もう戦争は終わったのに、夫は帰ってこない……
アッシェンバッハ男爵家の双子の息子、ヴィルヘルムとリヒャルト。そして血の繋がらないいとこ、エレノア。三人は実の兄弟姉妹のように育った。成長するにつれてエレノアとリヒャルトは愛し合うようになり、
結婚の約束をするが、運命が彼らを引き裂く。そしてエレノアはリヒャルトの兄ヴィルヘルムと結婚し、男爵夫人となった。そんな中、大陸全土を巻き込む世界大戦が勃発し、ヴィルとリヒャルトは共に出征する。
やがて、かつて帝国と呼ばれていた強大な国は革命が起き、共和国となった。敗戦国の屈辱と古き価値観が崩壊した混乱の社会の中、エレノアは片田舎で息子を育てながら姑に仕え、傾きかけた男爵家を支えて、夫ヴィルヘルムの帰りを待つ。そしてついにある日突然、待ちに待った夫ヴィルヘルムが丸6年振りに復員して戻って来た。脚に酷い火傷を負って。だが、彼は本当にヴィルヘルムなのだろうか。エレノアは疑惑と夫への愛の狭間で揺れ動く。最後に彼女が辿り着いた真実とは……?
『エレノア、マルベリーの花言葉を知ってるかい?
……共に死のう、だ。』
▲殺人、死体など、また性的な内容が含まれます。あまり詳細な表現はありませんが、苦手な方はご注意下さい。R-18に該当すると思われるエピソードにはタイトルに*マークを付けております。また結末についてはここに詳細を記載するのは控えますが、いわゆるハッピーエンドではありません。ご了承の上、お読み下さい。
全36エピソードです。「大陸の恋」Ver.2.0となり、シリーズ三部作の二作目ですが、直接の繋がりはありません。単体でお読み頂けます。
Ver.1.0は「導く者に祝福を、照らす者には口づけを ~見捨てられた伯爵夫人は高利貸しの愛で再び輝く」https://novel18.syosetu.com/n9430je/となります。こちらもぜひご一緒にお楽しみ下さい。
※本作品はエブリスタ、ネオページにも掲載されています。ネオページ版のみエピソードの並び順が若干違いますが、内容は全く同じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 08:07:22
28747文字
会話率:38%
◆一迅社メリッサさまより書籍発売中◆
※2に関して、WEB掲載内容と設定や結末が異なります。ご注意ください。
※合同任務編はWEB掲載(極秘任務編)内容の続きで、書籍とは内容が異なります。
ビトラ国最西端ある田舎村に住む男爵令嬢サリュマ
ーナ。ワイングロー家の6人兄弟の長女として生まれ、質素ながらものんびりと暮らしていた。
ところがある日ワイングロー家の財産を使用人に盗まれてしまう。家族や幼い弟妹たちの未来のため、家を出る決心をしたサリュマーナ。
王都へ出て、選んだ仕事は『騎士団専属の娼婦』。
短期間で高額稼ぐことができるのはその仕事しかない!未来ある弟妹たちのため、家族の笑顔のため、しっかり働いてがっぽり稼ぎます!
そして団娼婦として初仕事のお相手が、まさかの娼婦殺しという二つ名を持つロンヴァイ副団長で・・・?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 07:14:14
370053文字
会話率:43%
『氷の令嬢』と呼ばれる、水色の瞳と髪を持つ侯爵令嬢のユリアーネ。
舞踏会でピンクヘアの男爵令嬢パトリシアと腕を絡ませた婚約者の王太子アントン殿下に婚約破棄を言い渡されたショックから、日本人男性であった前世を思い出す。
(これって小説『不運
令嬢が王太子に見初められるなんて聞いてない〜幸福の指輪と真実の愛』の断罪シーンじゃないか! というか僕、女装してるし、拙い拙い拙い! このままじゃ断罪されて首を斬られる運命まっしぐらなんだけど!?)
「だ、だからな、今この時を以て、お前と婚約破棄――」
「――はい、喜んでえええっ!」
勢いよく挙手したユリアーネは、猛ダッシュで祖父の元に逃げた。長かった髪を切り、女装男子だった過去もアントンへの恋心も全て切り捨てて、アーネスと名を変え双子の護衛と共に国外へ逃げることに。
逃亡先は蛮族の国と呼ばれるゴウワン王国。祖父の信頼できる友人がいるという王国の王都を目指すことになった。
ヒョロく腕力など期待できないアーネスだったが、実は膨大な魔力の持ち主。ゴウワン王国は年一度行われる王座決定武闘会の予選の真っ最中で、アーネスは祖父から渡された『力の腕輪』にガンガン魔力を注ぎ込むことで予選に次々と勝利していく。無事王都入りを果たし、本選への出場権を得た三人。
王都の酒場で本選参加を祝っていると、屈強な男どもに絡まれる。見事に拳で撃退したアーネスだったが、相手が卑怯な手で反撃。そこに颯爽と現れ助けてくれたのは、えんじ色の髪の筋肉隆々な漢、エンジだった。
「か、かっこよ……!」
エンジと運命の出会いを果たしたアーネスの未来はいかに――?
蛮族の国の秘密が多い屈強攻めx元女装の転生受け
ハピエンです。全24万字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 06:00:00
56695文字
会話率:39%
自分の浮気が原因で婚約破棄された男爵令息のカインは、婚約者のイザベルを奪った王子に地方都市に追いやられる。慣れない騎士見習いとしての生活に疲れ果てていたカインが出会ったのは、ひとりのクール系美女だった。なのに、それがまさか男だったなんて。
俺様な女装メイドに翻弄されるカインとふたりの未来は如何に。
※表紙絵の著作名を表の名前にしちゃいましたが、本人です。
※アルポリにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 07:39:33
413127文字
会話率:50%
男爵令嬢レベッカは、伯爵子息セインとの婚約に絶望していた。セインは、己の評判を上げるためだけに、社交界で悪女と呼ばれるレベッカと婚約した外面だけ良い伯爵令息だった。そんな男との結婚に絶望していたレベッカは、ひょんな事から、第二王子襲撃事件に
巻き込まれる。ナイフ飛び交う襲撃現場で、第二王子の側近、ウォール伯爵エリアスの前で、華麗なる回し蹴りを決め、刺客を倒したことで、レベッカの人生が大きく動き出す。
『どうか、あなたの麗しい脚を愛でさせてください』
『はっ!? こここの、変態!!』
『見返りに、あなたの憂いを一つ解消する手助けをしましょう』
『憂いですって?』
『えぇ。あなたは、ニールズ伯爵家のセインとの婚約を破棄したいのでしょ。あの外面だけ良い、婚約者との……』
契約を交わしたレベッカは、徐々に変態さが増していくエリアスの魔の手を交わしつつ、外面だけ良いセインとの婚約を破棄出来るのか?
脚フェチ変態伯爵エリアス × 悪女と呼ばれる男爵令嬢レベッカの、逃げて、追いかけて、陰謀に巻き込まれて、すったもんだの挙句、悪女のまま天下を取ってしまった令嬢のちょぴり切ないラブコメディ
・R18シーンには※をつけます。
・他サイトにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 22:45:36
59848文字
会話率:35%
フェリクス・ヴァイオレットは前世数学オタクだった大学生の記憶を持つ侯爵令息である。
ある日、ピンク色の髪の男爵令嬢を見てここが前世の乙女ゲームの世界であることに気づく。
しかも自分は攻略対象であった。
迫りくるヒロイン、そして同じく攻略対象
のはずの王子から逃げ切れるのか。
キラキラ残念イケメン王子×他人に興味ないクーデレ眼鏡侯爵令息
※はエロ表現ありの話です。エロまでが多分遠いです。
わりとふんわり設定です。ふんわりお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 22:19:24
20898文字
会話率:38%
鉄仮面な辺境伯(42)×能天気マイペースな男爵家四男(17)
イディオス男爵の四男であるジゼルは、家族や周りから蝶よ花よと愛されて育ってきた我儘令息だ。
上の兄達は独立したが、我儘放題のジゼルに両親は手を焼いていた。
自立するよう促さ
れ、是が非でも働きたくないジゼルは貴族達に婚姻の文を送りまくる。唯一、ジゼルを迎え入れると返答したのは、辺境伯のルシアスだった。
色よい返事がくるとは思いもしなかったジゼルは、婚約を破談にさせようととんでもない我儘をぶつけるが、ルシアスは嬉々としてそれを受け入れるばかりで──。
※ファンタジー設定です。タグのご一読をよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 21:00:00
26711文字
会話率:48%
レイチェルは、王太子ホルツのための夜伽聖女だが、冷遇されている。
スウィーティ王国では国名の甘さに反して勢力争いが激しく、呪われることは日常茶飯事だ。
そのため王族、特に国王と王太子は専任の夜伽聖女による瘴気払いを受けるのが普通である
。
だが、ホルツは王族聖女紋を持っているが男爵令嬢であるレイチェルではなく、伯爵令嬢で聖女であるノラを寵愛していた。
冷遇され孤独なレイチェルは、過去の夜伽聖女が使ったとされる召喚魔法を使ってみる。
召喚されたのは黒いポメラニアンだった。
レイチェルが愛でると、その犬は黒から金色に変わり、さらに金髪の男性に変わる。
彼は亡くなったとされる前王太子クロイツだった。
クロイツに瘴気払いの夜伽聖女として抱かれたレイチェルは、王位継承争いに巻き込まれていく――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 16:35:22
100133文字
会話率:30%
男爵家男孫として、北国で育った貴族らしさが感じられないジン・ウォーリア。
周りに言われるままに全寮制の貴族学園へ実力を隠して入学、遊び人で面食いな主人公が気に入った人たちと共に大人になっていく話です。
(学園編が終わると大人編に入ります)
BL×冒険×バトル
何でもありの異世界ハイファンタジー
総攻め主人公で最終的に野郎だらけのハーレムになります。
超長編でゆっくり進行してます。
アルファポリスにも投稿してます(3話先行)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 17:00:00
2075783文字
会話率:45%
セックスが好きで好きで堪らないデリヘル嬢ミサキこと田中 梨沙。
お客の一人と結婚して引退したけど死別して、遺産のアパート経営で慎ましくなら一生暮らせる程度の資産はあるが性欲と惰性で人妻系デリヘル嬢としてカムバック!プライベートでの乱交プレイ
中にハッスルし過ぎて死亡してスプラッタらしいよ、死んだから知らんけど。
そして成金男爵の末っ子として転生しちゃったから、貴族社会の柵も常識もかなぐり捨てて性欲を満たす為に手持ちのスマホで知識チートしながら、金貨でブン殴る方式で奴隷を買い漁って改造して肉欲天国目指して奔走するわ。
魔法とモンスター、異種族の跋扈する世界は現代日本では法的にも倫理的に許されなかった奴隷が合法の世界だった。
この世界なら夢が叶うと『理想郷』を作り前世知識と周りからの好意的な勘違いで性欲を満たす爛れた箱庭で安楽に快楽を享受しながら暮らす予定が
何故か勝手に成り上がっていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 10:55:40
301887文字
会話率:8%
男爵令嬢パルティア・フェディンは、十五歳のとき、神田綺羅璃としての記憶を思い出す。捨てようとしたゲーム(彼氏の所有物)の世界に転生したことを悟り、仕方なく受け入れたが、“悪役令嬢”ヌアラリーズという踏み台を知り、テンションを上げる。さらに
好感度アップのアクセサリーを手に入れ、エドアルド王子との婚約をもぎ取ったが、アクセサリーがこの世界で禁止されている呪いのアイテムだったため捕らえられ、斬首刑か絞首刑のどちらかを選ばされる。
そこに父親が持ってきた嘆願書で命をつなげたパルティア。出された案は、爵位を捨てて修道院に入ることだった。
へヴニード修道院で彼女を待っていたのは、“女畜”としての生活だった。
スカトロ、エロ測定、搾乳……他の女たちと共に、調教される中、彼女は信じている。パルティアを愛すハイスペ男子が手を差しのべてくれるのを。
【追記】『pixiv』に投稿したものをバリバリいじってます。ちなみに向こうで完結してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 20:23:02
42714文字
会話率:23%
「お前と結婚したのは、国王の愛人にするためだ」
新婚早々、メリザンドは夫のリュシアンから冷たくそう告げられる。
しかも、ただの愛人ではなく、『公式寵姫』になることが既に決まっているらしい。公式寵姫とは、ときに王妃以上の権勢をふるうことを許さ
れる、国家公認の愛人。慣習により、既婚者でなければならない。
そんなの、ついこの間まで平凡な男爵令嬢だったわたしに務まるわけない!
あーあ、密かに憧れていた殿方と結婚できて浮かれていた自分がバカみたい!
でも、国王陛下はわたしを溺愛してくれるみたいなので、遠慮なく王宮へ行かせていただきます!
かくしてメリザンドの華麗なる宮廷生活が始まったが……。
【注意】ヒーローが二人登場します。ヒロインがどちらを選んでも許せる方のみ、お読みください。(ヒロインにとってはハッピーエンドになります)
※恋愛よりも人間ドラマ色の強い作品です。また、史実を元ネタにしたエピソードが多々あります。架空歴史宮廷ドラマとしてお楽しみください。
※「小説家になろう」連載版に成人向け描写を加え、それ以外の箇所もわずかに加筆修正したものです。ストーリーに違いはありません。
※R18相当の描写のあるエピソードには☆マークつけております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 15:52:25
246338文字
会話率:36%
アルベーナ国には無邪気で残酷な妖精が存在する。伯爵令嬢のディナンザには幼い頃に妖精の祝福を受けた婚約者のリクハルドがいたが、彼は学園時代に好みの女性として自分とはかけ離れた女性をあげ、挙句に格下の男爵令嬢と口付けをしていた。妖精の祝福を穢し
たとしてリクハルドは、ディナンザと100回契らなければ達することができない呪いにかけられてしまう。ディナンザはやむなくリクハルドと100回するだけの仮面夫婦となるが…。
春の短編のすれ違い参加作品です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 06:05:59
15414文字
会話率:32%
ほぼ平民に近い生活を送っている男爵令嬢のユリーナ。そんな彼女には、赤ちゃんの頃からお気に入りの玩具のように執着してくる、伯爵令息の蛇獣人であるルイヴィスがいた。
「リナ、君は俺の特別だよ。」
なんて耳元で囁いておきながら、私は貴方
の番じゃない。だからいつかは離れなければならないと思ってはいたけど、まさか本当にルイヴィスに番が現れるなんてね。
諦めて離れていくユリーナに、番が見つかったはずのルイヴィスが必死で追い縋って止めてくる事に心底戸惑うけれど、突き放せない自分にも呆れてしまうのだった。
そんな時、ユリーナが番かもしれないという獣人が現れた事でルイヴィスの様子がおかしくなって……?
という感じの、フワッとした世界観で繰り広げられるお話です。
ヒロインもヒーローもどっちもがんばれ!
※ Rシーンには題名に「※」を付けます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:13:58
111629文字
会話率:17%
親に捨てられ優しい男爵が支援する孤児院で暮らしていたミア。18歳になった時、国の王女の双子の姉だった事を知らされる。その上、自分を捨てた国王から妹王女の代わりに隣国の呪われた王子と結婚するように命じられる事に。断れず向かった隣国で、呪われて
いるくせに自信たっぷりの王子から呪いを解いてくれたら何でも望むものを与えると言われたミアは、呪いを解いて離婚をし自由を手に入れようと考える。
けれど一緒に過ごすうちに意外に優しい王子の事が気になってきて…。
*Rシーンは予告なく入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 22:01:27
83520文字
会話率:35%
「私、あなたの婚約者です!」
目覚めたら美女が婚約者になっていた!?
残念な超絶美形の眼鏡の青年ハリーは、お堅い生真面目な学者で伯爵家の長子。婚約者候補に余計な言葉を吐き、舞踏会で殴られて、おまけに振られて、失意の日々。
ところが、
起きたら見知らぬ美女が押しかけ婚約者にーーー!
おまけに『妖精の瞳』なんて、魔女や妖精が見える呪いつき!
ハリーはショックのあまり、失神してしまい……?
呪い(祝福の魔法)を解呪したいハリーとハリーに一目惚れした一途な魔女シエナの押せ押せほのぼのラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 21:10:00
17781文字
会話率:46%
魔女狩りから生き残った魔女や魔法使いたちは「塔」に固まり暮らしている時代。炎の魔女と呼ばれる無邪気で自由奔放なシエナは、人間界に降りて、猫に化けては、塔主に見つけられて塔に戻る生活を繰り返していた。そんなシエナが一生に一度の恋に落ちた。相手
は、学者で四角四面な貴族の人間だった!
塔の保護魔法で人間には見えないシエナ。だが、『愛の囁き』の魔法を使えば、彼の目に映り、触れることが出来る。自由奔放な魔女とくそ真面目な学者の『妖精の瞳』を巡るラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 21:20:00
8404文字
会話率:44%
魔女狩りから生き残った魔女や魔法使いたちは「塔」に固まり暮らしている時代。炎の魔女と呼ばれる自由奔放なシエナは、人間に恋をしては人間界に降りて、恋に破れて塔に戻る生活を繰り返していた。そんなシエナが一生に一度の恋に落ちた。相手は、学者で四角
四面な男爵だった!自由奔放な魔女とくそ真面目な学者のラブコメ!2万字位で終わる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 04:40:08
1300文字
会話率:22%
【※リブレ出版社様より、2025年3月19日に書籍化しました!詳しくは活動報告をご覧ください】男爵家の次男である転生者アルヴィ(10歳)は、やむにやまれぬ事情から領地経営に乗り出した。畑をモコモコしたり、腐葉土作りに心血を注いでみたり。うっ
かり見つけてしまった古代遺跡に頭を抱え、時には禁術で作られた成長の魔導具で大人になり情報収集することも。これはチートとは無縁の、能力的にはとても弱っちいアルヴィが、降りかかる難題に「俺、チート持ちじゃないんですけど!」と立ち向かう物語である。
冒険者な王弟×主人公の固定カップリング。王弟は成人済みですが、アルヴィは魔導具を使用し、外見が成長するのでご安心ください。ギャグ多めですが、油断していると地獄がぶち込まれます。R18展開は遅め。脇カプもあります。
毎週火曜・木曜・土曜の三日間更新。執筆優先のためコメント等への返信は停止中です。コメントはいつも楽しく拝読させていただいております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 00:00:00
2173935文字
会話率:58%
孤児のイベイラは田舎の屋敷で女中として働いている。ある日新聞で、行方知れずだった孫を見つけた富豪についての記事を読んだ。孫の名はイベイラで、証拠となったという人形は、かつて彼女が持っていたものにどこか似ていた。四年前突然殺されかけ、身ひとつ
で逃げ出してきた孤児院に置いてきた人形と。疑念を抱いた彼女は同じ頃、男爵家の従者だと名乗る男と出会う。
※『奔放な侯爵とがさつな令嬢』と同じ世界の物語ですが、前作未読でも楽しんでいただけるよう書きました
※時代や風俗、人物を表現するため未成年の飲酒喫煙シーンがありますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 21:09:13
842199文字
会話率:57%
元男爵令嬢であるジーナは、幼い頃に没落し、現在は王宮の下女として働いている。
そんな彼女の家には、数百年前から「声が出なくなる呪い」が掛けられていた。
それはジーナの家の女性に代々引き継がれてしまうもので、成長するにつれジーナも同じく声を失
ってしまっていた。
王宮の図書館で呪いを解く方法を調べていたジーナは、下女の憧れの的である、第三魔法師団の部隊長、ロイス・ハルティングと知り合うことに。
雲の上の存在である彼が「解呪の調査に協力しよう」と言い出してくれて、ふたりで共に調査を進めることになるのだが。
ようやく見つけた手掛かりが思わぬ方向に2人の関係を進めてしまって…。
R-18シーンには※を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 15:30:00
100288文字
会話率:37%
2つの大きな帝国に挟まれたスワノフ王国の公爵家筆頭であるトロワ・テルミナスは『毒』に悩まされていた。平民に近いリンデン男爵家のカサンドラとトロワの婚約は前公爵の熱烈な要望で結ばれた。それはカサンドラの測定不能な魔力を公爵家の血脈に引き入れる
ためのもので、『魔力無し』のトロワにとっては父親の意思を受け入れただけのものだった。しかし、周囲のトロワに対する羨望の目や噂に惑わされ、思慕の末、媚薬まがいの『毒』をトロワに7回盛ってしまう。カサンドラはギフト『毒』を持っていたのだった。それでも律儀に婚約関係を守っていたトロワだったが、ついに年末の夜会で激高しカサンドラを罵倒してしまう。口論の末、カサンドラは一人会場を後にするが、乗っていた馬車が事故に遭い生死の境をさまよう。目を覚ましたカサンドラは全くの別人になっており、特殊なギフトを発現していた。トロワはカサンドラに婚約解消を打診したが、あまりにもあっさりと了承されたことに困惑し疑いを持つ。一方のカサンドラはトロワに対する賠償に頭を悩ませ、新たに発現したギフトにより露呈したトロワを取り巻く悪意に対抗すべく、魔術・武術の研究に勤しむ日々を送るのだった。悩み抜いた末、7回『毒』に苦しむことをトロワへの賠償とすると伝えたカサンドラに、トロワは意外な賠償を要求してきた。
天才的な頭脳と膨大な魔力を持って生まれてしまったがゆえに操られて来た少女と、極度の女性不信を拗らせた『実質魔力無し』の高貴な公爵青年の行く末は如何に。
※毎週土曜日0時に更新予定
「生」から逃れようとした1個の魂が「愛」から逃れられず、結局雁字搦めにされて「生」かされ、「再生」する物語です。
【注意】かなり長いです!!気長にお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 00:00:00
412996文字
会話率:45%
エリシアは20歳にして3回目の離縁歴がある。初婚は16歳で隣領の子爵令息とだったが…運命の女性と出逢い結婚式後に駆け落ちされ離縁。2回目の結婚は持参金目当ての男爵令息とだったが…彼は実は男色家で女性には興味は無く、跡継ぎができず離縁。3回目
の結婚は高齢伯爵の後妻だったが…初夜で興奮した高齢の伯爵は天に召されてしまった。伯爵亡き後、死後離縁で伯爵家を追い出され、エリシアは3回も離縁された女として処女(おとめ)のまま実家に出戻ることになってしまった。もう一生を実家で過ごすか、修道院に入ろうとしていたところ、まさかの4回目の婚姻の申し込みが来て!?先の戦争で英雄となったが、戦いで負った怪我で引退した元騎士団長のギルディス・マックボーンに嫁ぐこととなり、エリシアが見たのは、呪詛によって苦しむギルディスの姿で…。魔力持ちのエリシアは自身の魔力を呪詛と混合させ、呪詛の力を薄めることが出来るが、魔力が微量なため…体液と体液を混ぜ…呪詛と混合させ…呪いを解く…それしか方法が無くて──!?2025.3.14~離縁アンソロジーとしてPomme Comics様(漫画:桜月ナナカ先生)で配信となりました!!応援してくださった皆様に心より感謝いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 13:12:44
17338文字
会話率:34%
ラックイーン男爵家は当主夫妻が事故で亡くなり、一人娘のアンナが当主代行として何とか切り盛りしていたが、度重なる自然災害や日照りでの作物の不作などが続き、領地ごと隣の領であるワイハン伯爵家へ統合され、男爵家は取り潰されることになる。アンナ自身
も60歳を超えるワイハン伯爵の後妻にと求められる。未来に何の希望も持てないアンナの前に、いきなりラックイーン男爵家の家神だと名乗るヴォルグという青年が現れ!?ラックイーン男爵家が無くなれば消滅してしまう家神ヴォルグと、ラックイーン男爵家を護りたいアンナの利害が合致し、二人は契約結婚することになり……。「私に手は出さないって約束しませんでしたっけ……?」「お前から力を得ないと、神力は使えぬぞ。早く脱げ、小娘!」神力を得るための捕食行為といって身体を差し出すことに!?二人の攻防が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 12:50:13
35784文字
会話率:42%
エナはリトリアン男爵家に生まれたごく平凡な令嬢だった。平凡に。目立たず。ひっそりと生きていきたいと願ったエナの運命は十八の誕生日を迎えた日に『聖女の力』を覚醒させたことで一変した。聖女反対派の襲撃を受け、命を落としたエナは気が付けば十八の誕
生日を迎える数日前に戻ってきていて!?「怖がっていたら駄目よ。もう時間が無いのだから、一気に貫いて純潔を散らさなきゃ……!!」聖女にならないために自身の純潔を張り形で散らそうとしたエナの寝室にいきなり幼馴染の王宮魔法師のハンスが入ってきて!?「さあ、エナ。話してくれ。コレで何をしようとしていたんだ?」「返して。私を思うのなら、それを返して頂戴!!!」聖女になりたくない男爵令嬢×幼馴染魔法師の攻防が始まる!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 11:47:03
4149文字
会話率:50%