篤子は少し変った数学者を夫に持つ35歳。
過去に付き合った男は夫を含めて二人だけという不器用なほど生真面目な主婦だった。
結婚して5年になる篤子は優しくも、少し淡白で研究に没頭する夫との穏やかな日々を過ごしていた。
そんな篤子はある日突然
、夫と共に20歳くらいに若返って過去に戻っている事に驚愕する。
よく知った街、通い慣れたキャンパスに戸惑う篤子の前に現れたのは、自分と付き合っている(と思っている?)元彼 健太だった。
健太とは、彼の浮気が原因で、ボロボロになるまで傷つけあって別れたはずなのに、その時の健太は異常なまでの執着を篤子に持っていた。
“昔のままの元彼”と当時面識すらなかったはずの野暮ったい“若き日の夫”(容姿はありえないくらい端麗)に両方の手首を掴まれ、理不尽な罪悪感を感じる篤子。
(こ… これはどうした事だろう?? 一体何?? わたし、悪くないと思う。たぶん…。 不貞なんて考えられないほど、真面目に生きてきたはずなのに…神様……これは何の罰ですか? )
そんな私に、夫は過去を振り返り贖罪する……
(それでも、それが本当だとしても…)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-06 12:22:48
46460文字
会話率:15%
タイトル中に「死ぬ」という言葉がありますが、これからお読みいただく小説は決して悲しい話でも暗い話でもありません。どちらかと言えば、むしろ、明るいお話です。お正月ですからね。
最近、人が死ぬストーリーが多いですよね。恋人が死ぬ話、子供
が死ぬ話。それは、視聴率や興行成績が上がるからでしょうね。
でも、なぜ上がるのでしょうか?
だって、人間は漏れなく死ぬのだから「死ぬこと」なんて珍しくも何ともないはずなのにね。
「死ぬ」と言えば、人々は耳目を寄せ関心を寄せる。
その理由は、たぶん、誰もが死ぬ割りには、誰も「死んだことがなく」、誰も「いつどのように死ぬのかを知らず」、そして誰も「死んだらどうなるかを知らない」からでしょうね。
では、それらを知っていたら、どうでしょうか?
知っていても、人々は死を恐れ、死に同情し、死を悲しむのでしょうか?
いつどのように死に、死んだらどうなるかが事前にわかっているのなら、「君の膵臓が食べたい」だなんてほざいても、「だからなんだよ?」と誰も興味を示さないことでしょうね。
さて、新春第一弾としてこれからお贈りするお話は、人々の誰もが「いつどのように死んで、死んだらどうなるか」を承知している近未来の世の中の話です。
今から20年先の未来、「占い」は「未来予知学」という学問として確立されて、「人の行く末」が「人の死」が、そして「人の死後の世界」が確率論的、統計学的に「確定した未来」として解明出来るようになります。
だから、人々は、自分の未来を、自分の死期を、そして自分の死後を、それぞれの「確定した未来」として知るに至ります。
それから10年が経過します。つまり、30年後です。
「未来予知学」はすっかりと普及し定着して、今や自分の「確定した未来」を知り得ない人など誰もいません。
そんな中、2048年の正月の三日、小学校時代からの親友三人組が久しぶりに集い、大阪は天満の磯丸水産という居酒屋で酒を飲んでいます。
この話は、そんな場面から始まります。
これは読切の短編小説です。テレビに飽きた貴方にお贈り致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 14:19:50
5977文字
会話率:69%
言葉の通じない世界で神子のおまけにされてしまった少年の物語
『※※ ※、あな た のこと を えいえ んに
あ いし てる』
―――――大好きだったんだ、うらぎられても―――――
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
R18は予告なく入ります、
気を付けてください。
亀さん更新にならないよう気を付けます。
が、たぶんなります。
それでも良いよって言う心優しいかた、
どうぞ拙い文ですが楽しんでいってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-26 09:55:09
7896文字
会話率:56%
無限に広がる青い空と大地。強い風と共に舞い上がる砂埃。
そんなロケーションの中に、不自然に大きな桜の木が一本だけ立っている。
満開の花を携え、咲き誇っている。そこはたぶん、日本では無い。アジアの何処かの国。
僕はそこに誰かを迎えに行こうとし
ている。いるはずのない誰かを迎えに行こうとしている。
そんな夢を見るたびに僕は何かを取り戻し、何かを失くしていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-14 11:00:00
1530文字
会話率:31%
遊び人(純情)×堅物男前。なんちゃって時代物風の上ファンタジー要素もアリなので、某歴史上の人物や某時代劇の人物とは一切関係ありません。
※不定期更新。
※ふんわり事件もの。
※主役CPがくっつくまでたぶん長い。
最終更新:2017-12-06 01:48:24
8921文字
会話率:43%
こーちゃんと怜のおはなし。
こーちゃんにひたすら甘やかされる怜。
R18ですが、ちょこっとだけキスしている程度です。
最終更新:2017-12-05 02:08:01
3031文字
会話率:28%
巫女とは名ばかりの女と彼女に懸想する傭兵。
それぞれの思惑が絡めば、均衡は呆気なく崩れる。
陰鬱で陰惨で恋とも呼べぬ恋。その結末は……。
※なかむラ様主催『不埒なひと企画』に参加させて頂きます。
※本文をお読みになる前に、キーワード&前
書きをご覧頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 00:00:00
11137文字
会話率:30%
「俺から一日逃げ切れたら、お前の兄貴の借金は帳消しにしてやる」
危険な匂いを漂わせる男が言う。
その賭けを受けた少年は──。
それがすべての終わりで、始まりだった。
暴力描写多め、執着はあれども愛が見えない(見えにくい?)状態なのでご注
意ください。本文を読まれる前のにタグ確認をお勧めいたします。
一章完結済み、二章以降不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-21 20:00:00
14146文字
会話率:36%
昭和の初め。片田舎に裕福な夫婦がいた。しかし結婚から三年が過ぎた頃、幸せであった彼らの生活に望まぬ変化が訪れた。
逝くことを運命づけられた者と残されることを決定づけられた者、それぞれの葛藤が悲劇を生む。
より深く愛したのは――そしてより深く
狂ったのは、夫か妻か。
ネクロ狂愛企画参加作。屍は愛でますが屍姦なし。時代考証甘め。不道徳な行為・表現が含まれます。おそらく純愛の一種。メリバ注意。話によって時間が多少前後します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-30 12:00:00
42497文字
会話率:17%
本作リング・ヘル帝国~奴隷となった女王~の分岐別ストーリーです。分岐といってもキャラが暴走してて、よく分からない短編になっております。好き勝手に書きました。
4章(21)の途中、リサ一行が東京に降り立つシーンからの続きです。
たぶん蝶の
夢なんじゃないかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 22:54:46
21991文字
会話率:33%
金角湾の埠頭から海に落ちた夏衣。海面に顔を出すとそこは異世界?
言葉が通じないと思ったら、一緒にいたリリス(ヤモリ/超かわいい)が突然しゃべりはじめた。
茫然自失にひたる間もなく夏衣は警邏の駐在所に保護されるが――。
という、飄々系主人公を
中心に上級騎士やおちゃめな皇子様たちがあれこれドタバタするお話。
主人公のほかに両性皇子のR描写もあります。
個人的な萌えを詰め込んでいくのでご都合設定がてんこ盛りになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 01:22:51
47633文字
会話率:25%
たぶん昭和50年代。中途半端に栄えて中途半端に田畑が残る片田舎。分家の嫁さんと、本家の中学生の交流。
※なんとなーくな昭和感です。
※なので登場人物の言動がやや古めの価値観に基づいています。
最終更新:2017-10-29 03:45:29
12773文字
会話率:56%
なろうに投稿した「乾燥豆子と弁当男子」のあい子さんと諒さんのいちゃいちゃ。
いちゃこいてるだけなので、本編未読でも読めます。たぶん。
最終更新:2017-10-27 23:00:00
3076文字
会話率:34%
いつもの朝、いつものスケジュール報告から未来の一日は始まる。
目の前で未来の読み上げるそれを聞く穏やかな上司の様子が、その朝は一変することになり・・・。
美人は損だ。
そう思い続けた恋愛偏差値の低すぎる新人OLが、直属の上司にくどかれまく
る話。(たぶん)
※1日1話更新予定です。
※作者は専門職のため、会社勤めをしたことがありません。作中の秘書の仕事や会社内の描写などはすべて作者の想像です。現実との相違点等はご容赦ください。
※R18内容は後半です。苦手な方はご注意ください。
6/2 番外編『Call my name』連載始めました★
10/19 番外編『Welcome to my house』連載始めました★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 20:00:00
82046文字
会話率:35%
魔王に召喚された聖女のエロと苦悩の物語。
エロは予告無しに入ります。
最初は無理矢理ばかりでいちゃラブはありませんがハッピーエンドで終わります。
無理矢理ではありますが悲壮さや残虐さはあまりありません。(たぶん)
キーワード残酷は保険です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-18 18:00:00
54326文字
会話率:26%
本編は男の子目線ですが、こちらは女の子の目線で書いていきます。
更新はたぶん、遅いです。
最終更新:2017-10-14 08:19:12
844文字
会話率:0%
世界に無数に存在するダンジョンの中でも異質なダンジョン、卵のダンジョンを中心に繰り広げられ物語……的な。
たぶん、男×男や女×女のカップルもでてきます。
性描写はきっと控えめに。
最終更新:2017-10-13 04:08:29
3615文字
会話率:33%
普通の高校生、相良徹(さがらとおる)は、バイト帰りの途中、次元を股にかけた大事故に巻き込まれ、異世界転移されてしまう。
え、邪神様からの詫び状? 半分だけってどういうこと??
そんな男の子のドタバタ異世界冒険記。
18禁要素は保険です。追
々入ります。たぶん…。
二番煎じやありきたりな展開も何のその。細けぇことは言いっこなしだぜ!
頭空っぽにしてお読み下さい。
毎週火、金曜日更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-07 02:44:09
13776文字
会話率:26%
現代の日本に暮らしていたはずの青年は、気が付くと見知らぬ森の中で経緯も分からぬまま死にかけていた。
あやふやな記憶、曖昧な自意識、混濁する自我。若返ってしまったらしいものの、覚えのない重傷を負って襤褸切れ同然の肉体。どういうわけか言葉の
通じる“異世界”。
しかも、助けてくれた騎士キースには、どういうわけか何度名前を教えても「モード」という不思議な名前でしか呼ばれない。
やがて主人公は、自分が日本で抱えていた「ある問題」がこの世界では解決されていることに気づく。それは今まで誰かと心を通わせることに恐れを抱いていた彼にとって、幸運と言うほかないことだった。しかしどういうわけか、彼の――黒髪の容姿はこの世界で少なからぬ人々の敵意の対象となるものらしい。うっかり運命共同体となってしまった騎士と共に、頑張って生きる剣と魔法のファンタジー(たぶん)。
ほんのりシリアス。更新はやや不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-05 17:00:00
46672文字
会話率:19%
もっと触って、もっと弄って……! 中年オヤジの痴漢によって目覚めてしまった、美緒のいやらしい欲望が止まらない。 ※未成年の女子に対する性的なイタズラを含む内容です。単純にフィクションとして受け入れられる方のみ、お進みください。 ※性描写の予
告はありません。シリアス調(たぶん)で、ひたすらエロです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 00:08:29
104613文字
会話率:48%
【2017.05.11 新章開始!】
難関の宮廷魔導師採用試験を突破し、アルフォンシーヌは魔導師として憧れの師匠のもとで鍛錬を重ねている。
ある夜、憧れの師匠――メルヒオールに押し倒されたところで、アルフォンシーヌは意識を取り戻す。
こ
の状況は一体どうして起きたの?
誰かの策略?
メルヒオールは状況に乗じているだけなの?
――たぶん、そんなファンタジックラブコメディ。
【2016.12.31 完結】続編は反響次第。
2017.09.11 第4章§15以降の後書きにオマケを増やしました。
※ストーリーよりもエロ優先(シチュエーション重視)です。
【おかげさまで2017年次世代官能小説大賞で一次通過しました!】
2017.08.31追記
【おかげさまで2017年次世代官能小説大賞で二次通過しました!】
pixiv、アルファポリスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-27 06:00:00
148754文字
会話率:37%
大陸一の国力を誇る絹呂国。その第十六代皇帝、莉鳳苑は昼間は賢王とも呼ばれる手腕で国を統治する、良き王であった。しかし贅沢を許さなかった鳳苑は、同じ一族の謀略により、毎夜後宮に住まう妃たちの体を求め、色に溺れる堕落の王と成り果てる───。
【
注意】序章以外全て情事シーンのみ。ひたすら鳳苑が多くの妃たちと体を重ねるだけの話です。ただし愛してるのは正妃のみ。性癖? 色々です。汚いのはたぶんない。各話前書きにその話のキーワード置きますので、NG判断は自己責任。語彙力無いので前置きにキーワード足りなかったからご報告お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 20:00:00
32147文字
会話率:45%