人の姿になれる地の精霊の加護を持つ兎・ラグラスは、ある日仲間を庇って罠にかかり殺されそうになったところを異端審問官のイエルに助けられる。
人の姿になってその礼をしに行った事をきっかけに、2人は少しづつ仲を深めていくが……
異邦人の異端審問
官×精霊の加護持ち兎
サブローさま主催の短編集「SALAD BOWL」に寄稿したお話にその後を加えたものです。
・ハッピーエンド
・獣人ではなく変化するうさぎです。
・痛い&流血描写があります。
・Rは「その後の1羽とひとり」にあります。
・人外ですが、致す時は人型です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 06:28:36
17246文字
会話率:0%
十五世紀欧州、神聖ローマ帝国の片田舎。
リルケ村の薬師ダミアン・カレンブルクは異端の容疑で逮捕され修道院の地下牢に送られる。
苛烈な拷問で瀕死に陥ったダミアンが回想するのは少年時代を送った修道院の悪夢、その後できたツィゴイネルの弟子と過ご
した日々。
男の身でありながらお産を手伝った事で魔女の濡れ衣を着せられた彼は、最愛の弟子を助けるため悪魔と契約するのだが……。
「驚異の部屋」シリーズ第二弾、「魔女の弟子≪ヘクセン・シューラー≫」の受け視点ですがこれだけでも読めます。
(中世/ドイツ/ファンタジー/人外/悪魔/凌辱/輪姦/SМ/調教/自慰/近親相姦/息子×父/年下攻め/年の差/師弟/健気受け/薬師)
イラスト:吉也(@y0sinari)様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 15:48:37
19288文字
会話率:37%
「ピアニストは世間と寝るんだ」
それが口癖だった男が死んだ。
時任彼方(ときとう・かなた)29歳、音楽界のメフィストフェレスと呼ばれた異端のピアニスト。
華やかな自分とは正反対に地味な友人、斑鳩遥(いかるが・よう)に彼が執着した理由とは。
「メフィストフェレスの心中」https://novel18.syosetu.com/n2995gq/
の攻め視点の話です。
pixivにも掲載済み。
時任(攻め)視点の続編「遥か、彼方」も同時収録したPDF版はBOOTHにて販売してます。
2021/3/26 エピローグ『今は此方』収録しました。
https://meganebanzai.booth.pm/items/2577275折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 21:14:24
33216文字
会話率:39%
責務と己の弱さに苦悩する頑張り屋の第二王子兼騎士 × 気ままにお供の馬と旅をする異端児の魔法使い
出会うはずはなかったまったく違う二人 生まれの重責と勇ましくも迷い悩む青年と 故郷を捨て自由という鎖に繋がれたまま生きる魔法使い 運命と
いう呪いから二人はどう生きるのか
+不慣れでして誤字脱字誤用あったらごめんなさい。深夜テンションで書いたのでお許しを
よく修正するのでごめんなさい
※同ファンタジーシリーズ【叛逆シリーズと同じ世界観です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 11:29:35
27284文字
会話率:65%
古代っぽい世界観のファンタジーを書いています。幻獣とか精霊とかの代わりに、ずる賢い蛮族とか頭おかしい異端教団とかがいる感じの世界観です。
女性上位の男女カプものですが、男主人公絡みで同性近親相姦要素があります。苦手な方はご注意ください。p
ixiv にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 23:00:00
33205文字
会話率:47%
妖怪変化、呪い渦巻く令和の時代。
混沌の節、種付けおじさんの霊を背負う者あり。
彼の名はタケシ。
怨霊調伏に種付けを用いた、異端陰陽家の末裔である。
最終更新:2022-12-24 18:24:38
23599文字
会話率:31%
――こいつは、そもそも愛情ってもんを持ち合わせてないんじゃないか――
養父は人の姿をした竜だ。父親と呼んだ事もなければ、我が子と呼ばれたこともない淡白な関係性。その関係が崩れたのは養父が賊の凶刃に倒れたからだった。
養父・朱離に力を取り
戻させるために双樹は自らの魔力が含まれた血を与えていたが、ある時冗談半分に接吻による魔力提供をする。
ところが朱離には相変わらずなんの関心も感慨も浮かんだ様子はなく、その無関心さに意地になった双樹は日々そうして養父と唇を重ねるようになる。
二人の間に親子の愛はない。
けれど他人と呼ぶには距離が近い。
人の姿をした竜に魔力を分け与えるために、口づけが交わされていく。
※最後まで色っぽいやり取りができない二人です。
※見た目は終始【人×人】で進みますが、この竜パパ「犬の方がまだ気持ちわかる」ってレベルに中身が人間離れしているので【人×人外】タグ付けさせてもらいました、何卒ご容赦願います。
【番外編】
『榊家の養子』…双樹子供時代、朱離に引き取られた頃の話
『異端の者』…本編の少し前、魔力を与えるきっかけになった異教徒との戦闘の話
『好意と愛情』…本編の少し後、双朱がいちゃいちゃ(※当社比)するだけ
※pixivにイラストなどボチボチ上げています→https://www.pixiv.net/artworks/79998775折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 08:13:04
58993文字
会話率:41%
◆◇カタブツ異端審問官×一途な砂漠の魔女(♂)◇◆
《あらすじ》
束の間の自由を手に入れるため、故郷アシュモールを逃れてダイラに密航した魔女マタルと、審問官ホラス。ある事件の最中に二人は出会い、手を組んだ。ホラスの幼馴染み・マギーを奪っ
た20年前の魔女狩り──その実行犯を狩るために。
7年の歳月を共に過ごし、身体だけの関係を続けながら、狂おしいまでの思慕を募らせてゆくマタルと、気付かぬふりをするホラス。
「お前が羨ましいよ、マタル」小さくため息をつく。「お前と同じくらい、俺も……自分のことを信じられたらいいんだが」
すると、マタルはそっと微笑んだ。
「あなたはそのままでいい」彼は言った。「あなたの分まで、俺があなたを信じるから」
いまようやく黒幕の正体に迫ろうとする彼らの前に、王都で発生した失踪事件が立ちはだかる。行方不明となった貴族の娘──彼女は魔女に変異していた。少女は自ら姿を消したのか? 彼女を狙う者の正体は?
謎を追うほどに、深まってゆく過去との共通点と陰謀の影──そして、無視できないほどに燃え上がる思い。
そんななか、新生エイルにはマタルの命を狙う刺客が現われ、ヴェルギルに助けを請う。
「〈呪い〉が生まれようとしているのです」
次第に浮き彫りになってゆく現実に打ちのめされながらも、真実を追い求めるマタルとホラスに、忍び寄る〈呪い〉の宿命。命を懸けて運命に抗うふたりがたどり着く先とは──!?
『腥血と遠吠え』に続く、ダークファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ第2巻。
一作目はこちら→https://novel18.syosetu.com/n8732hw/
※『腥血と遠吠え』のクヴァルドとヴェルギルのリバがあります。お楽しみください。
※この作品はアルファポリスでも掲載しています→https://www.alphapolis.co.jp/novel/319250361/254684440
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 19:05:01
218298文字
会話率:43%
何も知らずに絶望させられ自死した私は、アルカンタル王国の貴族令嬢だった。
幾つかの条件が揃う事で起こる時間遡行。
それを体験した時間遡行者を『予言者』と位置付け、未来に起こる事柄に関する情報を抜き、利用する。そんな『秘蹟』がある国では冤罪
も断罪も改易も自死も全てが予定調和。
異端者狩りーーいわゆる『間諜粛正』が『魔女狩り』と呼ばれるようになり、「間諜(諜報工作員)の粛正が悪だと濡れ衣を着せられる」ような…そんな倒錯した価値観が広まり出したヘスス教信奉国群、ラスティマ圏。
世の中で何が起きていたのか
自分に何が降りかかっていたのか
見せつけられるのがーー
「蘇りの『予言者』」と呼ばれる時間遡行者…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 13:00:00
241955文字
会話率:31%
異世界某国。王都中央学園の学園生レノは子爵である父親の逮捕によって学園の中で立場を失いひどい嫌がらせを受ける日々。
これまで親しくしてくれていた友人達は総じてレノを無視し誰もレノを助けてくれる者はない。
孤独と絶望を耐えるレノの人生を一人の
学園生との出会いが変えていく。
レノ・モントーレ(16)子爵家子息。
貴族子弟が通う事を義務づけられている王都中央学園生。
中肉中背だと本人は主張してる。(実際はやや小柄)
子爵である父親が突然国税の横領と買収の疑いで逮捕されそれまでの環境が崩壊。
ベレナール・フランセル(16)子爵家子息。
レノの親友。父親同士も親友であり永遠の絆を誓い合っていた。
しかし………
学園生徒会メンバー。次期生徒会長と言われている。優秀。文武両道。
長身で取り巻き達からの人気も高い。
グリフィス・ブラーウ(16)伯爵家子息。
学園の中でも異端児として有名な「ブラーウ3兄弟」末弟。長身で体格はややがっちり。
ブラーウ3兄弟は全員養子であり現ブラーウ伯爵ニコラウスとの血縁関係は無い。
いつものように完全見切り発車で書いております!
今後18禁場面が出るかどうかも分かりません~
注・本内容は拙作「人生は3度ある」からの派生ストーリーとなります。
あの時間軸から10年後のお話です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 20:02:58
52188文字
会話率:30%
ハイファンタジーの作成のための習作みたいなものです。
中世の職業にかかる小話を投稿します。
政治・聖職
王・皇帝について←(王を終わりました)
領主
使者
紋章官
貴婦人
メイド
司教・司祭
修道士
エクソシスト
異端審問官
手工業
・職人
粉挽き人
パン職人
鍛冶屋
仕立て屋
建築家
芸術家
料理人
時計職人
商業・サービス業
商人
金貸し
宿屋
居酒屋
占星術師
旅芸人
生産・軍事
農民
川漁師
鉱夫
騎士
聖騎士
傭兵
海賊
その他の職業
魔女
娼婦
詩人
大学教授
大学生
乞食
刑吏
皮剥ぎ
賭博師
錬金術師
船乗り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 00:42:04
2516文字
会話率:17%
痴漢。
それは人か、はたまた獣か。
肉と肉が触れ合い、魂と魂が削り合う。
ここは国内痴漢件数最大の都市「伊九宇市」。
全国から実力ある痴漢が数多く集まるこの場所は人々から『痴漢都市』と呼ばれていた。
痴漢、一般市民、都市警備隊、様々な人間の
思惑と絶頂が入り乱れるこの街で暗躍する痴漢達。
汗と体液が混じり合い繰り広げられる“絶頂戦争【ウォーガズム】”。
絶頂することで身体能力が向上する特異体質の痴漢主人公、真篠凜太郎は混沌とするこの街に足を踏み入れることで謎の銀髪少女、沢渡美宮に出会う。人と獣の共存、痴漢都市の実態、痴漢の真の意味とは。これは二人の少年少女が綴り始める痴漢の命運をかけた闘いの物語である。
※痴漢ものというより異能力絶頂バトルものです。※不定期更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 00:24:10
127655文字
会話率:38%
女性しか生まれないはずの魔女の一族で、男性として生まれてしまった異端のアデーラ。
アデーラが拾った子猫の獣人は、アデーラに言う。
「まっま、すち!」
子猫の獣人は実は虎で、獣人の国の皇子だった。
ママ大好きな子猫(虎)のレオシュと、マ
マになってしまった男のガチムチ魔女アデーラのほのぼの日常物語。
※完結まで予約投稿しています。
※R18は子どもが育ってからになるのでゆっくりです。
※男性の妊娠可能表現があります。(両性具有?)
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 06:00:00
607737文字
会話率:60%
朋実は生粋のアルファ一族に生まれた異端のオメガであった。それゆえに家族から無いものとされ冷たい人生を歩んでいた。その中で、アルバイト先で出会った芸人の卵の健吾と出会う。熱烈なアプローチと必要とされる喜びで、健吾に夢中になっていった。
恋人となり健吾も芸人として順調であった。しかし、それはいつまでも続くことはなく、健吾の仕事はどんどんと減っていってしまう…。
付き合いだと称して、連日連夜明け方まで飲み歩き帰ってこない健吾にお互いの関係は恋人といって良いものなのか、朋実はわからなくなっていく。それでも、健吾のためになるなら何でもしたいと思っていると、オメガであることに目を付けられ…
*****
なんちゃって芸能界ものです。相変わらず登場人物の貞操観念がおかしいですが、楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 00:00:00
10270文字
会話率:46%
鳥の翼を持つ種族の村で、スィクは男のオメガとして生まれた。
特異な色や、オメガではあるが男でもあるせいで遠巻きにされる中、森の奥深くでだけ会うアルファの男・エスカの存在はスィクにとって救いだった。
エスカとなら、お互いに唯一の存在として幸せ
に生きていけるかもしれない。
仄かな希望を抱くスィクだったが、変調は音もなく二人の運命へと忍び寄っていた。
鳥の獣人オメガバース
気弱な落ちこぼれアルファ × 気丈に振る舞う異端オメガ
オメガバースの独自設定があります
アルファポリスにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 22:34:32
13001文字
会話率:38%
※この作品はヤフーブログの「旅人・tabibito」と
アメーバブログの「旅人・tabibito 別館」にも
私が投稿しています。(ブログは更新停止しています)
時はレイシール暦4100年、この星はほとんど雨が降らず、
生き物や植物が住み
にくい環境となっていて、ここは地獄の世界になっていた…
この世界は、この星の気象を180度変貌させた出来事があり
この星の気候が激変する前に住んでいた生物は
ほとんどがゾンビなどの異形の者に変わった
残りの少数の人間が主に耳は尖り、それぞれに特殊能力が与えられた
特殊能力の名前はそれぞれ名前がちがうらしい、そんな中辛うじて生き残った人間たちが
持っていた基本能力は、勇者因子である
この世界では、人間や天使や神が持つ魔力を神聖魔力
悪魔や堕天使が持つ魔力を、負の魔力という
そこから攻撃魔法や回復魔法を行使することができる
いつからか「『暗闇の王アスクという名の赤髪魔王』がいる」というウワサを聞きつけ
とある国からの勇者たちが魔王がいる拠点に集結した
その魔王に仕える者、暗黒騎士ノルタス、盗賊スウン
どうやら、魔王アスクには悪魔が持ってるはずのない神聖魔力をもってるだとか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 01:33:33
32813文字
会話率:47%
ある日、アシュラ族と名乗る男たちが異世界から現れた。
遺伝的に男しか生まれない彼らは、若い女を求めて、偶然手に入れた手段で異世界のチキュウにやってきたのだった。
女子校生の八蛇神 雪姫(やだがみ あな)は、アシュラに襲われナギ族の女王アナと
して覚醒する。高い戦闘能力を持つナギ族は、アシュラにとって理想の子孫を残す相手だったが、”乱獲”されて滅ぼされていた。
アシュラ族の”異端児”、イヴァは、ある理由で死んだはずのナギ族の8人の女王を探していた。
アシュラを倒すため、彼の力を借りて失った力を取り戻したいアナは、彼の凄まじい性力と変態的趣向におののき、辟易し、ときに反発しながらも、彼の野望に協力するのだった。(第1章 「清冷の女王アナ」より)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 23:23:27
136784文字
会話率:27%
バルバラは悪食である。どれ程のものかというと、幼少期に好奇心が抑えきれず、先祖が封印したドラゴンのファフニールを胃に収めたぐらいである。
昔はドラゴン殺しの英雄。その祖先は今や落ちぶれた男爵。そんな家の末娘であるバルバラには親友がいた。騎士
団の同期で、同じオメガだった男。彼は英雄と称えられ、王子の番だとして結婚したのが数年前。そして疑惑の目を向けられるなか、死んだのが一年前。
王子が発狂し、国の将来を危ぶんだ宮廷魔術師達にバルバラは呼ばれた。
「殿下の番が異世界にもう1人、いるらしい――」
かくしてバルバラは、異世界にいる番と王子を引き合わせることに成功したが、異世界にいた男は親友そっくりで??
魔女狩り、異端審問官、錬金術が勃興する世界で、死んだはずの親友を探す魔女の物語。
※こちらはBL「婚活してたら俺の魂の番だっていう男が異世界からやってきたんだが」に登場するキャラ視点を切り離したものになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 20:33:40
50721文字
会話率:56%
清藤慎吾(きよふじしんご)、β男性、28歳、独身。メーカーの営業職六年目の傍ら、休日は初心者向けの弓道教室でコーチをしている。交際経験なくアラサーを迎え、周囲が結婚や婚約を決める中、婚活しようと一念発起するが、ある時異世界から、魂の番だとい
う煌びやかなα男が社員寮のクローゼットから現れる。自分のバース性への疑問をよそに、清藤が連れられた異世界は魔法と錬金術が存在する世界だった。
そこで番を亡くした王子、恋人を奪われた騎士、同僚が参戦して……伝説の武器を巡り、魔女、錬金術師、異端審問官、教皇庁と国々の思惑が絡み合う異世界で、果たして清藤の婚活は上手くいくのか?!※50話過ぎた辺りから、人間関係がドロドロしてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 06:00:00
748762文字
会話率:57%
スラムの少女ユリアは聖女メイリアに見いだされ、聖女になる。それから聖女としての務めを全うしていたが突然、体調不良を訴えながも癒やしを求める信者達に施しを与えながら過ごしていた。
しかし、日に日にお腹が大きくなっていき……教会の司祭達か
ら妊娠を疑われるようになった。
身分の卑しいユリアの聖女就任を快く思わない筆頭司祭グレンとその実妹ニーナはユリアの不義密通を疑い、妊娠を理由に聖女の地位剥奪と教会からの追放を宣告する。
身重のまま、教会を追放されたユリアはかつて助けた黒騎士と渾名される傭兵リチャードの助けを得て、無事に赤子を出産、その赤子は次々とユリア達の周りに奇跡を起こしていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 06:30:12
69581文字
会話率:61%
神殿に仕える巫女セレナは、突然王宮に召されて王に求婚される。神殿を冷遇し信仰心が薄いと囁かれる新王エリセオは、その評判を拭うために敬虔な巫女を王妃に据えておきたいのだという。
過ぎた光栄と固辞しようとするセレナだが、薬によって身体の自由
を奪われ、純潔を散らされる。実は彼女と王は幼いころに出会ったことがあった。意図せず王を侮辱し傷つけていた、と告げられて、セレナは贖罪のためにも王の傍にいることを選ぶ。
「敬虔な巫女をただの女に堕としてやる」
王の執着は恐ろしく、与えられる快楽は甘美だった。心身を翻弄されながらも信仰を守り、王にもそれを教えようとするセレナだが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 21:06:31
178531文字
会話率:44%
もしかして、人に言えないことなんて、誰しもが持っているんじゃなかろうか。カナの場合、それがたまたまこういう形だったっていうだけで、本当は異端でもなんでもなくて、愛すべき個性なのだけれど、きっと世間はそうは言わない。
最終更新:2022-02-02 22:05:21
25821文字
会話率:45%