月の獅子に愛されし国アスランにおいて、建国から仕える公爵家には必ず二人の男子が生まれた。
兄弟はそれぞれ違った成長をする。
兄には替えの効かない無二の力を、弟は治癒とそれに通ずる才覚に恵まれると伝えられている
そしてアスランにおいて
王族が二度と癒えぬ病魔に侵された際には、公爵家の長男はその力を行使し必ず王族を護ることを、初代国王と契約を結んだ。
治療魔術の名門に生まれ、学園卒業間近の平凡な長男ニッキー
優秀な弟であるリアンからは来損ないと蔑まれて、時にぞんざいな扱いをされながらもそんな弟が可愛いなと思いながらのんびり過ごし、騎士になった逞しい婚約者とたまに会いながらマイペースに学園生活をおくっていたのだが、突如至急帰って来てほしいと父からの手紙が届いた事により緩やかな生活は終わりを迎える
終わりへと向かい、終わりからはじまる、主人公が幸せへとのんびりと一歩一歩進むお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 06:00:00
178064文字
会話率:59%
「俺と、結婚してください」
魔王に国を滅ぼされ、亡国の王子となったウィルビウス。王族でただ一人生き残った彼は、瀕死になっていたところを隣国の魔術師の少年アバスに救われ、その場でプロポーズされる。
初対面だったものの、恋愛結婚に憧れていた
ウィルビウスは結婚を承諾。しかし、待っていたのは夫から無視され続ける寂しい結婚生活だった。
そして結婚から六年。ついに夫との関係改善を諦めたウィルビウスのもとに、隣国の姫がアバスにアプローチしているという噂が届く。夫は姫に託して、自分は去ろう。そう決意したウィルビウスは、失敗すれば死ぬ魔術を携えて魔王城に乗り込むことにした。
______________
※最後はちゃんと生きてハッピーエンドになります。安心してお楽しみください。
※基本的にバカップルなので、悲壮感はあまりありません。
※エロ要素は薄めです(最後に、ちょこっとだけスケベなシーンが出てくる程度の薄さです)。
誤字脱字報告、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 08:14:33
63965文字
会話率:29%
寄宿制の女学校に在学するリリアは、色々なことを経て東寮・西寮の各寮長と同じ部屋で暮らしている。
学力や人望など総合的に一番優れている上級生が寮長になるため、実質的に女学校のトップ二人と同棲しているのと同義だ。
重要な試験を前に勉強をしようと
するリリアだったが、上級生たちに邪魔されてしまう
☆下級生×男装の麗人、おっとり系貴族令嬢
・女子校下級生一人と上級生二人の百合SSです。
・基本CPは年下攻め×年上受けですが、この話では逆転しています。エロの前で力尽きました。エロまで書かないとタイトル回収できないので、余力ある時に書きたいです(しろめ)
・世界観的には近未来で、女性同士であれば子供が出来る技術レベルです。将来年上の方が孕みます。
・細かいことは抜きで、雰囲気だけ楽しんでください。
24/2/3に夢で見た話です。忘れ去るのも寂しいので、夢をベースにしたためました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 00:05:41
4984文字
会話率:50%
数十年後、王家は断絶するかもしれない。
幼いころに気づいて愕然とした王女リーサはある決断をくだす。
そうだ、男を落とそう。
その後女王に即位し、ひそかに下準備を進めていると元老院のジジイに挑発された。ブチ切れたリーサは早速行動に移すことに
する。
ヒーロー4人(従兄/社長/軍人系/紳士貴族)×勝ち気な女王ヒロイン
――――――――
だいたい女王様が色んな男相手に婚活頑張るみたいな薄い内容です。
*現代よりも科学がちょっと進んだ架空の国でのお話です。王族のしくみと貞淑じゃないエロが好きな方向け。愛はありますが見方によっては非道かもしれません。
*この話は全てフィクションです。倫理に背くような描写もありますので、退避していただくか現実とは切り離してお考え下さい。
*本番が2シーンあり、1シーン目の前半がヒロイン視点寄り三人称、後半がヒーロー視点寄り三人称です。1シーン目、2シーン目ともに特殊な要素がありますのでタグを見て判断くださいますようお願い致します。(1シーン目:従兄×ヒロイン、2シーン目:従兄+社長×ヒロイン)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 23:36:15
31152文字
会話率:48%
大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死去してしまった。
目が醒めると、目の前には見たことのある世界が。
しかし。自分が転生したのは。
その世界で最も嫌われ、前世で
も嫌われ続けていた彼の落ちぶれた元王族
《ヴァントリア・オルテイル》だった。
☆皆様のおかげで360万PV突破しました。日間BLランキング2位に入りました(2019/2/21 20:00)思い出として残します。ありがとうございました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 13:02:20
913606文字
会話率:45%
男女の区別のさらに先にアルファ、ベータ、オメガという第二の性がある世界。優れた遺伝子を持ち男女の別なくオメガを妊娠させることのできる、支配階級たるアルファ、中間層のベータ、そしてアルファのフェロモンに隷属する性的魅力に富んだオメガ。
第
二王子であるシリルはアルファばかりの王族に珍しいオメガであった。その美しさから第一王子のライオネルから強姦されそうになったことがあり、誰にも襲われないように身体を鍛えて騎士となったが、ひょんなことからアルファの仕立て屋であるギルバートと運命的な出会いを果たす。
身分差と第二の性に苦悩しながらも惹かれあう、二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 19:55:53
56477文字
会話率:44%
2/7完結です。
リンデンバーグ国の第5王女ロザリアは、王族でありながら兄弟姉妹から虐げられ、国王からも見捨てられ、半ば幽閉されているような生活を送っていた。
12歳の時、こっそり城を抜け出した先で自国と隣国の戦に巻き込まれた際、隣国の
辺境伯テオドールに命を助けられる。
その2年後…戦はリンデンバーグの敗戦で幕を閉じ、敗戦国の王女として辺境伯へと嫁ぐ事になったロザリア。
誰でもいい、ここから連れ出してくれるならーー
しかし嫁いだ先では想像もしていなかった、辺境伯から甘やかされる日々が待っていた。
このお方の為に生きたい。
敵国の王女だったのに溢れるほどの愛情を注いでくれる…旦那様を幸せにする為に日々奮闘するロザリア。
そんな妻をひたすら甘やかしたいテオドール。
しかしロザリアには彼女も知りえない秘密があって…?
不遇の人生を生きてきた王女が愛を知り、幸せな人生を掴む為に奮闘する異世界恋愛ファンタジーです。
◆小説家になろう(全年齢版)の方にも掲載していますが、こちらは初夜(R18)を入れた完全版になります。
※R18は初夜のみとなります。R18にはサブタイトルに※をつけております。
※若干、戦の場面などで戦いの表現あり。
※ご都合主義の完全なる創作物なので、ゆるい目で読んでやってください。
※健気な主人公が大好きな方は応援よろしくお願いします。
※最後はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 10:46:20
114466文字
会話率:49%
「いったいここは、どこなのよ……」――ソフィアはクロチェスタン王国の子爵令嬢。存在感の薄い彼女は行き遅れ、王宮の侍女として働き始めたが、王宮内で迷子になってしまった。よりによって、迷い込んだのは王族専用エリア。そこで一匹のユキヒョウと出会
う。それは獣人の王太子ミハイルだった。ソフィアに出会って、なぜか具合が悪くなったミハイル。王太子に危害を加えた疑いでソフィアは牢に入れられる。死を覚悟したソフィアだったが、解放されミハイルの元に連れて行かれる。そこで正式に番として認定され、王太子の婚約者候補になってしまった……!
「……俺の本能は今すぐお前と番いたくてしかたがないらしい。うかつに近寄らないでくれ」
「……」(私からは近づいてないのに……)
王太子としてのプライドと獣人の本能の間で揺れ動くミハイルと、いきなり侍女から王太子妃候補となって困惑するソフィア。それでも一緒に過ごすうちに惹かれ合う二人だったが、隣国サルタン王国のクーデター未遂事件の余波を受けて、ソフィアが誘拐されてしまう――。
全四話。エロスは三、四話にあり。全体で三万字ちょっとの中編です。少し流血表現があるので、「残酷な描写あり」は保険です。基本ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:32:42
33119文字
会話率:56%
かつて将来を期待され次期国王ともいわれたアークは、ある日、友人で側近のサディルから、新たなお告げがあったと知らされる。それは王族の伴侶を決めるもので、一度お告げの婚約者を亡くしたために忘れられた存在となっているアークは、戸惑いながらも嬉しさ
が込み上げて来るのを感じていた。
一方、寺院で働くエナは、上司のミランに命じられて彼と共にお告げの儀式に立ち会うことになるが、エナは自分こそが王子のお告げの相手であることを知らなかった。
R18は後半、*をつけます。
ひっそりと遅い時間に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 19:15:24
77401文字
会話率:45%
ロンドンの裏通り。いつの頃からかある王族の美姫も霞むほどの美貌のオーナーが経営する女性客限定のカフェ「紅月」。肩まである金糸のような黄金の髪、ラピスラズリのような深い瞳、血のように濡れた紅い唇。美しく丁寧な彼が微笑みをたたえながら接客して
くれるでしょう。
もし貴方がどうしてものぞむというのなら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 12:33:41
2630文字
会話率:40%
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番
を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 00:00:00
130359文字
会話率:41%
食人鬼の暮らす桜花麓国では、淫魔がペットとして飼われている。
王族の一員である「私」は、戦の報酬として美しい淫魔女を可愛がっていた。
最終更新:2024-01-30 22:47:46
3609文字
会話率:11%
生まれつき脚が悪いクレリア国の王子・ネルは、隣国ハリヴァスからの要求により、家族に人質として差し出された。だが、隣国に到着後、現れた第二王子セリナに『妻にする』と宣言され、ネルは彼の妻として暮らすこととなる。
元はセリナと同じ有人戦闘兵器『
鼎戈(ていか)』を操る騎士だったネルは、囲われるように彼の訪いを待って過ごすうちに、話が合って彼と打ち解けていく。それでも、セリナが自分を妻にと望んだ理由は分からないままだった。
・現騎士の王子イミセリノス×足の不自由な元騎士の王子フィレンネル
・勘違いのすれ違いです
・メインに女性キャラがいますが恋愛に絡みません
・性描写を含むページにつきまして、各ページ先頭に※表記をしておりますので、適宜ブラウザバックをご使用下さい
誤字のご報告、いつもありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 23:49:04
209838文字
会話率:40%
アルドワンとバルビエ間でロザリーとヴィクトルの政略結婚が決まる。絵姿を渡されてハンサムだけれど傷だらけの姿に怖い印象を持ち、野蛮王の噂におののいてしまう……。けれど結婚式で初めてヴィクトルを目にし、一回りも年の離れた男と愛を築けるのかと懸念
していたことも忘れ、吸い込まれるような瞳に魅入られる。堅物で粗野な感じを受けるが、不器用な優しさは誓いのキスにも現れており、どきどきするようになっていく。そして初夜がくるも、ヴィクトルは意外なことに「王族としての義務を果たすことはいつでもいい」と告げ、ロザリーにまずはこの国と自分に慣れさせてくれようとする(政略結婚であり、本人も国の発展に忙しい身なので、妻のことは二の次にしようと思っていた)。ロザリーは思いやりもあるヴィクトルの態度にさらに胸を打たれ、「義務ではなく夫婦として……」と受け入れる。身も心も溶かされ幸福な政略結婚だと思う。ヴィクトルが遠征や視察に出かけている間、ロザリーはヴィクトル王に恥じない王妃になろうと茶会や孤児院の慰労など積極的に行う(大国からの政略結婚の花嫁に周囲は冷たく、ロザリーはその中で奮闘することになる)。ヴィクトルに会えない日は胸を痛めることも。帰還したヴィクトルは帰ったその足でロザリーを寝室に連れ込み、遠征や視察で汚れた身体を清めるのにかこつけてお風呂場で愛し合うことも。明るい場所で身体中にある傷を見て心を痛めるが、強靱な身体にどきどきさせられ、その身体に貫かれていると思うだけで下腹部が熱くなってしまうようになる。いつも優しいヴィクトルへの好感度も増していく。ヴィクトルもまた留守の間の様子を宰相などに聞き、ロザリーの真面目な人柄に好感を持っていくのだが――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 20:00:00
119945文字
会話率:50%
祖国ルーンファ国の王族のあまりの横暴さにルーンファ国王女リルネットはうんざりしていた。ので大国ベベアジュールの力を使って祖国を潰せないか画策する。せっかく大国ベベアジュール王太子の婚約者になったのだ。彼を怒らせて婚約破棄、そして祖国へ宣戦布
告でもしてくれないかしら。というお話
※秋水社様よりコミカライズ1~5巻、ノベル1巻が発売中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 18:00:00
335277文字
会話率:42%
ソフィアは十年前のとある事件で、最愛の婚約者とその父親である国王陛下らを殺してしまっていた。
自らのせいで最愛の婚約者を死なせてしまった……強い自責の念に囚われていた時、ソフィアは一人の青年と出会う。
新たに王族の護衛騎士として雇われた
闇色の髪の青年は、十年前の事件で死亡したと思われていたソフィアの婚約者で、ロメイン王国第二王子フェリクスだった。
十年前の唯一の生き残りであるフェリクスは、現国王であるソフィアの父と、自らを裏切ったソフィアに対し罪を償わせるため宮殿に戻って来たのだった──。
★異能が登場する異世界恋愛ファンタジーです。
★ヒロインに対し異常な愛情を注ぐ、ストーカー気質の狂った義兄が登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 17:11:20
55101文字
会話率:33%
神狩真は聖女として異世界に召喚されたものの、
真を召喚した張本人である第一王子に偽物として拒絶されてしまう。
聖女は王族の精力がなければ生命力が尽きてしまうため、王様の一存で第一王子の代わりに第二王子のフェリクスと婚約することになった真。
最初は真に冷たい態度を取っていたフェリクスだが、次第に態度が軟化していき心を通わせていく。
そんな矢先、本物の聖女様が現れ、偽物の聖女であるマコトは追放されるはずが──
年下拗らせ美形×お人好し不憫平凡
一部嫌われの愛され寄りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 23:00:00
55691文字
会話率:60%
⭐︎本編完結済み。その後の物語を不定期更新中です⭐︎
31歳の国王ヴィリバルトは、政略結婚により18歳の隣国の王女・カトリーヌを妻に娶る。彼女の笑顔と穏やかな人柄に段々と好感を持つようになるが、彼女はヴィリバルトの顔を見るたびに青ざめ、逃げ
てしまう。その温かい笑顔も、彼にだけは見せてくれない。避けられている原因を探るために彼女を問いただすと、それには初夜での閨事が関係しているようで…。31歳にして初めて恋を知り、未知の気持ちに戸惑いつつも、カトリーヌの心に寄り添おうと奮闘するヴィリバルトのお話。
※ドラマティックな展開やざまぁ要素はありません。日常の中の甘い話がメインです。
※本編はヒーロー視点の一人称で、その他はヒロイン視点の一人称だったり、三人称だったり色々です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 22:55:37
153465文字
会話率:36%
ミラ・メイユールは精霊の血を引いてる公爵令嬢。
絹のようなさらさらな銀髪、きめ細やかなシミひとつない真っ白い肌。菫色の瞳は可憐である。妖精の血筋を引いているだけあって、神秘的な雰囲気を合わせ持つミラは社交界では妖精姫と謳われていた。
そ
んなミラを嫌う相手がいる。王太子妃の専属近衛騎士であるアラン・フリーティアである。顔を合わせただけで眉間に皺を寄せ、鋭い瞳を向けてくる。
近衛騎士団の副団長であり、公爵家の嫡男であるこの男は社交界では大人気。180センチ以上の身長に鍛え抜かれた身体。黒髪に切れ長のサファイアの瞳には意思の強さがあり、スッと整った鼻筋に魅力的な赤い唇。社交界の娘の間では誰がアランを射止められるか争奪戦が繰り広げられていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 12:00:00
52502文字
会話率:35%
神聖クリエイル国は神の御子が治める国。
神話に準え、新年の二日間は身を慎むのが習わしである。
そんな中、一月二日に交合うのは儀式に臨む限られた王族だけで――
儀式に臨むお姫様と、タイトルどおり神様にだって彼女を渡したくない伴侶とのらぶえっち
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 00:59:29
11101文字
会話率:59%
ガーテリア王国の第三王子に仕える近衛騎士のイアン・エバンズは、二年前に突如ベータからオメガに性転換した。その影響で筋力が低下したのもあり、主人であるロイ・ガーテリアに「運命の番を探して身を固めたい」と辞職を申し出た。
ロイは王族であり
ながら魔花と呼ばれる植物の研究にしか興味がない。ゆえに、イアンの辞職もすぐに受け入れられると思ったが、意外にもロイは猛烈に反対してきて……
「運命の番を探すために辞めるなら、俺がそれより楽しいことを教えてやる!」
その日からイアンは、なぜかロイと一緒にお茶をしたり、魔花の研究に付き合うことになり……??
植物学者でツンデレな王子様(23歳)×元ベータで現オメガの真面目な近衛騎士(24歳)のお話です。
※更新頻度は12時と19時の一日二回を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 19:00:00
103162文字
会話率:44%