大学を卒業し、今の会社に就職して上司の名前を知ったとき、双葉が最初に思い浮かべたのは、前の彼と同じ苗字だということだった。それほど珍しい苗字と思えなかったから、まさかふたりが親子だとは想像しなかったのだけれど。大学時代に知り合った(元)彼と
その父親の両方に想われ、彼女はどちらを選ぶ? //このカップリングのニーズが果たしてあるのだろうかという疑問はありますが、温かく見守っていただけると幸いです。婚姻届について書きたくて捻り出したお話。あまり甘くないです。というか苦くならないように頑張ったつもり…。
※全5話。作者の個人サイトにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-19 00:00:00
24126文字
会話率:23%
"蝶の羽を針で止めるように、
もう二度と離しはしないのだから――・・・・。"
飛鳥に監禁されてしまった夕鶴・・・。
しかし、時に夕鶴は気になることがある。
彼の、飛鳥の自分への愛が、執着が本物かどうかを――・・・・。
だから、時に夕鶴は飛鳥から逃げ出す振りをして彼を試す。
この物語は、監禁された女性と、彼女を監禁した男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-07 04:44:01
3866文字
会話率:20%
付き合い始めて3年目の冬、絵里奈は恋人である透弥に別れを告げた・・・。
理由は唯一つ・・・。透弥の狂気じみた彼女への愛情―――・・・。
執拗過ぎる拘束に、執拗過ぎる執着・・・。
それらが、絵里奈に恐怖心を抱かせたから・・・・。
一方、別れを
告げられた透弥はとんでもない行動にでる・・・・。
凝りもせず、またもや狂愛ものです。
前作「ダーク・ラブ-歪んだ愛の結末-」と同じ登場人物ですが、
本編とは全く関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-27 02:27:35
3419文字
会話率:37%
王の側室となって2年。好色の王からの寵愛は一時のことで、今は後宮の一室で忘れられた妃として過ごすセラフィナ。
いつかもう一度王に愛されることを夢見ているセラフィナに王は無情にも、国の生贄としてセラフィナを選んだ。
絶望の淵でセラフィナが連れ
てこられたのは魔界への扉。
そこから出てきたのは世にも美しく冷酷な魔王であった――(ダーク色が強い上に、かなりの残酷描写がございます。苦手な方はご遠慮ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-25 22:34:39
13055文字
会話率:17%
人間の子供は、両親からも愛されずに山深い森の奥に捨てられた。彼女を拾い匿ったのは有翼人の青年。背に鷹の翼を持つ彼は同胞たちの希望だった。彼は自分に約束されていた全てのものを捨てて彼女を求める。これは、人間の娘と翼ある男の物語。翻弄されるまま
に生きる彼女と、異種族である彼女を愛する禁忌を犯し、堕ちていく鷹翼の記憶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-19 11:59:41
156519文字
会話率:14%