魔族を蘇らせることなく完全に封印する術「埋葬術」を生業とするルプス・メルカトルは、その高慢さゆえに周囲の人間から距離を置かれていた。そんなルプスの隣には、彼の幼馴染兼唯一の友である勇者フェリデが常に付き添っていたが、ある日ルプスは、些細なこ
とでフェリデと揉めてしまう。沈むルプスの前に、妖しい美しさを秘めたアバトという青年が現れ、ルプスはその甘言に魅せられる。しかし実は、アバトは埋葬術師を憎む魔族が人に化けた姿で……。腹黒美形勇者×嫌われ者の鈍感埋葬術師。
攻め〜フェリデ(20)
受け〜ルプス(20)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 23:04:59
33621文字
会話率:34%
かつての失態により、身体に重大な後遺症を負いながら戦う放浪者クラーナ。
廃人となったかつての相棒が亡くなったという手紙による訃報を受け、墓に花を捧げる為旅先から戻ってきたところ、遺体を故郷に埋葬する為運んでいた恩人が失踪したと聞き調査
に参加することになる。
二人が乗っていた馬車は、盗賊も魔獣も出ない道の途中で突如行方不明になっていた。
疑念を抱きつつ調査を行う中、突如として濃い霧に包まれ気づけば見たこともないような巨大な館が目の前に現れていた。
館の中には、世話人を名乗るメイドと、同じように元の道に戻ることができなくなったと話す冒険者達。
何度外に出ても戻ってしまう霧に覆われた道、殺害しようが翌日には素知らぬ顔で現れるメイド、日をまたぐごとに開放されていく舘の深くへ続く扉。
そして、毎夜クラーナ達は記憶に残らない悪夢に苛まれることになる。記憶は残らずとも、変化していく周囲と自分。
「この舘から、まともに出ることは叶わないのね」
そうつぶやいた冒険者の一人が、館から消え失せた。
果たしてここでなにがおこっているのか、館の謎を解き明かすべく、クラーナは自らの変化を感じながら、扉の先を目指していく。その先になにが待つかも、知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 20:00:00
45864文字
会話率:20%
「いや……ひどいこと、しないで……」
「大丈夫。貴方なら耐えられるさ」
高波にさらわれたネフィは、人間ではない『なにか』に命を救われた
白い人と呼ばれる遠来の異邦人に許嫁のネフィを救われたクレオ
彼と言葉を交わすうち、異質さのなかにある妙
な人間臭さに好感を抱くようになる
だが、その時ネフィの身体では後戻りできぬ変化がはじまっていた
抑えられぬ渇き
純潔にあこがれる乙女の想い
人の姿を失っていく苦しみ
いつまでも一緒にいたいという願い
遺骸の埋葬を生業とし、夫婦交換のしきたりを固持する村で育んだ恋心
そのすべてを失ったネフィは、肉の壁に身体を捧げる
※あらすじ
硝石を蓄えるために領主の命令で亡骸を集めて回る、埋葬人の村に生まれたクレオ。
若長として次代の村を担う責務を負わされた青年だが、しかし普段の生活には当たり前の喜びと幸せがあった。
許嫁のネフィは、献身的にクレオを支えてくれる。
親友のトーアは、その泰然とした態度でクレオの範となってくれる。
他の村人達もまた、生硬で不器用なクレオを暖かい目で見守ってくれていた。
しかし、そんな幸せは突然の事故によって流れを変えてしまう。
ネフィが波にさらわれ、まる一昼夜行方不明になったのだ。
そうして、海の彼方からの異邦人に救われたネフィは、その後なぜか喉の渇きを訴えるようになった。
クレオは、ネフィの身体に生じたそういった異変を甘く見ていた。
目を離した隙に、所用でどこかへ出かけているあいだに、ネフィは異邦人の元を訪ねて異変をどうにか解決しようとしていたのだ。
異変が村人に発覚すれば、クレオとともには暮らせなくなる。
ネフィはそうやって道を踏み外していった。
やがて平穏を守り続けてきた生活は破綻を迎え、ネフィは異邦人の「つがい」として、肉の壁に身体を捧げてしまう。
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※本作は寝取られをメインテーマとしています
※本作中の表現によって差別を容認したり助長したりする意図はございません
あらかじめご了承ください。
---------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 20:10:48
254652文字
会話率:34%
冷酷で名高いジョラー・クレイゲンを父に持つメイアは、亡き母を埋葬した帰路の途中、海賊に船を襲撃されてしまう。
だが、メイアは気づいた。海賊の船長グレアードの瞳にたたえられた復讐の炎に。彼がただの海賊ではないと……
最終更新:2021-03-10 22:02:56
458688文字
会話率:43%
過去に某所に掲載していたものを、ちょっと加筆、手直ししました。全22話。
最初はごくソフトですが、回を進める毎に だんだん、とんでもなくハードになっていきます。
作者の願望をすべて撒き散らしているため、キーワードは沢山ありますが、基本的に女
性を物のように扱った厳重拘束物です。
なお、神社を題材としていますが、あくまで物語の舞台として使っているだけなので、本来は「宮司」と書くべきところ「神主」と表現するなど、あえて軽く、あるいは曖昧に書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 13:37:27
100771文字
会話率:30%
ありふれた 生き埋めプレイものです。
最終更新:2020-01-16 22:21:58
6621文字
会話率:15%
過去に某所に掲載していたものを、ちょっと加筆、手直ししました。全22話。
最初はごくソフトですが、回を進める毎に だんだん、とんでもなくハードになっていきます。
作者の願望をすべて撒き散らしているため、キーワードは沢山ありますが、基本的に女
性厳重拘束物です。
なお、神社を題材としていますが、あくまで物語の舞台として使っているだけなので、本来は「宮司」と書くべきところ「神主」と表現するなど、あえて軽く、あるいは曖昧に書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 12:22:11
3251文字
会話率:36%
「扉を開けると、恋人が死んでいた。」から始まる、ある男が恋人を埋葬する話。
Twitterにて開催中(2020/7/25現在)の
#書き出しラスト統一企画
#世界滅亡BL
参加作品です。
※明確な性描写はありませんが、匂わせる表現、死
ネタを含む表現等があるため、ムーンライトノベルズに投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 00:00:00
5082文字
会話率:13%
杉目観(すぎめかん)は、父を埋葬するために故郷に戻ってきた。そこで待っていたのは、二つ年上の兄だった。
最終更新:2020-01-01 08:00:00
2239文字
会話率:18%
R-18/パラレル/ファンタジー/主従強要/奴隷/etc.
(あべらちおのパラレルでファンタジーなお話。本編とは何の繋がりもなく、単品でも楽しめると思います。楽しめるように書きたいと思っております!)
【第二王子×訳あり奴隷】
ヤ
ーニン大陸の一国家、カピルタ王国に属する領地、シレンヒルに王都より第二王子(シヴァ)が視察に訪れた。
シレンヒルの街外れにはカースレスト(呪われた森)と呼ばれる地元の人間も寄り付かない森があり、第二王子はその森で迷ってしまう。
そして辿り着いた泉で見たのは、水浴びをする少年(メシア)の姿だった――。
母親にアンク(死体埋葬などの穢れ仕事を請け負う奴隷)として売られた少年は、奴隷小屋に住み仕事をこなす傍ら、毎日必ず朝昼晩の三回、誰もが近寄らないカースレストに通っていた。
森の中腹にある泉で身を清める少年は、自身をカーディチル(呪われた厄災の子)と呼び、他人に触れられることを極端に恐れていた。
母からの虐待、住人からの迫害、奴隷として売られたことで心を閉ざす少年は、第二王子に対しても冷たく接するのだが、何故か付き纏われてしまう。
視察を終える日に第二王子が奴隷小屋に現れ、少年を買い取ると言い出し、第二王子の奴隷として王都に連れていかれることになるのだった。
*不定期更新。
性的描写があります故、高校生含む18歳未満の方は、自己責任に於いて判断をお願い致します。
当方では、如何なる不利益を被られましても責任が取れませんので、予めご理解下さいませ。
タイトル横に*印がある頁は性的描写を含みますので、お気を付け下さい。
此方の作品は、作者の妄想によるフィクションであり、実際のものとは一切の関係も御座いません。
また、作者は専門家ではありませんので、間違った解釈等あるかと思います。
以上のことご理解頂けたらと思います。
他サイトでも投稿している作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 02:19:39
41246文字
会話率:20%
療養所で入院中の時任楓(ときとう・かえで)は散策中に川に流されて死亡する。
同じ時、呪術師の隠れ里の宗主、霧生筝人(きりゅう・そうじん)が呪いの寄り戻しを受けて死亡していた。
楓は筝人の花嫁として埋葬され、二人は死出の旅に赴いた。冥界では閻
羅王の治世の下で人々が暮らしていた。
天上界へ行くにはそれぞれに与えられた斬魔刀で百万の魔物を討伐しなければならない。討伐の助けとなる『嫁』は冥界では貴重な存在だった。
三途の川を航行中、楓は盗賊の葛城朔夜(かつらぎ・さくや)にさらわれてしまう。
筝人との婚姻の印を有しているが、冥界の事情を知らない楓は朔夜を慕うようになり、魔物討伐の手助けをしながら彼の妻として生活をするようになる。
一方、筝人は一人で魔物を討伐をしながら行方不明の妻を想っていた。
※再投稿になります。ちょっと設定を変えたりする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-04 06:21:04
176462文字
会話率:30%
半年後に再会すると約束した彼女に別れを告げられ、3ヶ月後ーーー。
少年はある日、黒猫と『魔女』を自称する飼い主の少女と出会う。
しかし出会った日の夜、轢かれて亡くなっている黒猫を発見する。
黒猫の亡骸を埋葬して家へ帰ると、そこにはなぜか亡き
黒猫の飼い主の少女が待っていました。
その翌日から少年は不思議な体験をすることになります。
果たして少年は、彼女と再会することができるのでしょうか・・・?
次回更新日:未定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-25 00:00:00
11281文字
会話率:51%
11年間離れていた葛城と宇佐見は、再度共に生きていくことを決めた。お互い、穏やかに過ごせていけると思っていたが、離れていた間に宇佐見の身に起こった出来事に、葛城は心を乱していく。
そしてある事件が起こり、葛城と宇佐見の関係が変わっていく。
宇佐見にただ執着する葛城。そんな葛城とどう生きていけば良いのか迷う宇佐見。
執着の先にあるものとは。
「色のない、そして光」の続編ですが、話の感じは少し違います。
執着の話ですので、こういった話がお好きな方は、こちらだけでも読んで頂ければ幸いです。
他サイトに掲載している「インパルス」のごく一部と「埋葬計画」を一緒にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 09:00:00
138941文字
会話率:42%
療養所で入院中の時任楓(ときとう・かえで)は散策中に川に流されて死亡した。
同じ時、呪術師の隠れ里の宗主、霧生筝人(きりゅう・そうじん)が呪いの揺り戻しを受けて死亡していた。
楓は筝人の花嫁として埋葬され、二人は死出の旅に赴いた。三途
の川を航行中、楓は盗賊の葛城朔夜(かつらぎ・さくや)にさらわれてしまう。
冥界では閻羅王の治世の下で人々が暮らしていた。冥界人が天上界へ行くにはそれぞれに与えられた斬魔刀で百万の魔物を討伐しなければならない。討伐の助けとなる『嫁』は冥界では貴重な存在だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 01:09:42
115821文字
会話率:33%
思春期に生と死を追い求めるそのような感覚を作品に投影したものです。
※過去作で、他サイトさまで書いていたものです。
最終更新:2017-11-06 16:43:50
271文字
会話率:0%
〝――溶けるように朽ちる肉体は、まるで、僕の中にミナイが消化されていくようにも思えた。〟
ナインと呼ばれている人型戦闘兵器の人工知能は、生涯の主と決めたパイロット、ミナイ・ユウヒを戦闘で失う。
再生手術を拒んだミナイ・ユウヒは、死ねばその
まま遺体として埋葬され永遠の眠りにつくだろう。
ナインは己のコクピットの中でゆっくりと朽ちるミナイを守りながら、人のような感情を持たず、死を感じられない自分に失望にも似た思考を覚えはじめていた。
微SFBL。機械と人間が描く穏やかな明日の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 20:00:00
14663文字
会話率:36%
得体のしれない依頼者の要求に何でも答える199センチ、39歳、オールバックの大柄な男。そしてその助手の少年。二人は2か月前にある街で出会った。
以前までは常識の範囲内での依頼には答えてきた二人。
真夏のある日。ある老人から埋葬済みの頭蓋骨を
掘り出してほしいという奇妙な依頼が舞い込んできた。
それが悪夢のような人間模様の始まりだった。残虐で憎めない彼らの物語。
スプラッターホラーの範疇にとどまらないおぞましさ、そして美しさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 03:06:09
13688文字
会話率:37%
“淫靡ね~淫猥ね~ 嫌いじゃないですわ”
と、或る女性からお褒めいただきました。
『ノウスィンカの小鳥』 http://ncode.syosetu.com/n9870cq/
「第1章 妹の埋葬」から分岐するバッドエンドです。背徳的
、退廃的なのでR18に隔離しました。
「さあさあ、おいで、子供達。これから人形劇をはじめよう。りんご飴がチケット代わり。楽しんでくれるといいがね。ところで、ちょっと不道徳な内容かも。お父さんお母さんには、ないしょだよ」
ハメルーンの笛吹きのように色とりどり端布(はぎれ)の衣裳を纏った、白塗りの顔に黒い涙の道化師がまっ赤な唇でニタリと笑う。
メルヘンか、タイトル詐欺のダーク・ファンタジー?
こちらから転載→http://ameblo.jp/yumemiruhiruko/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 17:00:00
675文字
会話率:6%
「未亡人」、「未だ亡くならぬ人」。
結婚して一年足らずで夫と死別した萩枝は、其の残酷で女性を侮辱した言葉の通り、自己の存在理由を見失い情欲に溺れ翻弄されることで心に空いた穴を埋めようとする。
其れは夜の空に、ただひとつぽかりと開いた窓
のから洩れる裸電球の明かりのように、ゆらゆらと揺れ死線を彷徨う。
想い出と向き合う主人公「萩枝」の埋葬と再生が、此の話のテーマとなります。
また、トラックバックを多用し時系列を無視した実験的な文章表現を実践します。其の為に読まれる人が戸惑われることは覚悟しています。「分かる」を超え「感じる」をままに、読み進めて頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 21:28:29
52349文字
会話率:53%