男女という性別の垣根を越えて、様々な愛の形が認められている世界。
手続きを踏めば、異性同士・同性同士どのような組み合わせでも、婚姻できかつ子を授かることが出来る。したがって、男女という性別のほかに、雄と雌というタチとネコ、または攻めと受
けという意味合いの立場を表明して、自由恋愛を人々は楽しんでいた。平民はワンナイトラブ当たり前の乱痴気騒ぎ、国主催の乱交パーティーが行われていたり。王侯貴族は確実な血統相続のために、ハーレム・逆ハーレムを築いていたり。
問題解決の方向性がおかしい! と転生後に叫んだ男が居たとかいないとか。
そんな世界にあるひとつの国、シェルクヴィスト王国。
彼の国に神子が降りたことにより、第二王子クレーメンス・セド・シェルクヴィストの運命は翻弄されていくこととなる。そんな、彼が周りの愛する者と突き進む覇道とえっちな物語。
なお、彼は異世界転生者であるのに、前世含め童貞を卒業しきれていないヘタレ野郎である。童貞を卒業できる場面でも怖気づいてしまう、残念ヘタレ野郎である。
※基本的に何でもあり、何でも許せる人向け。愛があるなら何でもあり(暴力痛いことは苦手なので書きません※主観)
※ご都合主義が大量発生。また時代考証や設定の練りが甘い、なんちゃって陰謀がうずまく愛とエロの物語(だったらいいな)
※主人公(男)のハーレムには、男も女もごちゃ混ぜに存在。BL多め、NLも普通に存在。主人公総攻め、総愛されなヤンデレストーカー大量発生(主人公王族なため公認(公認したとは言ってない))
※主人公以外のカップルは、ふたなり百合も存在。ふたなり姐さんによる男を掘るわからセックスもある、かもしれない(願望)
※エロの前に、どういう組み合わせか表記しますが、エロ本番にたどり着くまでが長いと予想。
※アルファポリス・pixivでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 23:00:00
152291文字
会話率:52%
ネコ族の半獣の王子シュリとリュカは双子の兄弟だが、毛の色と能力が全く違った。両親は優秀なリュカばかりを可愛がっており、国民からも他国民からもリュカは大人気。そのあまりの扱いの差に、シュリはやさぐれていた。
二人は大国リンデンベルク王国の双子
の第一王子ジークフリートとギルベルトと婚約し、将来的にはそろって同じ国に嫁ぐ事になっているが…
※アルファポリス様でも同時連載しています。アルファポリス様は分割更新で、1話分溜まったらムーン様に掲載しています。早く読みたい方はアルファポリス様、まとめて読みたい方はムーン様推奨です。
※エロシーンがある回は♥
※本タイトルは『太陽に手を伸ばす』にしようと思っています。長くなりすぎるので当面タイトル欄には入れない予定ですが、変更したらすみません。
※受けは強いコンプレックスを持っています
※途中に胸糞展開や精神的に辛い描写を多く含みます
※複数攻めの三角?四角?関係です
※闇魔法と言っても悪役ではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 20:07:59
262735文字
会話率:38%
「僕のパートナーになって、アイシャ・シャーリー。」
「え、嫌だけど。」
王国最高峰の魔術学院の最上級生である”魔術大好き没落伯爵令嬢”の<アイシャ・シャーリー>が今一番悩んでいるのは、最上級魔術の講義のペア決め。
この最上級魔
術、異性と性的接触をしないと行使できないのである。
最上級魔術のため、単位取得のため、”王家始まって以来稀代の天才”こと<ユーリ・アステルガー>とエッチなことをしながら真面目に魔術の勉強に励みます。
ついでに、真面目に、エッチの勉強をさせられます。
---------------------------------------------------------------------------------------
処女作です。
自分の好きなカップルを、好きなようにエッチな事させてみたいと思って書き始めました。
読みにくかったり、表現の乏しい箇所が多くあったりすると思いますが、お手柔らかにお願いします。
完結させることが目標です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 23:10:36
12330文字
会話率:30%
犬獣人の国、ルトリーバ王国の公爵令息トーイ・プドゥルは、婚約者の第二王子との初体験の後、偽妊娠してしまう。婚約破棄されたトーイは、国外追放の上、性奴隷として娼館に売られてしまった。その時、封じられていた記憶が戻り、幼い頃遊んだ4歳年下の隣国
の王太子、リアンのことを思い出す。トーイは、リアンにもう一度会うために生き延びることを胸に誓う。2年後、トーイが行方不明だと知ったリアンは、トーイを探し始める。
年下王太子×年上公爵令息。何でも魔法で解決できるご都合主義世界観。受けは訳あって幼い容姿ですが、成人しています。犬種をもじった名前が出てきます。痛そうな場面もあります。ヘンタイもいます。
何でも許せる大人の方のみ、ご閲覧いただきますようお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 00:00:00
57383文字
会話率:37%
王国の森に住む薬剤師(錬金術師)・アルと、その幼馴染の寡黙な第二王子・ゼインの短編。
非エロです。
最終更新:2022-08-22 03:27:47
8673文字
会話率:47%
マヴァンセス王国軍三等兵エイベル・セラは、手柄を必ず譲る事から謙虚すぎる下級兵として知られているが彼が軍に所属しているのはある目的の為にだけであり期限がある。そんな中戦場で王族の血を引くが戦場で生きている将軍プルトゥースを見つけ怪我を治すま
で良かったが何故かプルトゥースの部隊に所属する事になってしまい・・・
戦場を生き続けている王子将軍×秘密持ち(チート)下級兵折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 09:06:49
503文字
会話率:56%
ラオメドン王国では珍しい黒髪、黒目の美貌の持ち主クレメンスが産まれたばかりの我が子アルタとラオメドン王国に流れ着いて五年、恩人の食堂を継いで三年になるがその間クレメンスは英雄騎士団長マエヌル・ド・ロジャースから求婚を受け続けるが答えらない日
々が続いている。それはクレメンスのある秘密が大きく関わっていたが、ある事件をきっかけに二人は、接近すると同時にクレメンスの秘密が明かれる時が近づいていた。
英雄騎士団長×秘密持ちシングルファーザー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 18:00:00
15892文字
会話率:81%
クロードウィッグ王国代々王族の盾となる一族ブークリエ一族に産まれたオメガのロレンは、第二王子ウィルブアとの間に子供が居たが子供はウィルブアの元で育てられており産まれてから会おうとせずにウィルブアとは番にもならずに身体だけの関係を保っていた。
ウィルブアに婚約者選びの話が来るまではー
※完結としていたのを再投稿しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 13:51:48
4591文字
会話率:76%
黒髪銀月の瞳の狼勇者王子(22)×選ばれし勇者の仲間の双舞剣士アルビノうさ耳おじさん(37)
勇者と仲間である四英傑がついに災厄を打ち倒した。
サンドリゥム王国王宮での祝賀会にて、勇者でありこの国の第二王子であるノクトは、最弱の兎族と言わ
れながら、最強の剣士としての災厄の旅の仲間となったスノゥの前に跪いた。
「双舞剣のスノゥよ、あなたに我が永遠の愛を。狼の雄は生涯ただ一人に愛を誓うもの。どうか、我が妻となってくれ」
突然の求婚にどよめく広間にスノゥは遠い目となった。
どこの世界に無精髭のおっさんに求婚する王子様がいる!いや、その前に自分達はすでにくだくだの“身体だけ”の関係ではあったのだが……。
この王子様の奇行?に仲間達に助けを求めても、なあなあに王子様を甘やかしたお前が悪いと言われる始末。ノクトの父である王も普通は反対するだろう!と思うが、なぜかニコニコしている。
俺には誰も味方はいないのか?とぐるぐるするスノゥの、さらに頭が痛いことに自分の出自の問題も絡んで、災厄を倒して平和になったはずの世界に、早くも騒乱の気配が……。
※この世界の人々には獣の耳や角、尻尾が生えています。
pixivさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 23:00:00
96968文字
会話率:32%
大陸南西のメルトリア王国は王位継承に伴う内戦が始まろうとしていた
恩義に報いる為に第二王子に与した魔術師ルルルナは自身の血脈に秘められた力によって
数奇な運命を歩む事になる
三章の後に零章が追加されます
最終更新:2022-07-06 22:00:40
187707文字
会話率:74%
※男性陣は割と性に奔放です。一部ご不快に感じられる箇所もあるかと思います。ご了承の上、お読み進め下さいませ。
※この作品は二部構成となります。
一部のあらすじ
アメジスト王国を守る結界を張る結界魔術師の内の一人であるエーリカは、ずっと慕っ
ていた第一王子クラウスとの婚約が決まる。しかしクラウスは男爵令嬢のミラに想いを寄せているようで……。
クラウスもエーリカを子供の頃から慕っていたが、国を守る程の力があるエーリカに遠慮し、更に親しげな師匠オルフェンとの関係を疑っていた。そんな時、ヴィルヘルミナ帝国からエーリカに縁談の話が持ち上がる。エーリカはクラウスの為、国の為、ヴィルヘルミナ帝国に嫁ぐ決意をするが……。
ーー最後に一つだけ、クラウス様から欲しいものがあります。
二部あらすじ
結界が消え、ヴィルヘルミナ帝国の進軍と共に守護山が落ちてきてから四ヶ月。クラウス達は消えたエーリカの捜索を続けていた。
大怪我を負い、目覚めたエーリカは魔力で繋がったヘルムートと共に小さな町で暮らしていた。しかし町でクラウスが側室を娶るという噂を聞き、婚約を解消する為に王都へ戻る決意をする。
「他の女とうまくいっていると言えば満足か? これ以上逃げる口実を与える気はない。君の気持ちを聞かせてくれ」
しかし結婚出来ない理由はエーリカにもあって……。
登場人物
アメジスト王国
エーリカ・ルートアメジスト
21歳、結界魔術師で、アインホルン侯爵家の長女
クラウス・ベルムート・アメジスト
20歳、第一王子で騎士団の副隊長
オルフェン・ルートアメジスト
年齢不詳、結界魔術師でエーリカの師匠
ミラ・ベルガー
19歳、男爵令嬢。ルドルフの従兄妹
ジーク・ベルムート・アメジスト
14歳、第二王子
ルドルフ・フェンゼン
28歳、伯爵家の嫡男。騎士団の隊長
フランツィス・アインホルン
エーリカの兄、23歳、アインホルン家の嫡男
ヨシアス・アインホルン
エーリカの父、アインホルン家当主
フィリップ・ホフマン
22歳、クラウスの友人、ホフマン辺境伯の嫡男
フーゴ
18歳、騎士団副団長補佐
ユリウス・マイカー
兵団長、ハンナの夫
ハンナ
水の結界魔術師
ルー
火の魔術師
ヴィルヘルミナ帝国
ヘルムート・ヴィルヘルミナ
22歳、ヴィルヘルミナ帝国の第三皇太子
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 02:01:29
289504文字
会話率:64%
とある時代の、とある国、現実とは異なる次元、時間軸の物語。
フランドール王国とレーベンドルフ王国、隣り合った二つの国は約100年間領土をめぐって戦争をしていた。大きな戦いもあれば、小競り合いもあった。そんな戦いがレーベンドルフ王国の敗戦
によって終えりを告げた。
和平の証として、フランドール王国のツュプレッセ王女と、レーベンドルフ王国の第一王子フランツ王子の婚約が決まった。
そして、和平条約が結ばれた後、フランドール王国にて二人の婚約式が執り行われた。
だがそれは、レーベンドルフ王国による謀略であった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*フィクションです。
*R18
*残酷な描写、グロテスクな描写、その他配慮が必要な場合があります。前書きにて予告しますのでご注意ください。
*不定期投稿の為、更新スピード遅いです。(書き上げた話のストックがある時は、一日一話予約投稿します。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 07:10:29
42429文字
会話率:28%
「…まさか、此処が『自由と鳥籠の聖女〜光と闇の覚醒〜』の世界だったなんて」
…ーこの国、アルフォルト魔法王国の王家の血をひき、昔から王家を支えるアルフィーレート公爵家の長女、ルピティナ・アルフィーレートの呟きに反応する者はいない。
ル
ピティナはランプの明かりだけを頼りに、鏡台にうつる自身の姿を見つめる。
乳白色の柔らかい肌、睫毛が長く薄紫色の大人びた瞳、腰まで長いふわふわした薄紫色の髪、長身で細身のスレンダーな身体、そして自身の胸元に『黒薔薇』が咲き誇る。
「悪役令嬢のルピティナが“闇の聖女”だったなんて…」
ルピティナの前世である日本人の少女がハマっていた18禁乙女ゲー『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の世界だ。
そして今は既にエンディングを迎えた。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDへ。
「もっと早く前世(記憶)が戻れば、何か変わったかしら」
前世の記憶が戻った時は全てが終わっていたー…。
ルピティナの耳にカシャンと音が聞こえ、音に誘われて、ルピティナは後ろを振り向く。
そこに『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の攻略対象キャラである男性が立っていた。
ルピティナを閉じ込める檻の鍵をあけて入ってきたようだ。
「お帰りなさいませ。ーーーー」
ルピティナが男性の名前を呼ぶと、男性は優しく微笑み、ルピティナを抱き締めてベッドへ誘う。
「んんっ」
男性がルピティナに覆い被さり、深くて甘いキスをルピティナに贈る。
「…あっ、ああ!」
衣服を何も身に付けていない、生まれたままの姿でルピティナと男性は抱き合う。
男性の身体が上下に揺れる度に、ルピティナの身体も上下に揺さぶれる。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDを迎えた、ルピティナに出来ることはただひとつ。
攻略対象キャラ男性の歪んだ愛情を“愛の檻”で受け入れることだけ。
それぞれの“愛の檻”をどうぞご覧下さいー…。
※攻略対象キャラルートによって、前世の記憶の有無や、戻るタイミングなど、設定の相違があります。
※“光の聖女”リリアと攻略対象キャラの絡みもあります。
※1話完結の読み切り形式です。
※最中はほぼありません。
アルファポリス様、カクヨム様で同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 15:38:27
41157文字
会話率:59%
***『なろう』に移行しました。https://ncode.syosetu.com/n1570hp/
“王道”外れた異世界転生物語。
異世界転生者として、チートがあるわけでもない。ありきたりな、魔法も魔術も魔物もいない。これまたあり
きたりな公爵令嬢でも悪役令嬢でもない。ヒロインでもモブでもない。
ついでに言うが、これまた、あまりにありきたりな設定の喪女でもない。
それなのに、なぜ私が異世界転生者……?!
もうこの世界で生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
(本編概要)セシル・ヘルバートはノーウッド王国ヘルバート伯爵家の長女である。長く――無駄で――それでも必要だった7年をやーっと経て、嫌悪している侯爵家嫡男、ジョーランからの婚約破棄宣言で、待ちに待った婚約解消を勝ちとった。
17歳の最後の年である。
だが、セシルは、その婚約解消の事件となる一大事を――もう、全て、知っていたのだった。
予想していたのではなく、ずっと―――記憶に残る、その事実を知っていたのだ。
なぜなら、セシルは10歳の時、全く理由もなく、現代にいた現世の自分の記憶を突然思い出し――そして、自分が、おぼろげにしか覚えていない以前に読んだ異世界ファンタジーの小説に出てくる――異世界に転生してしまっていた事実を自覚してしまったのだから。
“異世界転生者”の“王道”外れて、さっぱり理由が当てはまらない謎の状況。
なのに、なぜ、現世の私が異世界転生?!
なにがどう転んで異世界転生者になってしまったのかは知らないが、それでも、セシル・ヘルバートとして生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
それを指針に、セシルの異世界生活が始まる。第2の人生など――なぜ……?! としかいいようのない現状で、それでも、セシルの生きざまを懸けた人生の始まりである。
伯爵家領主に、政治に、戦に、隣国王国覇権争いに、そして、予想もしていなかった第2の人生に、怒涛のようなセシルの生がここに始まっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 14:06:11
341656文字
会話率:40%
魔法先進国として栄えるユークフェルト王国。
その国の第二王子、ラディウス・ユークフェルトには魔力がほとんど無い。
そのせいで 国の英雄として持て囃される兄(第一王子)には避けられ、王宮にも居場所がなかった。
そんなラディウスの心の癒しは、王
宮の一室で眠り続けている精霊に会いに行くことだったのだが……、
8年の眠りからようやく目覚めた精霊は、何故かラディウスのことを最初から嫌っているようで―――――?
昔仲の良かった憧れの兄からは冷たくされ、
唯一の友人は滅多に会えないドS、
ずっと仲良くなりたいと思っていた精霊にはガン無視される日々。
「『何か気持ち悪い』って何だー!?」
これは、
魔法が使えない少年と 愛に焦がれる精霊が 互いを埋める特別に出会う物語。
R18は番外編です。それ目当ての方は「*」表記がされている所へどうぞ。
※pixivにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 21:39:23
276780文字
会話率:31%
【執着心強めの第七王子と箱入り聖女の子作りから始まる溺愛婚姻譚!】
大国リヒター王国に住まう伯爵令嬢リリアは王国唯一の力の強い聖女である。
聖女国家でありながら、近年は力の強い聖女が全く生まれなくなってしまったリヒター王国。そこに百年ぶり
に生まれた力の強い聖女。それが、リリアだ。
そんなリリアは生まれてすぐに両親から引き離され、王宮で大切に育てられてきた。父と母は毎週のようにリリアに会いに来てくれるため、特別寂しい思いをすることもなかった。
そして、リリアが十八歳を迎えてしばらくした頃。王国の意向により、リリアは力の強い聖女の血を残すためということから、王国に婚姻のちに子作りを命じられる。相手の男性は、王国が勝手に見繕うらしい。
少し躊躇ったリリアだが、それが王国のためならばと承諾。その後、リリアが婚姻することになったのは――王国の第七王子ヴィリバルト。彼のことをリリアは「貧乏くじを引いた哀れな男性」だと思うものの、ヴィリバルトはリリアのことを甘く愛してくれる。
「どうして、こんなにも愛してくれるの?」
そう思いながらも、ヴィリバルトに惹かれていくリリアだったが――ひょんなことから、とある目的を持った悪徳神官に攫われてしまい――……。
「リリアは、俺の全てですから」
「リリア、愛しています。もう絶対に放してあげない」
とにかくリリアが好きすぎる第七王子殿下と、王国最強の聖女の子作りから始まる溺愛婚姻譚。
――
▼表紙はフリー素材をお借りしております。
▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 13:16:51
6073文字
会話率:41%
ある日の夜、王レーゲンが治めるヴェネレ王国の王都ルークスを、王の弟テネーブルが襲う。
王は弟に破れ、王国はテネーブルのものとなる。
たった一人の息子、王子ソアレは、密かにソアレを思う側付のアステールと、そのソアレを認めない王の親衛隊ヴェント
と共に王国を脱出し、亡き王妃の弟、叔父のフォンセの元へ向かう。
※BL要素はありますが余り濃い絡みはありません(多分)。
※こちらの小説は「アルファポリス」に掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 13:21:39
267840文字
会話率:38%
魔法と呪いが当たり前に存在するワニルドリーフ王国で生まれ育った象の獣人エイティーフは、背が大きいのがコンプレックスだ。それに、魔力がないから魔法も呪いも使えない。でも、その代わりに魔法が見える。そんな彼女が恋をしたのは、顔に魔法をかけている
ウリットン王子だった。
「見た目より中身、とは言いますが」から10年後のお話です。ウリットン王子が男主人公になります。前作を読んでいなくても、問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 07:41:20
124816文字
会話率:11%
トリナキイ王国の王女ラフォンは、隣の国でありながら、全く交流のなかったワニルドリーフ王国の第一王子へ嫁ぐことが決まった。ワニルドリーフ王国は魔法や呪いを使える獣人が住んでいると言われているが、わかっているのはそれだけ。そして、いざ国に着いた
途端、ラフォンは呪いにかけられて瞼が開けられなくなってしまう。その呪いが解けるのは30日後で、瞼が開いたら、王子たち3人の中から結婚相手を選んでほしいと説明された。
え?私の結婚相手は第一王子じゃないの?3人の中から選んでいいの?見た目より中身を見てほしいからって、瞼を開かなくするなんてある?!
常識外れの王子たちの中から、ラフォンが旦那様に選ぶのは誰?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 18:00:00
138991文字
会話率:23%
王国最北端の村には、氷雪姫と呼ばれる娘が預けられていた。氷のような美貌を持つ彼女の名はアシュリー。
強力な氷雪魔法の使い手である彼女は、村人と距離をおいてひっそりと暮らしている。
そんなある日、村で「行き倒れ」が発生する。金髪の若い男は自分
のことを王子だと言い張る。
さらに翌日、王子の召使と名乗る男女までやってきて、村はちょっとした混乱状態に。
王子主従のお世話係としてアシュリーが宛がわれ、王子は心を閉ざしたアシュリーをどうにか一人前のレディにしようと試みるが、悉く失敗する。
氷雪魔法の使い手の令嬢と、炎魔法の使い手の王子、思いが通じるまでに山あり谷あり――の、ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 02:33:45
14129文字
会話率:50%
【第30回フランス書院文庫官能大賞e-ノワール賞受賞しました。そのため、e-ノワール様で電子書籍化されました】
23.7.28~シーモアで先行配信、23.8.11~その他電子書店
※書籍版は大幅に改稿しました。こちらはWEB版です。書籍の内
容と後半が異なります※
ルトリシアは、民たちのために薬を煎じるのが日課。その薬を作るために湧水を汲みにきたところ、川の側で倒れている男の子を見つけてしまう。その子を放っておけないルトリシアは、屋敷で面倒をみることにした。ところがこの男の子、実はこの王国の第一王子であるバスティアン。呪いのせいで子供の姿にされてしまったのだ。この呪いを解くためには、大人の姿に戻っている間に処女である女性を抱く必要があるというのだが――。
※タイトル通りのお話です。
※アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 21:00:00
134085文字
会話率:47%
ノイハール王国には精霊の神子姫という唯一精霊と意思疎通の出来る存在がいた。その精霊の神子姫に選ばれた侯爵令嬢アメリア・ムリアン・フォルスティンは婚約者である第一王子の誕生パーティーで婚約破棄されてしまい、その帰り路にて賊に襲われてしまう。
絶体絶命の中、死を覚悟した彼女の前に現れたのはアメリアに恋心を抱く近衛騎士団長だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 21:15:42
87118文字
会話率:39%
聖女として国を救った娘ルナは、恋人であり、苦楽をともにしたノージット王国第一王子レオンハルトの元へ嫁ぐ。
しかし、まさに結婚式がはじまろうとしたその直前――幼馴染みであり、護衛騎士でもあるマティアスに禁忌ともいえる転移魔法を使用され、攫われ
てしまった。
人里離れた山奥に連れていかれ、さらに処女を奪われる。そして雪で閉ざされた山小屋に監禁され、凍える日々を過ごすのであった。
やがて春が訪れ、レオンハルト一行がルナを見つけ出すまでの、長く、短い冬の物語。
※ウエディングドレスをビリビリしたかった衝動で書きました。
※地雷要素多数含みますので、キーワードをご確認のうえ、お読みください。
※全6話の予定です。
※和泉和歌先生、赤井茄子先生による共同タグ企画『当て馬救済企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 21:19:52
34154文字
会話率:22%