――最高の布を織るためには、機織り女は、男を知ってはならない。
師匠でもある亡き祖母から、強く言われて育った里珠。
その言葉通り、十八になるまで、男も知らず、ただひたすらに機織りに熱中していたのだけど。
ある日、里珠の家の庭に落ちてきた男
。如飛。
刑吏に追われていた彼に口づけられ、激しいめまいのような、嵐のような情動に襲われる。
けれど、それは一瞬のことで。もう永遠に彼には会わないと思ってたのに。
――面を上げよ。
いきなり連れてこられた皇宮で。里珠を待っていたのは、如飛。
彼は、この国の新しい皇帝で。自分を支えてくれる〝陰陽の乙女〟を捜していた。
代々皇帝の一族は、庶民にはない魔力を持って国を治めていて。その膨大な魔力を維持するためには、身の内にある陰陽を整えなくてはいけなくて。乙女は、皇族と交わることで、陰陽の均衡を保つ存在。
ゆえに、乙女なしに、皇帝には即位できず、如飛は、自らの乙女を必要としていた。
「別に、お前をどうこうしようとは思っていない。ただこの後宮で暮らしてくれればよい」
そう、如飛は言ってくれて、里珠のために、新しい機と糸を用意してくれるけど。
(本当に、それだけでいいの?)
戸惑う里珠に、重ねて如飛が言う。
「愛してもないのに交わるのは、互いに不幸になるだけだ。俺は、国のためだけに誰かを不幸にしたくない」
里珠を想うからこそ出た言葉。過去にいた、悲しい乙女を知っているからこそ、如飛は里珠を不幸にしたくなかった。
それらすべてを知った里珠は、如飛の危機に駆けつけて――?
街の機織り女と力を操る皇帝の、真っ直ぐ一途な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 17:00:00
89369文字
会話率:29%
魔王と勇者が手を取り合い、魔族と人間が共存するようになった世界。
人間を襲うことが禁じられた魔族は、己の能力を生かして、人間社会に混じって暮らしている。
王都にある「夢見処」もそのひとつ。
夢魔族が経営する夢見処は、食料である人間の体
液をお代に、顧客の「理想の人」に化けて一夜の甘い夢を提供してくれるお店だ。
田舎から王都の騎士団事務職員として上京したノエリア・ブランジュは、同僚からの理不尽な嫌がらせに耐え続け、心はすっかり擦り切れてしまっていた。そんなノエリアが偶然耳にしたのが、「夢見処」の噂。
疲れ果て、「理想の人」さえも思い浮かばないノエリアを出迎えたのは、夢魔族のリーダーでありながら自らもスタッフとして働くファビオだった。ファビオのやさしさと甘やかな言葉に心を溶かされながら、ノエリアは少しずつ自分を取り戻していく。
やがて2人の関係は、「夢」と「現実」を越えて繋がろうとしていた。
果たしてノエリアとファビオは「本物の愛」を育むことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 19:00:00
26569文字
会話率:36%
https://novel18.syosetu.com/n0925hj/
のリメイクになります。更新頻度は低めです。
濡れ衣で妖狐のわしへの生贄として処分されてしもうた坊やがあまりにも愛いため、わしは子として養うと決めた。庇護欲そそら
れる坊やに対して特に躊躇いもなくわしは坊やを依存させ!交尾し!あまあまに暮らすんじゃ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 17:05:43
1940文字
会話率:0%
いつものように店を閉めた後。
祖父からの思いがけない言葉に戸惑うアルノシト。
自分だけではない。ルートヴィヒの人生も左右する事柄に二人が出した答えは──
最終更新:2024-12-22 20:00:00
15854文字
会話率:36%
結婚直前に婚約者から婚約破棄と心ない言葉を告げられたノア。心の傷が癒えぬまま過ごしていたある日、王弟殿下から辺境伯へ嫁ぐように命じられる。今の自分にはこれ以上の縁は望めないと悟ったノアは、その提案を二つ返事で受け入れた。
家族の反応に若干の
不安を抱きつつも、前向きに辺境伯領へ赴いたノア。しかし、夫となるはずの辺境伯から「離縁したくなったらすぐ伝えるように」と言われ、困惑してしまう。
——結婚したら幸せになれると信じていた。果たして、僕は本当に幸せになれるのだろうか。
不器用な辺境伯×素直な伯爵令息
R18は※つけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 15:00:00
192118文字
会話率:56%
薬師のクラウスは、弟子のテオドールとともに田舎でのんびり過ごしていた。 ある日、クラウスはテオドールに王立学院の入学を勧める。 混乱するテオドールに、クラウスは理由を語った。 ある出来事がきっかけで竜に呪われたテオドールは、番い(つがい)を
探さなければならない。 不特定多数の人間と交流するには学院が最適だと説得するクラウス。 すると、テオドールが衝撃的な言葉を口にする。 「なら俺、学院に行かなくても大丈夫です。俺の番いは師匠だから」 弟子の一言がきっかけとなり、師弟関係が変わっていく。 弟子×師匠、R18は弟子が十八歳になってから。 ※つけます。 師匠も弟子も感情重め。 アルファポリスさんでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 15:00:00
149599文字
会話率:56%
【特殊能力・変身・人外・忠犬的苦労性攻 × 振り回し系我儘王子受】【溺愛・無自覚一目惚れ】
架空のファンタジー世界を舞台にした、わりとゆっくり関係が深まっていくタイプのラブストーリーです。そういうのがお好きな方に。ハッピーエンド後のラ
ブH確約。
「きみよ奇跡の意味を知れ」(本編完結)
https://novel18.syosetu.com/n9052gn/
と同世界観ですが、これ単体でも読めます。
☆ ☆ ☆
成望国が有する異形「騏驥」は、人であり馬でありそして兵器である。
そんな騏驥に乗ることを許されているのは、素質を持った選ばれし騎士だけだ。
ある日、護衛をまいて街歩きを楽しんでいた王子・シィンは、一人の騏驥と出会う。
彼の名はダンジァ。
身分を隠して彼に話しかけたシィンだったが、ダンジァの聡明さに興味を持つ。
親しくなる二人。
何事にも「一番」にこだわり、それゆえ「一番の騏驥」に乗りたいと望むシィンは、ダンジァに問う。
「お前たち騏驥の間で『一番』は誰だ?」
しかしその問いにダンジァは言葉を濁す。
それまでとは違う様子に、シィンはますます彼が気になり……。
☆直接的な行為及びそれなりの意図を持った性的なシーンについては、タイトル横に*印がついています☆
【アルファポリスでも同作掲載中です】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 21:38:04
471401文字
会話率:22%
不良集団にいじめられている年下の幼馴染を見た女子大生の主人公は、身を挺して彼を不良たちから守ろうとするが、不良たちは、幼馴染を助けてほしければ主人公に服を脱げと迫る。幼馴染はその言葉に屈辱を感じるが、彼よりも年上で経験豊富な主人公は、大人の
女性としての余裕を見せ、不良集団から性的暴行を受けても決して動揺しない。最終的に主人公は不良集団の暴行になすすべもなく屈服したように見えるが、それでもなお成熟した女性としての品格を保ち続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 01:17:09
2409文字
会話率:38%
「神さまを探しに来たけど、正直エロいことしたい。センセェ、オレとしません?」
「断る!」
言葉を操る天使と超能力者の青年の話
最終更新:2020-07-26 17:09:31
9375文字
会話率:42%
女勇者は呪われている。
そんな言葉を言われても、彼女は勇者としての使命を果たすために
魔王討伐への旅に出る。
最終更新:2024-12-20 00:57:30
1256文字
会話率:65%
ここは認識と言葉で歪められた性の常識がズレた世界
主人公は世界の異変に気づきつつも異様な世界の住人としていきていた
これは異様な世界を救うわけでも世界の謎を解明すこともしない
ただ、狂った世界で抗えずイキ抜く主人公たちの記憶である
最終更新:2024-12-17 06:48:27
37990文字
会話率:22%
魔を滅する兵器になる運命を持つ巫女の少女
血を吸う事を止めて死を待つヴァンパイアの少女
二人は、出逢い交錯する。
お互いを知り、わかり合おうとする二人。
しかし、運命の歯車は、それを許してはくれなかった。
交わす言葉も無く、紅い月明かりが照
らす舞台で、「死闘」という輪舞曲を踊るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 09:18:35
93311文字
会話率:43%
吸血鬼の真祖の中でも最強格とされる"公爵"の爵位を持つファルべルトは暇を持て余していた。
人間の王侯貴族相手に経営してる高級メイド娼館も、優秀な執事や副支配人にほぼ任せきり。
今日も彼は、愛する専用メイドたちの肢体に
指と舌を走らせる。
これは吸血公ファルベルトと、そんな彼が治める洋館──“月星館(げっせいかん)”に迷い込む、人の世で居場所を失った乙女たちの物語。
※話数に【♡】があるものはR-15相当、【♥】があるものはR-18相当の性描写があります(作者準拠)。
※話数に【♀】があるものはヒロイン視点のエピソードになります。
※話数に【★】があるものはAI生成による挿絵があります。
★2024年7月より第四章開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 08:10:00
362149文字
会話率:35%
イジワル先輩とクール後輩で仲良くだべったり、押し倒したり、押し倒されたり。
とってつけたように生えたり遷都したり。
会話のシモネタ率が高すぎたり。
『夕那(ユナ)』
飾り気のないボーイッシュで男性向けエロ小説にあるまじき暴言を淡
々と重ねる問題児な後輩さん。
『紫津音(シズネ)』
多くの女子から慕われる優等生かつ地元名士の御令嬢で肉感的すぎる『着衣のワイセツ物』なドクズ先輩さん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 19:36:10
20739文字
会話率:52%
笹村優衣(24)は見知らぬ森で目覚め、森の中で出会った男・ルカ=フォン=レイライト(自然史学監察員)(22)と恋人になるが……。
過去に受けた継母からの叱責、他の要因もあり傷ついているヒロインが、ぐいぐいとヒーローに迫られて、考え方を変え
ながら二人で歩いていく話です。
シリアス4、ラブコメ6の割合。
基本、仲良い感じで進みます。
異世界転移ものです。多少のご都合主義も含みます。
※未遂の獣姦シーンがあります。
※病名、症状、装具療法、対症療法等の医学を書いていますが、実際の症例、療法等とは異なります。
詳細は省きますが色々と勉強し、調べないといけない時期があり、自分なりに消化し、自分の言葉で書いています。
なので正確性はありません。都合良く書いている部分もあります。
※全てフィクションです。行為を助長するものではございません。
※ヤンデレは味付け程度です。
2025/4/5 文字数を減らす為に改稿しました。内容の変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 17:30:00
235682文字
会話率:44%
「オントワーン・ド・レゼル。お前には失望した!」
六歳から十年間通っていた、特別な才能のある貴族だけが通うことが許された王立ガネーシャ学院の卒業パーティ。
新しい門出を迎える前途ある若者たちが最後に楽しく思い出を語らう中で、僕は最愛の人
であり婚約者だった筈のルナード王国の第四王子であるガブリエルから、冷徹な言葉を突きつけられ立ち尽くしていた
※庚あきさん主催の悪役令息溺愛アンソロジーに寄稿した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 01:31:39
20036文字
会話率:20%
――愛が憎しみに変わったのはいつだったろう。
鬼の首領、王暁《ワンシャオ》は、幼馴染であり、かつて愛を誓った末に裏切られて離別した鄭貫明《テイグァンミン》と戦場で対峙して敗れた後、何者かが放った弓矢によって命を落とした――筈だった。
しかし
目が覚めると、後に王暁が鬼と化したきっかけとなる、とある事件が起きる少し前の過去に何故か戻っていた。
「暁暁?」
優しく愛称で名前を呼ぶ鄭貫明に、王暁は、――裏切られた結果になった過去を思い出して、最初は戸惑いと大きな怒りの感情を抱き、どうせならと、鄭貫明のことを散々利用してやるつもりで接するが、何やら王暁の経験した過去と、微妙にではあるものの状況が違っていることに気づく。
その上、やり直す過去の中で再度俯瞰して事実を見つめ直してみると、鄭貫明がまだ年若い少年でしかなく、言葉足らずの不器用な真面目堅物ゆえに、ただひたすらにから回ってしまっていただけであるということに思い至ってしまう。
――過去を変えられるかもしれない。いや、変えてみせる。
父や同郷の友、優しい姉。無念の内に亡くなっていった皆が生き残り、幸せになれる世界を目指し、王暁は決意を新たに若き日をやり直すことを決める。
※R18禁です。エロシーンには★が入ります。
※中華風異世界のオメガバースBLです。
※魔法は存在しませんが、内功という気の力で傷を治したりふっ飛ばしたりすることができます。
※ 乾元《アルファ》 、坤澤《オメガ》、中庸《ベータ》と作中では表記しています。
※過去編(やり直し前)はシリアスですが、本編にあたるやり直し後については大団円のハッピーエンドです。
※イラストは、ユタリ様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:16:19
62691文字
会話率:25%
「昴にヨリを戻してほしいと言われたから。……別れてくれない?」
付き合ってから数えきれないくらい訪れた思い出の場所である駅前の喫茶店【カモミール】に、恋人――南坂明彦《みなみざかあきひこ》呼び出された九条美琴《くじょうみこと》は、あまりにも
無慈悲な話に一瞬言葉を詰まらせながらも、何とか「……分かった」と言葉を返した。
あっという間に終わってしまった関係に呆然とする美琴だったが、別れの日から一週間後に、別れた筈の明彦から電話がかかってきて……?
※主催した浮気アンソロジー掲載の作品です。
※先日、間違えて途中で保存した版をアップしてしまいました。こちらが正しい話になります。怪奇文章読ませてしまい、申し訳ありませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 18:51:35
16017文字
会話率:21%
12月の冷たい風が吹きすさぶ大学キャンパス。天才プログラマーの久場島麗花は、孤独と自信の狭間で自身の才能を磨き続けていた。友人の佐々木舞忠告に近い言葉にも耳を貸さず、全てを一人で背負い込む日々。しかし、ある夜、彼女の体は突如として異変をき
たす。
腹部の激しい痛みと冷や汗、下痢に襲われ、麗花は自室で孤立無援の状況に陥る。友人を頼ろうとするも、これまで築いてきたプライドが邪魔をし、誰にも助けを求められない。次第に痛みは彼女を追い詰め、プライドと孤独の鎧が徐々に崩れ始める。
舞や周囲の人々に支えられながら、麗花は「一人で戦う強さ」と「他人を信じる勇気」の間で揺れる心を見つめ直していく。果たして、彼女は困難を乗り越え、自らの殻を破ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 01:51:24
20800文字
会話率:42%
令和最初の新連載は筆者初のR18にして学園物です!?
サービスシーン有りの回はサブタイトルに以下のマークが付きます。
❀…微エロ、イチャラブ
✿…マジエロ、ハードコア
✾…上記二つの中間、5/6追記
私立獅子島学園は、瀬戸内海に浮かぶ孤島
に設立された小中高一貫教育の学園である。
かの学園は、明治初期より華族の配偶者は元より、愛妾までも排出してきた「上流階級専用花嫁学校」としての名門女学校であった。
しかし、世の流れには逆らえず、上流階級の衰退と共に獅子島学園もまた、とある人物の力を借りて男女共学校として、再起を図る為のリ・スタートを切った。
そう、「ハーレム」養成学校として!
この物語は、「令和」の時代に、「明治」よりの燦然と輝く歴史と伝統を誇る名門学園に、一人乗りこんでハプ部を立ち上げ、数多の女の子と宜しくヤリまくった、とある漢の物語である、のか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 22:03:43
48608文字
会話率:49%
冒険者のイーリスは誰もが羨む体格、男前な容姿の持ち主だが、誰かに抱かれたいという叶わない夢を抱いていた。しかしある事件がきっかけで騎士のクヴェルという男と甘やかな夜を過ごす。浮かれたイーリスは翌朝、クヴェルのある言葉を聞いてしまって……?
ガチムチ受け、逃げる受けがお好きな方に。
ワンナイトラブから始まる恋、第三弾です。
騎士クヴェル×冒険者イーリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 17:30:00
10000文字
会話率:37%
「君が俺に何をされているのか、ちゃんとその目で確かめるんだ」
魔王率いる魔物がはびこる世界で、勇者の剣を持つという“聖剣の乙女”に選ばれたアメリ。引き合わされた勇者ロランはぶっきら棒なイケメンで。
勇者が魔物に受けた傷は聖剣の乙女にし
か癒せないと言われるも、治癒方法はアメリがロランとのエッチで快感を得るしかなくて!?
恋愛スキルゼロのアメリはロランの手管と言葉攻めに翻弄されるばかり。
魔王討伐の旅の中でエッチは順調に?ステップアップ。近づく距離とは裏腹に、いつまで経ってもアメリは自分に自信が持てなくて……。
近づいたり離れたり、もだもだしながら自己肯定感低めのアメリが愛されヒロインに育つまで。
※ヒーローはツンのちクーデレ、終盤にはヤンデレ方面に向かう予報です
(アルファポリス・エブリスタでも投稿中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 23:41:56
143839文字
会話率:47%
「俺のこと好きなんだろ」「好きだよ。でもそれって、こんな取引に使う言葉じゃない」優等生×ツンデレ/大学/同居 ■シアトルで生まれ育った慶士は、高校卒業後に留学で日本にやってきた。期待と不安が入り混じった初日、駅で喧嘩に遭遇し、仲裁に入るも逆
ギレされる。第一印象最悪なその男は、世話になるホストファミリーの息子・理央だった。慶士は友好関係を築こうと奮闘する。オタクで、絵を描く共通の趣味を持った2人は徐々に仲良くなるが、理央は情緒不安定で、慶士は振りまわされ疲弊していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 23:06:16
73466文字
会話率:45%
女子高生の椋が帰宅すると、血の海と化したリビングの床一面に削ぎ落とした人肉を並べる男の姿があった。彼に見出された椋は謎のHNを与えられ、殺しを楽しく演出する“処刑人”たちと協働させられることになる。
激しく拒絶する椋だったが、知らず知らずの
うちに己の内面に宿る猟奇性に気付かされていく。
そして、散りばめられた小さくも不穏な謎が、少しずつ明らかになっていく──。
※昔見た夢を元にした、暴力と残酷描写だらけの群像劇です。全編通して性的な描写は少なめですが、一部に凌辱や同性間性的接触のエピソードがあります。また、ちょこちょこエグイ表現(グロ・ゴア描写、差別的・攻撃的なワード含む)があるので、閲覧の際はくれぐれもご注意ください。
※後半に国言葉の描写があります。発音等、文字にするのが難しい言い回しも拾っていきたかったのですが、読みやすさとのバランスを考慮した結果、正確性に欠けた自覚あり。細かい部分はどうかご容赦を!
※ジャンルは一応ミステリー・サスペンスで推理っぽい要素も含みますが、リアルさはあまり重視せず、ファンタジーだと思って読み進めていただくと安心です。
※不快描写注意の回はタイトル横に【⚠】が付きます。
※本作には、主人公が3人います。基本的には女性主人公視点で進みます。男性主人公視点の場合は、タイトル横に【♠】、【♤】、それ以外の人物の場合は【☆】が付きます。
※アルファポリス様・Nolaノベル様にも同じものを投稿しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:16:24
342667文字
会話率:40%
鳥の巣頭同級生x黒縁メガネの高校生BL
【2024/12/13 日間1位ありがとうございます!】
子供の頃から視力が悪かった長谷部 康太郎。
何故かめがねを作りに行く時、隣の家の幼馴染み、京介がついてきては必ず黒縁めがねを選んできた。
康
太郎の見た目を「全然駄目。めがねがあればまだマシ」と酷評する京介の言葉に少しずつ萎縮していく康太郎。ある日、学校で友人たちと自分を笑う京介の話を聞いてしまう。
もう離れよう、と京介離れを決意した康太郎の日常にするりと入り込んできたのは、鳥の巣頭のぬぼっとした同級生の佐伯で。
※エロなしのアオハルBLです。
※カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 08:42:44
11939文字
会話率:45%