河上静太郎は、16歳という年齢でありながら、古今東西のあらゆる流派を体得し、剣道においても敵無しという『現代最強の剣士』とまで呼ばれるに至った、剣道、古流剣術界に現れた突然変異であった。しかし、現代最強と呼ばれ、讃えられてもそれだけで、現代
におけるその称賛も無価値であった。
雷鳴轟く中、河上は立花道雪の逸話『雷切』を試す為自宅の屋敷の屋根に登り、雷を斬ろうと馬鹿を始めた。すると雷は、河上の元に落ち……気付けば、異世界に降臨したのである。
その世界では、剣と魔法により身を立てる世界であり、河上はそのナギ国の戦士『国士』を育てる学舎『エイリア国士学園』の校長が言う、雷鳴から現れる英雄『マレビト』として招待される。
その世界で、まだ見ぬ剣や魔法、その実力者がいる事に河上は、現世にて体得した剣を存分に振るえる世界に流れ着いた事を歓喜する。
一方で、河上が流れ着く16年前より、同じくマレビトの赤子として転生し、流れ着いた成瀬勇はユウキ・ヴェスタインという名前で、その現代知識と魔法を結びつけ、異世界の魔法を100年は進めた『若き賢者』『勇者の生まれ変わり』とまで呼ばれ、様々な冒険の果てに3名の婚約者を侍らせる異世界チーレム無双を堪能していた。
そこに河上静太郎という、もう一人のマレビトの出現に、彼は焦りを感じていた。同じマレビトが流れつけば、今のこの生活は奪われるかもしれぬという恐怖心から、この世界の主役は自分であり、同じマレビトは要らないと、自分との立場や上下関係を築き上げようとするーー。
そんな事は知らず河上はただ、この世界にまだ見ぬ剣の使い手、強敵を求めながら、異世界の風、大地、空気を楽しもうとするのだった。
*エッチな話には 『濡れ場』とタイトルにつける事になりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 18:54:43
110528文字
会話率:55%
魔王を倒した英雄とその仲間の恋愛話です。
英雄×魔法使い
攻めは天然鬼畜。
受けは拗らせ根暗のイメージ・・・でしたが、攻めのせいでただの不憫な子に。
攻めは途中で制御不能になりました。
ハッピーエンドです。
続編は書かない予定。
最終更新:2022-02-10 00:00:00
17594文字
会話率:15%
広場恐怖症の元大魔法使いと閉所恐怖症の騎士総長との奇妙な物語
セミプロローグ
かつて未曾有の大災害から王国を救い、英雄と呼ばれた大魔法使いがいた。
大魔法使いは人々を救い続け、世界の平穏を乞い願った。しかし、いつの日か気付く。自身が使え
る魔法が減っていっているという事に。彼は方々から英雄と称賛され、敬われてきた。魔法が使えなくなってしまった魔法使いは何になってしまうのだろう。泣き叫び救いを求めるも、手を差し伸べてくれる者は誰一人としていなかった。大魔法使いは、その日から絵日記を付けることにする。そして知ってしまったのだ。消えているのは魔法だけではない事を。絵日記を見返せば見返すほど新しい事を知っていく。途方もない恐怖に襲われた。緩やかに、しかしその恐怖は着実に浸食しているのだ。それは、死よりも恐ろしいものだった。そして最後の瞬間、大魔法使いは最初で最後の欲を零す「あたたかさを知りたい」慣れ親しんだ小屋の中、大魔法使いは一人静かに瞳を閉じ、深く深くへ沈み込んでいった。
前世の記憶を取り戻したのは、魔王が討ち滅ぼされ世界が平和になり数年が経った後だった。
元会社員、副島日晴(26)は考える。この転生に果たして意味はあるのかと。人々は微笑み、植物は瑞々しく繁っている。何かを打ち滅ぼす訳でも、癒す訳でもない。外に出て讃えられるも、それは自分ではないのだ。そして街に出て日晴は震え上がる。前世の広場恐怖症がこの世界の身体でも引き継がれていたのだ。
この身体での知識も記憶もない。魔法だって使えない。震え上がってまともに外にも出られない。かつて大魔法使いと呼ばれた男は今やひとつの魔法しか使えなくなっていた。その唯一も数年がかりで再現させた幻術を魅せる魔法のみ。過去の産物であるポーションを薄めせこせこと日銭を稼ぐ日々。
全てを拒絶し悶々とした日々を送る中、ベッドの隙間から一冊の本を見つける『私』それは大魔法使いによって綴られた絵日記だった。綺麗な字に反して子供が描いたかのような拙い絵。ページを捲る程に溢れる恐怖や苦しみ。何気ない幸せを尊む心。そして最後のページ。水滴で歪み滲んだいびつな文字「あたたかさを知りたい」今、頬を伝うこの涙は大魔法使いの為に。そして日晴は決意する。『俺が手を差し伸べる』『俺を幸せにする』
決意の中、唯一が一瞬で破られた。一人の男によって。それは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 17:01:08
15112文字
会話率:61%
「この顔は『狼王英雄伝』の悪の宰相レナトゥス・アッシュフィールドだ……!」
事故で死んだ私は、大好きだった戦記小説『狼王英雄伝』の悪役レナトゥス・アッシュフィールドに転生していた。
私の顔は一部虹色に光る白い鱗が生えている。白い肌、銀の髪
と相まって白蛇っぽく感じる顔。さすが悪役だ。気持ち悪い。
原作で私はこの国の宰相になり、悪政を敷くのだ。そして、主人公である騎士ブラッドリー・ウルフに討たれて死ぬ。
これは避けねばいけないと私は悪役フラグを立てないと決めた。まずは、この分かりやすい悪役顔をマスクで隠すことにする。
※騎士(男前攻め)×魔術師(美人受け)
※両片思いからの溺愛。主人公は自分の顔を気持ち悪いと思い込んでいる美人です。
■KADOKAWAルビー文庫様にて上下巻で書籍化します。2022/7/1上巻発売、8/1下巻発売予定です。■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 21:40:55
337101文字
会話率:27%
【■一迅社ノベルス様より書籍化いたします。また、それに伴い題名を変更いたしました。詳細は、ちょこちょこ活動報告にてご連絡します。 ■発売日:2021年09月02日 ■活動報告は名前の「あじ」から飛べます。】
傲慢で高飛車な貴族だった
過去を持つリリウスは、学生時代に家族から追放され、辺鄙な田舎村で治療師として働いていた。
そんなある日。リリウスは美しくも傲慢な少年と出会う。
どうやら少年が探している母親とリリウスは瓜二つなようで、冷たくあしらっても傍から離れようとしない。
面倒事に巻き込まれたくないリリウスだが、少年の父親は帝国の英雄と名高い騎士団長だった。
他にも個性豊かな双子の弟が二人いて、そんな四人と、ある理由で共に暮らすことになり困り果てたリリウスだが本当の波乱はここからだった。
*最後の方に獸姦がありますが、その回には警告を出しますので苦手な方は読み飛ばしのご協力よろしくお願い致します。
*拍手のお返事は活動報告にてお返し。(名前から活動報告のページに飛べます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 15:57:58
498838文字
会話率:43%
父親に殴られた時、俺は前世を思い出した。
だが、前世を思い出したところで、俺が腹違いの弟を嫌うことに変わりはない。
よくある漫画や小説のように、断罪されるのを回避するために、弟と仲良くする気は毛頭なかった。
弟は600年の眠りから醒めた魔王
を退治する英雄だ。
そして俺は、そんな弟に嫉妬して何かと邪魔をしようとするモブ悪役。
どうせ互いに相容れない存在だと、大嫌いな弟から離れて辺境の地で過ごしていた幼少期。
俺は眠りから醒めたばかりの魔王を見つけた。
そして時が過ぎた今、なぜか弟と魔王に執着されてケツ穴を狙われている。
◎1話完結型になります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 20:03:15
10053文字
会話率:19%
アンデッドが蔓延る世界の秘密を抱えたリビングデッドと、彼に出会った直情型少年神父の話。
時々、不憫英雄視点。
シリアス多め(当社比)
18禁描写に予告ありません。
フワッとした戦闘あり。
流血あり。
最終更新:2022-02-04 01:00:00
95999文字
会話率:53%
男女の恋情はなくとも、互いに思い合い穏やかに情愛を育める相手と結婚したい――
そんなささやかな願い虚しく、王命により冷徹非情と言われる救国の英雄・エーヴァウトに嫁ぐことになった公爵令嬢・ユリアナ。
婚儀の日まで一度も顔を合わせることなく、
婚儀の最中も始終不機嫌そうなエーヴァウトと、会話も無く迎えた初夜。
「この匂いは」
「あ、あの、香油を少し……お気に召しませんでしたか……」
「いや、ユリアナ嬢らしい、爽やかながら甘さを含んだ――良い香りだ」
(か、嗅がれて……!?)
「鼻で、息をするんだ」
「慣れて、いなくて……」
「慣れていたら、相手の男を引き裂いてやるところだ」
「え……」
嫁いだ英雄は、何だか思っていたのと大分違うようで――?
❁たくさんのブクマ、評価にいいね、ありがとうございます!!!❁
※この作品はムーンライトノベルズ様・アルファポリス様に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 23:00:00
11980文字
会話率:38%
王国の辺境で産まれたジョゼリンは直ぐに実の母親と引き離され、貴族に拾われる。そして、メイドとして教育されたジョゼリンは10歳で数十年前に戦争から救った英雄であるお兄様が住む屋敷に戻る。
それから数年間は普通にメイドとして業務を全うしていた
が、ある日王国の姫と婚約したお兄様の言い付けで深夜にお兄様の部屋を訪れる。入室時の返事が無くて様子を見ようとベッドの近くに近寄ると目の前を暗闇が襲ったと思った瞬間だった。
口の中を掻き回すヌメヌメとした何か。
股の間にある生暖かくて固い何か。
私を襲うこの不思議な感情はなんだ………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 16:52:36
2438文字
会話率:62%
宮廷魔導師筆頭官であるボスフォーン・クルケラプトは魔王討伐を成し遂げた英雄『5大頂』の一人。
貴族である彼は王都に屋敷を構え、妻と多数の使用人と共に生活している。
使用人の多くは見目麗しいメイドが占め、ボスフォーンは夜毎メイド達に特別
な『奉仕』を命じる。
その事に嫉妬した妻・エアリスは『躾け』と称して私的制裁を行う。行きすぎた躾けによって、ある者は死に、ある者は屋敷を去った。
ある日、欠員の補充によって、一人の女がメイドとしてクルケラプト家に雇われる。
隠しようのない色香を放つ美女の名は、リラと云った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 18:15:34
26978文字
会話率:37%
王立騎士団団長のグレスギルは、魔王討伐を成し遂げた英雄の一人。
非常に好色で、毎日のように女を代えては抱いている。
国中の女を抱いたと自負する彼は、飽いていた。
そこに『この世のモノとは思えない美人』娼婦の噂を聞きつけた。
周囲の
者達は眉唾モノだと相手にしないが、刺激を求めていたグレスギルは興味をそそられ………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 13:23:22
26656文字
会話率:35%
「ずっと、あなたのおそばにいます」
――それは、幼き日の約束。
真阿国辺境領主の姫である真白は、幼なじみであり護衛剣士の緋龍と互いに想い合っていた。
しかしある時領地を訪れた軍功高い英雄、牙狼将軍に見初められ、強引に初花を散らされてしまう。
愛してもいない相手に無理矢理抱かれた絶望の中、何と牙狼は真白を妻として迎えると言い放ち――。
愛する人を奪われてなお、取り戻すことを諦めない緋龍。
嘆き悲しむ真白の身も心も手に入れんと、溺愛する牙狼。
牙狼に抱かれながらも、引き裂かれた緋龍への想いを忘れられない真白。
交錯する三人の想いの行方、そして真白の選んだ未来は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 13:30:24
363290文字
会話率:30%
強大な力を持つ魔人によって支配される異世界アーステラ。
魔人から人類を解放する救世の勇者として召喚された男に与えられたのは『性行為によって女性の潜在能力を解放する力』だった。
従順聖女、堅物女剣士、腹黒お姫様、ツンデレ魔法使い、ドMエル
フ、ウブな女魔人。
世界を救うために世界中の美女を抱きまくる淫蕩英雄譚!
☆:挿入無しのエロ
★:挿入有りのエロ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 21:02:13
57791文字
会話率:37%
本編である狼傭兵と英雄少女で表現できなかったシーンを書いてる作品。
作者はこっち系を書くのが初めてなので、使えるかどうかは不明
最終更新:2022-01-17 16:00:53
2139文字
会話率:48%
かつて創造神ティポタが創った世界、『ティポティア』
この世界には4つの種族が暮らしていた。
魔法が得意なエルフ、ものづくりが得意なドワーフ、あらゆる動物の特徴をもつビースト、平均的な能力のヒューマン。
幾千年を超える種族間での交流の中で
沢山の混血が産まれていった。
その中でも特に、エルフと他種族の混血は【ギフト】という不思議な固有能力を持っていた。
4種族はギフトの恩恵に感謝し、彼らのような混血児を神に愛されギフトを与えられた者『英雄』と呼んで大事にした。
そう、10年程前の大戦が終わるまでは......。
大戦後、並外れた力を持った英雄たちを世間は恐れた。
個人では圧倒的な力を持つ彼らも、ある時は多人数で襲われ、ある時は信じた者に裏切られ、安寧の地もなく一人またひとりと殺されていく。
すでに大戦で消耗していた英雄の中には己の人生に絶望し、自ら命を絶つものも少なくなかった。
そして、この英雄にとって厳しい時代に産まれた主人公ルシウスもまた英雄だった。
これは英雄狩りにて大切な家族を失うも、自分の人生から逃げることなく戦い抜き、後に勇者と呼ばれるようになる一人の少年の物語。
【注意!】本編は人によってはグロイ、サイコパス的怖さ、鬱展開を感じる描写があるのでお気を付けください。
そのような展開になる可能性のある回には前書きに告知します。
また、個人的にこれはキツイと思う展開があればコメントを頂ければ、その回に告知追加させていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 20:50:34
22087文字
会話率:40%
◆聖女という名の性欲処理役をこなしつつ、形が不安定な英雄様と恋をするお話(1/12完結)
◆アラスジ:雨切しいらが目を開けると、そこは異世界だった。「君に聖女になって欲しい。断るなら言葉の通じぬ異世界で一人逞しく生きてくれ」という、ほとんど
脅しに近い頼みを受け入れ、早速聖女としての仕事が始まったその日の夜、建物の揺れと共に彼女は竜とも大蛇ともつかぬ怪物を目撃する。敵襲かと思いきやなんとそれは、彼女が夜の相手をしなければならない救国の英雄ナシラ・アルシャフトだった。いろいろ無理があると思いながらも、もはや恐れるものなど何もないしいらは、ヤケになりながら異形の英雄に身を差し出した。その後もナシラとは特に会話もなく、ただ淡々と身体を重ねるだけの関係が続いていたが、ある日自分の怪我を気にも留めないナシラをしいらが叱責したことから、二人の距離は少しずつ近付いていく。
◆夢中文庫プランセ様より電子書籍化され、「異形の英雄は夜伽役の聖女に深愛を捧ぐ~ヤケクソでお役目を果たすはずが、無垢な彼に毎夜蕩かされています~」に改題して、5月23日(金)より配信中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 08:00:00
121649文字
会話率:51%
己が世界では禁術とされていた魔法「異世界への転移」を使用した。俺は世界を渡る。全てを守れる力を得るために。全て覚悟の上での行動だ、どんな困難があれど乗り越える。俺が今行こうとしているのは三つ目の世界だ、ゲームの中だとか、水没した世界だかを経
験し、いつかからかは分からないが、失っていた心を取り戻し、心地よく世界を渡り続けてる。いつまで続くだろうか、分からないが、俺はこの世界に降り立ったらどんな世界であれその中で一番強く、最強になってやる。文字通り頂きに上り詰めてやる。でも、この意思も無意味か、この次元の狭間で考えた事は世界に降り立てば二度と頭に戻らない。まあいいさ、俺は次の異世界に降り立って、その地でテッペン取ってやる。さあ、もうすぐ着くぞ。こう言うのは結局は楽しんだもんがちなんだよ。
※R15,18とありますが一部のみです。その表現がある場合タイトルにて報告します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 19:00:00
142491文字
会話率:54%
愛を知らないコンプ持ちワガママお姫様が、屈強な獅子公爵の元気な獲物になって、あがいたり悩んだりしながら心身ともに愛をわからせられる話。
拙作「国の英雄、私の獣」に出てきた公爵と悪役子ネズミちゃんの話ですが、前作をお読みいただかなくても
大丈夫です。
お姫様は純潔ですが、色々な男と遊んで(というよりも遊ばれて)きた過去持ちです。
本編完結済み。ふんわり設定。キーワードに苦手なものがある方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 16:23:37
40519文字
会話率:31%
私の心と身体を奪った少年は、三年後、英雄となって私の前に現れた。
俺が穢したあの人は、三年前と変わらず、やさしく俺に微笑んだ。
――的な感じで、年齢に引け目を感じている孤児院職員ヒロインと、生まれに引け目&若さにまかせてブチ犯したこ
とを後悔している捨て子野獣ヒーローが両片思いから結ばれる話。
ふんわり設定。本編完結済み。
キーワードに苦手なものがある方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 19:32:18
35734文字
会話率:40%
昔愛していた恋人がいる村を焼いてしまった英雄が元恋人から仕返しを受ける話です
診断メーカーのお題を元にしています
最終更新:2021-12-26 23:06:44
3501文字
会話率:32%
数か月前に敵国の捕虜となった、国の英雄・聖騎士ヴィクトル。
戦争が終結し、助け出された彼は、数々の呪(しゅ)と薬物で快楽漬けにし、奴隷にしようと改造が施されていた。
しかし、聖騎士ヴィクトルは、そのたぐいまれなる高潔な精神と神の加護で、洗
脳を退けていた。
あとは解呪するだけだが、あまりにもたくさんの呪をほどこされたため、解呪できるものがいない。
ああ、聖騎士ヴィクトルは、今にも快楽堕ちしそうな肉体を理性で抑えつけながら生きるしかないのだろうか。
そこに現れた、平民あがりだが魔力が多く、貴族の形式とかを無視して野蛮な方法を躊躇せずにとれる、魔導士マギが、ヴィクトルを聖騎士に戻すまでのお話です。
ただ思い付いたまま見切り発車で作成しているので、キーワードは予告なく増えたり減ったりします。
更新は不定期です。
何でもありな方、一緒に楽しみましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 15:43:11
23750文字
会話率:20%
ベイアー王国の救国の英雄、ボン・マリージアを祖とする豪族ボン家。
ボン家当主ボン・ランゲイラの末子として生きる俺の名は、ボン・ラティア。
特別な回復魔法を使う俺を、人は『スーパー・ボン・ラティア』と呼ぶ。
だけど……以前の俺は、
自身が英雄の子孫だとも知らなかった。
そう名乗れるような立派な人間でもない。
女好きのクズ人間そのものが、本当の俺の姿だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 10:33:38
65800文字
会話率:17%
自己満足で執筆している性癖丸出しの作品です。
一度目の人生は家族に奴隷の様に扱われ事故で命を落とす。
二度目の人生は英雄として人々を救うが権力者達に利用され仲間達に裏切られ命を落とすそして三度目の人生で再び燈中悠二として現代に、今度こそ自
らの欲望に生きる事を決意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 06:41:23
341文字
会話率:0%