◆聖女という名の性欲処理役をこなしつつ、形が不安定な英雄様と恋をするお話(1/12完結、アルファポリス様にも掲載しています)
◆アラスジ:雨切しいらが目を開けると、そこは異世界だった。「君に聖女になって欲しい。断るなら言葉の通じぬ異世界で一
人逞しく生きてくれ」という、ほとんど脅しに近い頼みを受け入れ、早速聖女としての仕事が始まったその日の夜、建物の揺れと共に彼女は竜とも大蛇ともつかぬ怪物を目撃する。敵襲かと思いきやなんとそれは、彼女が夜の相手をしなければならない救国の英雄ナシラ・アルシャフトだった。いろいろ無理があると思いながらも、もはや恐れるものなど何もないしいらは、ヤケになりながら異形の英雄に身を差し出した。その後もナシラとは特に会話もなく、ただ淡々と身体を重ねるだけの関係が続いていたが、ある日自分の怪我を気にも留めないナシラをしいらが叱責したことから、二人の距離は少しずつ近付いていく。
◆電子書籍化が決定しましたので近く取下げる予定です。読んでくださった方々、ありがとうございました!(24/10/17追記)⇒取り下げ不要になりましたのでそのままにしておきます~(25/01/02追記)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 08:00:00
121649文字
会話率:51%