一年前、ラティーファは砂漠で行き倒れていた異国の商人、ユージーンを拾った。情熱的に口説かれて、あっという間に恋に落ち、結婚した。しかし、ユージーンが彼女を誘惑したのは、ある男を捕らえるため。誘惑して情報を聞き出し、裏切らないよう呪いまでかけ
、囮としてラティーファを利用したのだ。真実を知ったラティーファは、二度と誰かの思い通りになりたくないと、怒りも悲しみも喜びも――何も感じないよう心を捨てることにした。ところが、ある町で出会った奴隷の少女を助けたことで、二度と会うことなどないと思っていたユージーンに再会してしまう。捨て駒だった『妻』のことなど何とも思っていないはずなのに、ユージーンは彼女を自国へ連れ去った。そこで待ち受けていたのは、予期せぬ結婚生活。妻として扱われ、抱かれるたびに、捨てたはずの心を取り戻していくラティーファだったが、ある陰謀に巻き込まれ、今度は自分がユージーンを裏切ることに……。心のない夫と心を捨てた妻。二人が裏切りの果てに見つけたものは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 01:36:20
173107文字
会話率:34%
西方の小さな国の王女として生まれたユーリシエルは、その容貌と出自のために、王宮では忘れられた存在だった。色んな国の物語を読むのが好きで、いつか異国を訪れてみたいと夢みていたが、ある日父から政略結婚を命ぜられる。自分を蔑む相手を受け入れられず
、ずっと憧れていた国へ嫁ぐ姉の侍女として紛れ込むことに。辿り着いた異国の地で巡り会ったのは、王子の側近であるリーゼンラール。年上で、優しいリーゼンラールに惹かれるが、とても叶うはずがない恋だとわかっていた。口が達者で行動力抜群の元籠の鳥である王女様が、憧れを現実にするために奮闘するお話。【※アルファポリス様にも掲載(若干内容が異なります)以前、なろうに投稿していたものの改稿版です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-09 14:11:10
203447文字
会話率:40%
若い地球人女性の彼女とお見合いした時、ノアトゥルフ=リュマ=イルニエは、すでに達観に両足を踏み入れかけていた。
ノアにとって、権力と金銭を仲介しない恋人など幻想。
両想いからの円満な結婚など、どこか遠い国の異国の絵本の中の出来事。
四十過ぎ
のルイエル星人のハーフである自分とは、全くかけ離れた異世界の物語でしかなく、それでも心のどこかで諦めきれずに、伴侶を渇望した日々を送ってきた。
だから恐怖に泣き喚かず、逃走せず、腰を抜かさず、嘔吐せず、正気を失わず、失神せず、失禁せず、普通に彼女と社交辞令なお見合いが終了した後――――脳内妄想が過ぎて、妄想が現実に3D化したと、自分の正気をわりと本気で疑った。
前作『今日、異星人とお見合いしました』のヒーロー視点。
【Attention Please】人外度★★★★(ガチ異星人) エロ度★★★(第三形態まで) 彼女のヒロイン度★(花より団子)
※一話が短め ※コンプレックス持ち触手中年紳士エイリアンに萌える方限定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 23:40:50
98540文字
会話率:12%
悪霊に追いかけ回されいつものように公園へと避難した神矢奏であったがさらなる悲劇か、自分をいじめて快楽を得ている的場雄二の暴力で疲弊し倒れてしまう。そこへと
偶然にも異国の地より来訪した吸血鬼の姫、ユーリアス・ドラキュリアの手によって拾われて
彼女の初体験の相手にされてしまうが意識を失いその時のことを負覚えていなかった奏。
次の日、奏はその彼女と寝床を共にした形で朝を迎え、彼女の正体を知り彼女に関わる因果な運命へと巻き込まれていく。
死への世界を見てしまう少年と怪物の姫の物語がここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-06 05:27:38
2113文字
会話率:33%
元兵士の男は、戦争に負け奴隷となって異国の地で売られた。それを買ったのは採掘場を経営する女商人リーファンだった。美しく才覚のある女主人に、採掘場で働くものは皆心酔している。ある夜、男が下半身の違和感に目覚めると、女主人が男のものを咥えていた
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-02 01:09:22
9145文字
会話率:46%
サーカス団長の娘である主人公、アカネはいたって平凡な少女であると自負していた。
黒い髪に赤い瞳、不気味なほど青白い肌にいつも身にまとう黒いドレス。
陽の光に弱い彼女はいつもパラソルをさしている。
父はアカネを溺愛し、個性豊かなサーカス団員
たちも彼女を可愛がった。
春の国、夏の国、秋の国、冬の国と年に四回異国を訪れるサーカス団は、あの日春の国にいた。
そこで出会った少年、ヴァンはアカネの姿を見るなり平凡でないと口にするが…
異性愛、同性愛、異形愛、なんでもアリなサーカス団とあくまでも平凡であろうとする少女アカネの乙女ゲームちっくなお話。
人物紹介
アカネ:サーカス団長の娘。太陽の光が苦手で、いつもパラソルや目を覆うグラスが欠かせない少女。
リー:サーカス団の団長でありアカネの父。娘を溺愛するあまり、絶えず髭を剃り髪を染める若作りが欠かせない男。
ヴァン:春の国で出会った不思議な少年。茶色の髪に丸いグラスをかけており、その手にはいつも本がある。
団員
レンフィールド:猛獣使い。幼少の頃よりアカネの遊び相手でもあった青年。口数は少ないが、いざという時に頼りになる男。
マリー:空中ブランコ乗り。自身に満ち溢れその美貌で看板娘にまで登りつめた野心家な女。老け専でありリーの娘であるアカネが気にくわない。
ルーシー:占い師の少女。不思議な力で未来をみることができる。舞台に出ない時は常に力を留めるため寝ていることが多い。
ジャック:道化師。舞台では口を開くことはないが裏ではお喋りが止まらないお節介な男。常にフェイスペイントを施しており、その素顔を見たものは誰もいない。
アーサー:軟体の美青年。自分のことが大好きなナルシスト。常にしなやかなポーズを研究しては皆に気持ち悪がられている。
ジョナサン:リーの助手を務める青年。サーカスの経営や宣伝に力を入れている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 21:48:00
4366文字
会話率:48%
火を噴く火竜が空を飛び小鬼が旅人を襲う魔物の危機に苦しむハイゼル王国。
ハイゼルを治める若き王は異国から買いそろえた火槍と呼ばれる火薬の武器を揃え魔物の脅威に立ち向かおうとしていた。
王は身分に隔てなく同年代の若者たちを集め火槍の扱いを教え
、彼らを引き連れ小鬼が潜む洞窟に攻め込むことにした。
火槍の爆発は小鬼を容易く焼き焦がしたが洞窟の中にはより強い魔物が潜んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 01:19:11
7165文字
会話率:43%
砂漠の国の男娼だったゼンは、竜人が統べる国カンガサラの王族、オイヴァの子を腹に宿した。オイヴァを追ってカンガサラにやって来たゼンは、異国の地で竜人の伴侶となりやがて出産を迎える。☆短編『熱中症』の続編です【2019/10/25 『熱中症 竜
の愛した砂漠の男娼』としてKADOKAWA ルビー文庫:D より電子書籍化】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 12:05:50
101821文字
会話率:50%
中東で出会ったひとに囲われ異国に生きた日本人青年の話。
強く惹かれあうふたりが正式にともに生きるために、ずっと一緒にいるために、あらゆる試練をくぐりぬけていく話です。
健やかなるときも病めるときも、喜びに満ちるときも悲しみに狂いそうにな
るときも、いつも共に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 05:00:00
297255文字
会話率:67%
リクエスト頂きましたお話です。
異国の奴隷(敗戦国の将軍)×王子
逆レ〜反撃
大変楽しく書かせて頂きました。
最終更新:2019-10-17 08:29:25
7016文字
会話率:36%
ただの村娘が異国の貴族のしつこい求婚を受けて嫁いでいった。
――生まれ変わっては探し出して妻にする鬼畜ヤンデレな『私』と私の愛する『彼女』の物語。
※薄いR18のホラーな執着物語として読んでください。
最終更新:2019-10-06 10:00:00
19566文字
会話率:30%
異国に遊学中のキャスリーンは、気まぐれに入ったカフェで、絵を描く男、ネイサンに出会う。パトロンとしてネイサンを金で買ったキャスリーンだったが、次第に惹かれて彼を愛してしまう。
そんなある日、招待された夜会で、キャスリーンとネイサンの前に、あ
る可憐な歌姫が現れて……。
気が強い、けれどもどこか脆い女性が、愛に振り回され、溺れる話。
※タグの確認をお願いします。
※ヒーロー、ヒロインともに、互い以外との交渉があります。
※ざまあはありません。
※性描写は予告なく入ります。
※途中でタグが増える予定です。
※不定期投稿です。
※NTRタグは保険です。
※本編完結済みです。
※アルファポリス様でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 23:43:33
91847文字
会話率:30%
幻想郷に突如オープンした謎の店「黄金酒場エルドラド」
異国の理想郷を冠するこの酒場の目玉商品「少女一番搾り」はその店名に見合った黄金の飲み物である。
だがその原材料は他に見られない特異なもので、それは「朝一番の少女のおしっこ」
これはその店
で働くことになった幽々子の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 22:00:00
9872文字
会話率:38%
民を虐げる残虐王の元に一人の侍従がやってくる。
黄色のフワフワ頭。名をレスカと言う、異国の者だった。
レスカは残虐王を恐れることなく、せっせと世話をするが……その意図は?
ちょっとした短編です。
最終更新:2019-08-15 23:00:00
26571文字
会話率:28%
金遣いの荒いクズ親たちによって、娼館に売られた夕陽。
しかし翡翠館という名のその娼館は、どん底だった実家に比べたらご馳走も食べられるし、勉強もさせてくれて、まるで天国のような場所だった。
もう、いつでも男と寝る覚悟は出来ています!
初客をと
る日も近いある休館日、なにやら不遜な客が店に現れる。
アメジストの目が美しい、野性的な青年だった。
こちらは六葉館で連載していた作品です。
今までになくエロが多いので苦手な人はご注意ください。
完全18禁です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 17:29:24
149557文字
会話率:35%
古い時代の話である。異国の王に嫁いだ高貴な女性がいた。天使のような美貌と優しさで誰からも愛される人であった。王が亡くなった時、その后は未亡人となった。だがその異国の野蛮の風習によって后は実の息子から後宮に入る事を求められた。誇り高き后の取っ
た選択は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 21:13:56
11806文字
会話率:32%
菫(トウ)英蘭(エイラン)は、大陸南部の街にある劇団『玉雲(ギョクウン)』の看板役者だ。界隈を仕切る商人の陸(リク)孝(コウ)の援助を受け、人気を不動のものとして活躍している。ある日、英蘭は陸の紹介で異国の軍人と出会う。この出会いは英蘭の運
命をどう変えて行くのか……長く続くと思われた平穏が崩された時、英蘭は何を選び、何を手放すのだろうかーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 18:47:24
52732文字
会話率:40%
人間と亜人が暮らす、とある世界の異国にて、初老にさしかかった一人の男が、自らの生涯を振り返る。それは、少女の悲鳴と叫びで彩られた、淫欲の道だった。
最終更新:2019-06-20 08:35:28
9994文字
会話率:0%
王族としての窮屈な日々に嫌気が差し、東京に逃げ込んだ異国の美少年王子が、偶然AVの素人筆下ろし企画に巻きまれてしまう、というハチャメチャ官能。ショート連載です。
最終更新:2019-06-13 12:48:44
24010文字
会話率:45%
類稀なる美貌をもち学園一の才女である
フォンティーヌ侯爵家令嬢のレイスリーネは
令嬢達の間で流行っている恋愛小説
「許されざる恋」を読み呟いた
「悪役令嬢…アマンダ…ね」
ポンコツ王子とその愛妾を更生させて
良き王となれる様奮闘していた
レイスリーネだが
思いもよらぬ人物に裏切られ異国の地に
奴隷として売られて行くが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 10:08:44
31294文字
会話率:44%
二足歩行の多様な種族が文明を持って暮らす世界。
大昔、ヒト族とケモノ族との異種交配から始まった彼らは今――
*
王城勤務とはいえ高貴な人々の目にとまる華やかな表方とは無縁。そこそこ重要な裏方部署に務めるエリカはぴちぴちの三十歳である。
番はまだ見つけていない。
ある日、庭でとんでもなく強い香源に当てられて立ち上がれないほどの目眩を覚えるエリカ。腐敗臭とは正反対の芳香だが、強烈な香りに辟易を通り越して苦悶する。匂いの元は見知らぬ異国風情の男だということが判り……なぜかその男は翌日からエリカの職場に現れるようになる。
強すぎる匂いに慣れないエリカと、申し訳ないと言いつつも接近してくる傍迷惑な公害男の目的は――
(青い瞳のあなた)
•―――――――――――•
表題作を含めた様々な人々の日常もしくは恋愛模様を描く、断片的な小説集《異世界・獣人版》。
舞台となる土地や時代の設定はランダムで、別の話と繋がりがあったり無かったり。
同一世界に生きる獣属性な人々の、半身・番探し、異種族婚、異文化・異世界の話が書いてみたいがためのプロローグ的な短い話が多め。気まぐれ更新の終わりなき小説群のため、完結後も随時新作を追加していきます。
気晴らしで書いたものなので全体的にお手軽構成。万が一にもお気に召した話があれば幸いです。
※アルファポリスで公開後こちらに掲載しております(タイムラグあり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 21:00:00
34274文字
会話率:27%