農業と畜産の国の第一王女。
その王女に軍事国である大国のお妃選びにお情けで声がかけられ、大国へと向かう話。
最終更新:2014-10-07 11:13:50
5203文字
会話率:16%
イチゴ栽培と屈強な傭兵で知られる小国・エルベトーレ。その第一王女・リリアナ・アーダルベルタ・フォン・エルベトーレ(通称リリ)は、落ち着かない毎日を過ごしていた。
長年きょうだいを持たなかったリリは、父王の後を継ぐ王太子として遇されていたが、
二年前に父がガリアの平民出身の職業婦人・アナベルと再婚、昨年異母弟・ヨーゼフが生まれた。
エルベトーレの法では、王位継承において男子が優先される。自動的に王太子の位を失ったリリは、これまで学んできた政治や経済の知識が無になることに、虚しさを感じていた。
はとこのトーマから求婚されるが、どう見ても「あわよくば王位を手に入れよう」という野心が見え見えで、気分はげんなりするばかり。
そんな中、秋の収穫祭が行われる。父王とともに余興の剣闘試合を観覧していたリリは、漆黒の髪にアメジストの瞳を持つ青年、レフ・ゼブロウスキと出逢う。
あまたの豪傑を打ち負かして勝利の美酒にあずかったレフを、父王は知っていた。かつて強敵・アナトリアに滅ぼされた同盟国・カシューブ公国の公子で、虐殺の中を落ち延びて生き残っていたという。
感激した父王は、レフを新任のリリの親衛隊長に任じようとするが、リリは己より弱いものに守られたくはないと、レフに勝負を挑む。
防御の姿勢に落ち着きがあり、手数の多さに惑わされないレフは、リリをかわし、寸止めで勝負を決める。
この件で更に自信を失ったリリは、その後のアナトリア攻略で己の沽券を取り戻そうとするのだが――。
凛とした美人だが己に素直になれない姫君と、地獄を見て執着を忘れていた青年の、可愛らしくも激しい恋物語。謀略もほんの少しあり。
Pixivのコンペで落ちた作品( http://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/590232/ )を、頭から書いてみました。
Twitterを始めてみました。たぶん更新情報などしか流さないですが、気が向いたらフォローいただけたら幸いです。 https://twitter.com/fry_magumi折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 01:30:15
16968文字
会話率:28%
pixivのコンペに落選した作品の再投稿です。
傭兵とイチゴの産出国として有名な中欧の小国・エルベトーレ王国。
その第一王女のリリアナ(通称リリ)は、生まれてから長らく王太子であったが、異母弟ヨーゼフが誕生したため、廃太子され、『普通の王
女』として生きることとなった。
どう生きればいいのかわからず、鬱々と過ごしていたが、傭兵騎士団の剣闘試合で腕試しに来た傭兵騎士・レフと出逢う。
異教徒に滅ぼされた公国の長だったレフの父と、リリの父王が懇意だったこともあり、レフは父王から気に入られ、リリの親衛隊長に任命される。
レフからは剣闘試合で手合わせした際に見透かされるようなことを言われ、またお調子者風な外見と態度にリリは反感を抱くが、父王主催の舞踏会にて、はとこのトーマから絡まれ、侮蔑された時にかばってくれ、手の甲に誓いのキスをしてくれてから、心が揺れ動き始める。
己が王族であることへのこだわりを捨てられず、帝国と異教徒の戦争へ志願するリリだったが、戦場で奇襲を受け、撤退を余儀なくされる。
追っ手を逃れるために逃げ込んだ無人の納屋で、ともに逃げてきたレフへ、「せめて女として死にたい」と誘惑を試みるが、レフは「一目見た時からあなたが好きだった」と言い、あくまでレフの意思でリリを抱く。
その後味方に助けられ、国へ戻ったリリは、明らかに心の荷が軽くなったことを感じる。
レフと合わせる顔がなく、彼を避けていたリリへ、次第に陰謀の魔の手が近づいてくる。
外国人の王妃・アナベルを快く思っていない一派が、リリを擁してクーデターを起こそうとしていた。
国の不和をよしとしないリリは、クーデター派を一網打尽とするため、敢えて誘いに乗ったふりをする。
クーデターの首魁はトーマだった。外国人の血を引くヨーゼフよりも、己とリリの子供の方が王位にふさわしいと妄想しての叛乱だった。
大衆を煽動する手段はよくない、自分はトーマと結婚する気はない、と説くリリだが、トーマは聞く耳を持たない。
あろうことか、「押し倒せば言うことを聞く」という思考のもと、リリを辱めようとする。リリははっきりと抵抗し、ブラウスを破かれたところで、レフが助けに来る。
形式にとらわれることの愚かしさを痛感し、リリは王族から離籍することを決意する。レフからは、情熱的な一夜の際に、将来結婚しようとプロポーズされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-07 03:55:33
22975文字
会話率:46%
ファーム国王女のサラは、大国の王子との結婚が決まる。彼女の夫になったのは、以前婚約を二度も破談させている物腰柔らかな女たらしであり、どこか冷たさを感じさせる王子だった。サラは掴みどころのない彼に誘惑されたり翻弄されたり、反発もするが――。愛
を求める青年と初恋も未経験のうぶな少女、鈍感な二人のじれったく進む初恋は・・・。(自サイト作品の改稿:2014/9/9新作番外編更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-08 23:58:44
115409文字
会話率:37%
父帝に疎まれ、蔑まれ、名前すらも与えられず、愛情を知らずに育った白金の髪をした姫君。15歳になり、奴隷妻として贈られたサラセンの地で、少女は運命の出会いを果たす。彼の地で少女が手にしたものとは。
第1章✽真珠姫~第35章✽蜜月夜 前半部
・了
第36章✽女主人5~第88章✽愛息子6 後半部・了
第89章✽王対王3~第100章✽獅子王25 最終部・完結
2014年8月18日、610話にて完結致しました。
性的描写は、突然入ります。
基本、傍題の暗黒譚は主人公達の過去話であり、鬼畜変態回です。
実在の歴史上の人物の名前、地名、国名を多用しておりますが、全く関係がありません。また、某勇名小説等とも名前がかぶっておりますが、全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 13:09:46
898398文字
会話率:27%
文武に優れ母親譲りの美貌にも恵まれた王子アイロスは、十八歳になっても結婚をしようとはしなかった。花嫁探しのため一年間の契約で城を離れたアイロスが出会ったのは、伝説の竜を狩ることを生業にする竜狩人フォルカーという男だった。フォルカーに話を持
ち掛けられ、白い竜殺しと亡国の王女を救いに旅に出たアイロスたちだったが―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-12 22:51:22
28014文字
会話率:49%
※あらすじ詐欺、タイトル詐欺注意※完全なご都合主義です
婚約者を妹に寝取られた姉は、大国の自分の父親と変わらない男に嫁がされることになる。(悪役の女性がものすごく歳をとった人に嫁がされるという状況が、なんで制裁的な意味で使われるのかが理解で
きない作者が、ものすごく年上の男性に愛される女の子を書きたかっただけの作品です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-23 00:00:00
14842文字
会話率:43%
小賢しく、野心たっぷりな王女クラリッサは大国の正妃の座を射止めた。王宮内の権力闘争でも何でも来い、女の幸せなんて二の次だと意気込んで乗りこむが、王に予想外な事を告げられる。
「昼でも夜でも、この王宮の中でも外でも、俺がヤりたい時にその身体を
好きに使う」
さらに、王弟殿下二人も同時に夫となると宣言され、三人の男の共有物とされてしまう。この男達がまだ良い人なら良かったが、あいにく王と王弟は傲慢、下品、陰湿と難物ばかりで……
知恵と口車で何とかしようとする女の子が、身体を好きにされてピーピー言わされるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-26 06:00:00
86802文字
会話率:52%
割拠する五つの国のひとつ、ヴァルダヴィ国の国王ルキドサ三世は、美姫ヴォーボワーヌを側室にするが。ヴォーボワーヌは国王はおろか王女マリアンヌまでもその性技をもって篭絡する。めくるめく悦楽の世界と覇道のゆくすえを描く官能政治劇ファンタジー小説。
最終更新:2014-04-02 20:33:48
50162文字
会話率:44%
戦争勝者国は敗者国から1人姫を選び、自分の国の者に出来る。
ザーラ国からサウィン国へとやってきたザーラ国第一皇女レアナ、19歳。
人形並に誰から見ても完璧な皇女。
役目は一般的なお嫁じゃなく、第一王子シザレ、17歳、の教育係。
「お前なんか
19のばばぁじゃねーか」
「なめんじゃねぇぞ、このくそガキっ」
教育係皇女と王子のバトル。
サイトからの転載です。R15予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 14:00:00
11258文字
会話率:26%
はるか昔から、人類と魔族は争いを続けていた…
ツヴァイが魔王に即位して、ついに和平の交渉が持ち込まれた。
それは人間にとって悪い条件ではない。
魔王ツヴァイからの要求は、人間の王国の王女を魔王の妻として献上することだった。
そこに白羽の矢
が立ったのは、国王の隠し子である、15歳のクリスティーナだった…。
*ついているものは、18禁とします。
ちなみに、筆者はあまり歴史について詳しくはありません
何でもありのファンタジーです。
☆10月23日 感謝!外伝も追加しました。「魔王と一緒」 一味違う2人を楽しみたい方はあわせてお読みくださいませ☆
★感謝!11月15日完結いたしました。新婚旅行など、不定期に更新したいと思います。そして、新しい小説も開拓しています。そちらもよろしくお願いいたします★ *2014年姫始め参加しました*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-17 18:00:00
90793文字
会話率:34%
南の国リプロの王女アリーゼは、龍の呪いに蝕まれていた。国中の魔法使いや神官が匙を投げる中、彼女は唯一その呪いを解くことができるという闇の精霊に会うため、一人国を飛び出し、精霊の棲まう世界の果ての雪原へと足を踏み入れる。そこで吹雪に遭い、生き
倒れた彼女を助けたのは……(『龍と姫君の物語』の続編になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-14 21:48:29
168699文字
会話率:34%
南の国の王女は隣国に嫁ぐ途上、山道で崖から落ちてしまう。そんな彼女を救ったのは、その山に住む龍の一族の青年だった。青年は姫を助け、親身に介抱する。やがて二人は心を通わせるが……(後半欝展開になりますご注意ください!!)「ヤンデレ愛企画」に参
加させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-01 01:47:38
23809文字
会話率:22%
悪辣王女ことアルベルティーヌが失恋したり無自覚な恋に戸惑ったり友と語らったり…。そんな彼女の日常を綴りあげる物語。短編「悪辣王女の宝物」の前日譚になるお話です。
主人公の口が悪い、スラング多様なのでそれらが苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2014-02-26 00:00:00
19733文字
会話率:30%
悪辣王女などと不名誉な名で呼ばれる不良姫が本当の幸せを見つけるまでの話。
主人公の口が悪い、スラング多用なのでそれらが苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2013-04-10 01:11:37
6390文字
会話率:27%
アルダッド王国のジルベルト王と異国から嫁いできたイヴォン妃のお話。悲恋、シリアス。
最終更新:2014-02-25 18:54:11
10098文字
会話率:21%
「─── すべて醜聞とするがいい、されど、私はあきらめない」
ヴァイオラ・アイリーン王女は、瞳をその名の花の色に染め上げて、宣言したのだ。
王妹殿下の逃避行、その辿り着く先は?
※予告なく性描写が入ります。主人公以外の同性間の愛情表現が多
くありますので、苦手な方は避けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-14 22:09:14
23291文字
会話率:18%
異世界のとある王国。有翼種の落ちこぼれ第三王女であるルーチェはある日、両親の執り行うお見合いから抜け出して海辺と来た。そこで出会ったのはとても美しい人魚の男の子。最初は遊び相手として共に過ごすが成長するにつれ、彼に惹かれる。それと同時に陸に
住む自分と海に住む彼との大きな隔たりを感じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-20 02:36:37
7596文字
会話率:29%
神子として異世界へ召喚されてしまった神崎菜穂、28歳。今一番欲しいものは理想の骨。王様に王女の病気を治して欲しいと頼まれ、その交換条件として骨を要望。お互いに勘違いしまくりのラブコメになる予定です。尚、予告なしにR18シーンが出てきますので
苦手な方はご注意下さい。R18シーン時には、そのサブタイトルの後ろに*印をつけるようにしますので参考にして下さい。ちらっとそれらしいシーンがある場合はセーフかアウトか判断がつかないので、+印を念のためつけておきます。不定期亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-15 22:59:36
167847文字
会話率:48%
亡き寵妃の忘れ形見であるために正室に疎まれている王女タナシア。そんな彼女を守る護衛の変態なハインツ。彼は呪術で痛みを引き受けて彼女を守る。【変態注意。途中まで無理やり要素有り】
自サイトにも投稿しています。
最終更新:2014-02-03 18:54:48
4646文字
会話率:62%
幼馴染の公爵家クラウスに嫁いだ王女エミリア。結婚して幸福に包まれているかのように思われたがそれはすべて偽りだった。彼は私を愛してなんていなかったのかもしれない。
最終更新:2014-01-19 21:42:59
14643文字
会話率:25%
はじめに、原作者である「栢野(かやの) すばる」様、この二次創作の存在を快く許可していただき、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
この二次創作は、「ムーンライトノベルズ」にある、「栢野 すばる」様の小説、「氷将レオンハルトと押し付けら
れた王女様」の「04」に出てきた狼藉者の末路をこちらで想像してみたモノです。
原作を知らなくても何とか読めるようにしていますが、場合によっては、原作である「栢野 すばる」様の小説、「氷将レオンハルトと押し付けられた王女様」を読んだ上で、この小説を読むことをお奨めいたします。
R18ではありますが、エロいシーンは一切合財ございません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-11 09:14:18
3805文字
会話率:16%
幼少時の記憶が全くないあやめがやってきた、男女比率のおかしい国スヴラファム。なんと彼女はこの国の王女だった。
最終更新:2013-12-03 00:00:00
41996文字
会話率:32%
ピソークの将軍マールスは敵国スカラーによって密かに捕えられた。連日あやしい雰囲気を持つ男チエーニに甚振られていると、そこにスカラー元王女ヴィニエーラが現れる。
最終更新:2012-07-16 21:00:00
18174文字
会話率:36%
【執事+執事×姫】王家に生まれた姫が純潔のまま結婚することが許されない時代。婚儀が決まった姫はその夜、幼いころから自分に仕えてきた二人の執事に身体を開く。
実用性重視/隠語注意
最終更新:2013-11-21 23:54:48
17334文字
会話率:47%