「私だけを、愛してください」
これは世界を滅ぼす呪いの言葉となるのかもしれない。
…………
その村では、神様を産む儀式を毎年行っていた。
しかし、今年は異形の神が誕生してしまう。
神様はおのれの姿があまりに醜くて、嘆き悲しむ。ヒロインはそ
んな神様と交流しているうちに可哀想に思うようになり、血を捧げてしまうのだった。
季節は巡り、再び二人は出会う。ただし神様は別人のように美しい男性の姿になっていた。
神様はなぜ姿が変わってしまったのか?
ヒロインは何もわからぬままに求婚され、体を求められ、なおかつ紅飛斗としての修行も始まり……。
血の制約と嫉妬。行き着く先にあるのは愛か、それとも災いか。
○登場人物○
陽葉瑠(ひばる)……主人公の女性。変わったものを好む。紅飛斗(べにひと)の家系。
神様(シン様)……よく泣く。一途。醜かったころに陽葉瑠に親切にされて惚れてしまう。
芽那(めな)……幼馴染みの女友だち。
玖鎖良(くさら)……幼馴染み。明るいお調子者。
芭連(ばれん)……幼馴染み。無口な大男。
留園(るえん)……堅物の先生。彼女募集中。
村長……紅飛斗長も兼ねる。平時はゆるい人物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 01:57:24
129738文字
会話率:40%
『通夜振る舞いの最中、私は故人のことなど気にもせずに酒を飲み、食事を〝楽しんでいる〟連中から離れて、一人、誰もない座敷に座っていた。すると、見覚えのない少女が、ちらりと中を覗いてきた。見知らぬ少女だ。八歳か九歳程の。尤も、私は他人の子供にな
ど興味はないので、覚えていないだけかもしれない。客観的な事実を述べるのならば、少女は愛らしい容姿をしていた。目は大きく、肌は白く、鼻筋は整っている。人形のよう、という形容が相応しい人間を、私はあまり見たことがない──』世界に倦み疲れた男は、祖母の葬式で美しい少女と出会う。男は淀んだ水の中に沈む宝石に手を伸ばし、少女はその指先を愛した。そして、二人は二人だけの、たった一つの幸福へ辿り着く。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 03:25:53
22661文字
会話率:46%
白井瑠稀は荒雪の中を彷徨っていた。
何故吹雪の中を歩いているのか、瑠稀は思い出せない。
このまま死ぬかもしれない。
瑠稀はそのまま荒雪の中で倒れてしまう。
眠りの中で瑠稀は花の匂いに欲情し、自分を包み込む温もりを犯した。
目を
覚ますと同じベッドには全裸の男久遠が目を覚まし、3日間犯され続けたと言う。
記憶を失くしてしまった瑠稀は久遠に訊くが久遠は時が来たら教えると言う。
久遠との密月が始まった。
なろうに五年ほど前にアップした作品ですが、一万文字増えて更にエグくなったのでこちらに投稿しました。
なろうの方で一度読んだ方もまた読んで戴けたら嬉しいです。(o^-^o)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 00:00:00
26885文字
会話率:25%
ゲイとして約三十年ほど生きてきた。人並みに悩んだり大変なこともあったけれど、それなりの生活をしてきたと思う。それなりの学歴にそれなりの仕事。プライベートはとにかく楽することばかりを選んできた。面倒なことも嫌いだし。どうせ一生独り身だ。だけど
もしかしたら、棚から牡丹餅が落ちてくることもあるかもしれない。いや、それは餃子かも。そんな普通の、なんでもない日常に幸せを見つける話。
※アラサーゲイカップル。
※下品な表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 21:47:07
17287文字
会話率:47%
あるところに、5人の王女候補から一人の王女を選ぶ王国がありました。王女候補たちにはそれぞれ一人の騎士が与えられ、己の資質に磨きをかけて競いあうのです。しかし、ある一人の候補者だけが何も知らずに暮らしておりました。その名はリリル・ミュゼ・シャ
ロン。王国の高級貴族にして美貌の王女候補。彼女は「選択の時」をどのようにして迎え、はたして王女に選ばれるのでしょうか?
※番外編がこの物語の本編かもしれない。
※本編は塩分多めで、番外編は糖分多め。*=R18
※【本編完結】凌辱・流血シーンがあったりするので読まれる際はご注意ください。
※横柄な使用人男性と高飛車なご令嬢のお話
※『愛しき王女のためのパヴァーヌ』を加筆修正&大幅に変更したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 16:53:23
93561文字
会話率:39%
鈴は身無し子だ。家は貧しく今よりずっと幼いころ山野に捨てられた。姉弟もいたが今はどうなっているのか分からない。鈴は他の姉弟より病気がちだったから一番最初に捨てられたのかもしれない。
そのまま野垂れ死になるかと思ったが、幸か不幸か人売りに拾わ
れた。けれど鈴は病弱で痩せ細っていたから、なかなか買い手がつかなかった。それでも買われた先で鈴は奉公に励んだが、すぐ力尽きるので早々に人売りのもとに戻された。人売りのもとに戻ると折檻されるので、鈴は買われるたびに役に立とうと励むのだが、うまくいくことは無く、買われては戻され買われては戻されるを繰り返してきた。
けれど鈴がもうすぐ十四の歳になるころ、それは来た。がさつ者の神と人間の娘の愛の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 07:00:00
23551文字
会話率:44%
高校3年生の夏。スケスケのシャツからブラを見られては、あそこを濡らしてしまう私。学校の中では美人として告白されることも多い中、今日も屋上に呼び出しをされる。すこし風が涼しく気持ちいい。
私を呼び出した後輩の1年生。生徒会で一緒に仕事をして好
きになられたのかもしれない。そして告白の時、、、なぜかスマホを取り出し見せてくる。
「催眠アプリ」うん。そんなの効かない。けど、私の中で悪魔がささやく。
「お付き合いって私のことを調教するご主人様になってくれるの?」
私の調教願望に後輩を利用するなんて、最低かも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 11:50:00
6161文字
会話率:42%
BLゲームの悪役だと思い出した俺(クラウド)は、幸い黒幕風な行動を一切起こしていなかったので、このままおとなしく生きる事に決めた。なのに何故か宰相閣下が押し倒してくる。俺より宰相閣下の方が悪役風じゃなかろうか?※無理矢理要素がありますが、
受けが嫌がらないので悲壮感はありません。ラブコメよりですが、攻めが比較的ゲスいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 08:39:59
28163文字
会話率:58%
レリアには好きな人がいた。
とある事情で皇都から逃げてきたという騎士ジスラン。なぜかレリアのことを特別気にかけてくれる彼に告白し続けるも、頑なに拒まれてばかり。
そんなある日のこと、村に帝国軍が押し寄せ、レリアを攫う。なぜかジスランとよく
似た顔の簒奪者、現皇帝オーギュスタンは、レリアのことを自らが殺害した先帝の子だと言い、孕ませようと何日も犯しつづける。
やがてジスランたち解放軍によって助けられるも、すでにオーギュスタンの子を宿しているかもしれない。だからレリアはジスランに最後のお願いをする。
「私を抱いて。もし、この肚に子が宿っていても、あなたの子だと思えたら愛せるから」
最初で最後の夜を過ごし、レリアは姿を消して――。
※何でも許せる人向け。必ずキーワードをご確認ください。
【全6話予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 21:11:33
25101文字
会話率:19%
ベータの伊央は高校入学時に受けたバース性検査で、オメガに突然変異していると診断された。
子供の頃から想いを寄せている幼馴染の叶翔はアルファ。もう自分が近寄ることは許されない。
叶翔のことを避けていると、同じクラスの海星から声をかけられる。彼
もまたアルファだった。……いや、突然変異でベータからアルファになっていたのだ。海星は妹が今の所オメガだからなるべく早く番を見つけたいと言った。
それをなぜ伊央に話したのかと聞くと、入学当時から甘い香りを感じていたという。
そんなことは叶翔から言われたことは一度もない。
もしかすると、自分の運命の番は海星なのかもしれない。
好きと運命が必ずしも同じとは限らない。叶翔を諦めるいいキッカケになると思った伊央は海星と付き合い始める。
しかし海星と番になった後、叶翔が「伊央からオメガの匂いが消えた」と怒り始め……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 20:30:02
101092文字
会話率:34%
サキュバス科クリニックではたらく女医の船戸(ふなと)が見聞きし体験したことのお話。
///
やっといわゆるサキュバスが書けるようになったかもしれない。能力は限定的みたいですが。
最終更新:2024-03-30 17:20:00
29437文字
会話率:58%
私の仕事に対するあなたの献身は、プロ意識を超えているのではないですか?
漫画家には二面性がある。一般大衆が目にする部分と、絵の裏に隠された部分だ。高橋は世間が知っている二面性だけではないのかもしれない。アシスタントのマエリは、高橋のどんな
一面を知ることができるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 23:56:40
3305文字
会話率:48%
そのアパートには色々な人が住んでいた。
その日、男はコンビニの前で女性に声をかけられた。
「猫、元気ですか」
あの日、自分が猫に声をかけて連れ帰ったのを見ていたのかもしれない。
放っておく気になれず声をかけてしまったのだが、自分のアパー
トにいつまでも内緒でというわけにはいかない。
店から出た男は声をかけた。
数日後、猫は新しい家、ふかふかのベッドで眠っていた、もうすぐ子が生まれるのだ。
だが、猫だけではない、男の新しいアパートに引っ越していた。
その日、二人の男女が猫を返して欲しいとやってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 15:34:39
7445文字
会話率:31%
俺の名前は「迦具夜 月郎(かぐや つきお)」大学生・20才。
ある日、俺んちに養女がやってきた・・・ある意味、彼女は妖女かもしれない。
養女なんて言うから、幼い子かと思っていたら、やってきた彼女は俺より三つ年下・・・。
で、名前を「姫」っ
て言う。
姫は普通の女子じゃない。
言葉使いは半端なく悪いし・・・めちゃバカヂカラだし、しかもゴスロリと来たもんだ。
おまけに満月の夜になると、めっちゃエロくなって俺を誘惑してくる。
しかも姫はめっちゃエロくて趣味はSM系・・・アブノーマルなM。
イジメられて折檻されないと満足できない変態女。
特にアナルセックス大好きときている。
だけど姫がそうなるのは満月の夜だけ・・・。
俺もそういうのは嫌いなほうじゃない・・・なんせ俺も変態だから。
この話は満月の夜に始まるエロくて淫靡な物語。
あとこの小説は昔話の「竹取物語・かぐや姫」とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 21:42:37
16816文字
会話率:45%
ラズは城で仕える下級使用人の一人だ。竜を追い払った騎士団がもどってきた祝賀会のために少ない魔力を駆使して仕事をしていた。
突然襲ってきた魔力枯渇による具合の悪いところをその英雄の一人が助けてくれた。魔力を分け与えるためにキスされて、お礼にラ
ズの作ったクッキーを欲しがる変わり者の団長と、やはりお菓子に目のない副団長の二人はラズのお菓子を目的に騎士団に勧誘する。
貴族を嫌うラズだったが、恩人二人にせっせとお菓子を作るはめになった。
お菓子が目的だったと思っていたけれど、それだけではないらしい。
やがて二人はラズにとってかけがえのない人になっていく。のかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 21:09:25
131219文字
会話率:55%
匂いが苦手な29歳のイケメン御曹司と香りが必要な18歳の動物が大好きな高校生の話
◆ 改めて考えてみたら29歳にして初恋だったのかもしれない。自分を覚えていない高校生の香りが忘れられない男が初めての恋に狼狽える。
◆ 普通の女の子ではな
い自分の人生を達観している高校生
偶然の出会いから夢、悩み、恋愛、人生を二人で進んでいく道のり。
結ばれることが幸せなのか、別々の人生が幸せなのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 15:00:00
156123文字
会話率:65%
前世の記憶を思い出した伯爵令嬢。
放置された状況を逆手にとり自由に生きていた彼女は、ある日助けてくれた騎士様に恋をする。
ヒロインでもモブでもないただの忘れられた伯爵令嬢だと気付いた彼女が、自分の人生を精一杯満喫して大好きな推しを見つけるお
話。・・・かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 13:32:11
16232文字
会話率:38%
あの日、恋にさえ落ちていなければオレは幸せだったかもしれない。あの日、恋にさえ落ちていなければ誰も不幸にならなかったかもしれない。これは、恋に落ちてしまったせいで起きた悲劇の物語である。
最終更新:2024-02-24 21:00:00
10466文字
会話率:51%
pixivにも上げてます。続くかもしれない。
アイデア枯渇のためお題募集中→https://odaibako.net/u/yappashi
最終更新:2024-02-16 11:48:23
10580文字
会話率:33%
現実世界をベースに、ないと思うけれど、あるかもしれない。えっちな世界観の官能小説です。
前戯要素が多めになっているので、読む際は少し注意してください。(本作品における愛撫とは、乳首責めや手マン。おもちゃ責めなどに該当します)
なお、残酷な
要素も含みますので、注意してください。(本作品における残酷とは、レ〇プや激しい交わりのことであり、過度な痛みを伴う行為。過度な精神的苦痛が伴う行為は一切ございません)
投稿は不定期ではありますが、月に数本あげられたらと思っています。
なお、本作品はそれぞれ短編ものであり、どこから読んでも楽しめる作品となっているので、話数関係なくお読みください。
最後に、本作品はフィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係ありません。また、作中における行動の中には、許されないものもあるため、決して真似されぬよう、よろしくお願いします。
皆様に良きえちちライフを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 22:56:04
50065文字
会話率:36%