【標本室に記録されたのは──少女たちの快楽だった】
セレフィア魔導院の禁足領域「標本室」。
そこに封じられていたのは、強すぎる魔力に感応し、理性を失うまで愛された少女たちの、“絶頂の記録”──そしてその“再演”。
新人観測士イレナは、自
身の記憶に空白を抱えていた。
標本装置に触れた彼女の身体に、“誰かに抱かれ、イかされた快楽”が再生される。
見えない相手、触れられていないのに濡れる身体。
それは他人の記録ではなく、自分自身が“標本にされた過去”だった。
魔力共鳴による追体験。羞恥と快楽、記憶と愛。
これは、「忘れられた絶頂」が、いま身体に刻み直される物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 16:41:28
25244文字
会話率:6%
この作品は、Twitterの一日一花BL企画のもと執筆させていただいた作品です。
6月21日 ツキミソウ
花言葉:無言の愛、移り気
登場人物に名前はなく、少し切ない話となっております。
月が美しい夜に読んでいただけるとより一層それを感じて
いただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 08:08:56
873文字
会話率:59%