最後の身内を亡くした久世周は元侯爵家の血筋であったが生活は困窮しており、相続税のため家を売らなくてはならなかった。そこに、元男爵家で大企業のCEOである近衛顕正が現れ、婚約者と名乗り、経済的に援助を受けることになったが……。
※801
はファンタジー。細かいことが気になる人はリターン推奨。気がついたらその都度自分で直すので誤字報告等は不要です。
※この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 01:00:05
77809文字
会話率:22%
華族という家柄であるにも関わらず、親の愛を知らずに育った泉馨子。その唯一の従者である柾は、彼女を生涯かけて守ると誓う。次第に心が壊れていく馨子に、柾は主従の関係を越えて触れ合うようになっていく――。
最終更新:2020-10-31 23:00:00
11775文字
会話率:43%
大正時代。帝大に通う紫水晶と薔薇の兄弟は一軒家を借りて二人住まいをしていた。
最終更新:2020-10-02 09:02:02
20345文字
会話率:33%
大正時代の華族の話です。
幕末に敵同士だった大名家の嫡子に生まれた二人が家の敵として引き裂かれる運命を何とか回避しようと頑張って恋に落ちる話です。
最終更新:2020-09-28 09:01:02
55671文字
会話率:49%
恋と芸術の街、東都。
大衆向けのカフェにある晩、街でも有名な華族の男がやってきて――。
なんちゃって明治~大正時代風。
カフェで女給をしている女子と、お華族サマとの、身分差の恋。
舞台は基本ファンタジー(notリアル歴史)ですので、ゆるめ
に見ていただければ。
※登場人物名は漢字表記です※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 20:00:00
10516文字
会話率:35%
大陸で戦禍の火種が燻る昭和六年八月、広島県呉港の近くにて。今宵も将来を約束されたエリート海軍大尉・瀧本零士と素行不良が原因で出世コースを外された陸軍大尉・尾坂仙が大喧嘩を繰り広げていた。周囲を呆れさせるほどの罵倒と殴り合いを続ける瀧本と尾坂
だったが、しかしどういうわけか二人は喧嘩の最中に忽然と姿を消してしまうことでも有名だった。そんな彼らが乱闘現場から抜け出して向かう先は尾坂の下宿先。
実は喧嘩をしているその裏で、二人は密かに逢い引きを行っていたのだ。
瀧本が上陸するその日は、二人は尾坂の下宿先で激しい交接を行い夜を明かしていた。無論、これは誰にもバレてはいけない秘密である。
犬猿の仲で有名な二人が、態々危険を冒してまで逢い引きを繰り返す理由。それは名門華族の一族出身であり、恩賜組として輝かしい出世を約束されていたはずの尾坂が抱えた薄暗い過去に原因があり……
※2019年10月24日にタイトルを『鳳仙花』から今のに変えました。
※この話は2016年11月に作者がpixivに投稿した同名の一次創作小説を加筆修正したものとなっておりますが一部設定がpixiv版とは異なります。
※作中に登場するある人物がかつて暴行を受けていたり自i傷i行i為に走っていた等の描写がありますが作者はこれらの行為を美化する気もありません。
※あまり幸せとは言えない夜明け前みたいなほの暗いお話なので読む人を選ぶと思いますが、二人ぼっちの閉じた世界や共依存がお好きな方にはオススメです。
ふじょっしーさん、アルファポリスさんの所にも転載しております。pixivにあるのはこれの原型です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 11:40:31
429883文字
会話率:45%
没落した華族の娘、織江は金のため金持ちの実業家有坂誠二郎の妻になる。 裕福だが愛のない、空しい結婚生活。そんな時誠二郎の息子、直哉がアメリが留学から帰ってきた。 真っ直ぐな愛情をぶつけてくる直哉に、織江は――
最終更新:2020-02-06 19:00:00
103376文字
会話率:39%
大正時代、京都。
辻本(つじもと)家の長女・辻本百合子(ゆりこ)が喘息の悪化で亡くなったのはその年の十二月のことであった。
残された庭師の蜂須吾両(はちすごりょう)は、百合子への秘めた想いを胸に、通夜に参加していた。
誰もいなくなった百合子
の部屋に一人足を踏み入れた吾両は、百合子の洋服箪笥から、生前彼女が召していた着物を見つめ、涙を流しながら抱きしめる。
その様子を背後から見ていたのは女中の毒島薔子(ぶすじまそうこ)であった。
「うちのこと、百合子様やと思うて抱いてください」
吾両の背中を抱きしめ、薔子は彼の耳元で禁断の囁きをする――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 23:11:44
10113文字
会話率:34%
大正十二年九月二十日。堂上華族家の嫡男として生まれた神楽坂圭(かぐらざか・けい)は、イタリア留学を経て、一年ぶりに帰国した。関東大震災の被害に遭い、倒壊した生家にショックを受ける。しかも父親の成顕(なりあき)は昏睡状態だった。幸い神楽坂紡
績の東京支社は倒壊を免れ、圭は叔父美憲(よしのり)との再会を果たす。
圭は家令の森崎太郎(もりさき・たろう)と共に、軽井沢の別荘に行くことになった。別荘で圭を待っていたのは、倒壊した屋敷の座敷牢から見付かったという、金緑色の目を持つ白髪の男だった。
※参考文献
*ダンテ・アリギエーリ 寿岳文章訳『神曲I 地獄篇』集英社、二〇〇三年
*共同訳聖書実行委員会『聖書 新共同訳』日本聖書協会、一九九九年
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 22:00:00
25463文字
会話率:31%
渡辺真白が就職内定先の会社から内定取り消しを告げられた日、父親の勤めていた会社が倒産し両親が自殺してしまった。
引き取り手もおらず生活にも困っていたある日、ひょんなことから旧華族の九条家にメイドとして引き取られた。
主人である男を筆頭に
息子三兄弟、執事長、庭師と皆が歓迎し、受け入れることに真白は段々日常を取り戻し始めた。
そんなある日、ある人物の秘密を知ってしまい――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 00:00:00
1729文字
会話率:58%
没落華族の娘・菊乃は、駆け落ちした姉の代わりに義兄の冬馬に嫁がされることになる。姉の駆け落ちという不始末を隠すための、身代わりの花嫁だ。もう女を信じられないと言う冬馬は、菊乃を半ば監禁しながら、執拗な愛を注ぐ。
Twitter上で玉子さん(
@tamagokikaku)のイラストをもとにイメージを膨らませてお話を書く、「イラストイメージ企画」に書いた作品です。三話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 23:41:01
26992文字
会話率:43%
1928(昭和3)年。北京で情報収集任務につく柚木実充(さねみつ)陸軍大尉の前に、因縁の同期・南泉が突然『上官』として赴任してくる。
そのころ実充は本国の方針に反する、とある危険な裏工作に手を染めていた。
参謀本部一のクールな英才・南泉が送
り込まれてきたのはなぜか?
南泉は3年ぶりの再会早々、銃口を突きつけ不敵に笑う。
「隠しても無駄だ。例の件で本国に送還されたくなければ黙って寝台へ行け、ミツ――」
この男は容姿端麗の秀才ながら、幼年校時代からたびたび『念友関係』を強要してきたドS鬼畜だった!…そしてその行動、やっぱり裏工作の証拠を上げに来ているとしか思えなくて?!
「国益を思えばこそ」独断専行の実充と、それを逆手に取る南泉。腹を探り、意地と論理をぶつけ合うハードな諜報戦! 満州で起きた某・重大事件を背景に、陸軍駐在武官たちの知られざる暗躍を描いた軍人率100%BL。
(本編は硬派ですが番外編は脱力系です)
――――以下、注意書きなど―――
※史実を題材にしていますが登場人物はあくまでもフィクションです。創作歴史トンデモ妄想物です。
大正昭和の青年将校とか軍服に萌えがあれば是非♪ 予備知識なしで楽しめます。
とっつきにくい場合は途中の「陸軍幼年学校編」(10代、出会い)から読む手もアリです。
※エブリスタにも転載しています。
※「天下分け目のBL合戦」新書館ディアプラス特別賞受賞折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-10 14:23:11
258767文字
会話率:37%
「特区」それは華族達の世界。
そこには魔力が存在し、華族達が派閥争いを繰り広げながらもその優雅な生活を謳歌していた。だがそれはGHQにより計画された日本魔力断絶100年計画の一環であることを彼らは気付いていなかった。
その中で、日本に「
聖剣」と呼ばれる魔力保持者が誕生する。有史以来1000年に1度、具現化しては世界地図を塗り替える存在。
そして世界はその聖剣を中心に大きく回り始める。
これは神々の意思なのか、それともただの気まぐれなのか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 12:17:04
360853文字
会話率:53%
令和最初の新連載は筆者初のR18にして学園物です!?
サービスシーン有りの回はサブタイトルに以下のマークが付きます。
❀…微エロ、イチャラブ
✿…マジエロ、ハードコア
✾…上記二つの中間、5/6追記
私立獅子島学園は、瀬戸内海に浮かぶ孤島
に設立された小中高一貫教育の学園である。
かの学園は、明治初期より華族の配偶者は元より、愛妾までも排出してきた「上流階級専用花嫁学校」としての名門女学校であった。
しかし、世の流れには逆らえず、上流階級の衰退と共に獅子島学園もまた、とある人物の力を借りて男女共学校として、再起を図る為のリ・スタートを切った。
そう、「ハーレム」養成学校として!
この物語は、「令和」の時代に、「明治」よりの燦然と輝く歴史と伝統を誇る名門学園に、一人乗りこんでハプ部を立ち上げ、数多の女の子と宜しくヤリまくった、とある漢の物語である、のか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 00:02:22
43664文字
会話率:49%
大正時代。華族である立見家は跡取りである長男を亡くし娘の玲子は家存続の為、父に中年の成金男との結婚を決められた。父の浮気や男尊女卑の社会の気風に抑圧され玲子は男に対する憎しみを募らせていた。そんなある日父が自分付きの下男の美しい男を連れてき
た。
男を苦しめたい没落華族令嬢とそんな彼女に惚れてしまった下男の話
※R18は保険です。主人公達の性描写はありません。ゆっくり更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 00:25:56
1287文字
会話率:24%
大正六年初秋。公家華族の令嬢、立花翡翠(たちばなひすい)の日常は、横濱にある金糸雀(かなりあ)百貨店の歌劇を見たその日から、おおきく変わりはじめた。
婚約者との別れを惜しむ間もなく翡翠はつい先ほどまで見惚れていた歌姫、小鳥遊愛間音(たか
なしあまね)に連れられ、選択を迫られる。
――変人と呼ばれる百貨店御曹司の朝周(ともちか)との結婚か、歌姫となりアマネを抜いて自由の身になるかーー……?
* * *
清白妙様&砂月美乃様主催の「嫌いアンソロ」企画参加作品です。Rシーンは話の中盤(第弐幕後半)からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 20:00:00
54682文字
会話率:46%
ときは明治、キリシタン放還令が出されて早二十年。
キリスト教の祝い事でもあるクリスマスも解禁され、いまでは外国人居留地を中心に聖なる夜のお祭りが開催されている。
名ばかりの華族令嬢で、持参金目当てに政略結婚の駒にされた虚弱体質の緋鞠(ひま
り)。
年の離れた相手には憎まれ口をたたかれてばかり。
しょせん、親が決めた政略結婚。
諦めにも似た境地で、彼女は結婚前のクリスマスを迎えようとしていた。
折しもその日は結婚前のお披露目会。
そんな憂鬱な十二月二十四日を前に、緋鞠は侍医から結婚祝いとしてくるみ割り人形をもらう。
悪いねずみの王様をやっつけてくれるというくるみ割り人形がクリスマスに見せてくれた奇跡、それは?
* * *
明治時代のクリスマス、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」をモチーフにしたラブストーリー。もともと全年齢向け作品に書いていた短編作品でしたが、聖夜の騎士企画参加作品としてR18へリライトしました(全年齢向けはメクる・ベリーズカフェにて公開中です)。
前編・後編・完結編の全三話公開。Rシーンは後編・完結編に入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-14 19:00:00
14331文字
会話率:44%
書生である水瀬雨月は、家庭教師の教え子である伯爵家令嬢に淡い恋心を抱く、純朴な青年。
いつものように伯爵家を訪れた彼は、そこで一人の青年に出会う。
彼の名は佐賀文晶。
英国人との混血児である彼の美しい容貌に心奪われる雨月。
しかし、人を弄ぶ
嫌いがある彼に反発するように……。
佐賀は佐賀で、雨月を面白いゲームの駒程度に思っていたが。
奔放な暗殺者の青年と純朴な書生の青年がぶつかり合い、惹かれ合う。
※あの夏の日シリーズの秋時雨で、永原と来嶋が演じた舞台を脚本風にしてみました。
台本形式なのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 23:52:50
34051文字
会話率:74%
夜霧は華族の男・風音糸と恋仲だ。糸は美しく、無意識に周りの人間を魅了してばかり。そんな糸に、夜霧は困っている……。
個性豊かな登場人物たちに和風美人受けが愛される話です。
この作品は、今はもう存在しない自サイト内のキャラクターの名前を使
っております。一話一話が短めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 23:48:19
187344文字
会話率:40%
夜霧は、華族の男・風音糸と恋仲だ。糸は美しく、無意識に周りの人間を魅了してばかり。そんな糸に、夜霧はいつも困っている。
この作品は、今はもう存在しない自サイトのお話の、キャラクターの名前を使っております。
最終更新:2017-07-09 19:16:55
986文字
会話率:29%
伊織は、お父さんがイタリア人で、お母さんは世が世なら華族と呼ばれていた家系の人で、二人が結婚したのは伊織が生まれる丁度一月前のことらしい。
伊織は今年で二二だ。髪は黒く、ダークオリーブ色の瞳で、意志の強そうな眉をしていて、ふっくらとした
唇の微笑みは自信と優しさを滲ませる。身長は一八八。一言でいえば、本当に凛々しい。モデルや種馬にだってなれるのだろうが、しかし伊織自身がそれを望んでいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-12 20:00:00
13238文字
会話率:16%
永遠の愛を象徴する朱殷の大樹と、とある二人の愛の話。
華族×男娼
合同誌【吸血奇談】に寄稿した作品のweb再録です。性的描写はありません。一部、誤字脱字等編集して投稿していきます。
最終更新:2018-09-10 17:00:00
13504文字
会話率:38%