23:00 新宿。
いつもながらの渋滞の道路。アーケードに流れるジングルベルが、俺には、どこか知らない異国の音楽のように聞こえた。自分の背丈ほどもあるプレゼントの箱を抱えた子供。人通りの真ん中で、足を止めて言い争う老夫婦。コンビニの前に
たむろする暗い眼をした少年たち。煙草を吸いながらスマホに向かってヒステリックな笑い声を上げる少女。まだ幼さが残る顔に不釣り合いな真っ赤な口紅。そんな、どこか演技されたような人々の喧騒を横目で眺めながら、俺はBMWのワンボックスを西に向かって転がしていた。
交差点を左折してすぐ、巨大なSONYのイルミネーションが視界に入った。スピードを緩め車を路肩に寄せた。近寄ってきた女がカシミヤのロングコートを脱ぐと、眼の覚めるような真紅のツーピースが現れた。ざっくりと割れた胸元。くびれた腰に続くヒップライン。タイトミニから伸びた太腿。素足に履いた服と同じ色のピンヒール。男を喜ばせるための演出としては申し分なかった。
女が後ろのドアを開けた。ドアが閉まる音を聞いて、俺はシフトレバーをドライブに入れた。クリスチャンディオールの濃密な香りが車内に漂った。
「待たせたか?」
「……いえ、私も今来たばかりだから」
女の声に内心の不安が色濃く現れていた。無理もない。客を取るのは今夜が初めてなのだ。彩香は朝倉が囲っている幾人かの女の内の一人だった。一ヶ月前まではヤクザの庇護のもとに何不自由なく暮らしていた彼女が、今日からは客を取らされるのだ。その原因を作ったのは外ならぬ俺だったのだが……。
一人の男の孤独な潜入捜査が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 17:45:58
9121文字
会話率:38%
23:00 新宿。
いつもながらの渋滞の道路。アーケードに流れるジングルベルが、俺には、どこか知らない異国の音楽のように聞こえた。自分の背丈ほどもあるプレゼントの箱を抱えた子供。人通りの真ん中で、足を止めて言い争う老夫婦。コンビニの前に
たむろする暗い眼をした少年たち。煙草を吸いながらスマホに向かってヒステリックな笑い声を上げる少女。まだ幼さが残る顔に不釣り合いな真っ赤な口紅。そんな、どこか演技されたような人々の喧騒を横目で眺めながら、俺はBMWのワンボックスを西に向かって転がしていた。
交差点を左折してすぐ、巨大なSONYのイルミネーションが視界に入った。スピードを緩め車を路肩に寄せた。近寄ってきた女がカシミヤのロングコートを脱ぐと、眼の覚めるような真紅のツーピースが現れた。ざっくりと割れた胸元。くびれた腰に続くヒップライン。タイトミニから伸びた太腿。素足に履いた服と同じ色のピンヒール。男を喜ばせるための演出としては申し分なかった。
女が後ろのドアを開けた。ドアが閉まる音を聞いて、俺はシフトレバーをドライブに入れた。クリスチャンディオールの濃密な香りが車内に漂った。
「待たせたか?」
「……いえ、私も今来たばかりだから」
女の声に内心の不安が色濃く現れていた。無理もない。客を取るのは今夜が初めてなのだ。彩香は朝倉が囲っている幾人かの女の内の一人だった。一ヶ月前まではヤクザの庇護のもとに何不自由なく暮らしていた彼女が、今日からは客を取らされるのだ。その原因を作ったのは外ならぬ俺だったのだが……。
一人の男の孤独な潜入捜査が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 17:45:28
9121文字
会話率:38%
高校2年生の城ヶ崎蓮(じょうがさきれん)は、ある日昔からの知り合いである異国の老人から不思議な懐中時計を渡される。それは遥か昔の歴史の時代を旅する事のできる道具だった。タイムスリップした先々では、何故か美形の男達ばかりが蓮の前に姿を現し「君
を探していた」と言い……。
外国人(美形、騎士、年上、溺愛)攻め×高校生受け(かっこいい受け、真面目、ちょっとつよい)
タイムスリップ、輪廻転生、騎士兵士攻め、年上攻め。歴史を題材にして居るので死ネタ多めですが残虐なシーンは少ないです。
『※』で性描写アリ。時代考証についてはファンタジーという事で大目にみてください。
(2017,7月に完結したものを大幅に修正、書き直したものです。過去作は削除済みです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 19:00:00
183880文字
会話率:58%
家族や同級生に裏切られてきた主人公だが、中学の時、やっと信頼の置ける恋人と出会い、中学卒業と同時に同棲を始めるが、その恋人を殺された主人公は、復讐のために鬼になる。
警察に野放しにされた犯人を見つけて仕掛けたとき、逆襲され冬の雑居ビルにほう
り込まれる。それを異世界から交易のために極秘来日していた男に助けられた。
やっと元気になったとき、告白され、同性婚が可能な異世界の異国へと向かうが、そこで恋人に裏切られる。
本人は全く気づいていなかったのだが、まれに見る豊富な魔力を持っていた主人公は、その裏切りを見て魔力暴走を起こして誰かに引き寄せられる。
ある存在に助けられた主人公は、この世界で魔法や体術、剣などを使い、成長してゆく。
家族もできて、真の友もでき、幸せに暮らせるかと思ったのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 20:00:00
3414702文字
会話率:35%
妄想上の男は果たして理想とするお相手なのだろうか。
年に何度か欲情する時期がある。
発情って言葉がしっくりくるくらい頭がヤバくなるやつ。
その日も、ああ欲情してるって急に思った。
身体が熱くなると脳内に必ず現れる謎の人物――それが俺の
妄想上の男。
異国情緒溢れる褐色の肌、整った深い顔立ち。むっちりがっちり同性の俺だって憧れを抱くような肉体の持ち主。
漆黒のように見える髪は光の当たるところだけ不思議と紫色に輝き、瞳はお目にかかった事などない金色。
他にも気になる特徴はあるが――何よりも雄の色気が大暴走している存在。
欲情する度、その男に脳内で言葉攻めにあっている。
―――あれ。潤滑剤じゃないやつで濡れてない?
ふと、頭を過ぎった。いつもとは違う違和感。
え。
番って―――角の生えた異世界人のあなたと――俺が???
異世界にいる色々デカい王サマと、見た目が爽やかすぎて性欲皆無だと周囲に思われていた青年の物語。
※初めての投稿になります。
※週に数度の更新予定。
※サブキャラにリバ表現あり。
がっつりエロも書きたいがストーリーもそれなりに書きたい。そんな葛藤と戦っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 05:00:00
45138文字
会話率:35%
フルードリスの貴族の娘だったエステルは、両親を失い、海の向こうの国にいるという祖父に会いに行く途中で海賊に攫われる。
トルキアという砂漠の異国に連れて行かれたエステルは、皇帝の支配する後宮に入れられ、皇帝と二人の皇子から凌辱を受ける日々を過
ごすことに。
彼らを拒み続けるエステルは、かえって三人の執着心を煽り、寵愛を集めてしまう。
特に第二皇子ルシュディーの執着心は強く、やがて、凶行の引き金となる――
全7話。
ほぼ全編エロです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 21:00:00
51748文字
会話率:49%
下働きのローニーは、毎月行われる剣闘大会を楽しみに日々過ごしていた。それというのも最近異国からやってきた、いかにも軽薄そうな騎士のファンになったからだ。
自国では受け入れがたい雰囲気の彼は、一年かけて実力をつけ、徐々に若い女性を中心に受け入
れられはじめている。ローニーは夢中で黄色い声援の中に交ざって応援していた。
恋愛関係になるなんて烏滸がましい。相手にされるわけはない。……そう思って恋心は封印していた。
だが、その大会で初めての優勝を果たした彼に求婚されてしまう。
あれ? チャラい雰囲気の彼がめちゃくちゃ重たいんですが?
■あまり深く考えず、さらりとお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 17:00:00
15086文字
会話率:50%
クルホトニアの軍人・マリアンヌは、敵兵と間違われて襲撃された他国の旅人の面倒を見ることになった。マリアンヌを女神と呼ぶ男と、地下の独房で少しずつ会話を交わしていくマリアンヌ。ある日、とうとう二人は一線を越えることとなるが…。過去に戦争があっ
た国の話なので、念のために「残酷な描写あり」にしています。旅人(?)の男×軍人の女です。地下牢で致す話が書きたかったので、ふんわり読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 13:18:29
15927文字
会話率:38%
田舎領主の娘、ミザリーは都の貴族の長男、ルナールと結婚した。
しかしそれは、破産寸前のルナールの家を救うためのもの。ミザリーの持つ財と商才を買われての結びつきだった。
愛されない妻のミザリー。
だが、傾いた家を救うという、ルナールとの約束を
守ると決意する。
そんな彼女を献身的に支える、執事見習いのユルディス。
異国生まれの彼は、ミザリーに熱い視線を注いでいた。
イメージ画像やキャラ設定などをツィッターにあげます。
よかったら覗きに来てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 08:08:13
205649文字
会話率:54%
侯爵令嬢であるローズマリーは、第一王子ウィリアムに恋心を寄せていたが平民出身の少女の存在のせいで全く振り向いてもらえない。平民のくせに! と、ローズマリーが起こした行動によって爵位剥奪の国外追放に……。お供に専属執事のルーシェルを連れ、遠い
異国へと向かうことになった変わり者の侯爵令嬢ローズマリー。平民としたくましく生きていくこと誓うが……。【4話完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 10:00:06
17307文字
会話率:59%
●エヴァンズ先生の引っ越し
フレデリック・レイの表の顔は、売れない製薬会社の営業だ。王都から遠く離れた田舎町の診療所まで売り込みに訪れて出会ったのは、エヴァンズ先生という、精霊のように清らかな医者だった。裏の仕事で腐った貴族に気に入られ、
なかなか縁を切れないフレデリックは、エヴァンズ先生への叶わぬ想いを募らせていくのだが──
ファンタジー世界でたくましく生きる一般人の話です。
●エヴァンズ先生と魔法使い
田舎のしがない町医者であるシルヴェスター・エヴァンズは、研究者として異国に引っ越す最中だ。お気に入りの営業と一緒の、豪華列車の楽しい旅路は、しかし、ランチの後に車掌が告げた言葉で不穏なものへと打って変わる──「お客様の中に、魔法使いはいらっしゃいませんか?」。
エヴァンズ先生が出会う魔法使いは、果たして味方か、敵なのか? 魔法使いになる夢も、順風満帆な家庭生活も諦めた男は、悪い魔物の魔の手から大事な人を守り抜くことができるのか?
在野の魔法使いが覗き見る、世界を揺るがす出来事のほんの一部の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 12:00:00
222940文字
会話率:56%
※2022年9月22日、宙出版シェリーLoveノベルズさんにて電子書籍として一斉配信されます!
第二皇子の呪いをとくため、異国より魔法使いが召喚された。だがその実態は、破魔のちからを持つ没落貴族の娘が花嫁として金で買い取られたようなも
の。
蝶の名を持つ娘、アゲハは変わり者ゆえ、運命を嘆くことなく、むしろ鬼に呪われた皇子ヴィルジールに興味を抱く。
呪いが発動するのは夜の間だけ。
アゲハを気に入った皇子は彼女を昼の間だけ傍に置くことに。
「つまり、夫婦の営みも昼の間に……?」
これは、夜の発情を抑えるために愛する女性の甘い蜜を求める鬼蜘蛛皇子と、呪いをといて彼を救いたいのに彼に翻弄されて捕食されちゃう蝶の姫の、呪いや生態をいろいろ無視して突っ走る愛のおはなし。
* * *
蜘蛛の生態にまつわる描写があるため念のため残酷描写レーティングしてます。あとはタグの通りです(たぶん)。
基本シリアスですがヒーローとヒロインは最初から最後までラブラブです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 20:00:00
145047文字
会話率:50%
舞台は栖暦(せいれき)1428年、中世の都市国家ヴェネツィア。
四旬節を目前に、元首が主催する謝肉祭が連日のように行われていた。
前元首の末孫姫ディアーナに仕える少女エーヴァは、主の一生のお願いを叶えるため、彼女に変装して祭りに参加
していた。そんな彼女は異国からやってきた貿易商の息子、デーヴィットと出逢う。だがふたりは互いに仮面で顔を隠し、ダヴィデとディアーナと名を偽ったまま、恋に落ちてしまった。
次の祭りの夜、二人は仮面で素性を隠したまま再会を果たす。デーヴィットはエーヴァに月下美人の鉢植えを手渡し、「ただ一度の恋」という花言葉を告げ、彼女がディアーナではないと暴きつつ、彼女と一夜限りの関係を結んでしまう。
二人は思いがけない形で再会する。
それはディアーナの結婚話。十五歳になった彼女に、両親はデーヴィットを紹介したのだ。
けれどデーヴィットは謝肉祭の夜に出逢った少女の存在が忘れられずにいた。その少女がディアーナのお気に入りの侍女、エーヴァで……
身分違いのふたりは無事に想いを貫き、遂げることができるのか?
*中世ヴェネツィアの世界観をベースにした半分架空のヒストリカルロマンスです。そのため時代考証などあえて無視している描写もあります。ご了承くださいm(__)m Rシーンは予告なしに入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 18:00:00
146251文字
会話率:42%
時は戦国。
群雄は当時最先端の武器である火縄銃を求めて南蛮より数多くを輸入していた。
特に火薬の材料である硝石は貴重なものであり、南蛮貿易で如何に多くの硝石を集められるかが合戦の勝敗を左右すると言われていたほどである。
しかしその対価として
南蛮商人は日本人の少女を奴隷として要求することが往々にしてあった。
彼女達は処女であり、若く、そして美貌に優れるほど高い値が付いた。
だが奴隷として売られた少女達の運命は過酷なものである。
言葉も通じぬ異国へと連れ去られた彼女達は貴族や大商人に買われると黄色い肌の性奴隷として乱暴に扱われて、悲惨な末路を迎える者が大半であった。
これはそんな戦国の世において、奴隷狩りに遭い南蛮の奴隷商人に売り払われた仲睦まじい姉妹の物語である。
***
同名のタイトルでpixiv様、アルファポリス様にも投稿しています。
モチベーションアップのため紳士淑女の皆様方の感想お待ちしております。
***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 00:09:07
43481文字
会話率:48%
20歳をすぎ「伯爵令嬢としては行き遅れ」になった私は、自国の国王陛下のお取りなしで異国の国王の第七夫人として嫁ぎました。
ですが旦那さまが私の元を訪れることはなく、私はなついてくれた義弟のクシャル王子と暮らすことに。
陛下に愛されることなく
歳を重ねる私。どんどんカッコよく成長していく、なぜか私にベッタリな義弟。
旦那さまに愛されることはなくても、義弟との生活を心地よいものと感じていた私ですが、クシャル王子も成人して適齢期になると、私は自分の存在が彼の結婚のジャマになると考え始め……。
EXがR-18シーンで、SPが別視点での裏事情になります。
誤字報告ありがとうございます。
とても助かっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 20:00:00
36492文字
会話率:21%
クラランテ伯爵令嬢アデルは、こっぴどくふられた初恋の相手、異国の青年フェイロンのことをようやく忘れようとしていた。
けれど長雨の降り続くある日、新しい婚約者に会いにいくために外出した先で馬車事故にあったアデルは、偶然にもその場に居合わせた
フェイロンと再会してしまう。
なし崩し的に宿になだれ込んだふたりは、五年前の想いを確かめるように激しくお互いを求め合う。
そうして目覚めたアデルが選んだのは、かつて一夜を共にした彼がしたことと同じ……別れ、だった。
未練がましいツンお嬢様と、性格に難ありな身分を隠した皇子様のすれ違い執着愛。
愛はあるけどえっちがハードめ注意。中編、ハピエン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 20:00:00
37551文字
会話率:41%
※2023年1月、C&R社 アマゾナイトノベルズ様より電子書籍として配信されます。全面改稿した完全版です!
ドゥーヤ族の乙女ナディアは、残虐非道で強欲な権力者に見初められ、今宵まさにその清い身体を奪われんとしていた。
嘆くナディアの元にあ
らわれた影の男──盗賊王ジャミール。
「願い通り、攫いに来たぞ」
漆黒の美丈夫の正体は、かつて使用人としてナディアの家に仕えていた青年だった。
夜の砂漠を越え、友の協力を得て結ばれる2人。異国の地、遊牧民の街シストゥールで新生活を始めるナディアだが、ジャミール出生の秘密と周囲の思惑が、2人の新婚生活に影を落としはじめ──
※アルファポリス様にも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 00:00:00
198719文字
会話率:46%
街の役人である雅璃怜は、ある日不思議な事件の捜査を依頼される。
最近、馬舎処で管理している馬がいなくなってしまうというのだ。名馬も失踪していることを知り、盗難を疑う雅璃怜だが手がかりが見つからない。
困った雅璃怜は情報を得るため街一番の酒楼
を訪ね、そこの主であり旧知の仲である檀真威に協力を依頼するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 23:51:33
14608文字
会話率:37%
彰吾は中三になったばかりのある日、学校帰りに突然誘拐された。
降って湧いた非現実さに戸惑い恐怖に脅え、でもどうする事も出来ず。
半死半生で着いた異国の大きな屋敷に監禁状態となるも待っていたのは至れり尽くせりの生活…。
やがて自分が屋敷の主人
である端正な青年の集めたコレクションの一人でぺットにすぎないことを知り…。
ショタにしか見えない男子中学生がある日突然誘拐され、性奴隷として飼われる話です。
閉ざされた世界の少年の眼から見た視点で話しが進んで行きます。
ごく普通の少年の心情とリアルさにこだわって書きました。
1話づつがかなり長いです(注:エロ描写多目)
かなりシビアな内容ですが、後半になるに従い多少明るくラブ的(?)になって行きます。
(注:舞台はイスラム圏ですが宗教色を除く為あえて表現を避けています。ご了承ください)
本編完結済み、現在続編「続・銀の鳥籠」連載中。
視点を変えた番外編、不定期更新中です。
※活動報告に「銀の鳥籠」文庫版(同人誌)についての告知を載せました。
詳しくはそちらをご覧ください。(2017 8/15)
※文庫版「銀の鳥籠」中巻につきましては活動報告にて告知をしてまいります。
そちらをご覧ください(2018 1/28)
※文庫版「銀の鳥籠」後巻は活動報告にて告知いたしました。
詳しくはそちらをご確認ください(2018 10/7)
※2020秋より電子書籍として出版予定です。
それに伴い本作品を検索除外致しますので、読み返しご希望の方は「お気に入り」登録をしていただけますようお願いいたします(2020 6/21)
※2022.7.19より紙書籍として順次出版いたします。
その為出版記念として、7/16より10月まで、電書・紙書籍(上巻)に掲載されております書き下ろし番外編「何のこともない朝」を期間限定公開します。(短編としても上げております)
期間が過ぎましたら削除いたしますのでよろしくお願いいたします。(2022.7.16)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 16:39:56
501453文字
会話率:36%
世界のどこかにつるぺたばかりが住まうつるぺーたなる国があると言った。
漂流した彼はその国へと辿り着いてしまった。――
最終更新:2022-07-04 20:33:42
7910文字
会話率:49%
【2022/6/22、宙出版さまのシェリーLoveノベルズより電子書籍化していただきました】
【2022/6/28、番外編追加しました】
レイラ・ブルックスは、幼い時に不幸にも馬車の事故で家族を失い、伯父のトーマス・ブルックス侯爵に引き取
られた。
年頃になり、美しくなった彼女は「ある力」のせいで伯父に利用され、束縛されていた。従姉妹のジョージアナのシャペロンとして夜会に出ていたレイラはある日、異国から来たアルヴィンに出逢う――
寂しかったレイラが、運命の貴公子に出逢って溺愛され幸せになる話。
※ヒーローは相変わらず真っ直ぐ(と思う)ですが、出逢うまでちょっと時間がかかります
※その代わり、小さい仲間が出てきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 21:00:00
122749文字
会話率:43%
ヘナは平民の出の"赤い旅団"トップに君臨する踊り子だ。幼い頃両親に決められた幼馴染兼婚約者は、酒にギャンブルに女と、どうしようもない男になっていた。
旅団に依頼された、テリアントロピア王国へと祝賀会への催し物で踊る事にな
ったヘナは、仕事終わりのお祝いの会でレオンハルト・オスカル・テリアントロピア王子に出会い……
この作品は、「アルファポリス・カクヨム」でも掲載されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 20:00:00
11589文字
会話率:42%
異国の血を受け継いだ捨て子のロジンカは、同じ境遇のルトゥムに恋心を抱きながら、廃屋の隅で暮らしていた。
ある日、ルトゥムが病によって命を落とし、形見となった紅色の石の簪を黒猫に奪われてしまう。
追いかけた先で人にぶつかってしまったが、その人
こそ、少女の一生を左右する少年だった。
*この作品はムーンライトノベルズ、ピクシブなどでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 02:05:08
85145文字
会話率:35%
異国の血を受け継いだ捨て子のロジンカは、同じ境遇のルトゥムに恋心を抱きながら、廃屋の隅で暮らしていた。
ある日、ルトゥムが病によって命を落とし、形見となった紅色の石の簪を黒猫に奪われてしまう。
追いかけた先で人にぶつかってしまったが、その人
こそ、少女の一生を左右する少年だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 01:29:37
85145文字
会話率:35%