pixivのコンペに落選した作品の再投稿です。
傭兵とイチゴの産出国として有名な中欧の小国・エルベトーレ王国。
その第一王女のリリアナ(通称リリ)は、生まれてから長らく王太子であったが、異母弟ヨーゼフが誕生したため、廃太子され、『普通の王
女』として生きることとなった。
どう生きればいいのかわからず、鬱々と過ごしていたが、傭兵騎士団の剣闘試合で腕試しに来た傭兵騎士・レフと出逢う。
異教徒に滅ぼされた公国の長だったレフの父と、リリの父王が懇意だったこともあり、レフは父王から気に入られ、リリの親衛隊長に任命される。
レフからは剣闘試合で手合わせした際に見透かされるようなことを言われ、またお調子者風な外見と態度にリリは反感を抱くが、父王主催の舞踏会にて、はとこのトーマから絡まれ、侮蔑された時にかばってくれ、手の甲に誓いのキスをしてくれてから、心が揺れ動き始める。
己が王族であることへのこだわりを捨てられず、帝国と異教徒の戦争へ志願するリリだったが、戦場で奇襲を受け、撤退を余儀なくされる。
追っ手を逃れるために逃げ込んだ無人の納屋で、ともに逃げてきたレフへ、「せめて女として死にたい」と誘惑を試みるが、レフは「一目見た時からあなたが好きだった」と言い、あくまでレフの意思でリリを抱く。
その後味方に助けられ、国へ戻ったリリは、明らかに心の荷が軽くなったことを感じる。
レフと合わせる顔がなく、彼を避けていたリリへ、次第に陰謀の魔の手が近づいてくる。
外国人の王妃・アナベルを快く思っていない一派が、リリを擁してクーデターを起こそうとしていた。
国の不和をよしとしないリリは、クーデター派を一網打尽とするため、敢えて誘いに乗ったふりをする。
クーデターの首魁はトーマだった。外国人の血を引くヨーゼフよりも、己とリリの子供の方が王位にふさわしいと妄想しての叛乱だった。
大衆を煽動する手段はよくない、自分はトーマと結婚する気はない、と説くリリだが、トーマは聞く耳を持たない。
あろうことか、「押し倒せば言うことを聞く」という思考のもと、リリを辱めようとする。リリははっきりと抵抗し、ブラウスを破かれたところで、レフが助けに来る。
形式にとらわれることの愚かしさを痛感し、リリは王族から離籍することを決意する。レフからは、情熱的な一夜の際に、将来結婚しようとプロポーズされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 03:55:33
22975文字
会話率:46%
とある国の王妃の話。
美しい王妃は誰にでも股を開く淫らな女だった。
だが、それには彼女なりに策略があった。
最終更新:2014-08-30 22:49:18
5923文字
会話率:29%
今代の王の妃は、異界から現れた乙女でなければならない。そんな国へと、うっかり召喚されてしまった私に、目の前の男が言った。「正妃となる乙女の導き手になって下さいませんか」と。
最終更新:2014-08-09 19:00:00
12008文字
会話率:46%
短編「熱砂の凶王と眠りたくない王妃さま」の番外集です。
恐れながら本編を先にご覧ください。
*他サイトにも同内容を掲載しております。
最終更新:2014-07-23 13:43:50
10254文字
会話率:2%
正妃に疎まれた、辺境国の妾腹王女ナリーファ。 彼女が、砂漠を統べる若き凶王シャラフの後宮に送り込まれてから、今日で千と一夜になる。 王の怒りをかって殺されてしまえという正妃の目論見に反して、未だにナリーファは毎晩をシャラフと過ごしている。
それは王に抱かれないため、千夜も必死に、彼を寝物語で寝かしつけてきたからだ。 決して、王と共に眠ってはならない。なぜなら……*他サイトにも同内容を掲載しております。
また、こちらを長編にしたものがアルファポリス様より同タイトルで書籍化されておりますので、宜しければお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-18 10:01:06
13446文字
会話率:27%
一回死んで、まさか生まれ変わって帰ってくるとは思わなかった。
しかも、生まれ変わる前と同じ人と結婚することになるなんて。
最終更新:2014-07-08 18:45:09
597文字
会話率:57%
自サイトで掲載している架空世界を舞台にした短編集。動乱期を生きた女たちの愛憎物語5編+α仕立ての予定。
序章及び終章……詩人編。戦禍の中で儚く散った女神官の回想……女神官編。後の世に自由の女神と称えられる女奴隷の求めた愛情……自由の女神編。
父を仇と憎む男をそうとは知らず愛してしまった少女の悲哀……理想の娘編。交わらぬ未来のため剣を切り結ぶ姫将軍の苦悩……曙の乙女編。夫に実父を弑された王妃の絶望……春霞編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-07 16:25:57
18427文字
会話率:28%
アルダッド王国のジルベルト王と異国から嫁いできたイヴォン妃のお話。悲恋、シリアス。
最終更新:2014-02-25 18:54:11
10098文字
会話率:21%
ある日、急降下魚雷投下訓練をしようと空母から発艦した攻撃隊の隊長・神前春は突然睡魔に襲われて列から離脱してしまう。目が覚めるとそこは小国・スヴィア国王妃の庭だった・・・・・。
最終更新:2014-01-16 21:14:26
4830文字
会話率:45%
ある日、目を覚ますと見知らぬ豪華な部屋で寝ていた現代OL の瑠璃。
カッコいい男性にいきなりキスされて瑠璃はルーレンシアの記憶を取り戻す。
ルーレンシアはなんと彼の妻で皇后。彼は国王だった。
無口であまり表情を変えないルーレン
シアが綴る異世界ファンタジーを語ります。
周りを勘違いさせながらルーレンシアは王妃として頑張ります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-14 09:00:52
30032文字
会話率:37%
もう二度と、その名を呼ぶことはない――あなたはもう、私を呼んではくれない。まして、触れることなど。
大切な人を守るため貫きたい想いがある。これは、四人の嘘吐きの物語。
一話ごとに視点が変わります。
ハッピーエンドではありません。ご注意くだ
さい。
「小説家になろう」様の方で連載していた話の、R18部分を含むものです。(本編は全く同じ。一番最後の話のみR18です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-12 17:00:00
26126文字
会話率:10%
ローランの王女の婚礼の持参としてコンラディンへやってきた侍女ティオファは、王妃となったアンジェリカの浮気を知り、その口止めを身体ですることになる。
最終更新:2013-12-12 16:37:01
71243文字
会話率:53%
前作「敵の敵は味方???」&“彼”視点の番外編集です。前2作お読みいただいてからの方が良いかと思います。
リクエストいただいたお話やその他の登場人物視点のお話となります。
なお、複数のお話となるため、念のためのR=18指定となります。
最終更新:2013-11-29 12:00:00
77732文字
会話率:28%
とある世界のとある国ととある王妃のお話
※初投稿です。
最終更新:2013-11-03 01:26:26
824文字
会話率:36%
ファウラーの襲撃にあい、弟のアンドレアと領地を追われることになったローレンは、イングランド王・ヘンリーに彼の所業を訴える術もなく、領地へ戻ってひっそりと暮らしていた。
それから七年の月日が経ち、王に領地を封土されたという男・サイラスがやって
くる。
彼は、エレノア・オブ・アクイテイン(エレアノール・ダキテーヌ)の旅行の護衛時の襲撃で王妃を守り、ファウンテンの小領主を封土されやってきたものの、自分の領地の森に醜い魔女がいると聞いた。
気味が悪いので追い出して欲しいと村人に懇願され出向く。魔女の騎士だという者達を捕らえて魔女をおびき寄せるが、その魔女というのはローレンのことで……
ローレンは「フェイ」と名乗り、ファウンテンの崩れた城に「薬草魔女」として潜り込む。
お互い少しずつ惹かれ合うが彼女は自分の秘密と行方の知れないアンドレアのために、素直になれなくて……
イギリス一二世紀イングランドを背景にしたヒストリカルロマンを目指して書いてます。
R18部分は中盤からあります。
※時代考証ならびに薬草・ハーブの知識が甘い部分があります。あまり突っ込まずに読んで頂けたら嬉しいです。
小説家になろうから引っ越ししました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-11 06:45:29
198308文字
会話率:39%
持参金も少ない田舎貴族の娘であるシーリアは、早く結婚相手を見つけなければならないと思っていた。幼馴染みに結婚をほのめかされ夜の庭園へ。そこに現れたのは明らかに上位の貴族男性だった。その男性に……。
お決まりのハッピーエンド。捻りもなく長くも
ない予定です。
ヨーロッパ風の異世界で繰り広げられるヒストリカル・ラブロマンス、のつもりです。
※性行為の記述がお嫌いな方は、ご遠慮ください。
(作中の王&王妃の話は『小説家になろう』の「いつか陛下に愛を」です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-17 15:18:01
51327文字
会話率:47%
どうにもできない厄災に対抗するため召喚された勇者が世界を救って既に5年。
召喚国の姫と結ばれ国王となった勇者は自国はもちろん他国の民からも好かれる良き王として善政をしいていた。
だが人々は知らなかった。それが勇者による召喚国への復讐の結果だ
ということを。
今日もまた王宮の中で誰かが身も心も無残に凌辱される。
しかし、彼は同時にどうしようもなく普通の人間でもあった。
※ファンタジー世界ですが異形との異種姦はありません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-30 12:09:58
332546文字
会話率:27%
寿は山の麓の小さな庵で慎ましく暮らしていた。豪雨の夜、若い男性が一夜の宿を求めてやってきて寿は快く受け入れたのだが、実は男性がこの大国を治める王であることが分かり驚く。しかも王が求めたのは宿だけではなくて…。もし断れば殺されるかもしれない、
生き抜くことが自分の責務だと思っていた寿はただ受け入れるしかなかった。一夜限りかと思いきやそれから頻繁にやって来るようになる。
恐ろしさに支配され王の深い愛に気づけなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-29 02:00:00
232910文字
会話率:23%
白雪姫を元にしたお笑いエロ。
七人の小人は、七人のマゾ。
王妃をいわゆる女王様タイプ。
王女は、SもMもOKな変態。
そんな設定で白雪姫の物語を進むとどうなるのか?
最低のオリ(http://saiun11.sakura.ne.jp/)の
秘宝図書館に掲載して頂いております作品の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-20 21:05:21
2746文字
会話率:37%
突然、王城は占拠された。
青年率いる少数の郎党が王妃を人質に王城に侵入、占拠を果たした。
王妃の妹、ロザリアは青年、嶽人の奴隷のような妻……奴妃として最初は嫌々ながら、しかし次第に、自らを『愚か』と呼ぶその男の本質に触れて惹かれていく。
真
実と偽善、本当の何か。
性欲にまみれた愚なる知者の話でございます
中途ですが、完結にさせて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-27 16:48:58
17978文字
会話率:42%
王妃になるために隣の大国に嫁いだ小国の王女アージュリゼ。だが、突然祖国が襲われ、亡国の王女になってしまう。王妃になる為の後ろ盾を失い自決まで考えるが、王の慈悲により側妃として留まることとなった。王に溺愛されることに引け目を持つが、自分の居
場所はここしかない為に王の好意に甘えるしかなかった。
※それほど長くない予定です。タイトルは仮です。変更するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-24 23:39:04
13499文字
会話率:21%