レリアには好きな人がいた。
とある事情で皇都から逃げてきたという騎士ジスラン。なぜかレリアのことを特別気にかけてくれる彼に告白し続けるも、頑なに拒まれてばかり。
そんなある日のこと、村に帝国軍が押し寄せ、レリアを攫う。なぜかジスランとよく
似た顔の簒奪者、現皇帝オーギュスタンは、レリアのことを自らが殺害した先帝の子だと言い、孕ませようと何日も犯しつづける。
やがてジスランたち解放軍によって助けられるも、すでにオーギュスタンの子を宿しているかもしれない。だからレリアはジスランに最後のお願いをする。
「私を抱いて。もし、この肚に子が宿っていても、あなたの子だと思えたら愛せるから」
最初で最後の夜を過ごし、レリアは姿を消して――。
※何でも許せる人向け。必ずキーワードをご確認ください。
【全6話予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 21:11:33
25101文字
会話率:19%
小雨が降る夜。疲れた顔でそう言った常連客と俺の、最終的には生ウィンナーをぶつけ合うことになった短いお話。
最終更新:2022-09-25 11:19:43
6003文字
会話率:56%
5年前に独り立ちしたアシェルのもとに、同じ師に学んだ妹弟子のミアがやってくる。
曰く。
「お師匠様の許可はいただいてきたわ、結婚しましょう!」
小さなミアとの約束は覚えている。けれども──
ちょっと強引な妹弟子と、妹弟子を大切にし
たい兄弟子の攻防。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 20:00:00
23662文字
会話率:44%