わたしは一度死んでいるのかもしれない。
もちろん現時点で生きているのだから、普通ならば死にそうな目にあったと言うのだろう。
ではコンビニの近くにいるアレは何だ。
わたしは二十年近くを何不自由なく生きてきたが、霊感が強いと感じたこと
はない。
どちらかといえば弱い方で、暗闇で脅かされれば吃驚するが、それだけだ。
臆病者の生理反応が生じるに過ぎない。
それが約一週間前を境にガラリと変わる。
二六時中ではないが、見えないものが見えるようになる。
もっとも他人の視るものなどその他人以外のどの他人にもわかるはずがないので、わたしがおそらく自分以外の他人たちに見えないと思っているだけだ。
その件について、わたしが見知らぬ誰かに問いかけたことは一度もない。
ワインカラーかスモークグリーンのジーンズを履き、紫色のリュックサックを背負った人付き合いの悪そうな女が、実は頭まで可笑しかったと判定されるとわかるからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 08:20:34
99498文字
会話率:34%
【日間ランキング 28位! 2024年7/31】
景明は愛する妻である志帆と連れ子の真凛の三人で結婚記念日をお祝いしていた。ところがワインを一口飲んだ途端、意識が遠退いていく。気が付けばベッドの上で義理の娘であるはずの真凛があられもない姿
で抱き着いていた。
実は初めて紹介された時から景明を好いていた事、母親の再婚相手ということで気持ちを押し殺していたらしい事を告白する。
しかし長年積もらせた愛憎の感情がとうとう暴走してしまい、ワインに一服盛ったというのだ。
「せっかくの記念日にごめんね。でもどうしてもパパに私を刻んでほしかったの…」
口では謝罪しつつも、薬で動けない景明に対して真凛はそっと手を伸ばす…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 20:30:00
16922文字
会話率:53%
みなさんこんばんは。
拙者、エノーラ・ブラックウェルと申す者。
とあるラノベの悪役令嬢に転生した日本人異世界転生者に転生した日本人異世界転生者にござる。
完璧に記憶を取り戻したのが遅くて、自分の働いた悪事の隠滅に夜会を走り回っておるで
候。
媚薬入りのワインを持たせた給仕を見つけなければ人生詰む!というところで、婚約者に見つかってしまったでござる。
拙者の純潔はここまでの命であったか……無念……と焦ったものの、なんとか婚約者より先に媚薬入りワインを手に入れたでござる!
しかし、拙者がそのワインを飲むハメになって……!?
ひいっ!拙者を嫌って恨んでいるはずの婚約者がヤる気満々でござるぅ!!
宮中!宮中にござる!
婚前交渉は御法度にござるぞーーーッ!!!
※主人公はなんちゃってエセ侍言葉でしゃべりません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 20:00:00
20000文字
会話率:50%
人気十八禁ゲーム「サラストニア学園物語 ~イケメンたちと淫らな恋を~」の悪役令嬢エリザベスとして覚醒した主人公は、前世、自分が社畜OLでこのゲームが大好きだったことを知っていた。自分はメインヒロインを追い詰める悪役令嬢役で、大好きな推しの
サラストニア王子「エリオット」に婚約破棄されるのだ。どうにか婚約破棄イベントを乗り越えたエリザベスだったが、我慢出来ずにひとりで隠れるように泣いていたところ、隣国の王子で留学生であるギルベルトに優しく慰められる。どうやらギルベルトはずっとエリザベスに恋心を抱いていた様子。
以来、何かにつけてアプローチを受けるようになるが、ある舞踏会の日、エリザベスは何者かに媚薬入りワインを飲まされてしまい、それを介抱してくれたギルベルトと身体の関係を結んでしまう。王国が信仰する宗教では純潔を捧げた相手と結婚しなくてはならないというものがあり、エリザベスもそうしなくてはならなかったのだが、相手は隣国の王子である。彼の両親が反対するに違いない。それでもギルベルトは、エリザベスに相変わらず優しく、愛情をもって接してくれる。そんな彼に、徐々にエリザベスは惹かれていって……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 06:00:00
101390文字
会話率:52%
何よりも推しが優先。推しの幸せが自らの幸せ。前世からの推しだった『魔法伯アルフレード・レオーネ』の弟子となった主人公『フィオラ・ロベルティ伯爵令嬢』は、先生である彼のことが大好きで。幸せな師弟生活を送っていた。
だからこそ、彼が浴びるよ
うにワインを飲んで魔力回復をしていると知り、ショックを受ける。
彼の健康を守るために、フィオラは自らの体を「魔力を回復させるための手段」として差し出す。いわゆる体だけの関係になったはずなのに、絶倫な彼に毎夜のように愛される羽目になり──?
お互い真面目ゆえに妙にすれ違ってしまった魔術師の師弟。そんな彼らが無事結ばれるまで、な話。
完結しました!読んで下さった皆様、ありがとうございます♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 06:30:00
202754文字
会話率:36%
騎士ラインハルトがひっそりと想いを寄せる令嬢に、悪い噂の絶えない宰相が明らかに怪しいワインを強引に飲ませようとしている。ラインハルトは令嬢からワインを奪い一気飲み。予想どおり媚薬に苦しめられるラインハルトは、一人でどうにか慰めようとするが、
そこに現れたのは――?
黒髪褐色肌で泣きぼくろのあるムキムキエロエロ騎士です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 20:45:20
15360文字
会話率:48%
「シア、ずっと君を探していたんだ。一度きちんと話がしたい」
ある日の午後、伯爵令嬢ローゼは、街中で急に強い力で手首を掴まれた。
赤茶色の髪と、ワインのような赤い目をした男性は、必死にローゼを見つめて乞い願う。しかし、ローゼには何のことかさ
っぱりわからない。
後から店を出てきたイアンは慌ててローゼに駆け寄る。
「私の妻に何か御用でも?」
「つっ、妻……シア、結婚したのか……?」
「手を離していただきたい。それに、彼女はシアという名前ではありませんよ」
これは、半年前に急に姿を消したセフレ(ローゼと似た女性)を探し回っていたイケメン副社長が、やっとの思いでセフレと再会し、全力かつ秒速で、真面目に告白するお話。
※最中の表現はありませんが、大人向けの言葉が出てきますのでR18にしてあります。
※単品でお楽しみいただけますが、「恋に恋する伯爵令嬢が、幼馴染との婚約解消で大人になった件」と同じ世界観かつ半年後の設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 22:14:03
12279文字
会話率:53%
トラゴス大国の第二王女であるオレリアは、八歳でハバリー国に嫁いだ。彼女の夫となったのは、闘神とも呼ばれるアーネスト・クワイン。二十歳も年上の彼は、幼いながらも嫁いできたオレリアを気遣う。
しかし、結婚式を挙げた次の日、彼はオレリアを首都にお
いて、国境の街ガイロへと向かった。
それから十二年間、アーネストはオレリアに手紙も送らず放置する。
オレリアが二十歳になったとき、アーネストから初めての手紙が届くが、そこに書かれていた言葉は「離縁してください」であった。
もちろん、その言葉に素直に従うオレリアではない。彼がなぜこのような手紙を送りつけてきたのか、彼の本心を確認するため、オレリアはガイロの街へと乗り込んだ。
12年間放置された幼妻オレリアが20歳も年上の夫アーネストと別れたくないためにあの手この手を使ってぐいぐい攻める恋愛物語。
※みのたえ(砂月美乃先生、清白妙先生の企画ユニット)による「オジ天」参加作品です。
※他サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 06:10:00
111484文字
会話率:40%
アニータは第三王子の婚約者として、夜会に出席していた。けれど一杯のワインに酔ってしまったせいで、第三騎士団長のエリゼオと一夜の過ちを犯してしまう。
当然、婚約は破棄され、アニータは生家からも追放された。そんなアニータを、エリゼオは「責任を
取る」と言って娶ってくれた。
そうして始まる、ぎこちない夫婦生活。
どうしてあの夜、一夜の過ちが起きてしまったのか。
アニータはこのままエリゼオと夫婦としてやっていけるのか。
――全ては彼女に取り憑いた、淫魔の裁量次第。
(r18には※マーク)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 07:00:00
50588文字
会話率:33%
◆一迅社メリッサさまより書籍発売中◆
◆続編2が2023年12月27日に紙書籍・電子同時発売◆
※本編大幅に加筆修正・書き下ろし後日談を収録(5万字以上加筆)
※2に関して、WEB掲載内容と設定や結末が異なります。ご注意ください。
※合同
任務編はWEB掲載(極秘任務編)内容の続きで、書籍とは内容が異なります。
ビトラ国最西端ある田舎村に住む男爵令嬢サリュマーナ。ワイングロー家の6人兄弟の長女として生まれ、質素ながらものんびりと暮らしていた。
ところがある日ワイングロー家の財産を使用人に盗まれてしまう。家族や幼い弟妹たちの未来のため、家を出る決心をしたサリュマーナ。
王都へ出て、選んだ仕事は『騎士団専属の娼婦』。
短期間で高額稼ぐことができるのはその仕事しかない!未来ある弟妹たちのため、家族の笑顔のため、しっかり働いてがっぽり稼ぎます!
そして団娼婦として初仕事のお相手が、まさかの娼婦殺しという二つ名を持つロンヴァイ副団長で・・・?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 20:22:18
365856文字
会話率:43%
都内郊外のリゾートホテルでソムリエとして働く瑞穂はワイン以上にゲームが大好き。
中でもオンラインゲーム〈グラズヘイム〉が大好きで、ロッソの名前でログインし、オフの時間と給料の全てを注ぎ込むほどのヘビーユーザー。
ある日ゲーム仲間とのオンラ
イン飲み会で、親から結婚を急かされている話を愚痴ったところ、ギルマスのタラントの友人で、ゲームの中でもハイランカーのエルバに恋人役を頼めば良いと話が盛り上がり、話は急展開。
そしてエルバと直接会うことになった瑞穂だったが、エルバの意外な正体を知ることに⁉︎
Rシーンは※、ヒーロー視点は◇をつけます。
★この作品はエブリスタさん、アルファポリスさんでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 10:01:12
126826文字
会話率:59%
課総出で年越し花火を打ち上げて一仕事終えたレイラ・タナーは、憧れのルーカス・ヒットリー課長にアパートまで送ってもらう途中で、家に食料がないのに気づいた。
新年休みを終えて店が開くまでの食糧を分けてもらう予定で、課長の家に行ったはずが……。
寝不足に飲んだワインのせいで、レイラが心の奥底に潜めていた思いがぽろりと漏れてしまう。
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エロはゆるいです。設定もゆるいです。
姫初め2024応募作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 14:52:44
7551文字
会話率:28%
園子は洋菓子製造の専門学校を卒業してすぐに
日本でNo.1と言われるパティシエがオーナーの人気店に就職することができた
オーナーは園子の体が目当てだったが
園子はレズビアンだった
園子はレズビアンで元ワインソムリエールの冴子に出会い熱烈な恋
をした
冴子はわけあってソムリエの世界から干されていたのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 15:00:00
2503文字
会話率:100%
今日はサーシードックとか聞いて心身を休めよう 笑
最終更新:2023-10-10 23:28:42
388文字
会話率:0%
こないだラウンジにいた若い男とさあオレたちの時間が来たって笑おうと思ったら入ってきた男の話し。
最終更新:2023-07-14 22:57:00
392文字
会話率:0%
ワイン ワイン
ワインが飲めれば万事オッケー
最終更新:2023-07-03 03:51:19
213文字
会話率:0%
一目惚れした子に告白に行ったはずの騎士様が果物のワイン煮の匂いで酔って順番飛んじゃって美味しく食べた後にプロポーズする話。
「酒の匂いで酔うなんて思わなかったんだ」の攻め視点であり続編?です。
最終更新:2023-10-03 23:28:31
9444文字
会話率:19%
食堂で果物のワイン煮を作っていたら匂いで酔った常連客の騎士様に抱かれて謝られて付き合う話。
年上エリート美形騎士×年下平凡顔ぽっちゃり令息
最終更新:2023-08-31 21:55:32
7129文字
会話率:34%
モブ35歳。妻とは結婚当初からずっとレス気味だ。
妻に盛られたワインを飲むと、人生のターニングポイントとなったあの日に戻っていた。
すっかり忘れていた14歳のあの頃、あの瞬間に戻って妻に告白を試みる。
自宅に連れ込んだ妻に促され長年言えなか
った思いを伝えると、以外にも妻にも言えなかった思いがあったようで。
最終的にいちゃラブセックスするヤツです。
*妻をオナホにしたい願望と、夫の便器になりたい願望があるので苦手な方はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 14:18:49
9215文字
会話率:51%
作家は島のワイン会へ参加する。向かうバスの中。かつての愛しきガールと再会した。
最終更新:2023-07-01 07:58:27
26230文字
会話率:27%
イタリアン料理人・村武兵次は妻子を捨てた。不倫愛の顛末。傷心のシェフは島に新たな店を開く。
女はその対岸の高台にある超高級リゾートホテルにワインバーを開いた。新たな恋人のホテルの最上階である。
略奪の島、奇怪な事件が起きる。兵次は新たな
恋に翻弄されながら「究極のパスタ」を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-10 18:03:12
83395文字
会話率:24%
※アルファポリス様へも投稿しています。※無理やり描写、薬を盛る犯罪描写を含みます。※序盤に受けから攻めへのイジメ・暴力描写を含みます。閲覧はお気をつけください。
スラムから成り上がった騎士クルト・ヤンには気に入らない同輩がいる。貴族出身で
物腰の柔らかなディートリヒ・フォン・イージドール。すべてを手に入れているディートリヒは、鼻っ柱の強さで騎士たちに嫌厭されるクルトにも優しく接する。それが気に入らないクルトは何かにつけてディートリヒへ暴力的な言動を取る。
魔人を討った褒賞のワインをディートリヒから奪い取り、煽るクルトだが、急に体が震えだして立てなくなる。
部屋に向かう途中で立てなくなったクルトをディートリヒは楽しそうに運ぶ。酒になんらかの薬――おそらく媚薬――を仕込んだと笑うディートリヒの目的はクルトを性的な意味でねじ伏せることのようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 13:57:55
18630文字
会話率:30%
公爵令嬢であるアンジェニアに成り代わり、無表情、無愛想、冷酷無比と噂されるディナンドの許へ嫁いだ平民のリオノーラ。
家族を半ば人質にとられたリオノーラは、その役割を強制的に押し付けられていたが、噂とは異なり優しいディナンドに、徐々に心惹か
れていく。
ところがある日、偽りの母親である公爵夫人から、ディナンドに毒を盛って殺すようリオノーラに命令が下された。
毒を盛らなければ、自分の本当の家族の命が危ない。
リオノーラは心を殺して、ディナンドのワインへ毒を垂らすのだが──?
犬猿の仲である公爵同士の争いに巻き込まれた、苦労性の平民女性リオノーラが幸せになるまでのお話。
※他サイトにも掲載しています。
※R描写がある話には※があります。
【コミカライズ情報(全年齢版)】
株式会社ファンギルド様comicスピラより【偽りの花嫁〜操られた令嬢は冷酷公爵に溺愛される〜】と改題致しまして、2024年3月22日よりピッコマ様にて先行配信されました。
清正恐紫先生にコミカライズして頂きました!
とても丁寧に美しく描いて頂いておりますので、お楽しみ頂けたら幸いです。
読者様の応援のお陰です、ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 10:00:00
129362文字
会話率:40%
ロゼ・バンシュタイン伯爵夫人は、この日を境に歴史上まれにみる大量殺人鬼の仲間入りを果たした。彼、ロゼ・バンシュタインが所有する森の中の別荘から大量の殺害記録を記したノートが見つからなければ、この残虐で残酷な悪行は明るみになることはなかっただ
ろうーーー。
※この物語のオメガの主人公が妖精をレイプして殺して食べます。とてもクレイジーです。苦手な方は読まないでください。ゆっくり更新です。数話で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 13:32:25
2102文字
会話率:3%