セレンディエール王国には建国にまつわる寓話があった。
豊穣を司る女神ユニより宝珠とその宝珠の持つ力を賜った、始まりの王の子どもたちに関してである。
紅色の宝珠は「遠耳」隣国の果ての地で灯される炎の揺らめきまでも聞き取ることができ
る。
黄金の宝珠は「佳き声」 強い感情を込めて発言すれば、聞くもの全てを魅了し、相手の自我を奪ってでも従わすことができる。
蒼の宝珠は「気配を辿る鼻」 匂いを元に姿なき存在を見つけ出すことができる。また姿を偽ったとしてもその匂を変えることは不可能。
翠の宝珠は「命の手」 鼓動が止まらぬ限り己の命の燈を削って癒すことができる。
色なしの宝珠は「透き通る瞳」 眼にしたものの「行い」、そのもの自身の「出自」や「祈り」を見ることができる。
そんな寓話が語り継がれている王国の片隅の領地で育った青年アシュレイ。
亡くなった母は貴族かも知れないと思いながらも、日々の穏やかな暮らしに満足していた。目下の目標は王都にある王宮学院の入学試験合格を果たすこと。
ある日、彼の元に王都よりエディタと名乗る公爵夫人の迎えが来る。母と知り合いらしい彼女と共に王都へ行くことをアシュレイは決意するが、アシュレイは己の「出自」を知らされる。
※予告なく残酷な描写や凌辱描写が入ります。ご注意願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 20:00:00
210679文字
会話率:44%
冬木さんは昼はOL、夜はデリヘル嬢という二足の草鞋を履く25歳独身女性。ちなみにホストにハマってるとかじゃなく単に生活費の補填としてデリヘルしてるタイプの意識低い系デリヘルガールです。
勤めてる会社は副業禁止、なのでバレにくいかつバレて
も大事になりにくい副業としてデリヘル嬢を選んだのですが、なんと同期の男性社員・朝倉くんがお客さんとしてきてしまったのでした……。
これは「人の気持ちを金で買おうとするな」という教訓を含んだ寓話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 22:34:16
12736文字
会話率:54%
ライオンの分け前というイソップ寓話を元にして作ったお話です。
Clifford Brown — Brownie: The Complete EmArcy Recordings Vol 1
を 聴きながら
**
最終更新:2023-06-28 23:34:20
1959文字
会話率:32%
子どもが、いつ頃「女の子」になって、いつ「女」になってしまうのか。そんなことを考えて寓話的に書いてみました。
キーワード:
最終更新:2023-03-11 16:38:52
666文字
会話率:35%
公爵家のスペアとして育てられたルイスはウンザリしていた。美しい姉と出来のいい弟に挟まれ、学院生活3年間の中で伴侶探しを課せられ、学院では気に食わないアーサーに言い寄られ苛立ちも募る一方だった。「或るAの物語」に出てくるお兄様のお話です。こち
ら読まなくても差支えありませんが読むと理解が深まるやもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 00:00:01
10646文字
会話率:45%
沼から現れたのは、背中に竜の彫り物を持つ、いかにもヤクザといった風体のスキンヘッドにふんどしのコワモテ神様だった。
アルファの折原翼は、ずっとベータをオメガにする方法を探っていた。恋人の加賀美雄介をオメガにしたい、その一心で。
そんな翼が
見つけたのは怪しげなサイトの書き込み。それには沼にものを落とすと、寓話「金の斧」のように神様が現れて、三つの選択肢を提示してくれるというものだった。
人間を、それもβを落とした時は…?
緑茶風味の執着α×平凡βのちタイ焼き味のΩ
美味しくて甘いタイ焼きと緑茶をお供にお読みください。
あ、作者はしっぽがカリカリのたい焼きは頭から、それ以外はしっぽから食べる派です。
ご都合展開。某テレビ番組とは全く関係ありません。オメガバースですが、別にオメガバースじゃなくても…って感じのアホエロです。ただヤッてるだけで内容がありません。作者もどうしてこんなバカな話になったのか分かりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 00:00:00
10387文字
会話率:31%
元孤児のアンリは男娼館『禁忌の寓話』で男娼をしている。
ある日、上客のセドリック卿に連れられて出かけた歌劇場で歌劇団の若き座長リュドヴィックに出会う。
どうやら過去の知り合いらしいリュドヴィックは、アンリをスカウトするため連日店に現れ
るようになる。
※男娼、歌劇等の設定はほぼ創作です。
※攻め以外との濡れ場があります。多少暴力的な描写も含みます。
※ページタイトル後に★の付いているページは性的表現を含みます。
※fujossy にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 19:00:00
51615文字
会話率:39%
かの昔話「長靴を履いた猫」のエロパロです。
昔々、大貴族オーガン卿が病死し、3人の息子に財産を残しました。
長兄には家督と領地を、次兄には経営する事業を。
そして三男に残されたのは、ただ一人のメイドでした。
兄二人に家からも追い出され
た元少年貴族に、メイドは「わたくしでもお役に立てます」と進言しますが…?
蒼髪三つ編みお下げで細身巨乳なメイドのお姉さんが、どう坊ちゃまのお役に立つのか…それは読んでのお楽しみ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 00:00:00
37355文字
会話率:39%
異世界と寓話とパラレルなガールズlove。
最終更新:2021-09-09 15:42:44
7970文字
会話率:15%
ダークファンタジー。オヤジ受。
ある所に戦争ばかりしている黒の国という国があった。黒の国には「野獣」と呼ばれる獰猛な男と男の部下共で結成された「星降らすムカデ団」という百人ほどの部隊があった。彼らはとても強く、戦場では敵なしと言われていた
。ある時、黒の国の女王が「野獣」を呼びつけて言った。
「もしお前達が百人で一万人の軍隊をやっつけることが出来たなら、なんでもくれてやろう」と。
そこで野獣は言った。
「俺に強い女をくれ。いくら乱暴に抱いても死なない女を」
そこで女王は戯れに約束したのだ。
「そうかい、それなら私をやろう。五体満足で生きて帰ってこれるならね」
その約束を守って帰ってきた野獣はすぐさま女王を犯し、王女の夫になり黒の王となったが女王は恐れをなし、自分の愛人と企み野獣を牢屋に入れてしまう。そして悔し紛れに王女は牢屋番にこう申し付けた。
「この男を毎晩犯しなさい。この男を犯して男狂いにしてしまいなさい」
その役目を出来損ないの二人の兵士が牢屋番に押し付けられてしまい、二人は妙な男の牢屋番になってしまうのだった。
悪党が主体の為、倫理観、正義、ほぼございません。レイプ表現、無理矢理表現ございます。戦争表現、残酷表現人が死ぬ場面ございます。なんでも許せる方向きだと思います。童話、寓話調。「野獣」と呼ばれる男が受。女性の無理やりシーンなどもございます。ご注意ください。
お話重視です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 17:47:00
52841文字
会話率:41%
『女僧侶と泉の精霊』
とある女僧侶の寓話風物語です。3分で読める短篇です。
泉に斧を落とした正直者が、金の斧、銀の斧、普通の斧をもらう寓話の、女僧侶版エロパロディです。
最終更新:2021-05-21 20:23:03
2279文字
会話率:44%
みんなが知ってるおとぎ話や寓話を、エロ小説にリニューアルしていきます。
まずはグリム童話の『シンデレラ』から、どうぞ。
最終更新:2021-02-10 00:00:00
13252文字
会話率:53%
旅人が町で三人の街娼に出会うお話です。
これはイソップ寓話『三人のレンガ職人』がベースになっています。
最終更新:2019-05-18 15:18:31
2536文字
会話率:30%
不老不死の少女は森の中で長い時を過ごしていた。
言葉も、感情も、そして己が『人間』であるということも知らないまま。
そんなある日、少女は一人の少年と出会う。
少女は知る。自分にも『仲間』がいたことを、人の『優しさ』を。
初めて触れたものに
少女は興味を抱き、彼の手を取る。
それが、永き『人生』の始まりとも知らずに――――
※アルファポリスさん、カクヨムさん(更新停止)でも掲載しています。
※この作品はフィクションであり、 実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 14:52:35
208700文字
会話率:44%
怠け者の煙突掃除人が働き者の茶色い毛むくじゃらを利用しようとしたら逆にぐちゃぐちゃに汚されちゃうというトホホな失敗談です。
他人に任せて楽ばかりしているとちんつねされるよという戒め風の寓話です(?)
pixivにも投稿しています。
最終更新:2020-12-25 23:00:00
9064文字
会話率:29%
『ああ!私の花嫁はどうしてこんなにも美しく愛らしいのでしょう!』
八年前に魔女たちによって引き起こされた異種族狩り『ヴァルプルギスの夜』に巻き込まれたことで両親を失ったリリアーナは、父の友人であった大商家、ゴーティエ家に養女として引き取られ
た。
心優しい養父と義理の妹たちと不自由のない暮らしをしながらも、早くどこかへ嫁いで独り立ちしなければと思い悩む日々。
そんなリリアーナのもとへ、突如、魔導伯の嫡男・ユリウスとの縁談が舞い込む。
町で一番の美人と噂のリリアーナをユリウス自身が見初めたのだと、伯爵の使いは語る。
突然のことに驚き不信感を募らせるリリアーナに、使いは告げる。
『妻としてユリウスの懐に入り込み、彼を殺してほしい』——と。
リリアーナの結婚の行く末は、彼女を崇拝するかのような態度を貫くユリウスの秘密と真意は——?
飄々とした根暗忠(狂)犬美形と堅物で生真面目な少女の織り成す荒唐無稽でありきたりな寓話のその仔細。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 18:09:19
69587文字
会話率:39%
奇妙な隣人に誘われて小説を書くことになった、記憶喪失で元ホームレスの僕。執筆がきっかけで恋人と親友を得ることに。けれどもそれは不幸の始まりでもあった。齎されし世界との邂逅、そして然るべき決別の寓話。
キーワード:
最終更新:2020-08-06 12:32:49
8038文字
会話率:25%
ほら、国会の前とかに出没して、妙な節回しで意味不明な抗議活動かなんかやってる方々、いるじゃないですか。あの人たちに、今こそデモをやってほしんですよね。――「オリパラやめろ」ドンドコドン、「バッハもやめろ」ドンドコドン(あのへんてこりんな節回
しで)――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 23:00:00
2083文字
会話率:35%
夏が終わり、人のいなくなった海岸。そこに建つ一軒の宿。そこで清掃婦として働くことになった美鈴は、ここで未曾有の経験をすることなる。奥の書斎にこもる初老の男、海から押し寄せる霧とともに響く謎の音、霧が出た日に起こる殺人事件。やがて、それは人類
滅亡の危機へと発展していく。男達の尽きることのない欲望、隷従することが日常と化した女。白い砂浜は血に染まり、原野に凌辱の嵐が吹く。そして、地獄が口を開けた時、過去は女の何を呼び起こすのか。
ダークでビターな大人の寓話。
第二章、第三章は、かなり際どい表現があります。暴力凌辱耐性のない方はご注意ください。
===================================================================
全年齢サイト(R15)に掲載されていたものを、移転したものです。
全年齢サイトですでに読んだ方がいれば、全く同じものなので、あらかじめご了承ください。
~2016.12.18初出~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 06:00:00
39447文字
会話率:23%
夏が終わり、人のいなくなった海岸。そこに建つ一軒の宿。そこで清掃婦として働くことになった美鈴は、ここで未曾有の経験をすることなる。奥の書斎にこもる初老の男、海から押し寄せる霧とともに響く謎の音、霧が出た日に起こる殺人事件。やがて、それは人類
滅亡の危機へと発展していく。男達の尽きることのない欲望、隷従することが日常と化した女。白い砂浜は血に染まり、原野に凌辱の嵐が吹く。そして、地獄が口を開けた時、過去は女の何を呼び起こすのか。
ダークでビターな大人の寓話。
第二章、第三章は、かなり際どい表現があります。暴力凌辱耐性のない方はご注意ください。
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全年齢サイト(R15)に掲載されていたものを、移転したものです。
全年齢サイトですでに読んだ方がいれば、全く同じものなので、あらかじめご了承ください。
~2016.12.18初出~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-01 14:00:00
39462文字
会話率:23%
セクロスだとかそれに類する描写は一切ありません。表現の関係上でR18として掲載しています。
ただの寓話
最終更新:2020-01-03 09:02:34
867文字
会話率:8%
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11322370
最終更新:2019-10-27 14:38:32
906文字
会話率:9%
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10108126
最終更新:2019-10-27 14:25:49
889文字
会話率:20%
収録小説
・狩る狼、狩られる狐。狩る狐、狩られる狼。
・至上の毛並み
・この世界にもし何もかも楽しむ狂人しかいなかったら、善悪の概念は存在しない。
・ねずみときつねとおおかみとどらごんのえろい寓話
・狼を屠ってきた系狐が語尾お~ん系狼に愛さ
れる話
・虎がアウトローを率いている士官学校時代の幼馴染のドラゴンを連れ去りにスペースコロニーを強襲するお話
・馬との賭けに負け貞操帯を付けられた狼、耐えられず馬のもとへ向かう
この作品はPIXIVにも投稿しております。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10108126
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10865032
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11118158
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11322370
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11333330
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11377877
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11388103折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 20:14:13
6911文字
会話率:39%