兄のもとへ嫁いできたのは、異国風の黒髪と黒目が印象的な、美しい人だった。12歳も年上の義姉へ、淡い恋心を抱く弟。幸せそうに笑う義姉を、ずっと見つめていたかった。しかし、仲が良かった兄夫婦の結婚生活は、長くは続かない。石女と呼ばれ義姉が流す涙
を見た弟は、兄を裏切る決意を固める。(他サイトさんにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 06:00:00
35332文字
会話率:31%
街の役人である雅璃怜は、ある日不思議な事件の捜査を依頼される。
最近、馬舎処で管理している馬がいなくなってしまうというのだ。名馬も失踪していることを知り、盗難を疑う雅璃怜だが手がかりが見つからない。
困った雅璃怜は情報を得るため街一番の酒楼
を訪ね、そこの主であり旧知の仲である檀真威に協力を依頼するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 23:51:33
14608文字
会話率:37%
水害にあった村から唯一逃げ出したエルデーヌは、亡き父の伝手によりアンブライトの家族とプラリー村に住んでいた。
恋仲であった二人は、エルデーヌが二十歳になったとき夫婦になろうと決めていた。そんな彼らのもとに、国王とその側近たちが残酷な命令を下
すことで、二人は引き離されていく。
※以前、別のPNで書いたお話を少しだけ改訂しての再掲になります。
※同じ話をエブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 17:42:27
8214文字
会話率:40%
財産を失ったお嬢様が、心機一転、これからひとりで生きていく技を身につけることを決意する。お嬢様の願いを叶えるべく、老いた執事は師匠になる男を探しに夜の裏町へ。そしてお嬢様の師として選ばれたのは、裏町で噂の凄腕の男だった。お嬢様は屋敷を訪れた
男から、ありったけの技を学ぼうと、精いっぱい努力するのであった。/※ハードボイルドに見せかけた、ゆるゆるちぐはぐ勘違いコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 06:46:30
26928文字
会話率:30%
もうすぐお祭りの日。集落はお祭りの準備であちこちにぎやか。そんな中、商店街でお世話になっている青年と、一緒にお祭りの準備をすることに。恋心に気づいたところで、彼に言われたのは、「愛人になってくれ」なんて言葉。傷ついて、いったんは彼から離れた
ものの、その後届いた彼からの手紙に、やっぱり一緒にいたいと思い直す。思い込みと誤解と勘違いは全て解消、ハッピーエンド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 23:57:55
21957文字
会話率:41%
今日も仕事の疲れを癒すために、薬屋さんを訪れる。いつもの肉体疲労の回復に効く薬のはずなのに、なんだか今日のは効果が違う。見慣れた薬屋さんのことが、とてもすてきに思えるし、腰から下に力が入らない。私の体、どうなっちゃうの?/誤って媚薬を飲んで
しまい、痴態を晒すヒロインを、何とか介抱するヒーロー。その後、事なきを得るが、再びヒーローはヒロインによって窮地に立たされるのだった。/両片思いのハッピーエンドです。ファンタジーの世界なので、そんな薬はないとかそういうのは、ぐっと飲み干してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 22:00:00
27922文字
会話率:30%
ウェルディリアの王宮で暮らすシェイド・エウリートは異国風の姿を持っている。そのため、国王の血を引きながら王族と認められることもなく、臣下の一人として人目を忍ぶように生きていた。
だがある夜、異母弟である王太子ジハードは自らの寝所にシェイドを
呼び出し、国王ではなく自分の配下につけと迫る。真意を理解できないままそれを拒むと……。
『fujossy』さんで投稿した神話風王宮ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 19:55:31
353699文字
会話率:25%
水害にあった村から唯一逃げ出したエルデーヌは、亡き父の伝手によりアンブライトの家族とプラリー村に住んでいた。恋仲であった二人は、エルデーヌが二十歳になったとき夫婦になろうと決めていた。そんな彼らのもとに、国王とその側近たちが残酷な命令を下す
ことで、二人は引き離されていく。
※読む人を選ぶ話だと思いますのでご注意願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 17:55:52
8080文字
会話率:39%
二足歩行の多様な種族が文明を持って暮らす世界。
大昔、ヒト族とケモノ族との異種交配から始まった彼らは今――
*
王城勤務とはいえ高貴な人々の目にとまる華やかな表方とは無縁。そこそこ重要な裏方部署に務めるエリカはぴちぴちの三十歳である。
番はまだ見つけていない。
ある日、庭でとんでもなく強い香源に当てられて立ち上がれないほどの目眩を覚えるエリカ。腐敗臭とは正反対の芳香だが、強烈な香りに辟易を通り越して苦悶する。匂いの元は見知らぬ異国風情の男だということが判り……なぜかその男は翌日からエリカの職場に現れるようになる。
強すぎる匂いに慣れないエリカと、申し訳ないと言いつつも接近してくる傍迷惑な公害男の目的は――
(青い瞳のあなた)
•―――――――――――•
表題作を含めた様々な人々の日常もしくは恋愛模様を描く、断片的な小説集《異世界・獣人版》。
舞台となる土地や時代の設定はランダムで、別の話と繋がりがあったり無かったり。
同一世界に生きる獣属性な人々の、半身・番探し、異種族婚、異文化・異世界の話が書いてみたいがためのプロローグ的な短い話が多め。気まぐれ更新の終わりなき小説群のため、完結後も随時新作を追加していきます。
気晴らしで書いたものなので全体的にお手軽構成。万が一にもお気に召した話があれば幸いです。
※アルファポリスで公開後こちらに掲載しております(タイムラグあり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 21:00:00
34274文字
会話率:27%
異国風王子✖︎気分屋吸血鬼
美女の血を吸おうとした吸血鬼くんが宮殿に侵入して、捕まって王子のペットになる話です。
友達があみだくじでCPを作るのをやっていてその中にドストライクCPがあったので、借してもらいました。
少しの間お付き合い
ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-21 00:00:00
17788文字
会話率:29%
「――あんたね、俺が護衛じゃ不足なの?へえ、信用できない?」
血液、臓器、白骨。不老不死薬を生成するために不可欠な三胞のうち、血液を五年間抜き取られつづけた少女 水(すい)。彼女の血は秘密結社“Λ(ラムダ)”の会員の父親によって組織へ運
ばれていた。
ある日、水は父の暴力に耐えきれず自殺を図る。そこへ現れ、麻薬犯罪捜査の一端を担う諸事情から彼女を助けた異国風の青年。奇しくも彼は、“Λ”を操る首謀者の男、サン・ジェルマンとの因縁を持つ者だった。
それは救った命だったのか、救われた命だったのか。狂気に生まれ落ちた少女が辿る、永い恋路の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-26 16:55:23
56739文字
会話率:40%