もう二度と、大切な人をつくらないと誓ったのに──。
大切な人を失った悲しみから、心を閉ざして塔で孤独な日々を送る王女アビゲイル。
魔物から逃れていたところ、傷だらけの子どもを見つけて保護することに。
しかし、よく見てみれば幼子は狼の獣人
。
治療をしようとすれば警戒心をあらわに牙を剥いてくる態度から、すぐに出ていくだろうと安堵した。
だが、狼の子ラファエルは出ていくどころか居座る始末。
ずっと傍にいたら情が移ってしまう。
どうしたものかと思案していたものの、ある日を境にラファエルは成人男性へ急成長した。
大人になったのならば安心して送り出せる。
少し寂しさを覚えつつも、別れを告げるはずだったのだが──?
愛する人を守るために自己犠牲に徹する王女と、そんな王女を手を尽くして囲い込む狼の話
※ヒーロー傾向はタグの確認をお願いします。
※過保護の度が超えすぎて少し病みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 22:20:00
139525文字
会話率:36%
一級の冒険者としてカーデルテッド大陸に名を轟かせたセヴァインは、馬車にひき殺されかけた子供を助けた際、打ち所が悪く命を落とした。しかし、目が覚めると山奥にあるタバニ村の赤子――セロとして生まれ落ちた。
生前の経験を活かして狩猟生活を楽しんで
いたが、行商人から死んだはずの前世の自分――セヴァインの復活と活躍を聞き、真偽を確かめ再び冒険へでる。
※Rシーンがあるページには*がついてます。
ヨーラン×セロ
(ファンタジー/転生/助けられた人の子孫×助けた人/地味×美形/人間×人外/真面目攻め/自己犠牲攻め/鈍感受け/ポジティブ受け/美人受け/なりすまし/和解/ハッピーエンド)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 10:02:11
154654文字
会話率:52%
不良集団にいじめられている年下の幼馴染を見た女子大生の主人公は、身を挺して彼を不良たちから守ろうとするが、不良たちは、幼馴染を助けてほしければ主人公に服を脱げと迫る。幼馴染はその言葉に屈辱を感じるが、彼よりも年上で経験豊富な主人公は、大人の
女性としての余裕を見せ、不良集団から性的暴行を受けても決して動揺しない。最終的に主人公は不良集団の暴行になすすべもなく屈服したように見えるが、それでもなお成熟した女性としての品格を保ち続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 01:17:09
2409文字
会話率:38%
女子校生の二人組は、夜道で男子不良集団に襲われる。先輩の高瀬は大切な後輩を庇ってなんとか逃がそうとするが、自分自身が男たちの暴行のターゲットとなってしまう。
最終更新:2024-12-16 00:00:51
5143文字
会話率:49%
過酷な戦いで削られた生命は長くて2年。
余命を告げられた元勇者ラスティは念願だったのスローライフに突入する。
美食、温泉、絶景巡り。
悠々自適な生活が始まるが、後任の勇者であり弟子だったルーヴスがラスティの闘志に火をつけようと煽ってくる。
「御前試合で無様な負け姿を見られたくないですよね? アンタが王都に来ないなら、俺がここへ来るんで手合わせをお願いします」
大切な師をこの世界に繋ぎ止めたいルーヴスの想いは、諦めが良すぎるラスティを変えられるのか?
※護国の現勇者(弟子22)✕ 自己犠牲精神の元勇者(師匠28)
※CP固定
※アルファポリスにも掲載中
11月開催のイベント(BL大賞)の参加作品となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 17:35:46
40808文字
会話率:22%
数間組跡取りの玖音が組長である父から若頭になるため、ある条件を提示される。条件を達成するために、土砂降りの中うずくまっていた、事件の鍵を握る高校生の三国を拾い行動を共にする。
三国は玖音と出会い、酷い扱いを受けている日常から脱する決意をする
。
誰かの悪意に阻まれながらも、玖音は若頭になることができるのだろうか。
三国は自己犠牲から逃げ出すことはできるのだろうか。
自分を犠牲にしても事を荒立てなくない高校生・三国。人に興味が無い組長跡取り・玖音。関わることの無いはずの二人ある事件をきっかけとして出会い、そして惹かれ合うまでの物語。
N市という地方都市を舞台に繰り広げられる、恋愛模様。名前に一から十までを持つ者たちがそれぞれ結ばれるまでの物語シリーズ1作目。
作品テーマは
大人になりきれなかった大人×大人に振り回される少年
責任と逃げ
です。
どきどき軽めに嘔吐、輪姦表現あります。
受けの家が燃えます。
失恋する男が出てきます。
pixivにて重複投稿しています。
https://www.pixiv.net/novel/series/12713091
Nola ノベルにて重複投稿しています。
https://story.nola-novel.com/novel/N-49977b7f-36d3-4007-a4d9-2d171e5196ed折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:16:19
99719文字
会話率:58%
柚木泉(面倒見の良い陽キャノンケ)× 高野恭(自己犠牲がすぎる一途ゲイ)
幸せになろう、幸せになってね
な物語です
少し暗めで、モダモダとすれ違いが続きますがハッピーエンドです。
⚠︎︎攻めも受けもお互いと違う別の人と関係を持
つ描写があります。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 12:58:17
14117文字
会話率:51%
眷属憑きであるイシュカは、ユドとジアの再会と旅立ちを見届けてから二人に羨望の思いを抱くようになった。そんな時、イシュカは監督者見習いの青年レリックの面倒を見ることになる。
眷属憑きについて教えていく中で、彼の真っ直ぐな人柄と温かい心に触れて
いき、イシュカの中で何かが変わっていく。
受け・自己犠牲的な眷属憑きの青年イシュカ
攻め・監督者見習いとしてきた努力家な青年レリック
以下のものが含まれています。
※濁点喘ぎ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 19:00:00
87825文字
会話率:40%
【連載再開しました!これからもよろしくお願いいたします!】
信頼していた。大好きだった。だけど、お前達は俺のこと嫌いなんでしょ――?
……という前世の記憶を突然思い出してしまった魔王様(5歳)。こんな記憶思い出しても悲しいだけなんだ
けど……とか思っていたら、あれ? (何故か一緒の時代に転生していた)前世の側近たちがとっても優しくなって俺のこと甘やかしてくる!? なんで!? あうあう。よく分かんないけど……でも俺も好き!
時に闇色の髪を見て「また嫌われるのかな……」と泣きそうになり、時に前世と今世の常識のズレに困惑し、時に「ぎゅうしてよぉ」と元側近達に泣きついたかと思えば、時に魔法で無双をしつつ片手間に世界を救い(ついでに通りがかった女性達を腐らせ)て。
元魔王様、今世は大好きな人達にいっぱい愛されたいと思います。
■これは色々と愛が重い不器用な元側近3人に自己犠牲心ちょっと強めの寂しがり魔王様がただただ溺愛される物語。ハグ大盛りでお送りします■
(側近たちが前世の魔王様の体を切り取る描写がありますが、ホラーでもなんでもないです。普通に側近たちの愛が重すぎて変な方向いっちゃってるだけですのでご安心を。そして複数攻めです!1対1じゃないです、3対1の総愛されです!!!)
■旧題を副題とさせていただきまして、新たに主題「独り、ニセモノの世界を叫んでいた」を追加しました■
※不定期更新、週一で更新(目標)
※主人公が楽観的&すぐに回復しているので悲壮感はあまり無いのですが、身体欠損等、残酷な描写を含みます。
※R18までが遠いです。
※第4章までで完結とさせていただきます。
※最初から最後まで伏線まみれで参ります。良ければ間違い探し感覚で探してみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 10:07:45
192161文字
会話率:45%
世界の命運を託された女騎士オリビア。
自分こそが魔王を討ち取り、この世界に平和をもたらす。そのための人生だと信じていた。
――共に旅する魔法使いに、カラダを蹂躙されるあの夜までは。
「きみをただの女の子にしたいんだ」
世界から自己犠牲を
強いられた勇者ヒロインと、彼女の運命を変えることにした魔法使いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 17:21:06
33069文字
会話率:42%
侯爵令嬢のユスティナは、一周目の人生で家族全員が断罪された後、なぜか人生が二周目にループしていた。
二周目ではなんとか断罪ルートを回避し騎士の学友リゼクトと結婚したがまたもや人生が巻き戻ってしまう。
三周目では従兄であり魔法の師のエーテルと
結婚し老衰で亡くなるが、ループはそれでも終わらず―――?
悪逆非道の政務官であり魔法学校の同級生、ルーガスとの接触によりどこかループの紐が解けていく感覚を感じるユスティナは、ルーガスを知るために、ループを終わらせるために運命を変えていく。
非道で冷酷でヒロイン大好きなヤンデレ政務官×自己犠牲心が強い侯爵令嬢
※erロイヤル大賞24折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 19:32:17
13087文字
会話率:48%
※この話は前作『冷酷皇帝と自己犠牲の聖女』のifストーリーです。
前作を読まずとも問題はありませんが、登場人物達の言動の違いに重点を置いているので読んで頂いた方が更に楽しめるかと思います。
平和な日本に生まれ暮らしたからこそ、召喚され
たのに現状を理解する前に“聖女らしい”行動を取ってしまう、芯が強いお人好しなアラサー社会人。
冷酷と恐れられる皇帝の命の恩人となったは良いが、ひっそりと穏やかに過ごしたいので全てを利用する強かさで……
しかし。
逆にそのお人好しさを利用されている事に気付かない。
平和を知るが故にリスク管理の甘さを自覚出来ず、利用している当事者の周りから心配される事に。
「貴方、とても優しいんですね」
その言葉とその存在全てが、冷酷な皇帝にとっての甘い猛毒となる――話。
※前作よりも性的なシーンは少なくなりそうな予感……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 00:42:23
135789文字
会話率:53%
成功する筈が無かった聖女召喚で召喚されてしまった、アラサー社会人。
唯一の想いだけを胸に自己犠牲の聖女となり、冷酷な皇帝の望む儘に行動していく。
しかし、皇帝にも事情があるようで……。
全てを捨て冷酷と恐れられる皇帝が、愛を探っていく
話。
※話の展開でグロテスクや性的なシーンを入れてるだけなので実際は少ないです。
※逆ハーレムもどき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 00:26:54
104921文字
会話率:48%
『私。いつか貴方を元旦那様から買い上げますわ』
妖精族のリアはなぜか竜人族の国の海辺で記憶を失い倒れていた。
その海辺の領地の領主エ―デル公爵に保護されたのだ。
リアは見目麗しく保護されてすぐに公爵に求婚されるくらいであった。
し
かしそれをむげにし続ける毎日に辟易としていた。
リアは殿方に煩わせない『自由』と『自立』を欲していたのだ。
リアは記憶を失う前相当抑圧された日々を送っていたのだろうか。
記憶もなく異国の地である竜人国でのリアの身内捜索は難航していた。
ある日エ―デル公爵の旧友であり、『夫』を名乗るルドルフが現れる。
彼は死んだと思っていた大人しく従順で一途だった妻『フローリア』がリアだという。
リアはドラキュ―ル伯爵夫人だという。
皇太子をも虜にした魔性の女だと。
リアは拒否した。
記憶も愛着もないのに貴族の妻である『籠の鳥』に戻るのを拒否したのだ。
『わたくしじゃじゃ馬なんです。
自由のために離縁してください』
「そんな『じゃじゃ馬』な君を愛したんだ。
今までは尽くさせてしまった。
離縁はしよう。
政略結婚など不本意だった。
これからは尽くさせてくれ。
記憶がなくとも。今度は君に惚れてもらえるようにしたい。
俺は君の下僕だ。」
『竜人族はドMですのッ…………?』
ある事情で『自立』出来ないリアはルドルフが雇った用心棒と同居することに。
「お前の過分な自己犠牲で救った命が。
お前亡き後どう悲しむか考えたのか」
一人は財力と包容力で。
一人は側にいて厳しくも叱咤激励する。
自立して旅をしたいリアが元夫ルドルフとルドルフに雇われた用心棒ルードリヒ二人に溺愛される日常に翻弄されていく。
タイプの違う
二人の男に悩まされながら世界の『歪み』に巻き込まれる。
ドラキュール伯爵夫人時代のフローリアは『稀代の毒花』『傾国の姫』と呼ばれ数々の男を虜にした。
フローリアの信奉者は変わらず記憶喪失のリアを愛でている。
そのうち『神』まで籠絡していたことを知る。
『フローリア破天荒過ぎやしませんこと?』
目立たず平穏に暮らしたいリア。
身に覚えがないことで溺愛される日々に辟易するリアは『自由』を手に入れられるのか。
記憶もないのにバツイチの女の子が愛で世界を救う話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 17:11:00
139587文字
会話率:19%
人間不信の社長令嬢、白川アキラは彼女を妬む生徒からの嫌がらせで、雨の日に傘を隠される。
そこに通りかかった教師、浅水シノに「2本あるから」と傘を貸してもらう。
しかし、シノは翌日風邪を引いて授業は自習になる。彼は嘘をついていた。
そこから
シノのことが気になりはじめたアキラは、彼の行動を目で追うようになった。
人間不信の彼女は、彼の自己犠牲や善行の数々を見て興味が湧き、シノを何としてでも自分のものにしようと決める。
彼女は虐待されているのだと嘘をついて、シノの家に上がり込み
わざと服を脱いで撮った写真を未成年淫行の証拠として脅し、彼を自分の所有物にしてしまう。
アキラとシノの歪んだ関係がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 22:00:00
30421文字
会話率:41%
人間不信の社長令嬢、白川アキラは彼女を妬む生徒からの嫌がらせで、雨の日に傘を隠される。
そこに通りかかった教師、浅水シノに「2本あるから」と傘を貸してもらう。
しかし、シノは翌日風邪を引いて授業は自習になる。彼は嘘をついていた。
そこから
シノのことが気になりはじめたアキラは、彼の行動を目で追うようになった。
人間不信の彼女は、彼の自己犠牲や善行の数々を見て興味が湧き、シノを何としてでも自分のものにしようと決める。
彼女は虐待されているのだと嘘をついて、シノの家に上がり込み
わざと服を脱いで撮った写真を未成年淫行の証拠として脅し、彼を自分の所有物にしてしまう。
アキラとシノの歪んだ関係がはじまる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 18:52:58
21513文字
会話率:44%
世界中の人間に嫌われたとしても、自らの魂を神に捧げることで世界を救ったはずだった……。
自分の死で世界を救おうとしたのに、愛した人は一緒に死んじゃうし、神様は俺の魂を受け取れないという。仕方ない。だったら時を巻き戻して、今度こそ世界を救って
やろう!ただし自己犠牲以外の方法で!
※忠実な騎士(腹黒)×なにかにつけて死のうとする魔術師です。ところにより神様×魔術師ありの三角関係かもしれない。魔術師総愛され気味です。
ストックが切れるまで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 18:00:00
24283文字
会話率:41%
アングレカムの魔術師、それはこの国で最高位の魔術師を表す名だ。その最高位の魔術師であるジュメレアは、何度も奇跡を起こしてこの国を救ってきた。しかし奇跡の代償に、彼は毎回自分の身を犠牲にし続けている。そんな自己犠牲をジュメレアが続けるのには、
一つの理由がある。それは、自分を決して愛さない男を自分の側に縛り付けるためだった。
魔術師の護衛騎士×最高位の魔術師。自己犠牲、不憫なのは受けも攻めもです。プロローグのみ第三者視点ですが、基本的にはジュメレア(受け)視点で進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 01:25:47
179636文字
会話率:34%
「この想いを言葉にできないのならば、僕は……君に何を残してあげられるだろうか」
霊峰にすむ神々を信仰する彼らは、長い間山の外の鋼鉄の民と戦い続けていた。
神々に自身の身の一部を捧げ、その対価に人ならざる力を得る。
そうやって神々との盟約に
より霊峰を守ってきた。
平凡な赤銅色の少年は、才能豊かで優しい幼馴染の少年への想いを持ちながらも口を噤む。
彼は出来損ないの自分とは違い、『民を導く戦神』と告げられるほどに人から望まれていた。
……美しく優秀な自分の双子の妹との婚姻が整うまでに。
同性への情を忌避される民族において、ほのかに灯る幼馴染の少年への想い。
言葉にできない想いを抱え、明日、成人の義を迎える少年たちは、最後の教えを受ける。
これは神と人、犠牲と祝福の物語。
告げられない気持ちを胸に抱き、少年たちは何を望み、何を得るのだろうか。
※こちらの物語は残酷な世界での物語となります。
禁忌とされる事項はこの世界においての概念となります。
ハッピーエンド予定ですが、作者の概念によります。
願わくば、最後まで二人の行く末を見守ってくださると幸いです。
アルファポリスさんのBL小説大賞に投稿していた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 18:00:00
68301文字
会話率:38%
ふと気がつけば人生で最も愛した男が、知らない相手をみるような温度のない眼差しで俺をみていた。
どうやら時間が巻き戻ったらしいと悟った俺は、一つの覚悟を決める。
ロゼルス・アンダート――――世にも稀有な光魔法の使い手でありかつての恋人、である
彼を死なせないこと。
そのためなら嫌われたって構わない。そう思っていたのに、どんどんおかしなことになっていく話。
※みのたえ様の「#執着タグ祭り」に参加させていただきます。素敵な企画をありがとうございます!
※サブタイトルに【※】がつく話にはR15~18相当の描写が含まれますのでご注意下さいませ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 21:16:54
27267文字
会話率:21%
底の見えぬ深淵におわす山神、“ミトリ様”。
かの神の無聊をお慰めするため、清らかな乙女が谷底へ身を捧ぐ――――そんな伝承の息づく山中で、奈落へ嫁ぐ男の花嫁たちの物語。
※人外×人間。短編連作風。人外は人の姿になることもありますが、異種姦要
素も含みます。無理やりだったり合意だったりいろいろです。花嫁♂もいろいろです。
※自己犠牲がテーマのTwitter企画「#うつろふとも斯く咲きて」参加作品です。自己犠牲BLはいいぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 21:02:22
28780文字
会話率:29%
百年以上続く小氷期、それに伴って世界中に広がった戦乱――。
それ以前とは180度変わった世界では人々には格付けが当たり前とされ、少ない食糧は選ばれた特権階級だけのものとなった。
そんな過酷な世界で信じられるのはアイツただ一人だけ。
この新しい世界において人権というものが存在しない下町、『忘却都市』で育った2人。
上司でもある『エイデン 樹』と2歳年下の部下となった幼馴染の『フィークス 亮』。
ともに憧れの軍人となったが入ってみればそこに救いはなく、敗北の血脈のせいで迫害を受けることが日常に。
翌日には亮にとって初めての戦争を控え、二人きりになれば精神的に不安定な亮。
戦争を終えても生きているかも分からない事を知る樹はどこかイライラとしてソワソワとする。
伝えなければ――っ!
「亮、好きなんだ!」
★以前書いていた『忘却都市 ~君との愛に溺れたい~』の改稿となりますが同じではありません。
※一部、差別的表現を含みます。
※残酷描写あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 03:39:15
24418文字
会話率:48%
――――恋がうまれるはずのない人間とアンドロイド。境界を越えようとするとき、失われるのは二人の絆(きおく)。
23世紀。文明の発達とともに少子化が進み、人と人の関係が希薄になった。脆くなった人間の心を支えるため、ひとりに一体『コンパニオン・
アンドロイド』を与える施策が始まっていた。一生主人に仕え、兄弟姉妹であり、友達であり、時には家庭教師、話し相手、精神の支えとなるパートナー。しかし、アンドロイドは『恋愛』を禁止されていた。正しくは『恋愛感情を抱きながら、性的な関係を持つこと』を。禁を破れば、アンドロイドは罰を受け、即時記憶が消される。そのことはアンドロイドだけが知る厳しい規則だった。
17歳になる主人公・片渕聖人(かたふち・まさと)には、彼の誕生とともに贈られたアンドロイドの蒼(あお)がいる。兄弟のように親友のようにとても仲のいい二人だが、聖人はいつしか蒼のことを意識し始めた。容姿の愛らしさか、自分に忠実に仕えてくれるゆえか、わからないけれど、蒼のことが気になってとまどう。
一方、蒼は人間ではないことに引け目を感じ、自分の存在の希薄さに苦しんでいる。聖人のことが誰よりも大事で、それゆえに自分を犠牲にする道を選んでいく。
Nolaノベルにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 22:43:32
10200文字
会話率:42%
トラウマ持ちの若手除霊師(25歳)×オバケが怖い美人で男前な上司(29歳御曹司)
現代ファンタジーバディもの。害のある霊『悪鬼』を退治する特殊な会社で働く二人の恋の行方は!?
自己犠牲で怪我ばかりしているボス(灯屋善助)の元に、怖がりでオバ
ケが見えない上司(幽雅正継)がコネで入ってきた。幽雅は勝手にボスより上のドンという地位を作り、灯屋とバディを組む事になる。
灯屋はそんな横暴上司に反発を抱くが、幽雅は灯屋の自己犠牲を絶対に許さない【身代わり】の能力を持っていた。
自分が怪我をすれば幽雅がその怪我を負うと知った灯屋は無傷で戦う事を強いられるが、幽雅はそれを可能にするもう一つの能力があった。
灯屋は誰よりも戦闘力が高いものの、大きな弱点がある。弱点が露呈して戦闘不能になったが、その場を幽雅に助けられた。それをキッカケに灯屋は今までの反発していた態度と打って変わり、全力で幽雅を口説き始める。
「幽雅さんの家の権力を使って法律を変えて俺と結婚しましょう」
☆タイトル通りの展開になるのは3(恋の自覚-Side灯屋-)からです。BL展開まで少し遅いですがお付き合いいただけると嬉しいです!
☆視点切り替えで進みますが、同じ内容をなぞる事はほぼありません。
※エロは物語終盤。
※この作品はノベルアッププラスにも掲載しています。ムーン版はエロを追加し、全体を加筆修正しています。
◆含まれる要素◆
攻めより身長が高い受け・攻めが可哀想な生い立ち(父からの暴力虐待)・年下×年上・受けが御曹司・部下×上司・強い受け・初夜・ラブラブ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 21:32:34
146664文字
会話率:32%
妾腹の第一王子と正妃から生まれた第二王子
第一王子は聡いが故に、自らの母とその周囲の貴族たちが王国を貶めていることに気づいていた。しかし、力のない王子にできることは、限られていた。
第一王子は淫蕩で贅沢好き、貴族社会の闇の中心だと周囲に
思わせることで、正統なる王位継承者である第二王子へ国を託し、自分は消えることで、王国を救おうとした。それが、最善であると信じていた。
兄王子に執着する第二王子×自己犠牲により国を救おうとする第一王子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 19:00:00
5471文字
会話率:16%