正社員ではあるけど低賃金で彼女無し、氷河期世代の所謂ロスジェネ、山田正はそれでも特に不満など無く慎ましく日々を生きていた。
夏のある日、姪の山田由美が下校途中ゲリラ豪雨に会い、同級生の三枝綾と共に雨宿りの為に正のアパートに駆け込んできた。
借りた服を返しに来た綾は、「この前読んだ漫画の続きが読みたい」と言い出し、母親と出来るだけ顔を合せたく無いからと、正の部屋に入り浸り寛ぐようになる・・・
受け身なオッサンと家に帰りたくないギャルが、イチャイチャしたりエッチしたりする話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 02:00:00
24260文字
会話率:37%
気がついたら、転生していた。
竜と人の姿を持つファンタジーな種族・竜人(ドラーゴ)に。
前世の価値観を引きずるロンユランは、同族である竜人女子に発情しない変わり者として生きていた。
昔から人型のオスにしか発情しないと言い続けていたのに、見合
いをさせる計画があると知ったロンユランは、竜人街から脱出することを決意する。
人間の世界に溶け込むための教師役として、買った奴隷は掘り出し物だった。
タグは今後の展開も含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 20:14:48
44622文字
会話率:28%
拗らせた愛がもたらす愛憎劇
◆
リリアが生きていられるのは、彼の好意による。
しかしリリアは、彼を殺すために生きていた。
嬲られたあとに殺され、女に転成させられた恨みを晴らすために。
【 ご注意 】
!ファンタジー世界の転生もの
(
転生といいつつも、世界は変わらない)
!性転換もの
肉体的には男女ですが、精神的には男同士になります
!一途を拗らせている陵辱シーン、リリアが不憫なシーンが多々あります
また、作中に女性や男性、子供を玩具のように扱うシーンがありますので、ご注意ください
【 備考 】
メクる:サービス終了しています
個人サイト:メクる掲載時に個人サイトでも掲載
ハーメルン:https://syosetu.org/novel/210820/
ムーンライトノベルズ(ここ):https://novel18.syosetu.com/n2625ho/
に掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 22:00:00
62615文字
会話率:57%
腹黒な優等生×不良の一匹狼、どっちも人間不信だけど正反対な二人の歪んだ恋模様
【あらすじ】
過去のある事件から、瀬野啓治は人を信じることができなくなってしまった。故に心の拠り所を求めていた啓治は、偶然クラスメイトの須藤颯斗が同類だというこ
とに気付く。
不良である颯斗は、誰とも行動を共にせずに孤独に生きていた。さらには、どうやら心に深い傷でも負っているようだ。
「誰も信じれないなら作ればいいじゃないか。絶対に俺を裏切らない、俺に依存した人間を」
その人間に、付け込む隙がある颯斗は願ってもない人材だった。
人を信じれないが故に、人心掌握で人をコントロールしようとする、狐のように狡猾な啓治。
人を信じれないが故に、暴力で人との関わりを避け遠ざけようとする、狼のように孤独な颯斗。
似ている“傷”を抱えているようで正反対なふたりの狐狼は、次第に本当の意味で惹かれあって行く────。
# # #
【瀬野 啓治(せの けいじ)】人間不信第一号。表向きでは八方美人の優等生。友人も多いように見えるが、実際は誰のことも信用していない。人心掌握する癖があり、人の弱みを握っておくと安心するタイプの人間。
【須藤 颯斗(すどう はやと)】人間不信第二号。喧嘩をし、不良のレッテルを貼られることで人を寄せ付けないようにしている。基本強気で男前な性格だが、弱みに付け込まれた途端に臆病になる。
※こちらはエブリスタ様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 20:06:26
8835文字
会話率:24%
※本編1、2完結済み。現在、番外編を投稿中です。
魔力が少ないため、魔法使いの名家である生家を追われ、騎士になったロア。自分の特技を生かし、騎士としては小柄ながら頑張って生きていた。ある日突然、近衛騎士団長ウィリアムに呼び出され、脅された上
、婚約者候補の調査を依頼されてしまう。
いやいや、俺は騎士だぞ。婚約者候補の素行や好みを調査しろって、そんなに暇じゃねぇよ。でも、どうやらウィリアムは俺の能力をかってくれているらしい……仕方ない、やってやろうじゃないか。調査任務が成功したら、ご褒美をくれる約束だ。でも、この気持ちって……。
騎士団長×騎士(へっぽこ魔法使い)。
※ブックマーク、評価、励みになります!ありがとうございます。
※たくさんの方に読んでいただき感謝感激です!
※R18に※を付けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 20:33:24
643404文字
会話率:28%
2009年、僕は文字を書くことで生きていた。吐きながら絡みつく劇団の女、徘徊しながら犯されていく女、醜い現実。
最終更新:2022-02-17 21:54:35
5586文字
会話率:34%
7年前――東京都沖の孤島に築かれた、遊園地をメインとする巨大リゾート施設『シーポートジャングル』で、史上類を見ない凄惨な事件が起こった。
死者・行方不明者411名、生存者18名。だが、これ程の事件であったにもかかわらず、未だ解明されてい
ない謎は多く、事件はいつしか『人喰い遊園地』と呼ばれる都市伝説となっていった。
廉洞友康、御宗蔵生、鷹村玲は、その人喰い遊園地から生還した、数少ない生存者のうちの3人である。
あれから7年――高校2年生になった3人は、事件の真相を追いながら肩を寄せ合って生きていた。しかし修学旅行の移動中、同級生たち全員と共に3人は再び、シーポートジャングルへと強制的に招待される事となる。
人喰い遊園地は今も尚そこにあり、その飢えた口を大きく開いて、新たな来訪者を待ちわびていたのだ。
※ガチでBLですが、サバイバルホラー・デスゲーム要素も相当なガチです。残酷描写は保険ではありません。苦手な方はこのままそっとお逃げください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 00:00:00
189211文字
会話率:22%
□充は喧嘩して出て行ってしまった恋人の帰りをずっと待ち続けていた。
小学生の時に出会い、高校から友人になり、片思してやっと結ばれた相手だった。
いつまで経っても帰ってきてくれない恋人を待ちながら、永遠とも思える孤独な日々を生きていた。
□
隆聖は新卒の入社一年目。
ようやく仕事にも慣れて、順調な日々を送っていた。
ある日、酔いつぶれた先輩社員を送り届けることに。
周囲から悪口を言われて浮いていたその人には恩があった。
せめてお礼を言いたいと近づくことになったが、儚げで繊細な美しい人だと気がついてからは、どんどん惹かれてしまうのを抑えられなくなり……。
全十三話+番外編二話
一話ごとに、受け攻め交互の一人称視点でお話を進めます。
※本編にR18シーンはありません。
※番外編のみR18シーンが入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 20:02:28
70760文字
会話率:28%
玲美は前に付き合った男性と結婚寸前までいったのに破局してしまい、そのことから一人抜け出せずに生きていた。
あるとき、妹に結婚話が持ち上がり、お見合いをすることになった。
ところが、妹は旅行に出かけてしまい、父に頼まれて、見た目がそっくりな玲
美が代わりにお見合いをすることになる。
爽やかで素敵なお見合い相手だった賢吾と、一度だけのはずが、何度も会うことになり。やがて玲美は、隠しきれないほど賢吾に惹かれてしまい……
入れ替わりものですが、どたばたコメディというよりは、落ち着いていると思います。
※アルファポリスさんにまとめ掲載しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 11:25:45
24088文字
会話率:32%
桃木明日歌と百々瀬結は、小学校の頃からの親友だった。高校まで同じ学校で、二人の共通の友人からは仲が良すぎると言われるほどの腐れ縁。
けれど、彼らの縁は唐突に終わりを告げる。
夢を追って遠くの大学へ進学した結。
何となくしてみたいこと
のために何となく進路を決めた明日歌。
二人を遠ざけたのは、距離だけではなかった。
親友を――片想いの相手を、今まで当たり前のように近くに感じていたなくてはならない存在を失った明日歌は、それでも日々を歌おうと努力した。だが、サークルも、授業も、趣味だったギターにさえも、取り組む意味を見出せずに、大学一年の夏休みが来る頃には、肺を煙で満たし、肝臓をアルコールに染めていた。
その日々の中で、生きる希望を失った明日歌は、大学生活の4年間が終わると同時に人生に幕を降ろすつもりで、その年の12月を生きていた。
そんな明日歌には、昔から見続けている夢があった。
結とのファーストキスの夢だった。結の事を忘れたいのに、忘れさせてくれないその夢に、けれど、明日歌はどこかで縋っていたのかもしれない。
首吊り、薬、手首、飛び降り。
どんな方法が良いかを、考えている時だった。
2年ぶりに、結から連絡が来たのは。
※※※
・この作品はフィクションです
・えっち描写はちょっと濃い目、本番はややあっさりです。
・挿入には色々と準備がつきものですが、二人の想いが潤滑油になってくれたという事なのでしょう。
・なろうでBLを投稿するのは初めてなので多めに見て頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 21:00:00
23470文字
会話率:38%
淫魔——それは人間の精気吸い取るとされている悪魔のこと。
女性に擬態して男性から精気を吸い取る淫魔をサキュバス、男性に擬態して女性から精気を吸い取る淫魔をインキュバスという。
サキュバスであるリリは、インキュバスでありながら男性の精気を好む
ロゼと共に餌を分け合って生きていた。
ロゼ曰く「女性の精気はマシュマロみたいで俺の口には合わない」らしい。ロゼに勧められてマシュマロを初めて食べたリリは次第に女性の精気に興味を持ち始める。
※カクヨムに投稿している同タイトルのものを成人向けに加筆したものとなります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 00:00:00
20145文字
会話率:74%
身代わりで懲役刑を終えて出所したヤクザの男──朝比奈は、所属していた組に捨てられ、街の片隅でひっそりと生きていた。
底辺を這いつくばって生きるしかないと思っていた時に、美しい青年──葵に出会う。
葵の笑顔に魅了された朝比奈は、辛い日々でもそ
の笑顔を思い出して生きていた。
そんな時に朝比奈は勘違いから刃物で刺されてしまう。意識が途絶えそうになる朝比奈の前に葵が再び姿を現し、「助けてやるから自分の番犬になれ」と告げるのだった。
アルファポリスにも投稿しています。
始まりは「これBL?」って感じですが、ちゃんとエロはあります!
合体もありま〜す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 22:00:00
53326文字
会話率:53%
前世ではどんなに勉強や仕事を頑張っても結果の出せない真面目系クズとして生きていた。
どう贔屓目に見ても顔はブサイクで、女性とは縁がないまま世間の片隅でおとなしく画像だけを相手にしていた。そして不慮の事故で静かに人生の幕を閉じた。
そん
な俺が転生してしまった。
妄想の中であっても相手をしてくれた、自分の精神を支えてくれた絵の中の女性達を想うと、かつての人生を悪かったとは思いたくない。
でも本当に童貞のままでよかったのか、それとも何かするべきだったのか。それが知りたかった。だからこの世界では、女性とふれあうことを目標に生きていこうと思った。
☆:前戯など軽いエロシーンあり
★:本番シーンあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 18:20:06
311219文字
会話率:19%
『俺とお嫁さま』
久しぶりの休日に惰眠を貪っていた上月 力(こうづき ちから)彼女いない歴=年齢の30歳の元にお嫁さまがやって来た。
離れて住む母親が言うには、お嫁さまはぴちぴちの18歳。どうも互いのじいさんの約束が原因のようだった。
突然の話に戸惑う俺。
相手との年齢差もだけどその子は――――男の子だったのだ。
『お嫁さまになりたくて』
朱音の親友、八木 静夏(やぎ しずか)はゲイである。
中二の時にカムアウトして孤独の中に生きていた。
高校に入学するもどこからか噂は伝わるもので、その孤独はまだ続くと思われたが朱音と出会い孤独ではなくなった。
が、喜ばしいはずの朱音と上月との結婚を妬ましく思ってしまう。
付き合っていた恋人につい出してしまった『結婚』の話題。
その事で静夏は捨てられてしまい、周防と出会う。
周防に話の流れで告白されるが――――。
この作品はエブリスタで公開、完結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 06:55:31
31090文字
会話率:18%
【第13回書き出し祭り参加作品】
大型帆船が普及し大海原を越えて世界中に航路を巡らせている時代、世界中の航路が一点に集る繁栄の都があった。国の名は〝パルフィア〟港街の名は〝シャルムーズ〟
豊富な富と物資が行き交い、荒くれた船乗りたちと、
豪胆な商人たちが行き交うその街でたくましく暮らしいている女性たちが居た。
その国で〝花売姫〟または〝売り姫〟と呼ばれる女性たちだ。
世に娼婦と呼ばれるなりわいの彼女たちだったが、逆境にも困難にもくじけず、逞しく、誇らしく、そして、華やかに生きていた。
それは港街シャルムーズの〝花〟彼女たち無くしてシャルムーズは有りえない。
そして今、東の最果ての国から海を超えて学者の若者マシュウがやってくる。彼はシャルムーズで一人の売り姫の女性に出会う。
彼女の名はジャニス。一級の娼館七つ屋で経験を積んだ、超一流の売り姫だった。
二人が出会うときロマンスあふれる物語が始まる。
マシュウとジャニスの交流を軸に、シャルムーズの街角に様々なドラマが繰り広げられる。
さぁ、あなたもシャルムーズへと足を踏み入れるがいい!
異国情緒の港街浪漫ファンタジーが幕を開ける!
【本作はR18版ですが、性的描写は一部濡れ場シーンにとどまります。それ以外はR15版と同じです】
【毎日夜9時より更新】
【1回に4000字を目処に、1日に複数話分公開します】
(カクヨム・ノベプラでR15版にて、ムーンライトでR18版で公開中)
|ω・`)つ[ とってもアンモラル・インモラルな小説です親の目の届かないところで読みましょう ]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 21:00:00
103402文字
会話率:5%
【第13回書き出し祭り参加作品】
大型帆船が普及し大海原を越えて世界中に航路を巡らせている時代、世界中の航路が一点に集る繁栄の都があった。国の名は〝パルフィア〟港街の名は〝シャルムーズ〟
豊富な富と物資が行き交い、荒くれた船乗りたちと、
豪胆な商人たちが行き交うその街でたくましく暮らしいている女性たちが居た。
その国で〝花売姫〟または〝売り姫〟と呼ばれる女性たちだ。
世に娼婦と呼ばれるなりわいの彼女たちだったが、逆境にも困難にもくじけず、逞しく、誇らしく、そして、華やかに生きていた。
それは港街シャルムーズの〝花〟彼女たち無くしてシャルムーズは有りえない。
そして今、東の最果ての国から海を超えて学者の若者マシュウがやってくる。彼はシャルムーズで一人の売り姫の女性に出会う。
彼女の名はジャニス。一級の娼館七つ屋で経験を積んだ、超一流の売り姫だった。
二人が出会うときロマンスあふれる物語が始まる。
マシュウとジャニスの交流を軸に、シャルムーズの街角に様々なドラマが繰り広げられる。
さぁ、あなたもシャルムーズへと足を踏み入れるがいい!
異国情緒の港街浪漫ファンタジーが幕を開ける!
【本作はR18版ですが、性的描写は一部濡れ場シーンにとどまります。それ以外はR15版と同じです】
【毎日夜9時より更新】
【1回に4000字を目処に、1日に複数話分公開します】
(カクヨム・ノベプラでR15版、ノクターンでR18版にて公開中)
|ω・`)つ[ とってもアンモラル・インモラルな小説です親の目の届かないところで読みましょう ]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 21:00:00
103483文字
会話率:5%
辺境の廃城で暮らしている淫魔『リルム』。
彼女は、時折、近くの村を襲い精気を奪って生きていた。彼女が奪う精気は、すべて女性であった。
そんな彼女の廃城に、様々なものが訪れる。彼女を討伐しようとする冒険者、騎士、聖女etc。
しかし彼女は、
そんな者たちを弄び、自分のおもちゃにしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 10:13:27
10714文字
会話率:52%
第一部
僕とある人のお話です。
僕はある日美しい女性に出会った。
「美しい」を知ったその言葉と感覚に魅了され僕らは気がつかなかった。
それが永続しないということを、知っていたが忘れ、一瞬の、一事象の中で生きていた。
絶望に僕らがそのことを気
が付かされた時僕らは絶望の中で希望を捨て、願望に何かを見出だした。
そして美しく絶望的な最後を生きた。
僕とある人のお話です。
第二部
少年と少女のお話です。
紀遥 キノハルカ
更新開始改変は名前だけにしときます。よろしくおねがいします21/09/06折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 14:20:41
170111文字
会話率:46%
刑事の真白はゲイである事を隠し普通の結婚をし普通の振りをして生きていた。世間では連続殺人事件が起きていてそれを追っていたが目撃者も手掛かりもなく事件は難色を示していた。そんなある日1人の男の子と出会いその子と深い関係となり悩みながらも別れる
事が出来ずにいた。そんな時また殺人事件が起き真白はその事件を追ったが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 12:35:18
11505文字
会話率:48%
篝は実の兄から性的虐待をされ中学を卒業すると家を出て1人で生きていた。出会い系などで売春をし、そこで「添い寝求む」と言う書き込みの人物と出会い添い寝して金を貰うようになった。その男から一緒に暮らして欲しいと言われ「好きだ」と言われ恋人として
暮らすようになった。幸せを手に入れたかのような暮らしだったが篝は自分の過去を言い出す事が出来ずにいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 12:54:19
10165文字
会話率:40%
ここはキューブィという六面体の内部世界で、その世界はダルタニアと呼ばれていた。ダルタニアは、大きく分けると、地上世界、天上世界、そして地下世界に分かれていた。地上世界は1つしかなかったが、天上世界と地下世界は、何層にも折り重なっていて、その
世界には、それぞれ存在を許された魔人や魔獣が住んでいた。
ダルタニアには太陽が無く、空間そのものが発光していた。緩やかな光の中、生き物は共棲したり、争ったりしながら日々を生きていた。ダルタニアは、全能の神ゼビスが作った人類の住む世界と、同じように昼と夜に分かれていた。雨も定期的に降っていた。ここは閉ざされた空間であったので、流れ星や夜空に星を見ることは無かった。
地下世界には地上に向かって、何ヶ所か入口があり、そこから地上世界へと入ることが出来た。ダルタニアの地下世界は(ザンティア)と呼ばれていて、地下ではあったが、空間が発光しているので、暗くは無かった。地下世界の大地から頭上を見上げると、大空には大地が連なっていたので、ここは地下世界であると思い知らされていた。
地下世界の大地と、天上の大地とは何本もの、太い柱で繋がれており、その柱が地上の大地を、支えているように見えたが、実はそうでは無かった。何で天上の大地が、地下世界に落下してこないのか、それは誰にも分からなかった。(ザンティア)は、暗くはない地下世界であった。
この小説は「カクヨム」サイトにも内容を変更したモノを掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 19:34:28
65534文字
会話率:4%
副題
〜勇者への転職希望なんて出してないです辞退させてくださ、そこをなんとかじゃない、イヤだって言って…ああクソ断れなかった…〜
副題の通りです。
法口勇(ノリグチイサム)は軽い希死念慮持ちだが人生可もなく不可もなし、と生きていた。
と
ころがある日、いきなり異世界へ飛ばされて勇者への転職を要請された。
無理だ嫌だと断ったが、押しに弱いことを見破られ、結果、魔坑(魔物が生まれ出る洞窟)の破壊やら魔物討伐やらに勤しむ生活が始まる。
不本意だが仕方ない。
だが、それだけではなかった。
護衛騎士のヒースに迫られる事態も発生し、俺の手に負えない。むしろ全て放り出して逃げたい。
逃げる俺、追いかけるヒース。
トップクラスの実力者相手に勝ち目はなかった。呆気なく捕まり、めくるめく官能の日々を送る羽目に…は、しないっ。
早期退職をして、ブラック社会ともヤンデレ化しそうな護衛ともおさらばだ!
多分そんな話になる予定です。予定は未定と言いますが、ハピエンは確定です。
※誤字脱字、誤表現などなど、気になったところをちょくちょく訂正すると思います。大筋は変わらないので、温かい目で見ていただけると嬉しいです※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 18:52:35
20495文字
会話率:30%
山田利津は生まれつき、世界のどこにも存在しない言葉、アルル語を喋ることができた。そしていつも、大切な何かを失くして見つからないような焦燥感を感じて生きていた。落ち着くことができるのは、唯一湖の側にいるときだけだった。人より直感が働いて曲がっ
たことが大嫌いな利津は誰かと交際に至ることもなく、このまま湖の側で生きて行くのだと漠然と思っていた。二十一歳の誕生日、いつものように湖の畔で過ごしていたリツは、水面に赤い宝石が浮かんでいるのを見つける。それを手に取った瞬間に巨大な渦に巻き込まれ、気付けばセント・アルル国の王城の泉に座り込んでいた。セント・アルルは地球上には存在しない異世界の国で、利津が生まれつき話せるアルル語を話していた。
※第22回角川ルビー小説大賞に応募して落選した作品です。
一生懸命書きましたので、多くの方に読んでもらえたら嬉しいです^^
既に完結していますので、完結まで止まることなく毎日更新されます。
エブリスタとカクヨムにも同時掲載させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 18:00:00
86718文字
会話率:41%