵に助けられた。その恩に報いるべく結ノ助は彼の助手となるが、当初の印象に反して探偵――櫻木肇は少々だらしのない人間で。
それでも傍にいたいと思ってしまうのは、救われた恩を忘れられないから
なのか……そんなある日、探偵の友人が温泉旅行の誘いを持ってくる。
顔は良いが残念な探偵×トラウマ持ち健気な助手
全4話、予約投稿済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:00:00
23005文字
会話率:52%
ある事件のために退職した元刑事、二宮は雑踏の中に男を見かけた。彼こそは怪盗七夜――二宮が退職する原因となった事件の犯人であり、そして二宮の元同級生かつ初恋の相手。
懐かしい情に駆られ、怪盗をやめるように忠告するべく二宮は後を尾ける、が。
「ああ、二宮か。久しぶりだね。――お前から来てくれて、嬉しいよ」
突如目の前が暗くなり……気づけば、座敷牢に繋がれていた。
※怪盗アンソロジーに寄稿したものです。作者的には割とハッピーエンドですが、人にとって解釈は分かれるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 08:00:00
13276文字
会話率:48%
――名士と人々に慕われるその一族には、代々受け継がれる生き神があった。屋敷の奥深くに囲い、一族当主が代々守り神を崇め奉ることで、一族は繁栄を手に入れてきた。
古から、現代に至るまで、永久の中を…。時代の流れに乗り、富を得、名声を得、数々の裏
切りを得、膨れ上がる権力は留まる事を知らなかった。
人外受けのお話です。連載としていますが、全体で12000字ほどのさらっとした話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 22:25:12
12531文字
会話率:26%
『私の世界はこの小さなお座敷牢だけ。優しい『書生さん』から本を貸してもらって読んでいるの。
夜は怖い。
だって、妃咲家の長男で軍人様の一也様が来るの。
抗えない快楽と毒が体中に回って、頭が真っ白になってしまうから』
明治〜大正時代を生きる『
囚われの華』英吉利人少女メアリーと妃咲の愛欲の日々。そして多重人格者、妃咲の秘密とは……。
淫らな愛欲の毒は、二人を絡みつかせ引き返せぬほど深みへと引き摺りこんでいく。
※陽炎の檻の連載版。
※第一話、第二話は短編収録分。
※無理矢理要素あり。
※性描写重視です。過激表現もあり。
Illustrator Suico様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 14:55:31
144486文字
会話率:37%
――――囚われの西洋人形。
時は大正、幼い頃難破船から一人助け出されたメアリーは妃咲家で育てられる。いつの頃からか人目を避けるように座敷牢にと捕らえられていた。
毎晩座敷牢を訪れる軍人の一也に甘い躾と快楽を教え込まれ、優しい書生に憧れを抱い
ていた。
しかし、彼らは全て一人の人間、妃咲薫の『人格』に過ぎなかった。
※短編 陽炎の檻の続編です。
※単独でも読めます。
※ヤンデレ、執着もの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 19:38:46
5779文字
会話率:38%
私の世界はこの小さな座敷牢とわずかに開いた窓だけ。
幼い頃からここしか知らないの。
話し相手になってくれる時々やってくる優しい書生さん、そして怖いのは夜になるとやってくる軍人さん。
軍人さんに触れられると私の体は蕩けてしまうの。
※監禁モ
ノ
※一話完結ヤンデレものてす。
※何となく時代背景は入りますが、ゆるいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 14:13:08
3536文字
会話率:35%
久我真宙は、19歳の大学一年生。彼の実家は、少々特殊であった。
がらんとした屋敷にメイドの知代と2人、静かに暮らす真宙の下に、父親から手紙が届く。手紙には、「一週間、屋敷にお前の伴侶候補者を向かわせる。夏休みのうちに、伴侶を1人」決めろと書
いてあった。
いつか知代と結婚すると心に決めていた真宙であったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 21:02:37
7916文字
会話率:30%
この街にはいつも煤が覆いかぶさっている。
あぁ、つまらねぇ。心のよりどころは阿片だけ。
なのに、捕まっちまった。これが俺の年貢の納め時なのだろう。
元妻子持ちの病んでる華族の男×異国の血が混じった阿片売りの男
※薬物売買・使用の描写が若
干あります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 22:15:50
11379文字
会話率:59%
家業に身が入らない兵あがりの男が、見世物小屋通りを散策するうちに不思議な商人と出会う。
商人に勧められたのは、木箱入りの目も入っていない赤い達磨。
約束を守れたら半額にするという言葉にのせられて、男は達磨を買った。
その日の夜から、手足がな
く目も見えない不思議な男が、部屋の中に、いる。
鋳掛け屋を生業としている男×夕方から夜のみに現れる手足のない謎の男折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 23:13:24
7536文字
会話率:33%
スランプに陥っていた小説家が引っ越しの為に蒸気機関車に乗っている最中、野暮ったい不思議な商人と出会い、話しているうちに興味を惹かれてしまう。
「旦那は、いかがです?」
そうみせられたのは、美しい男の生首だった。
肺患いの小説家×喋る生首
人化しません。生首のままヤります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 22:19:21
13421文字
会話率:46%
仕えるべき主人を亡くした使用人と、亡き主人の妹のお話。
明治時代、元は小大名、現在は華族のお屋敷に産まれ当主の嫡孫の付き人になった横井啓道の少年時代、主人とともに育ち、そして主人を失った彼の心はどうなるのか?
そして慕っていた兄を失った
少女。このふたりのお話です。
各話がとても短いですが、そういう作品だと思ってください。
不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-27 06:05:41
19161文字
会話率:43%
御一新から三十年あまりたった頃。跳ね返りのモガで、新聞記者の光子は、縄を打たれて監禁されている。夫から受ける仕打ちが信じられず、光子はなんとかして事情を探ろうとするが、うまくいかない。
夫は清廉潔白の立派な櫻花帝国軍人で、曲がったことなど許
さないはずなのに。光子の知る夫は、そんな、秘密主義で理不尽な男ではない……。
//というスタートの、明治風日常ラブストーリー。堅物青年将校×きゃんきゃん噛みつく意地っ張り跳ねっ返りお嬢様のカップルで、監禁&いちゃいちゃ犯されてだめだめこんなのいけないわしてるやつです。
//歴史小説にしようとした痕跡がそこかしこにあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 19:00:06
232430文字
会話率:31%
★源氏物語×明治大正時代のナンセンスなハーレム&下克上物語!★
明治時代の成金の家に生まれた少年・感本(みなもと)融(とおる)。
彼は、周りの人間への失望と幼少期の満たされない思いを胸に、彼の王国を築こうという野望を抱くようになる
。
──そう、それはハーレム。
怒りと欲望、そして官能によって形作られる、少年の理想の世界のことを指していた。
曲馬団(サーカス)団のような個性的な女達を率い、少年は復讐と狂気に身を投じていく。
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※毎週(期間により隔週)金曜日に同時連載している、機械少女のエロ&バトルストーリーは、ページ下部よりどうぞ!(PC版)
〈7/17-8/31更新分〉
第一章"美しき猛獣使い"と全ての始まり
第二章"愛らしき歌姫"と裏切り者
【幕間壱】修羅の子と少女達※9/14-11/23隔週更新
〈12/1-1/30更新分〉
第三章"悩ましき道化師"と絡まる欲望
第四章"傾国の人形遣い"と落とし穴
【幕間弐】修羅の子と乙女達※2/2-3/16(+祝日)隔週更新
〈3/19-5/1(+祝日)更新分〉
第五章"甘やかな奇術師"と復活の修羅
〈5/2-5/12毎日更新分〉
▶︎外伝または後日譚 次世代の気狂い達折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 21:00:00
272823文字
会話率:36%
2023年 エブリスタ
「執筆応援キャンペーン 大正浪漫」入賞作品
https://estar.jp/novels/25878804
大正時代、京都。 武家家族・辻本家の長女、辻本百合子(つじもとゆりこ)が結核によって亡くなった。
その通夜に参列していた庭師の蜂須吾涼(はちすごりょう)は、実は百合子に淡い片思いを抱いていた。 通夜の席を抜け出し、百合子の部屋へ一人向かった吾涼は、彼女が生前使っていた着物を抱きしめ、涙を流す。 その姿を見ていたのは、幼い頃から彼に想いを寄せていた女中の毒島薔子(ぶすじまそうこ)だったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:00:00
53365文字
会話率:24%
「息をすることも忘れ、魂を奪われ、生殺与奪すべてを握られた心地になる……そのような絵を描いて欲しいのです」
素人の絵師・六郎に絵を依頼したのは、誰もが知る豪商の老人・曽根元だった。
題材は高級男娼『白椿太夫』。
吉原遊郭随一の高値を誇り、白
椿太夫の年間300日以上を旦那である曽根元が買い占めていた。
曽根元の計らいで大見世の座敷に揚げられ太夫と寝食を共にすることとなった六郎は、白椿の内面を知る内に惹かれていき、白椿は常に傍にいてくれる六郎をこどものように可愛がり溺愛し依存していく。
素描を重ねるにつれ六郎は、曽根元の依頼がいかに難題だったか気付かされる。
※pixivにも掲載しています。
https://www.pixiv.net/novel/series/8594714折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 15:17:14
105595文字
会話率:42%
覚束ない足取りで夜道を歩く男の子がいると通報を受けた警官 夏目豊。聞き込み調査で浮かび上がったのは画家の男。モデルに扮して潜入したものの、一服盛られて眠ってしまう。
目を覚ますと椅子に縛り付けられていて、目の前には鉛筆を走らせている画家の姿
が。
起きたのに気づいた画家は「ではさっそく、仕事をしてもらおうか」と言って着物の衿に手を掛ける………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 17:10:51
4851文字
会話率:31%
時は明治。中学生の凛一郎は、裕福な家庭の一人息子である。ある時、父が妙な子供を拾ってきた。田舎から連れてこられたその子――螢は、凛一郎にこそ隠し通さねばならない秘密を抱えている。
最終更新:2022-04-01 15:45:52
25220文字
会話率:63%
時は明治。家族を亡くして独りたくましく生きる少年・稀一郎は、さる陸軍将校の屋敷で奉公することになる。そこで出会った儚げな美少年・朔之介。ツンツンしていて嫌なやつ、と思いきや次第に惹かれていき、秘めた逢瀬を重ねるが……!?朔之介の痛ましい半
生が明らかになる時、物語は急加速する。
無邪気だけど短気な攻め×心持ちだけは処女な受け。孤独と孤独が出会い、過去に足を引っ張られながらも、幸せをつかもうとするお話です。差別的、反社会的、未成年に対する虐待描写があります。
アルファポリス、エブリスタ、fujossyでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 23:04:10
98571文字
会話率:56%
―――時は明治。第二次性が存在する世界。
故郷を捨てて東京へ上がった一人の書生は、とある下宿屋に世話になる。
同じく故郷を捨てた幼馴染み。大學にて出逢った友人。彼を取り巻く人達に時に救われては、時に心を乱されてゆく。
※夏目漱石『こころ(
下)』の作品を元にした二次創作です。原作に登場しない名前のある人物も登場します。オメガバース世界なので苦手な方はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 20:00:00
72633文字
会話率:30%
愛し尽くして足りなくて。
埋めて欲しくて求め合う。
幾度交われど、確かなのは切なさだけ。
時は大正。長髪狐目、ピアスに片眼鏡、口元のほくろと、頬に刺青。そんな青年「篠崎宗旦(しのざきそうたん)」の正体は、何でも屋の化け狐。話してみると
お茶目で素直な彼の一番の友人は、お茶飲み友達の送り狼「朝食漢三(あさばみかんぞう)」。楽しい日常の中、ある日篠崎の処女が知らない男に奪われ、それを相談された漢三だったが彼は篠崎に片想いしていて…
化け狐の何でも屋「篠崎宗旦」が野狐から九尾へ、そして神格化するまでのお話。
この作品は「アルファポリス」「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 17:05:22
120731文字
会話率:60%