※2022年9月22日、宙出版シェリーLoveノベルズさんにて電子書籍として一斉配信されます!
第二皇子の呪いをとくため、異国より魔法使いが召喚された。だがその実態は、破魔のちからを持つ没落貴族の娘が花嫁として金で買い取られたようなも
の。
蝶の名を持つ娘、アゲハは変わり者ゆえ、運命を嘆くことなく、むしろ鬼に呪われた皇子ヴィルジールに興味を抱く。
呪いが発動するのは夜の間だけ。
アゲハを気に入った皇子は彼女を昼の間だけ傍に置くことに。
「つまり、夫婦の営みも昼の間に……?」
これは、夜の発情を抑えるために愛する女性の甘い蜜を求める鬼蜘蛛皇子と、呪いをといて彼を救いたいのに彼に翻弄されて捕食されちゃう蝶の姫の、呪いや生態をいろいろ無視して突っ走る愛のおはなし。
* * *
蜘蛛の生態にまつわる描写があるため念のため残酷描写レーティングしてます。あとはタグの通りです(たぶん)。
基本シリアスですがヒーローとヒロインは最初から最後までラブラブです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 20:00:00
145047文字
会話率:50%
この世界はゲームだと言われたらどう反応したらいいのかわからない…
その時言われた言葉で『わたし』は識ったんだ。
食べることと趣味に生きて家族に溺愛されている天津 茉莉花(アマツ マツリカ)こと、白ちゃん。
どうやら彼(彼女)は最凶最悪の災
厄な悪役らしいのだ。
曰く、ヒロインを虐待した。
曰く、ヒロインを娼館に売り飛ばした。
曰く、ヒロインを暗殺、惨殺した。
曰く、様々な悪事は彼女とその兄が黒幕である。と
現実には無害どころかポンコツ過ぎて過保護なお守りたちにおんぶに抱っこ状態。
黒幕であるらしい方向性の間違った過保護な兄、心配性の過激なの兄たちと姉など真正のモンスターペアレントな家族たちに溺愛されて好きに生きている。
恋愛よりも食べ物と趣味(エルフ愛)にしか興味の無いお子様な白ちゃんの生活になんかピンクの変なのが近づいてきた!
*主人公は狂言回しです。彼(彼女)の物語は少し後になります。
運命を見つけ結ばれたもの。
運命を見つけたけど手放したもの。
運命を拒絶し捨てたものの物語です。
文章も構成なども色々と拙いですが良ければお付き合いください。
*こちらはアルファポリスさんにも載せていますがタイトル、内容を少し変えて主人公の性別が変わる別ルートになります。
(この世界はゲームだと言われたらどう反応したらいいのかわからない…(AI を識りたい。)というタイトルになります。)
【青】の章は一応終わりましたので 誤字脱字、設定の齟齬などを修正し、開始までに変更します。 良ければまたお付き合い下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-05 20:09:56
228041文字
会話率:24%