何も知らずに絶望させられ自死した私は、アルカンタル王国の貴族令嬢だった。
幾つかの条件が揃う事で起こる時間遡行。
それを体験した時間遡行者を『予言者』と位置付け、未来に起こる事柄に関する情報を抜き、利用する。そんな『秘蹟』がある国では冤罪
も断罪も改易も自死も全てが予定調和。
異端者狩りーーいわゆる『間諜粛正』が『魔女狩り』と呼ばれるようになり、「間諜(諜報工作員)の粛正が悪だと濡れ衣を着せられる」ような…そんな倒錯した価値観が広まり出したヘスス教信奉国群、ラスティマ圏。
世の中で何が起きていたのか
自分に何が降りかかっていたのか
見せつけられるのがーー
「蘇りの『予言者』」と呼ばれる時間遡行者…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 13:00:00
241955文字
会話率:31%
ある日聖女として異世界に召喚されてみたら、そこはどうやら覚えのある世界のようで……。
「聖女さま……あぁッ、いま触れられたら……!」
聖女の施す淫らな秘蹟に啜り泣く美麗な神官。何故か、知っているはずのストーリーから少しずつズレ始める現実。
“聖女”が召喚された、真の理由とは――?
※※女性優位/女性攻め×男性受け/本番なし/手淫・口淫・自慰(男)あり/微SM描写あり(拘束など)/戦闘・流血表現あり※※
苦手な方はお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 18:00:00
141739文字
会話率:42%
橘哲也は、診療内科の医師で、妻と二歳の娘と平凡な暮らしをしている。
女医であり、仕事に夢中な妻とは、最近会話も無く、すれ違いの毎日だ。それでも、哲也は、娘の子育てに追われる日常に、特に不満も無い。
哲也は、障害のある生徒たちが通う特別
支援学校のカウンセラーでもあった。
学校でのカウンセリングで、哲也は、八神未央という高校三年生の女の子と出会う。
その女子高校生は、先天的な言語障害を持っていて、決して声を発することができない。
哲也は、その女の子が醸し出す不思議な雰囲気に徐々に惹かれていく。
ある日、哲也は、学校で具合が悪くなった未央を自宅まで車で送り届けることになった。
帰り道の途中で未央の気分が悪くなり、哲也は公園で車を止めた。
公園のトイレから車に戻ってきた未央から、車の中で哲也はキスをされる。
全身が痺れたように動けない哲也を、未央は抱きしめ、哲也を自分の中へと強引に導く。
未央と一つになった哲也は、あまりの快感に、そのまま気を失った。
それから、哲也は幻覚を見た。
霧に覆われた公園で、哲也は未央と出会う。
そして、二人で未央の自宅へ向かい、結婚に反対する未央の両親を説得した。
哲也と未央は夫婦となり、亜未という娘が生まれる。
生まれたばかりの亜未と、言葉を持たない未央は会話をすることができた。未央の子育ては、哲也にとって驚きの連続だったが、家庭生活は順調に流れていく。
成長した亜未は小学六年生になった。
ある日、母親である未央と会話ができなくなったことを、亜未が哲也に告白する。そして、未央が出遭った時からずっと哲也を愛していることを、亜未は哲也に告げた。
そこで哲也は目覚めた。
目の前には高校生の未央がいた。
それから、哲也は、再会を約束して、未央を自宅に送り届ける。
その夜、哲也は、未央を愛していること、自分と離婚してほしいことを妻に告げた。
妻は、哲也の話を信じることができず、哲也が未央をレイプしたと思い込む。
それから哲也は家族も仕事も全てを失った。
それでも哲也は、未央への思いを胸に、なんとか一人で生活を続けていく。
そして、ある日、幻覚の中で見たものと同じ風景に出会う。
霧に覆われた公園で、幻覚の中と同じように、哲也は未央と再会した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-23 23:40:25
49542文字
会話率:22%
帝国魔導軍即応中隊指揮官大尉、ヴェロニカ・イシュト。
王国騎士団秘蹟部隊"天剣"隊長、アズライール・オルテンシア。
二軍の撤退・追走とその顛末。
あとセックス。
最終更新:2015-04-01 00:01:35
43850文字
会話率:31%