「一度抱かれた身体は、もう、他を受け入れられない」
──その夜、俺のすべては、あの人に奪われた。
高級娼館〈花影楼〉でナンバーワンを張る、Ωの男娼・伊織。
媚びない微笑みと、儚さを纏った美貌で、どんな客も夢を見せられる。
けれど“本気”を
見せたことは、一度もない。
誰にも、触れさせない――はずだった。
抑制剤の切れかけた夜、現れたのは
物腰柔らかな“名も知らぬ男”・暁人。
「香りに、惹かれただけです」
その一言で、伊織の世界は、熱に溶けた。
発情期が始まる。
逃げ場も理性も失って、身体を晒す。
重なる肌、啜られる喘ぎ、熱に溺れる夜──
それは、ただの本能なんかじゃなかった。
「君を買い取りたい」
そう告げた男が、実は“運命の番”を探して世界を旅する、ただ一人のαだったとしたら?
身体だけの関係だと思っていた。
でも、身体が覚えている。
――あの人じゃなきゃ、満たされない。
執着×運命×快楽に濡れる、仮初じゃすまない愛の記憶。
“もう、誰にも抱かれたくない。あなた以外は。”
【第1期】伊織と暁人の愛に溺れる物語(R18)
【第2期】伊織が拾われた幼少期から、男娼となるまでの日常、成長物語
第2期を先に読んでもいいかもしれません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 15:57:58
83334文字
会話率:32%
お互い恋人が他にいる、飲み仲間であるバリタチ二人。
その日も月一回の定例となっている飲み会を終え帰宅する際、停止したエレベーターに閉じ込められてしまった!
閉鎖空間で二人はイライラ、状況はどんどん良からぬ方向に。片方が調子に乗ってる相手を少
しこらしめてやろうと思ったら、バリタチの癖に意外にも可愛らしい反応を見せてきて、からかうどころではなくなってしまい……。
恋愛感情はないものの、自分の前でだけ甘えてくる友人に、カッコつけてる自分を解いて可愛がってくれる友人に、お互いにハマってしまう。
簡単に言うと「恋人の元・セフレ(攻)を優しくじっくりメス堕ちさせる話」です。
※※※※※
「君しかいらないのに君だけ手に入らない」「疼いて疼いて仕方がないのに先生が手を出してくれない」の長編シリーズの攻×攻のお話です。
本編とは違う、ifルートの話だと思って読んでください。
言ってしまえば作者本人が書いてる二次創作です。
性描写多めです。基本的にいちゃいちゃ浮気えっちしてるだけなので、長編シリーズ未読でも楽しめるかと思います。
元々お題箱から始まったシリーズなので、随時この二人のお題募集中。
長編読んでない方は本来タチの強気なウケをお楽しみください。
長編読んでくださってる方はなんでも許してくださる方のみお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 23:09:40
853008文字
会話率:50%
僕は男だ。だけど、誰かの目に映る僕は――たぶん、そうじゃない。
瑞樹は、美術大学に通う十八歳の男子学生。
なめらかな肌、整った横顔、引き締まった細身の体躯――
その佇まいは、見る者の記憶に静かに爪痕を残す。
寮母・沙月は、優しさの仮面をまと
いながら、瑞樹の羞恥をゆっくりと観察する。
無邪気な同室の少年・駿は、言葉の端々で、彼の「男であること」の輪郭を曖昧にしていく。
公共の空間で、ひとの視線に晒されるたびに、瑞樹は“見られること”の意味を知っていく。
何気ない日常の中で、羞恥と戸惑いが積み重なり、やがて心の奥に沈んだはずの何かが静かに目覚めていく。
――これは、恥ずかしさの中で息をする、美しい少年の物語。
観察され、導かれ、心を脱がされていくなかで、
彼は“自分の知らなかった自分”に、少しずつ侵されていく。
「僕は、見られていたいんじゃない……なのに、どうして……」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 17:27:28
3340文字
会話率:26%
母と電車で出かけた帰り。帰宅ラッシュで混み合う電車の中で母の顔が強ばった……その顔を見た瞬間、母が痴漢されていることに気づいた。
顔を赤くし、恐怖と不快感に身を震わせる母。地味でメガネで胸と尻が大きい、ぽっちゃりした母がどこぞの見ず知
らずの男に悪戯されている。
たまに友人から『見た目は地味だけどエロい』『強気に頼んだらヤらせてくれそう』『ああいう男に興味ありませんって人が意外とビッチだったりして』と言われても有り得ないと一蹴してきたし、今まで母をそう言う目で見たことなんてない……なのに、俺は今、痴漢されて身をよじる母に女を感じて興奮している。
興奮しているけど、それ以上に、母に悪戯する男に、声をあげずゲス野郎に好きなようにさせて身体をふるわせる母に、怒りを感じた。
俺の母が好き勝手されるのが許せない。
そう思った俺は母の背後に回り込んだ。
痴漢の盾になるために。
そして、
ーーーー
近親相姦(母×息子)、痴漢描写、ご都合主義多めの官能小説です。
この話はフィクションです。
登場人物は全員成人している架空の人物です。
痴漢は犯罪です。
この話は犯罪を助長する目的で執筆していません。
重ねて言いますが、フィクションです。閲覧は自己責任でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 12:53:12
116253文字
会話率:44%
スポーツジムのインストラクター・蠱咲柑奈は、通勤に使うクロスバイクのサドルに違和感を覚える。
それは汗でも雨でもない、彼女の香水に反応して目覚めた“サドル蟲”。
蜜を求めて舐め、吸い、囁く革の舌に導かれ、柑奈の“蜜壺”は変化していく。
誰に
も言えない快楽、誰にも触れられない愛。
そして、秘密が暴かれた日、柑奈は逃げるように走り出す。
海風と蜜の香りの中、壺が花開き、愛は狂気と歓喜に包まれて——
ラスト、世界の頂点に立った彼女は、蜜に濡れたサドルを高く掲げる。
それが、すべての証明だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:43:34
6059文字
会話率:24%
指揮官として名を馳せた彼は、戦場から身を引いた今も、
“濡れ場”において冷静で的確な指示を下す──
滑らかな指先で、沈黙の指揮棒を奏でる彼。
命令に従うか、抗うか。快楽は“規律”のもとで進軍していく。
濡れる音、堕ちる息。
“戦術的寸止
め”と“徹底管理された濡度”によって、
彼女の快感は理性を突き破る。
命じるは一言――
「まだイくな。指揮は、俺が執る。」
これは、濡れと命令の狭間で紡がれる、
“戦術的筆責”による快感支配官能短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 14:11:48
237文字
会話率:30%
シングルマザーの亜希は、同窓会で元カレの竜介と再会する。
過去、竜介との性行為で心と体が満たされなかった経験を持つ亜希は再会に複雑な思いを抱くが、同窓会後、誘われるままホテルで一夜を共にしてしまう。
その際、避妊をしなかった。
翌朝、亜希は
息子が竜介の子であることを伏せたまま彼と別れる。
数週間後、亜希は妊娠に気づくが、すでに竜介の子である息子がいる上に再び彼の子を妊娠したことで、亜希は今後の人生に深く悩むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 21:00:00
9149文字
会話率:29%
「ル・シェル」は、コンプレックスを抱えた女性たちの欲望を解放する女性向け風俗店。地味なOL、恋愛に臆病な図書館司書、フェチに悩む主婦――彼女たちの秘めた願望を、プロのセラピストが言葉と身体で暴き、快楽の極みに導く。一話完結で描かれる、羞恥と
快感に濡れる女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 21:00:00
64191文字
会話率:40%
1970年代、雨降る港町。ホテルのレストラン&バーの歌姫・黒瑠璃こと瑠璃は、ある夜オーナーである篤比古に呼び出される。「その青い瞳。君は子どもの頃に行方不明になった僕の婚約者、輝沙子さんだ」瑠璃を“輝沙子”として口説く篤比古に、瑠璃は別人だ
と反発しつつも徐々に惹かれていく。時を同じくして起こった「店を辞めろ」という瑠璃への嫌がらせは、やがて命を狙うほどに過激化。守ってくれる篤比古に瑠璃は思い悩む。(私は輝沙子じゃない。でももし輝沙子じゃなければ、篤比古さんは私に興味を無くすんじゃ?)瑠璃は本当に輝沙子なのか?そして瑠璃を狙う犯人は誰なのか?ヒロインの出生の秘密に御曹司とのロマンスを絡めた、昭和レトロ風ラブストーリー。■タイトルに※印のあるエピソードはR18性描写シーンを含みます。/不定期更新。他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 12:00:00
19282文字
会話率:35%
【標本室に記録されたのは──少女たちの快楽だった】
セレフィア魔導院の禁足領域「標本室」。
そこに封じられていたのは、強すぎる魔力に感応し、理性を失うまで愛された少女たちの、“絶頂の記録”──そしてその“再演”。
新人観測士イレナは、自
身の記憶に空白を抱えていた。
標本装置に触れた彼女の身体に、“誰かに抱かれ、イかされた快楽”が再生される。
見えない相手、触れられていないのに濡れる身体。
それは他人の記録ではなく、自分自身が“標本にされた過去”だった。
魔力共鳴による追体験。羞恥と快楽、記憶と愛。
これは、「忘れられた絶頂」が、いま身体に刻み直される物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 16:41:28
25244文字
会話率:6%
AI生成による実験作です。
清楚な受付嬢・麗奈は、昼間は穏やかな微笑みで周囲を魅了するが、夜になると恋人との禁断の情事に身を委ねる。ある夜、彼が差し出したSM写真集が、彼女の秘めた欲望を目覚めさせた。黒革のコスチュームと荒縄に縛られ、巨尻
を叩かれ、アナルまで調教される麗奈。羞恥に震えながらも、「おまんこが疼いて…」と淫らな言葉を紡ぎ、彼への隷属を宣言する。昼の仮面を脱ぎ捨てた彼女は、縄に締め上げられながら初めての絶頂を知り、禁断の悦びに溺れる。やがて、彼の優しい抱擁が彼女を包み、二人の愛は緊縛を超えた深淵へと至る。清楚なOLが淫靡な夜に堕ち、愛と欲望が交錯する官能の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 18:56:52
54486文字
会話率:0%
城の茶室で一人たたずむ城主は潜んでいた女忍者を呼び出した。それは二人の危険な時間の始まりだった。
最終更新:2025-02-27 20:16:58
7287文字
会話率:24%
SMを趣味にする夫婦。とある休日、一日中、全裸で過ごしたことを書きました。
最終更新:2025-02-19 12:08:23
9712文字
会話率:62%
名家の女、菊川 冬花。
誇り高いがしかし、選民的な気質の女だ。
そんな冬花は自身の家、菊川家の名誉を何よりも重視している。
だが昨今、名家なんていうものは維持するだけで金がかかり、その金を稼ぐための事業も必ず成功するとも限らない。
ましてやここ最近の不景気の波は、名家として名高い菊川家をも飲み込もうとしていた。
そんな菊川家の台所事情を守ろうと冬花は奔走し、そして直面する。
菊川家の名誉か、あるいは自尊心か──どちらを選ぶかという究極の選択に。
※
本作はAI挿絵を使用しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 19:49:43
6806文字
会話率:16%
若葉にとって、ハロウィンという日は特別な意味を持った1日だというわけではなかった。
大学の友人に誘われてパーティに行くことになっていた彼女は、それまでの時間を潰すべくサークルの部室でゆったりとくつろいでいた。そこに顔を見せたのは、気心知れた
幼馴染・柊というクールな青年で。――――彼女にとってはそうでなくても、吸血鬼である彼にとっては今日という日はとても特別なものだった。
「――それでさ。若葉にもうひとつ頼み聞いて欲しいんだけど……」
吸血鬼の青年×底抜けに明るい幼馴染
ふんわり設定です。キーワードを確認し、苦手なものがある方はご自衛ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 00:00:00
23235文字
会話率:42%
6月の梅雨時期、大学生の桃仙和咲は、雨に濡れる男性と出会った。
緋月と名乗る彼は、異世界『逢魔国』からの来訪者であり、人ならざる吸血鬼――。
ふたりが交わしたのは一つの契約。
それは巻き込まれ体質の和咲を守る対価として、緋月に血を差し出すと
いうもの。
しかし、彼女は知らなかった。
彼ら吸血鬼にとって吸血行為は性行為に匹敵する愛情表現で、吸血衝動の引き金は性欲だということを――。
■■■
公式企画「Blue Moon Cocktail」に参加作品です。
『残虐な描写』は吸血行為によって出血表現がありそうなので念のため。
不定期更新です。
感想には返信しませんのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 17:40:58
4820文字
会話率:54%
お寄りいただきありがとうございます。saekinovel(サエキ・ノベル)です。
さて、【pixiv】にイラスト(挿し絵)を数枚掲載しております表題作について、こちらでも小説を投稿して参りたいと思います。
◆本作概要◆
ショートカットの
似合う洗練された美貌と、女盛りの肉体を持つ若妻・椿原和香子。その『朝露に濡れる薔薇』のような色香が禍し、夫の海外出張中に、関西出身の変態医師・鮫川の毒牙にかかってしまう。特に高い位置でムチッと張った92センチの美臀は、尻マニア・鮫川を虜にし、医療行為を装った調教の挙げ句、『肛交昇天(アナル・アクメ)』まで覚え込まされる和香子。
そしてついに獣の本性を剥き出しにした鮫川は、隠し撮りしていたこれまでの映像をネタに和香子を脅し、自らの肉玩具ーー『肛交パートナー』となることを迫る。
突き落とされた漆黒の暗闇の中、和香子が『最愛の家族との幸せな日々』を守るには、そのグラマラスな美肉を差し出すより他に道はなかった。
何とか耐えようとするエレガントな美臀妻を、今日もサディストたちの陰惨な責めが襲う…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 11:39:28
73901文字
会話率:27%
――雨は、まだ降りやまない。
ある長い梅雨の日。バイトをサボって公園の東屋で黄昏れていた大学生の青年・亮磨は、彩羽という名の少女と出会う。
雨に濡れる彼女に傘を貸したことがきっかけで、二人は交流を持つようになる。
雨宿りの中で出会った青
年と少女が、絆を深めていくお話です。
Hシーンのあるパートは、タイトルの先頭に♥が付いています(タイトル末尾にはプレイ内容を記載)。
こちらの作品は、Pixivにて連載していた作品の転載となります。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22517041
全9パートの予定です(毎日22:00頃更新予定)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 21:10:00
29994文字
会話率:54%
現代高校生の男の子目線のちょっとエッチな恋愛事情。俺、三浦優吾は同じクラスの須貝サラをおかずに毎日妄想してシてる。そんな俺にサラとのチャンスが突然訪れた。優しくしたいのについ激しくしてしまう。従順なサラが愛おしいのにめちゃくちゃにしたいんだ
。次はどんなエロいことをして気持ちよくなろうか。サラと付き合い出しても気の抜けない三浦。その周りの人たちの話⭐︎会話多めです。苦手な方はごめんなさい。⭐︎連載ものなのでエピソード1から読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 23:29:26
389118文字
会話率:46%
コーヒーに媚薬を盛られるお話です。
最終更新:2024-06-16 23:52:56
10022文字
会話率:0%
予備校に通う銀太は授業の帰り道にセーラー服姿の那由を見かける。だが、彼女は銀太の二つ上の先輩で、母校を卒業したはずだった。魅力的な彼女の後姿を追うと、かつての母校にたどり着いてしまう。そして、彼女は生物を教える女教師の野槌と密会し、妖しい
情事が始まった。銀太はこっそり窓からのぞき見するのだが……年上女性にいっぱい教えてもらっちゃう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 17:25:31
17379文字
会話率:31%