日本の高い税制から海外に逃れた日系人が独立した娼国、亜細亜の途上国R国で権力を握り逆に日本を経済侵略する。
政治家、警察の中枢を懐柔して手先に侵出した帯広ニューシティ。そこは住民税半額の帯広市に高額所得者と非正規労働で人口と金を集める排
他都市であった。
R国日系人資本の日本に置かれた持ち株会社オーナー村上晴久の家では、政治家、傀儡市長、警察幹部に全身奉仕の肉体接待が行われる。
旧姓高島波琉は正妻ながら三年契約で接待に使われている。
母の先進医療を助けてもらう条件で契約結婚した。
外と連絡の取れない籠の鳥である。所持金は持たされてない。豪邸だがR国から来た工作員の召使に監視される生活を続ける。
月二回だが、妻でありながらその躰を使ったSM拷問の接待は波琉には心底辛い。
前妻は自殺した。その前の二人も行方不明となっている。
道警は既に本部長以下大方がR国の支配下である。その中で正義を正す二人の婦警がこの不審な村上家に立ち向かう。
広大な村上家の敷地に自殺した前妻の前の妻二人の遺体を捜して任意で捜査に入る。だが何も出ない。任意捜査に応じたのは罠であった。
逆にR国の息の掛かった道警本部長以下の手で村上家の地下室に監禁される。二人に怒り心頭の政治家と警察幹部はとことん女躰SM玩具にする。
本部長や一課長の支持に従う若い部下たちは羞恥極まりない拷問を続ける。
だが、二人の婦警が行方不明のままでは問題である。婦警らを玩具にした後始末に二人を気狂いにする計画となる。
その拷問は本部長らと同じく娼国、R国に大きくゆかりのあるやくざに委託される。
やくざは蛇を使った残酷拷問を何段階も手を変え行う。特注の棺に躰を固定して蛇を投げ込み蓋をされる。
だが、婦警らはどこまでも堪え続ける。已む無く政治家、警察、やくざは次なる手段を考案する。波琉も資産を貰える条件に夫に協力する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 19:51:02
57388文字
会話率:37%
広島の中学生、平野航平は八月のある日、亡き兄の墓参りで喪服の男、笹木智秋と出会う。笹木が兄の友人だと知った航平は、家出をして突然遺体となって戻ってきた兄の死の真相を知りたがる。笹木から兄の東京での暮らしぶりを聞いた航平は、笹木が兄の恋人だ
ったと気がつく。
二人は周囲に内緒で、毎年八月に兄の墓参りに行くことを約束する。
そして二人が出会って五年――。
広島に訪れるたびに逞しい大人の男へと成長していく航平。その姿を笹木は眩しく見守りつつも、この先、航平には会わないほうがいいのではと思い悩む。
航平も笹木に対する想いが年上の男性への憧れだけではないことに気づく。
このまま逢うべきなのか、それとも離れるべきか。揺れ動く二人の心の奥深くにあるのは、忘れられない兄と恋人の存在……。
そして航平は決心する。この想いが本物かどうか。
それを確認するために航平は、兄と笹木が過ごした東京へと旅立つ――。
※この作品はエブリスタにも掲載しています。
◆◆◆
本作は2016年に発表した「朝顔のゆれる空のしたで」「リコリスの咲く夜空のしたに」を投稿用に改編したものです。
皆さまの応援のおかげで、第11回 B-PRINCE文庫新人大賞 優秀賞をいただくことができました。本当にありがとうございました!
◆◆◆
ひいろあきの(勝手に)広島BL三部作のご紹介
・男子高校生と路面電車車掌の初恋物語
「君がくれた世界」
(第10回B-PRINCE文庫新人大賞 奨励賞受賞作品)
・真夏の広島で出会った少年と亡き兄の恋人との五年間の軌跡
「リコリスの咲く夜空のしたに」
(第11回B-PRINCE文庫新人大賞 優秀賞受賞作品)
・タクシー運転手とビジネスマンのセンシティブロマンス
「輝く海を見に行こう」
(2017年エブリスタ開催
天下分け目のBL合戦!【秋の陣】徳間書店 キャラ文庫賞 最終候補作品選出)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 19:10:00
90988文字
会話率:42%
夫婦で異世界に召喚されて、王様に夫を殺され無理やり番(つがい)にされた女性が、番の執着を利用して復讐するのに最後まで寄りそった王子様の話。
本編完結済み。
キーワードに苦手なものがある方は、ご注意ください。ビターエンド気味。
また
、王様は一応人外の血が入っていますが肉体的には人間と変わりありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-09 23:59:23
35159文字
会話率:31%
主人公の部下は、二枚目で仕事でも信頼できる存在だった。
その部下は結婚し、仕事に私生活に充実した日々を送ると思われた。
しかし、ある日突然遺体となって発見される。
「部下は恨みを買うような人間ではない」と考える主人公は、警察の捜査とは別に独
自に情報を収集していく。
はたして、その部下は悪いやつなのか?
それとも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-01 09:00:00
4954文字
会話率:31%
小学六年生の達也が学校から自宅へ帰宅した際、首を吊って自殺していた母親の遺体を発見する。他に身寄りの無い達也を待っていたのは大人達の策略と陰謀だった。そしてとある山奥の館に養子として達也は迎え入れられることになる。そこで一つ年上の天翔と出
会い、二人は義理の兄弟となる。なにもかも全く自分とは正反対の天翔に達也の気持ちは少しずつ揺れ動いてゆくのだった。
【注意】
この物語には官能場面が稀にしか登場いたしません。官能目的のみの方は申し訳ありませんが閲覧をお勧め出来ません。ご了承ください。尚、ショタ要素が所々に入っております。大人の恋愛を目的とされた内容ではございませんのでこちらもご了承くださいませ。イラストは全て著者自身のオリジナル作品につき無断転移・使用は一切禁止です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 14:32:40
143984文字
会話率:66%
警視庁捜査一課刑事浩崎永礼は、5歳の娘を育てるシングルファーザー。ある日、立てこもり事件で帰りが、遅くなり急いで帰っていると、女性の悲鳴が聞こえた方に行くが、誰もおらず気のせいだと思い帰宅した翌日、近くで若い女性の遺体が見つかり、その女性の
首筋には血が吸われたような跡があるとニュースで見る。・・・その数日後同じような男性と女性の遺体も見つかり、所轄と合同捜査をすることになりその三人が勤めていた会社に事情聴取に行くと社長自ら出て来て・・・親を亡くし親戚中を盥回しされて育たシングルファザーの浩崎永礼と23年前永礼とある盟約を交わした吸血鬼の王子リカルド・オブ・ルブロフェビ。ある事件で再会した永礼とリカルドだが、永礼は憶えていなかった。盟約を、その事件を皮切りに魔族絡みの事件に巻き込まれて行くがそれは、魔族を揺るがす変革が起こる事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-16 10:48:31
4800文字
会話率:56%
連邦捜査局FBI本部情報部配属になったオボロ・パウエルは、成人しているものの日本人の母親そっくりの童顔のせいで周りからよく子供に勘違いされる事が多い。配属初日、中に入ろうとしたところを金髪の男に掴まれてセクハラまがいの事を言われ腹を立て何と
か逃げて情報部に入る。それから数カ月後仕事にも慣れて休暇を貰い久し振りに友人家族の元に向かうと無残にも惨殺された友人家族の遺体を見つけ通報して来たのがオボロにセクハラまがいの事を言った男でFBIの中で最も切れ者と名高い捜査官イライジャ・マティネスと分かり・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-30 06:00:00
5443文字
会話率:71%
静岡県警の野平一平と美優のシリーズ、久々のエロ作品。
今回は催眠術を使う紳士の裏の顔は?
静岡と兵庫で異なる顔を持つ男甲田裕治と美優の身体を張った戦い。
美人姉妹久美と智美、姉智美の行方不明を追って、久美が単身エステに乗り込むが、囚われの身
に。。。
歌舞伎の東寛二の美人姉妹で有名、過去の作品(夏の雹)で復讐の生け贄に成り、二人共SM調教をされてしまう。
特に姉智美はSMの世界に填まり込んで、IT企業の社長万田丈一とのSEX相性が大変良く、結婚に至り特にアナルSEXは二人の楽しみの一つに成っていた。
SGSクラブは、美容とエステで一躍有名店に成ったが、それは裕治の催眠術の威力だった。
俊昭と俊成の兄弟は、美容師とエステを任されているが催眠術の能力は無い。
美容師俊成は髪フェチのサド男、エステ担当俊昭は売春と秘密クラブで儲けようと企むが事件が勃発。
美優が事件の真相を追って静岡から兵庫へ。
エロ美容エステサロンの秘められた秘密に立ち向かう。
売春とSMクラブの秘密に迫るエロサスペンス。
浜名湖に全裸の若い女性の死体が浮かぶ、マネキン人形と間違えるその姿は。。。。。
性器の手術を受ける女性、媚薬で自分を忘れてしまう女性。
同じ様に今度は琵琶湖で、全裸女性の遺体が発見される。
浜名湖、琵琶湖、京都、神戸、姫路と舞台を変えて美優と甲田の対決。
後半は、美人刑事と久美が生け贄にされてしまう緊迫のストーリー展開。
十人のVIPは興奮の坩堝に、捕らわれた久美の運命は?
美人刑事は恐怖の病院での淫乱検査か?美優の推理と自慢の身体で悩殺か?
変態映画監督の登場で益々淫乱へと変わってしまう。
狂う程の責めに会う美人刑事、淫乱地獄へ一直線!
映画「落華の宴」の撮影は必然なのか、陰謀なのか?
恐怖の催眠術で、考えられない配役の映画が作られていく後半。
戦前の遊郭(尼御殿)に巻き起こる尼さん遊女と、陸軍大佐合田のサド趣味の数々。
長編小説、SM調教変態紳士と静岡県警の戦いをお楽しみ下さい。
世間で認められている有名人が、仮面を被ると豹変して悪事の数々を行う事は良く有る事ですが、今回の悪事は自分の性の欲求を満たす為に、催眠術を使えばこの様な事も行えると云う願望の世界を書いてみました。
やがて彼等の魔の手が、清楚系超美人静香に向けられる緊迫のラスト。
エロサスペンス小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 11:00:00
367608文字
会話率:22%
あらゆる理由で生じた不都合な遺体を片付ける仕事をしている男と、目の前で大事な人の遺体を片付けられた少年の話。
最終更新:2017-08-26 10:16:50
899文字
会話率:36%
淫魔(サキュバス)に傷をつけられ、自らも淫魔に堕ちそうになっている女剣士が、慈愛の女神を奉ずる修道院を訪れた。淫魔の毒を取り除いてもらいにきたが、女剣士は儀式の途中で息絶える。修道院長は、女剣士の遺体から角を切り取り、売却して修道院の維持
費にあてようとするが、その際に修道院長自身が淫魔に成り果てる。トップが淫魔に堕ちたことで、修道院のシスターも次々に淫魔に変わり、精を貪る存在と化してゆく。(このストーリーは、他サイトにも今後掲載する可能性があります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-22 21:20:21
20676文字
会話率:32%
〝――溶けるように朽ちる肉体は、まるで、僕の中にミナイが消化されていくようにも思えた。〟
ナインと呼ばれている人型戦闘兵器の人工知能は、生涯の主と決めたパイロット、ミナイ・ユウヒを戦闘で失う。
再生手術を拒んだミナイ・ユウヒは、死ねばその
まま遺体として埋葬され永遠の眠りにつくだろう。
ナインは己のコクピットの中でゆっくりと朽ちるミナイを守りながら、人のような感情を持たず、死を感じられない自分に失望にも似た思考を覚えはじめていた。
微SFBL。機械と人間が描く穏やかな明日の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 20:00:00
14663文字
会話率:36%
異世界から現代に、ある盗賊の魂が追放された。
強盗、殺人、放火、脅しなどを、当たり前のようにやっていた盗賊の男。
そんな男の魂が、コンピューターに詳しい資産家の若い男性の遺体に飛び込んだのだからもう最悪。
平和な現代に、野獣の思考と
現代の知識を持った暴君が解き放たれた。
強姦を大好物とする盗賊の男は、その準備のために体を鍛えて、自分の城を建てた。
そこで彼が目につけたのは、少子化対策のために国が運営しているインターネットの新システム【バージンロード】。
これは、リアルな情報を元に作成された3Dモデルを使って、仮想空間でお見合いするシステムだったのだ。
「国営だろうが、どんなシステムにも穴はある」
仮想空間で起こった出来事は、自分にも相手にも体験として記憶される。
ならば、やることは一つだ。
仮想空間と現実世界の両方で、彼の強姦劇が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-07 01:05:52
13133文字
会話率:24%
ルナ動物園で発見された女の子の遺体の身元は不明のままだった。そのDNAから驚くべき事実が出た。同時に、動物園にいたレイが行方不明になる。黒猫ロボット・シーマはフィルの所へ辿り着けるのか。そして、さらわれたレイは?
航宙士を目指すフィルと
キラキラお目々のレイのコンビ 第4弾です。
SFです。そしてBLです。
性的描写と残酷描写あります。
※タイトルを変更いたしました。
※この作品は『カクヨム』様にも投稿させていただいています。
※きさきさき様のBL3お題企画「「ロボット・アンドロイド」」に参加しています。(http://m-pe.tv/u/m/bbs/index.php?uid=blthree&id=9)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 11:00:00
32809文字
会話率:45%
あの頃と変わらない容姿で眠り続ける妻とそうした夫
最終更新:2016-08-25 11:34:44
796文字
会話率:4%
7月20日・・湊の番外編 【赤い手】完結
1993年8月12日木曜日
九州にある小さな島で、6歳の少女の誘拐殺人があった。
誘拐された少女は牧野 凛、そしてその場に一緒にいたのは野村千佳
一週間後、牧野 凛は遺体で発見された、無残なこ
とにその遺体は絞殺され、レイプをされていた。
小さな島で、見知らぬ人がいれば、幾ら人口の少ない島でも、
誰かの目に付き、そして印象に残る。ましてやその若い男は、あの当時6歳の
千佳には、まるでテレビや映画で見るような容姿だったからだ
だが、事件前に島に訪れた若い男も、事件後に島を去った若い男もいなかった。
そして、なにより、海に囲まれて島で、事件を犯して簡単に逃げられるわけはない、だが、犯人は忽然と消えた。
野村 千佳は、誘拐されるのは本当は自分だったのかもしれないと
思っていた。なぜなら犯人と思える若い男は、彼女を見て「千佳」と…呼んだのだ。
22年後、事件の影を未だに引きずる千佳の前に、あの事件の真相を知る人物たちが現れ、言った真相はとても信じられない真相だった。
◆注意事項
当作品には、子供が暴行される等のシーンがあります。
嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮下さい。
また、児童虐待等の犯罪行為を推奨するものではありません。
あくまでフィクションとして楽しんで頂けたらと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-20 18:00:00
101769文字
会話率:24%
*注意*この作品は「小説家になろう」の方に移動させて頂くため、こちらはいずれ削除させて頂こうと思っています。(作品を一つの所にまとめる為)。よろしくお願いします。
尚新しいURLは(赤い日記帳)
http://ncode.syosetu.
com/n4885cy/ です。
##県##市##町2の河川敷で遺体の一部らしき者が見つかった。
捜査関係者の調べで、殺害されたのは藤崎靖子(ふじさきせいこ)42歳だった。
その後の調べで、被害者の携帯履歴から、幼稚園関係者が捜査線上に上がる。
その後も次々と出てくる藤崎靖子の遺体の一部。
一体なぜこんなことに?
色々と調べを進めていく夫の信一郎がベットの敷布団の一部が盛り上がっていることに気が付く。
そこには信一郎の知らない靖子の暗い過去が記してあった。
_____真犯人は一体誰なのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-30 14:36:11
19066文字
会話率:9%
遺体を山に埋めた犯人を双眼鏡で捕捉した青年。青年は、警察から事情聴取されすぐに釈放。一度気にしたことを明らかにするまでの性格もあって、真犯人探しを開始する。
最終更新:2015-10-20 02:22:07
2187文字
会話率:53%
※これは重複投稿作品です。
PIXIVにて、初投稿した神さまシリーズの一つです。
ある廃村に取材調査しに来た大学生達の物語。彼らは廃墟研究会というマイナーなクラブに所属している。主な活動は廃墟巡りとそうなるまでの経過を調べることである。
夏休みのある日、彼らはある廃墟を調べに(という名目の観光に)来ていた。その名は『檜邸』。元々この村の大地主が住んでいた屋敷であった。
事前調査で分かっていたことは、この村では神隠しにあう若い女性が続出していたということ。
村の男達は女のいない村を捨てていく者もあれば、老体を引きずってまで別の場所に移り住もうという気力さえもない者もいた。平均年齢は高く、二十代の男性はごく少数だった。
そんな中、事件は起きた。たまたま隣町から来た旅人が、その異様な空気を放つ村に入ってしまったのだ。
この村で一番の邸宅を持つ檜邸に事情を聞きに行ったのだが、その旅人が村から出てきたところを見た人間は誰一人としていなかった。
しかし、話は単純ではなかった。
その邸宅に入った男性陣は遺体として発見され、女性陣は消えた。そして、なにより不気味さを感じたのは、ある一室に生まれて間もない新生児がいたことだ。
警察関係者はその赤子達の血液検査等を行ったところ、それらは全て行方不明になった女性たちの子供であることが分かった。その赤子たちは施設に預けられ、屋敷内を徹底的に調査したが、結局、行方不明になった女性達の骸すら見つからなかった。
この物語は、檜邸を訪れてから、男性陣が遺体となり、女性陣が神隠しにあうまでの出来事をなぞったものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 20:22:13
20976文字
会話率:43%
窃盗、誘拐、暗殺、何でもこなす"Secret Operations Executive"通称SOE。ミラは魅力的な肉体を駆使して忠実に任務をこなす、優秀なエージェントだ。殺す男としかセックスしない、そんな歪んだ性愛で生き
る実感を得ていた。最近暗殺した六人の体に刻まれていたタトゥー……月と蛇を象った、ルーナムアングイスと呼ばれるそれが何を意味するかミラは興味を持つ。暗殺した遺体からルーナムアングイスが印されたカードキーを手に入れるもどこの鍵だかわからない。カードキーを手にしたミラをさまざまな刺客が襲う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-05 05:24:05
102848文字
会話率:39%
常盤色の魔女は死と契約する魔女。彼女の物語は、死者には不敬を。生者には性の喜びを。
最終更新:2015-04-30 03:00:00
12603文字
会話率:26%
異常な女を愛する騎士がいた。愛するというよりも、コレクションである。異常な女もそのありようは様々。だから男は複数の女と付き合っている。
1人はこの国の女王陛下。猜疑心が異常なほど強く、人を疑いはじめたら死んでもその疑いは晴れることはな
い。
1人はこの国の姫君。首切り王女と呼ばれるその姫は、陰惨に惨たらしく国民を処刑することが大好き。ギロチンの刃が落ちる瞬間を、血しぶきの舞う最前列で見ることが何よりも大好きである。
1人は守銭奴。金が全てのその女は、全てのことを金でしか計れない。自分でさえも金に換算することが出来る。十分な対価さえ払われれば、女は喜んでその身を差し出す。身体全てで金貨千枚。心を含めれば金貨万枚。守銭奴の女にとっては当たり前のことである。
1人は狂信者。悪魔を信奉するその女は、夜な夜な殺害した遺体を悪魔へと捧げる。捧げる供物は大切なものであればある程よい。
1人はマッドサイエンティスト。事故の研究のみに凝り固まるその女は、自分の研究以上に大切なモノなど存在しない。人の命も、自分の命も、この世でさえも、研究の前で塵芥に等しい。
そんな異常極まる女たちと同時に付き合う騎士、名前をアレスという。
アレスは異常なる女達を愛し、女達もまたそんな性格だから誰からも見向きもされず、性格以外は最高なその美しい肉体を男に預けていた。
注意 2話目までしかない。ボツネタです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-26 21:33:21
18500文字
会話率:48%