日夜匂う色香、男の下卑た声、日々起こる辻斬りや窃盗が横行する地獄のような色町・白羽街。そんな街で今は亡き両親の言葉を守る為同心として働いていた守人蔵之助(もりとくらのすけ)は、暴漢に襲われている少女・おりんを助ける。しかし、おりんはろく
に言葉を交わさぬまま一人街へ消えてしまう。
黙々と仕事をこなしながらおりんの身を案じていると、長屋の前に倒れているおりんを見つける。再び蔵之助の前に現れたおりんからただならぬものを感じた蔵之助はおりんを助けるべく夜の街を疾走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 23:45:19
33583文字
会話率:43%
定町廻り同心・相模祐一は、幼少の頃より、妙なモノ、不可思議なモノに好かれるという体質だった。それらを苦手としつつも、性格も相まって、ただ怯えるだけではなく、自ら首を突っ込むことはしないが、関わってしまったならば立ち向かうだけの強さと強かさを
持つ、天邪鬼で割と駄目な大人へと成長を遂げた。──そんな旦那と、旦那に拾われた岡っ引きの誠仁が関わる、ちょっと不思議な事件のお話。
一応、岡っ引き×旦那のつもりで書いていく所存です。不定期更新。
※主役CP固定。他CPあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 11:59:31
53970文字
会話率:44%
嘗て表の住人が
厭う裏の住人を外へ外へ追い遣った結果
其処に「裏街」が生まれる
「裏街」が
「裏街」と名乗る以前から彼等は其処に存在していた
蜘蛛の巣の如く
放射線状に張られる、縦糸から同心円状に張られる、横糸
本家を中心に螺旋状に
広がる、分家
「主人(ぬし)」と、呼ばれる一族折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 12:43:03
8780文字
会話率:24%
『僕』こと藤原道俊と藤原沙希は双子だ。
双子だが心は一つ、一心同体、というよりも一心ニ体。
どちらも『僕』。
高校生になって、やっと自慰から卒業して他人と出来そうだ。
せっかくの青春高校生活!楽しまなきゃ損だよね!
☆=Hシーン
最終更新:2020-06-28 19:00:00
45144文字
会話率:50%
常に眉間に皺の不機嫌顔。怒ったら般若顔。気が短く、口も悪いし、手も早い。だけどツンデレで男前なアラフォー同心、北見藤十郎(きたみとうじゅうろう)の、ちょっとした日常と事件(お仕事)、あやかし絡みのお話。
なんちゃって江戸もので、時代劇みたい
な感じのML(ボーイがいないのでww)。好きなものを詰め込んだ、自己満足の自給自足作品です。少しでも気に入っていただけたら、作者と握手だ!ちなみに主人公受予定ですが、お相手は固定で、先は長いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 19:48:34
7646文字
会話率:30%
遊び人(純情)×堅物男前。なんちゃって時代物風の上ファンタジー要素もアリなので、某歴史上の人物や某時代劇の人物とは一切関係ありません。
※不定期更新。
※ふんわり事件もの。
※主役CPがくっつくまでたぶん長い。
最終更新:2017-12-06 01:48:24
8921文字
会話率:43%
遊び人一途×堅物天然たらし。
何処かで耳にするような名前の人物が出ていますが一切関係ありません。そして、微妙な違いで和風ファンタジーな、なんちゃって時代物BL(ML)なので、時代考証とか全く考えてません。御了承下さいませ。
最終更新:2017-06-23 23:11:09
8463文字
会話率:43%
享保5年1月1日(1720年2月8日)丑の刻。信濃高遠城下花畑地籍の《絵島囲み屋敷》に賊が押し入り、館を警護する《花畑衆》の星野徹之助が惨殺された。星野家の後継のため、妹の小梢は男装して涼馬を名乗り、縁戚の家老・縫殿助の後押しで仕官する。
亡き兄と同じ《花畑衆》を拝命した涼馬は、役者・生島新五郎との不義密通容疑で永遠流となった元大奥御年寄・絵島に接する内に、理不尽な処罰に疑念を抱く。
一方、内藤家お抱え絵師で男色一辺倒の清麿は、美形の涼馬に恋心を抱く。涼馬も清麿に好意を寄せたが、恋が進展すれば、女である事実の露見は必定。追い詰められた涼馬は家老に相談のうえ、恋のほとぼりが冷めるまで、《絵島生島事件》の真相解明も兼ねて、江戸の内藤屋敷に滞留する仕儀となる。
ところが、涼馬を追って清麿も江戸に出て来てしまう。困った涼馬は縫殿助の養子で江戸家老の七三郎に相談。七三郎は清麿に、涼馬が実は女である事実を告げ、「男女の媾合が可能ならば結婚させる」と約束する。女を毛嫌いしていた清麿は、悶絶しつつも涼馬の女体に挑み、何とか男女の営みが成立する。
晴れて夫婦になった二人は、尾張徳川家の隠密《御土居下同心》の助けのもと、元大奥の御中臈、御仲居、御切手、御祐筆、出入りの商人、「正徳の治」で権勢を振るった新井白石や間部詮房、三宅島や御蔵島に流された生島新五郎、元御殿医の奥山交竹院らを訪ね歩き、《絵島生島事件》の真相を探る。
多彩な証言を組み合わせた二人は、絵島の旧主・月光院(六代将軍家宣の側室・七代家継の生母)が、己の乱倫を知悉する絵島を葬るために仕組んだ筋書きであり、さらに天英院(家宣正室・煕子)も一枚加わっていた事実に突き当たる。
月光院が放った刺客・如是坊を討ち、兄の仇討を果たした二人は高遠へ帰郷して絵島に報告。男女を入れ替えて星野家に入り、涼馬こと小梢が子を産む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 08:46:20
1118文字
会話率:28%
「この世の最高の頂点に立つ、『天』の力が欲しければ、あの空にかかる月を撃ち落とせ…!」
天界より地上に降り立った、かつては頂点を極めた3人の官僚と、1人の政治家。彼らは、戦い、競い合うために、『天帝』より遣わされた者たちであった。
「葵
学園大学」に所属しながら、ガールズバーで「総監督」である鷹代美名雪とともに働く少女・戸田さくら(※Jカップ)は、ある夜、突然、明治時代の内閣書記官長である井上猛に召喚される。
葵学園を舞台に、夜ごと繰り返される、美少女たちの決闘。彼女たちの体は「使い捨て」であり、負傷の治癒にかける時間がないため、「マスター」が彼女たちを銃殺し、必要な記憶のみインストールされた新たな体を与えられ、戦いは続く。
「テッペン獲るために!」少女たちは全力を尽くすが、実は、この戦いは、かつて幼い天皇を政治的抗争のため銃殺した政治家・官僚たちへの「呪いの罰ゲーム」であった。宇宙は「同心円」で構成されており、1つの「円環」=ループが燃え尽きると、彼らはまた新たな円環に飛ばされ、新たな少女たちと出会う。
…この美しく呪われた愛なき世界にこそ希望を、そして革命を。
残酷な「ゲーム」のトリックに気づいた少年少女たちが、立ち上がる。次期『天帝』候補・大島勇次と、井上に「決闘者を堕とし、決闘を混乱させよ」と命じられた、さくらである。彼らの考えたシナリオとスタンドプレーが、能力・経験値的にははるかに上の、マスタークラスの考え抜いた策略と知謀をもってすら予想もつかなかった、新たな世界を切り開いて行く。
勝つためには手段を選ばず、黒魔術を躊躇なく手にする女子高生。
かけがえのない大切な親友として、タッグを組みながら政府のために活躍した想い出を心に抱き続ける少女と、その記憶がリセットされてしまった少女の、悲しいすれ違い。
策略を巡らせたつもりが、自らの策に溺れ、さくらへの決して叶うことのない恋情に苦しむ官僚。
そして、ただ一途に、小動物のように井上になつき、愛し、彼が天皇を射殺したために受けた罰・「80億の剣の呪い」を、凄まじい苦痛に耐えて承継し、未熟さゆえ悪魔に魂を売った少女を命がけで救い、さらに、自らの体内にある「呪われた剣」さえも、清らかなものへと変えようと決意するさくら。
明治初期〜中期をモチーフにした、バトル・ファンタジー・ライトノベルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 23:00:00
266162文字
会話率:37%
廻り同心の深山は休日の午後、評判の菓子を求めに天神様へと散歩に出る。その先で出会った陰間と、通り雨に降られる話。夏×遠雷×FT企画に無謀にも参加。
最終更新:2015-06-29 19:20:03
7618文字
会話率:53%