【執着心強めの第七王子と箱入り聖女の子作りから始まる溺愛婚姻譚!】
大国リヒター王国に住まう伯爵令嬢リリアは王国唯一の力の強い聖女である。
聖女国家でありながら、近年は力の強い聖女が全く生まれなくなってしまったリヒター王国。そこに百年ぶり
に生まれた力の強い聖女。それが、リリアだ。
そんなリリアは生まれてすぐに両親から引き離され、王宮で大切に育てられてきた。父と母は毎週のようにリリアに会いに来てくれるため、特別寂しい思いをすることもなかった。
そして、リリアが十八歳を迎えてしばらくした頃。王国の意向により、リリアは力の強い聖女の血を残すためということから、王国に婚姻のちに子作りを命じられる。相手の男性は、王国が勝手に見繕うらしい。
少し躊躇ったリリアだが、それが王国のためならばと承諾。その後、リリアが婚姻することになったのは――王国の第七王子ヴィリバルト。彼のことをリリアは「貧乏くじを引いた哀れな男性」だと思うものの、ヴィリバルトはリリアのことを甘く愛してくれる。
「どうして、こんなにも愛してくれるの?」
そう思いながらも、ヴィリバルトに惹かれていくリリアだったが――ひょんなことから、とある目的を持った悪徳神官に攫われてしまい――……。
「リリアは、俺の全てですから」
「リリア、愛しています。もう絶対に放してあげない」
とにかくリリアが好きすぎる第七王子殿下と、王国最強の聖女の子作りから始まる溺愛婚姻譚。
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▼表紙はフリー素材をお借りしております。
▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 13:16:51
6073文字
会話率:41%
人はたった一つだけ残るものには、なぜか手を出せない。──これは、とある王宮で7人いた王女様が次々と嫁いで行く中、残された王女のお話。
※渡る世間は変人ばかり。シッチャカメッチャカな小説です。
※R18は下品と変態要素で指定しております。エロ
スは最後の方のみ。
※タイトルコールの回は変態度100%です。ご注意ください。念のため「残酷な描写あり」のタグをつけました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 23:00:00
110928文字
会話率:51%
側室30人、王子は2人だが王女は20人もいる王宮で、美しく愛らしい第17王女がいじめにより平民出身の騎士団副団長に降嫁が決まる。何にも出来ない王女様の、平民生活・結婚生活や如何に? ※前編は王女視点、後編は副団長視点です。※エロスあります。
※IF編はシリアスで、団長編はコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 22:31:10
91607文字
会話率:51%
ダークファンタジー、オヤジ受、年下攻。やくざ
レドモンド王国のフォン・レドモンドは傲慢で戦好きの兄を殺し、しかし兄の死を伏せて王になった。しかし近隣諸国の王達は納得していない。「シエルが王でなければレドモンド王国との交渉に応じない」と近隣
諸国の王達がフォンを責めたてる。
しかしこの世にすでにいないシエルを生き返らせる事は出来ない。頭を抱えたフォンに王宮の魔法使いが言った。
「魔剣を使って、同じ魂を持った、違う世界の男を呼び寄せましょう。しかしその者がこの世界に存在するには貴方の精を与え続けなければならないのです」
困りきったフォンには他に手立てはなく、その方法を試すことにする。
魔剣を使った方法で異世界から男を呼び出したフォンは兄そっくりの男だった。
それも、異世界でフォンとよく似た男を殺していると言う。
おまけにその男は、悪人だった。
残酷描写、暴力描写多々あります。女性との絡みもあります。人が死ぬ、ヤク中表現あります。
カップリングは大神という男が受で、攻が複数おります。(組長の息子×大神、部下(複数)×大神、フォン×大神)
ほぼ倫理観ございません。受の男は悪人です。
現代の日本と異世界の描写で構成されています。ダークファンタジーと書いていますが半分は現代やくざのお話です…。
えぐみ、十分ございます。お気を付けください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 15:32:26
25822文字
会話率:46%
両親が亡くなり、村の人々に支えながら一人暮らしていたハル・ローズレイヴは、優秀な頭脳を持っているにもかかわらず、その立場故に学問を諦めていた。
ある日、王の生誕祭で舞うはずだった幼馴染のお嬢様フィアが怪我をしたことで、式典で代役として舞
うことに。単なる穴埋めだった、はずだった。しかしハルの舞は『獅子王』レオンの目に止まり、男の身でありながら『花嫁』として、ハルは半年間王宮で暮らすことになる。半年王宮で王と過ごし、お互いの相性を見るーーハルは全く知らなかったが、舞姫に選ばれるのは基本的に結婚適齢期の女性で、王や貴族による品定めの意味もあったのだ。
男の自分が花嫁だなんて、そんなのおかしいじゃないか。ハルはそう思ったものの、どうやら王は花嫁を選ぶつもりはないらしく、彼にとって春の存在は、結婚を急かす人間たちを遠ざけるための存在として意味をなすらしい。
しかし、この期間はハルにとって有意義なものにすることも出来た。半年間の軟禁生活の間は、お金のことを心配する必要なく、また王宮の図書室も使用を許されたのだ。
ハルはその図書室で、レイと名乗る青年に出会い、そして期間限定である『王の花嫁』の夫である王とも、絆を深めることになるがーー……?
【王様×孤児の少年】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 10:44:52
105183文字
会話率:42%
食品会社に就職した水端小夏は、夢を諦め、日々の仕事を淡々とこなす毎日を送っていた。しかしある日魔法陣のような落書きを清書して触れた瞬間、異世界へと飛ばされてしまう。
異世界へ召喚された小夏は、自分を間違えて召喚した魔王エルニフと交換条件
を交わす。それは「ここエングマグフィ国の王宮に入って指定した書物を盗んでくること」ができたら「小夏を元の世界へ戻す」というもの。小夏は腹を括って王宮に乗り込むことを決意するが………
拗らせ魔術師×夢破れたOL、二人の運命が交錯した時、止まっていた時間が動き出す……!甘くて切ない異世界ファンタジー!
※サブタイトルに★が付いているものはR18仕様です。背後注意でお願いします。
※Twitterでも(自分が)盛り上がっている回は投稿完了配信をおこなっております。@piko0404
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 20:00:00
147607文字
会話率:45%
孤児院で同室だった家族のような友達三人を隣国ランデル王国が起こしたある事件で失ったエルフィン。
彼を助け、生きる術を教えてくれたのは、同じ事件で妻と産まれてくるはずの子供を奪われた騎士のギリアムだった。
数年後、ランデル王国との戦いのため
、騎士団に所属する騎士と王宮魔術師が三年交代で送られる国境のカルス砦に第三部隊隊長になったギリアムと、多大な魔力を持ち鉄壁の結界を張ることができるようになったエルフィンの二人はいた。隣国へ復讐するためにーー。
身なりに気を使わなくなったオジサン隊長×過去に囚われたままの魔術師。
内容がダークです。
別サイトでも公開中。
不定期連載です。
多分10話くらいで終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 18:50:19
11219文字
会話率:30%
十九歳で王弟の婚約者となり妻となった地方領主の娘アレイア・エレヴァント。彼女は身分不相応な縁談に最初は困惑していたが、ある日その理由を知る事になる。王弟であり夫のジオン・テオリオールは、兄王の妻セレイザに秘めた想いを抱いていたのだ。
身体が
弱い兄王には後継者となる子がいない為、兄王亡き後は弟のジオンが王になると決まっていた。そして王になったその時、ジオンはセレイザを妻に迎える為に離縁しやすい相手としてアレイアを妻に選んだのだった。
★★
春の短編祭2022【BL】にも参加しています→『その青年は、たった一度の勝利を願う』
誤字報告・ブックマーク・評価・いいねを頂き、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 19:18:54
28070文字
会話率:48%
ミッドラーン国の末の王女リザは、母親の身分が低いため、離宮で隠れるように暮らしていた。
そんなリザに突然兄王から命が下る。
「騎士エルランド・キーフェルに嫁(とつ)げ」
リザは会ったその日に、極東の辺境領主エルランドと政略結婚することに
。
「全て言いなりになるのは嫌だ。あなたを連れて行かない」
おざなりな結婚式の後、誇り高いエルランドは、リザを王宮の片隅に置き去りにしたのだった。
──そして月日が流れ、二人の時間が再び動き出す。
完結!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 18:05:57
242232文字
会話率:51%
日陰者の貴族レーニエと、叩き上げの軍人ファイザル。
エルファラン国最北の地、ノヴァゼムーリャで彼らは出会った。
黒衣に身を包み、仮面で顔を隠す謎めいた新領主レーニエは、何を求めてこの地にやって来たのか?
周囲には忠実な家令一家に頑迷で素朴
な村人、鍛え抜かれた武官、王族。舞台は四季徒然の北の大地、絢爛たる王宮、そして過酷な戦場へと展開していきます。
そんな中で育まれる、レーニエとファイザルの切なくも激しい愛と葛藤。
2016年なろうコン、7000線作を超える中から、最終選考に残り、一部(24話まで)書籍化されました。
諸事情でその後刊行がストップしております。作者としては非常に残念でなりません。
きっとお楽しみいただける作品だと思っておりますので、どうか応援お願いいたします。
2020.7
未公開のその後の物語、第三部をAmazon Kindleで自己出版いたしました!
手前味噌ながら、おもしろいと思います。
タイトルは「春を待つ狼」です。春を待つ狼で検索してください。表紙も私が描いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 00:00:00
752701文字
会話率:51%
珠木海里奈(タマキミリナ)は普通女子高校生。部活帰りに大好きな先輩の紗希と共に歩いていると魔法陣が現れて気がつけば異世界に召喚されていた。紗希は聖女として喜ばしく迎えられたものの海里奈は異世界人よりもさらに低い魔力しか持たず、ただ巻き込まれ
ただけのお荷物であった。紗希と王太子のおかげで王宮に居ることはできたが居心地は悪かった。
そんなときたまたま立ち寄ったギルドに現れたイケメンに海里奈は連れ去られ、「お前は俺の番だ」と言われてしまう。会ったばかりなのに激甘溺愛執着を見せるイケメンはなんと竜人の皇子様。離してくれそうにない皇子様に絆されて異世界で幸せになる一人の女の子の話。*はRな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 12:00:00
91286文字
会話率:59%
神殿に仕える巫女セレナは、突然王宮に召されて王に求婚される。神殿を冷遇し信仰心が薄いと囁かれる新王エリセオは、その評判を拭うために敬虔な巫女を王妃に据えておきたいのだという。
過ぎた光栄と固辞しようとするセレナだが、薬によって身体の自由
を奪われ、純潔を散らされる。実は彼女と王は幼いころに出会ったことがあった。意図せず王を侮辱し傷つけていた、と告げられて、セレナは贖罪のためにも王の傍にいることを選ぶ。
「敬虔な巫女をただの女に堕としてやる」
王の執着は恐ろしく、与えられる快楽は甘美だった。心身を翻弄されながらも信仰を守り、王にもそれを教えようとするセレナだが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 21:06:31
178531文字
会話率:44%
王宮お抱えのドジで間抜けな召喚士は召喚に失敗続きで、
王様にも呆れられ、同僚の騎士団長にも「代わりの召喚士がいる」と言われ
王宮の召喚士を首になるのも秒読み状態。
しかし、王宮を首になりたくない(金払いのいい職を失いたくない)召喚士は
考
える。
そこで出した答えは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 15:44:33
2131文字
会話率:21%
始まりはオネット子爵家に届いた一通の令状。王都から遠く離れた貴族と言うのもおこがましい小さな領土。領地経営はいつもギリギリ。
この誰が見ても分かる貧乏貴族の屋敷に住む令嬢オリヴィアはとにかく表情が乏しかった。
そんなオリヴィアの元に何の
間違いか、第一王子レナート殿下とのお見合いが状が!何かの間違いではと思いつつ王宮へ向かうと、目の前に現れた王子は素っ裸で…。
飄々としてつかみどころのない王子と、心の中では大騒ぎのオリヴィアとのほのぼの恋愛。
基本コミカルな感じですが、時折放つレナート王子の発言にワクワクしてもらえたらと思っています。
更新ペースは少し遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 00:00:00
19151文字
会話率:45%
誘惑のヴィクトリア~皇太子妃になりたくないので全力で皇子以外を誘惑します~(R15)にて41話を掲載。一旦完結しておりますが、こちらはその続編です。(下記URLにて掲載)
https://ncode.syosetu.com/n6901gz
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【第41話までのあらすじ】R15にて掲載
平穏な結婚を夢見た主人公のヴィクトリア(18)は皇太子妃候補に選ばれるも、王宮で他の貴族に求愛する。一方、皇太子カティーサーク(20)はプレイボーイと名をはせていたが、それは嫉妬した令嬢たちの嘘であり10歳の時に会ったヴィクトリアを一途に愛していた。
彼はヴィクトリアが他の男に求愛するのを見て以来、狂気じみた愛情を見せヴィクトリアを執拗に追った。そして、嫌がっていたヴィクトリアも彼の狂気に少しずつ魅了され二人は満月の夜に結ばれる。
しかし、他の妃候補令嬢の嫉妬により命を狙われたヴィクトリアは毒を盛られ意識不明に…。混濁した夢の中でヴィクトリアはやっとカティーサークとの出会いを思い出し、彼を自然と「カティ」と呼ぶようになった。しかし…
(R18指定部分には★をつけています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 23:15:48
138038文字
会話率:33%
自他ともに認める平凡な青年だったマテオは、王宮に仕える文官として日々働いていた。そんなある日、彼は奇妙な視線を感じるようになった。
視線の始まりは異世界から聖女様が訪れてからだった。何か聖女様の気に障るようなことでもしてしまったかと怯える彼
の前に、突然聖女様が現れて話をしたいと言われた。
社会的死を悟ったマテオだったが、聖女様から告げられたのは予想外のお願いで──。
腐女子の聖女様に目を付けられた平凡な文官総受け(愛され)です。最終的に一人のエンドで終わるのかマルチエンドにするのかなどはまだ決まっていないです。
義兄弟攻めやヤンデレ攻め、受けが複数の攻めと関係を持つ(予定)などの要素がありますのでなんでも許せる方向けです!
なんちゃって異世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 23:29:14
15066文字
会話率:54%
マデレーヌが王宮に初出勤した日は、大雨と目つきの悪い騎士に迎えられた。彼はついこの間まで戦争状態にあった、元敵国の筆頭騎士サイラス。すぐ打ち解けるなんて、もちろん思ってもいないけれど……。周りからもどかしさ満載で見守られた、堅物侍女と筆頭騎
士の恋模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 17:33:04
1346文字
会話率:39%
お人好し()な騎士と、偽カタブツ侍女のすれ違いラブコメディ。
アメリーは下女たちに嫁き遅れの堅物だと噂される王宮侍女。
その恋人である騎士・セドリックの浮気の噂が職場で一気に広まった。
セドリックが会いに来て言いにくそうにしていたので、
「事情は聞いたわ。」と文句も言わずアメリーは引き下がったけれど…――?
アルファポリスさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 21:00:00
21253文字
会話率:30%
ある日、目を覚ますとそこは死ぬ前に読んでいた小説の中だった。しかも、よりにもよって狂女として断罪される王女様。そんな希望すらない破滅のエンディングなんて認めない!
そして私は王宮を抜け出し平民として生きていく事を決める。
それなのに、突然私
の平和な日常は終わりを告げた。小説の中でのあの公爵様が迎えにきたのだ。そして、その公爵様は何となく様子がおかしい。
破滅から逃れられると思ったのに公爵様ヤンデレルートとか……どうなってるの!?
《アルファポリスにも投稿しています》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 10:31:14
88582文字
会話率:43%
剣と魔法の世界、勇者と聖女達のパーティーが魔王を倒して1年と2ヶ月が経ったころのお話。大陸の中央にある王国のお話。魔物の侵攻で多くの国が滅び、その生き残りが集まって建国された王国、そのため多くの種族が暮らしていて今はエルフの女王様が治めてい
る。
王宮では建国祭にあわせて行われる新女王の戴冠式の準備が進められていた。
そして、王宮に1人のシスターが新女王への洗礼を行うために訪れた時からゆっくりと歯車がずれ始めて……
以前投稿していた『ふたなりに堕ちた聖女と白濁に沈む教会』の1年半後ぐらいの話になります。
ほぼ登場人物、舞台が一新されるので新シリーズとして投稿することにしました。
CG集化予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 22:00:00
58747文字
会話率:66%
セレブ両親の一人娘、女子大生の喜又 舞(きまた まい)には悩みがあった。それは一族らしい礼儀と品格を厳しく躾られてきた反動による底無し性欲とムッツリド変態思考。家格に合うエリート家系の潔癖長男坊との政略結婚お見合いがいよいよ明日に迫ろうとし
た夜に事は起きた。真夜中にこっそり家出したはずの舞が家の塀の使用人専用トンネルを抜けると、そこは見慣れない洋館の中だったのだ。部屋の中央、猫脚カウチソファーに座り号泣していたもう一人の女性が舞に気付き慌てて上げた顔は、なんと舞に瓜二つ。状況はさて置き困っている人を放っておけないお人好しの舞が女性から事情を聞くと、ここは魔界で女性の自室。女性の名前はティクビム=ハメルンニクアーナ。魔界においてハメルンニクアーナ家は魔王族に次ぐ大貴族であり、代々人間界から吸い取った精気を魔王宮に納税してきた淫魔家系だという。ティクビムは末娘にして類稀なる柔軟さを兼ね備えた変態体質に生まれるも、一族にあるまじき精液アレルギーが災いしエロ行為が苦手な淑女そのもの。消極的な性格のせいで義務教育の無様エロ訓練が満足に進まないまま成人を処女で迎えた結果、魔界で一族きっての落ちこぼれと称され長年引きこもっていた。遂にはストレス性の便秘で二ヶ月にも渡りカエル腹になるほど宿便を溜め込み排便に至れず自殺を考え始めていたところ、舞が目の前に現れたのだという。世界に順応できない苦しみで心を通わせた二人がお互いを慰め合っていると、玉虫色に輝く水晶玉が現れる。二人の脳内に語りかけてくる自己紹介によると、水晶玉はこの人間界と魔界の創造主だった。魔界の著名貴族末子かつ唯一の娘であるティクビムと、日本を支える財界トップセレブご令嬢の舞。二人がこのまま役目を捨てることになれば、それぞれの世界のあるべき歴史が変わってしまう。そこで創造主である水晶玉は、二人に精神と記憶を交換した成り代わりの人生を提案する。舞の身体に憑依したティクビムは人間界へ降り立ち、ティクビムの身体に憑依した舞は頭の中に流れ込んでくるエロ常識の過激さに期待で胸躍らせながら眠りについた。目覚めた後はハメルンニクアーナ家の汚名を返上、ガチムチイケメン絶倫魔族の逆ハーレムを築き目指す最終目標は魔王太子の奴隷妻。喜又舞改めティクビムの無様エロ人生が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 09:42:08
92589文字
会話率:52%
王国唯一の公女であるエメラルドは、とてもとても綺麗なお人形を見つけて「欲しい」とおねだりした。
その人形が、まさか王子だなんて気付かずに····
そんな幼い頃の失態から早14年、成人したエメラルドが頭を抱える理由は、幼いあの日におねだりし
てから“お人形”としてルイーズ王子がエメラルドの私室に今も住んでいるせいだ。
いや、なんで!?
そろそろ王宮に帰ってよ~!!
自称お人形、の王子様×空回り気味な公爵令嬢のラブコメです。
※自称お人形、の部分はお人形のように感情の起伏がない···ではなく、そう言い張ってるだけのどちらかと言えばふてぶてしいタイプの王子です、ご注意を!
※アルファポリス様、ベリーズカフェ様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 05:53:07
19302文字
会話率:44%
主人公ビンカが目の前で異世界転移するのを止められなかった副騎士団長ランタナ。それ以来ランタナは、何度も何度も悪夢に苛まれ、自身を責め続け、身体を限界まで酷使し続ける。そんな彼の世話役になってしまった、ビンカの親友である聖職者アスター。彼等の
出逢いと別れの間で揺れ動く真実。残された者達はどう受け止めて生きるのか。6話完結予定のハッピーエンド。主人公はもう居ません。笑
〔副騎士団長×大司教補佐〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 21:56:58
6993文字
会話率:60%