プロポーズーー指輪の代わりに棺でした。
◆◆◆
「素晴らしい出来栄えだろう? 実はこれ、君の為に作らせた特注品なんだ。うん、想像通りだ。良く似合っているよ」
(何がですか⁉︎)
「君と一緒のお墓に入りたいとーーこんな気持ちは、生まれて初めて
なんだ」
(でしょうね⁉︎)
「君と一緒に死にたい、結婚しよう」
(怖すぎる……)
◆◆◆
田舎貴族のしがない伯爵令嬢のフィオナ・セルフィーヌは、家柄、容姿など全てが平均的で平凡だった。伯爵家の生まれではあるが、正直大した財力もない。それ故か、年頃になっても結婚相手は見つからず、このままでは行き遅れになってしまう。フィオナは行き遅れを回避する為、城で行儀見習いとして働き始めた。
そんなある日、フィオナが客間の掃除をしていると、とある噂を耳にする。
それは、王弟でもあるローデヴェイク・ミュラ公爵の噂だった。元々社交界に滅多に姿を見せず、変わり者で有名な彼だが実は【死体愛好家】で、夜な夜な墓を荒らしているらしくーー。
◆◆◆
書庫の整理を頼まれたフィオナ。そこで運命の出会いを果たす。倒れていた美青年に人工呼吸を施し、その彼はロイと名乗った。書庫で顔を合わせる度に、徐々にロイとの距離が近付いて行くフィオナ。フィオナは彼に惹かれ運命の人だと思ったがーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 19:08:04
31445文字
会話率:42%
8/28 後日談投稿。
「あなたの上で、腹上死させてくれる?」
不義の子という疑惑をかけられたうえ、継母にいじめられたせいで、家事スキルが万能になったヴィオレッタ姫。
彼女はある日、継母に毒を手渡される。
生に未練のないヴィオレッ
タは、毒を飲み干し、その生涯を終えた。
――はずだったのに――。
次に目が覚めた時、彼女は見知らぬ男の身体と繋がっている状態だった。
端正な顔立ちの金髪碧眼の彼シュタインは、どうやら死体愛好家の変態(童貞)。
ヴィオレッタは、巨根の彼に、自身の腹上死を持ちかけて――。
死にたがりの姫(クールなS)と、死体愛好家の辺境伯(ヘタレなM、本当の正体は皇××)が織り成す、ハートフルなラブストーリー開幕?
※グロはありません。
※R18に※、第2話から。
※相手役は第2話から登場。
※短編の予定が1万字越えたので、だいたい全10話の中編として分割投稿。
※推理っぽく書きたかったけれど、うまくいきませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 21:51:00
25331文字
会話率:32%
王道学園を舞台に繰り広げられる異常者とまともな人間との恋の話。
その差を埋めるためには、どうすればいいのか。
ノリと勢いで進んでいく話。
※この作品は「小説家になろう」から移動したものです。
最終更新:2018-05-27 22:46:43
20907文字
会話率:56%
変態ちっくな青年・白取ツバメはある日、悠病(ゆうやみ)ねくろという独特な雰囲気を持つ美少女に出会う。最初は視姦目的で近づいた白取青年だったが、意気投合して、次第に恋愛感情が芽生え始める。そして、彼女に死体愛好癖があることが発覚して……
エ
ロスとタナトスの狭間にたゆたう不器用でアウトサイドな恋愛模様!
悪文と少しばかりの衒学趣味、それから後半の鬱展開注意。
略称は「わくらば」。
キャッチコピー
【その愛(どく)は浸潤していくーー生きる意志を、穏やかに腐蝕させながら。】
※ちなみに、ねくろちゃんとのセックスはありません。プレイならあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 22:46:20
10060文字
会話率:23%
昭和の初め。片田舎に裕福な夫婦がいた。しかし結婚から三年が過ぎた頃、幸せであった彼らの生活に望まぬ変化が訪れた。
逝くことを運命づけられた者と残されることを決定づけられた者、それぞれの葛藤が悲劇を生む。
より深く愛したのは――そしてより深く
狂ったのは、夫か妻か。
ネクロ狂愛企画参加作。屍は愛でますが屍姦なし。時代考証甘め。不道徳な行為・表現が含まれます。おそらく純愛の一種。メリバ注意。話によって時間が多少前後します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-30 12:00:00
42497文字
会話率:17%